ゆず の『栄光の架橋』100点取りました!
この曲は2004年開催のアテネオリンピックのテーマソングでもありました。
僕もオリンピックの曲と言えばこの『栄光の架橋』というイメージが強いですね!
東京オリンピックも近いということで、この曲を思い出して練習してきました。
100点取るまで練習して感じたこの曲の印象は、
・変化する音程幅が広い
・リズムは比較的ゆっくりでビブラートもかけやすい
・抑揚はつけやすい
という感じですね。
音程以外の採点項目は簡単なので、音程を取るのが得意な方は簡単に感じ、苦手な人は難しく感じるという難易度に個人差が出やすい曲かなと。
ということで今回は『栄光の架橋』の解説をしていきます!
少しでも参考になれば幸いです。
また、採点の基本的な解説は省いていくので、それを知りたい方はこちらをどうぞ
解説
始めに言っておきますが、あくまで点数をとるための解説です!
歌がうまくなるための解説ではありません。
ご了承ください!
※赤字はマイクを近づける箇所、青字はビブラートをかける箇所、緑字はロングトーンをかける箇所になっています。
マイクを近づける箇所とビブラートをかける箇所が重なっている場合は紫字にしております。
マイクを近づける箇所とロングトーンをかける箇所が重なっている場合は茶字にしております。
区切るところは文字と文字の間隔をあけています。
1番Aメロ
だれーにーも~ みせない~ なみだ~ぁが あぁた~
ひとしれぇず~ ながした~ なみだ~ぁが あぁた~
けぇして~ たいらな~ みちではーぁぁ なかぁた~
けーれーど~ たしかにぃぃ~
あゆんで~きたー みちだ~
Aメロはリズムも音程も取りやすく、この曲で一番簡単なところだと思います。
敢えていうなら「だれーにーもー」「みせない~」の赤字の部分など、いきなり音程が上がるところとその前の低音ですかね。
特によくあるパターンとしては高音に気を取られ過ぎて、その前の音がおざなりになるということがあります。
なので「だれーにーもー」はグッと高くなる「れー」の音よりもその前の「だ」の音に気を付けて歌うようにすると良くなります!
また、低音は大体の男性の方は大丈夫だと思いますが、女性の方や高音の苦手な方にはキツいと感じる人もいるでしょう。
その場合はキーをいくらか上げましょう!
女性の方ならキーを4つくらい上げると歌いやすくなるハズです。
試してみてください!
1番Bメロ
あのとき おもい えがいぃたー
ゆめの~ とちゅうでいまも~
なんども~ なーんどぉも~ あきらめー かけーた~
ゆめのとちゅうぅ~
ここの難所もAメロと似ていて、音がグッと上がるところとその前の低音ですね。
ただAメロは音が高くなった後、徐々に低くなってまた音がグッと上がるのに対して、Bメロの場合は音が高くなった後、すぐ低くなるのでガクッと下げる感覚も必要になります。
1行目でいうと「あのとき おもい えがいぃたー」の青字と赤字の部分です。
その他には3行目の「なんども~」や4行目の「ゆめの」などですね。
1番サビ
いくーつもぉの~ ひびを こえて~
たどーりついた~ いまがあぁる~
だかーらもぉぉ~ まよわずに すすめば いい
えいこうのー かけはしへとー
サビの難しいところはやっぱり高音ですね。
高音さえだせるなら難易度としてはBメロと大差ありません。
ただ、この曲の厄介なところは低音が結構あるのでキーを下げにくいということ。
なので、できるだけキーは変更せずに歌いたいところです。
なので高い音を出すためのポイントを月並みながら解説すると、
・喉を開く
・頭の先から声を出すイメージ
ですね。
歌うのに慣れていない方は高い音を出すときに喉を閉めがちです。
ただ、喉を閉めてしまうと高音が出ないばかりか、ビブラートも出しにくくなるし、喉も傷めがちです。
なので、高音を出すためじゃなくても基本的には喉を開くことは最優先で意識した方がいいです!
で、頭の先から声を出すというのは、声を前に出すのでは頭から声が抜けるというイメージ。
体感としては高音を出すときに背をピシっと正したり、背伸びをした方が出しやすい気がします。
歌手の人を見ても、高音を出すときに姿勢を正す人もまぁまぁいるのでこの感覚はあまり間違っていないんじゃないかなと!
高音に悩んでいる方は試してみてください!
2番Aメロ
くやーしくて~ ねむれなかぁた~
よるが~ぁぁ あぁた~
こわーくーて~ ふるえていた~
よるが~ぁー あぁた~
基本的には1番と同じですが、音数が増えてリズムが少し難しくなっています。
1行目だと「くやーしくて~ ねむれなかぁた~」の赤字の部分などですね。
その辺の違いに気つけましょう!
2番Bメロ
もうだめだとー すべてがー いやになぁてー
にげだそうとーしたー とぉきも~
おもいだせばー こうしてー たくさんのー ささえのぉー なかーで~
あるいてきたぁ~
ここも2番のAメロと同じような感じで1番との違いに気をつける必要があります。
その中でも変わっているのが2行目の「にげだそうとーしたー とぉきも~」のところですね。
ここは1番からかなり変わっていて、別物といってもいいほどなので、しっかりリズムと音程を覚えておきましょう!
2番サビ
かなーしみぃや~ くるしみのさきに~
それーぞれぇの~ ひかりがぁある~
さぁーゆこぉぉ~ ふりかえらず
はしりだせばぁいい きぼうに~ みちたそらへ~
ここも1番から若干変わっています。
3行目から4行目の「ふりかえらず はしりだせばぁいい」のリズムが速いので特に注意ですね!
3番Aメロ
だれーにーも~ みせない~ なみだ~ぁが あぁた~
ひとしれぇず~ ながした~ なみだ~ぁが あぁた~
1番Aメロの前半と全く一緒です。
ラストサビ
いくーつもぉの~ ひびを こえて~
たどーりついた~ いまがあぁる~
だかーらもぉぉ~ まよわずに
すすめばーいい えいこうのー かけはしへと~
おわらなーい そのたびへと~
きみの~ こころへ~ つづく~ かけはしへと~
1番のサビに後半2行がくっついています。
その中でも難しいのが最後の行の「きみの~ こころへ~ つづく~」のところですね。
「こころへ~」と「つづく~」の音程は最後の音以外は同じなのに対して、「きみの~」の音程は
き ⤴(1.5音)み ⤴(2.5音)の
と、2音目で高くなっています。
この途中で高くなるのを後半の2フレーズに持っていかないように気をつけて歌いましょう!
僕もよく「こころへ~」の「ろ」の音を高く歌ってしまってミスになりましたので!
まとめ
今回は『栄光の架橋』の解説をしました。
高音と低音の高低差の難しさで難易度3としましたが、音が出せるなら結構簡単な曲なので、2よりの3という感じですね。
そこそこの高音とビブラートの練習曲にはピッタリなので、是非練習してみて下さい!
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スコアラー御用達のマイク
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