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【難易度 ★★★☆☆】『HARUKAZE』を100点取ったので解説します!

 

SCANDAL の『HARUKAZE』100点取りました!



人気ガールズバンドSCANDALの12枚目のシングルで、アニメ『BLEACH』の主題歌にもなった曲です!

 

僕自身、リアルタイムでアニメを観ていた時に流れていた『少女S』でSCANDALの存在を知ったので、去年からスタートした千年血戦篇でも彼女たちの曲が使われると個人的にエモいなぁと思ったりします!

 

 

 

しかもこの『HARUKAZE』は旧アニメ版の最終クールで使われた曲で、内容も次に進むための別れについての歌ですから、そこもシンクロしてよりグッとくるという。

 

まあ歌詞に込められた思いは純粋に大切な人との関係についてだと思いますけどねw

 

そんな『HARUKAZE』の特徴は

 

音域は比較的狭く、女性が歌っている曲としては最高音もそこまで高くない

音程の変化幅も基本的に大きくなく、リズムの速さもほどほど

かなり音数が多く、歌う箇所が多い

2番の歌いだしだけ他の部分より圧倒的に難しい

 

の4つです。

 

 

音程に関しては広さも変化幅も楽な部類で、男性でも1オクターブ下げれば声に関してはあまり心配ないと思います。

 

ですが音数が多いので途中で疲れたり、良くも悪くも安定するので伸ばそうとするとそこそこ時間がかかるなど、高得点を目指すとなると厄介な点もあったりします。

 

あと2番の歌いだしだけやたら難しく、そこのせいで難易度が1つ上がっているぐらいの難所もあります。

 

それらを総合すると「平均的な難易度の曲」といったところだと思います!

 

まあ声が出しやすいのがなによりも大きいポイントなので、やや易しめというぐらいでしょうか。

 

ということで今回はそんなSCANDALの『HARUKAZE』について解説していきます!

少しでも参考になれば幸いです。

 

 

また、採点の基本的な解説は省いていくので、それを知りたい方はこちらをどうぞ

 

 

 

 

解説

初めに言っておきますが、あくまで点数をとるための解説です!

歌がうまくなるための解説ではありません。

ご了承ください!

 

赤字はマイクを近づける箇所、青字はビブラートをかける箇所、緑字ロングトーンをかける箇所になっています。

 

マイクを近づける箇所とビブラートをかける箇所が重なっている場合は紫字、マイクを近づける箇所とロングトーンをかける箇所が重なっている場合は茶字になっています。

 

 

1番Aメロ

 

とおくーへいっ てしまうまえに~ つたーえなーぁきゃと~ おもーいなーがら~

 

きょうもーすぎーてーゆくじかん~ わらーいあーぁてー すこし むねーいたーめて~

 

 

 

1番Aメロはかなりシンプルでほぼ同じメロディーが2回繰り返されます。

 

なので主な注意点は1行目も2行目も同じで、歌いだしの低音から次の音にかけて2.5音高くなるところです。

 

ここのポイントとしては1行目の「とお」を、後ろの音程に引っ張られないように「とー」と伸ばすことです。

 

バー自体は2つに分かれていますがそんなことで減点はされませんし、原曲でもそう歌っているので、どの面から見てもそう歌うのがオススメです!

 

そして2.5音というのはこの曲の中では大きく変化する方なので、ちゃんと高くする意識を持って歌いましょう!

 

 

 

1番Bメロ

 

はーるかぜーがふくーよぉるー はなーれたくーないなーあっ

 

てー そんーなことーをおもーおっ てー なんかよけいいえなくなっ

 

てー あしたねっ てーさよならしぃてー ひとりあるくーなみきーのーしたでぇ~

 

ふとーおもうめ~のあと

 

ぉー

 

 

 

Bメロはリズムが速いので結構忙しいです。

 

その代わり音程はあまり揺れず、平坦に歌っても割と合ったりします

他の曲でいうラップ部分に近いところがありますね。

 

なので逆に言うと音程の変化が大きいところがBメロの難所で、例えば1行目の「はなー」や2行目の「そんー」などの、低く入った後にグッと高くなる音程です。

 

ここは歌いだしの音だけ特別低くなっているので、1番の注意点と違って「2音目で高くする」というよりは「1音目だけ低くする」という意識で歌えばやりやすいと思います!

 

また、3行目の「あした」と「ひとり」の1音目はそれよりも1音高い音なので微妙に歌い分けることもポイントです!

 

それ以外では1行目の「よぉるー」や3行目の「しぃてー」と「したでぇ~」など、ねっとり歌って音程を変えるところにも注意してください。

 

よーるー」「しーてー」「したで~」と伸ばさないようにしましょう!

 

 

 

1番サビ

 

まいおちるはーなー びーらーひぃらーひー

 

らー こーこーろぉのすきーまー すーりーぬーけぇ

 

てくすーなーおーにーなんんなきゃ どーんなー いーたーみぃがーまー

 

たー ぼーくーのぉこーこーろー おーそーぉ てぇ

 

も とーざーさーれーたどーぉあのー むこーうがーわを~ みにーいくーからー

 

 

 

サビは似たメロディーが続いていき、リズムもそんなに速くないのでそこそこ歌いやすい箇所になっています。

 

ただ、歌いだしの「まいおちる」は例外で、リズムが速い上にほぼ毎音音程が変わっていくので普通に難しいです。

 

・最初の「ま」から「い」は音程が変わらない

・その「い」から「お」は他よりも音程の変化幅が大きい

 

この2つの特徴だけでも意識すればかなり合わせやすくなると思うので頑張ってみてください!

 

また、それ以外にも細かいポイントが2つあって、1つは1行目の「びーらーひぃら」の「ひぃ」や2行目の「こーこーろぉ」の「ろぉ」などの一瞬高くなって、またすぐに元の音程に戻るところ。

 

ここは高くなる音程を合わせるのが難しいので要練習です!

 

そしてもうひとつは3行目の「なんんなきゃ」の「んん」です。

 

ここは音程を変えることに気づかず「んー」と伸ばしがちで、しかも「んん」はそもそも発音しにくいので意外とミスるポイントになっています。

 

ただ初見殺しみたいなものなので、上の音程バーを確認して少しイメージトレーニングすれば問題なくなると思います!

 

 

 

2番Aメロ

 

まるでーせいはーんん たいーのーふーたりー

 

でもなんでだぁろ~ いっ しょにーいるぅと いつーのまにかー

 

にてるーとこーもーふえたーね なんてーほんーんと

 

は すこし まねーしあっ てーた~

 

 

 

問題の2番Aメロです。

といっても問題の大部分は1行目ですが。

 

この1行目は最初の「ま」から「る」にかけて音程が高くなるところこそBメロと似ていますが、その後の「い」から「はー」で2.5音も低くなるところ、そしてそこから「んん」で音程がまた上がっていくところなど、他と音程の変わり方がまるで違っています

 

ここは音程の変化幅が大きく、しかも徐々に変化するようなところもあまりないので連続した音程を合わせるというよりは、いくつかの単音を瞬時に合わせるというような感覚で歌う方がしっくりくると思います。

 

なので最も難しく最もシンプルな「音程を覚えてしっかり合わせる」ことが最大のポイントです。

 

「それが難しいんだけど・・・」という声が聞こえてくるようですが、それしか言えないので頑張ってください!要練習です!

 

 

 

2番Bメロ

 

きーみがなーいてたーよぉるー ぼくーはなみーだをふーい たー

 

かんたんにーうなずきあっ てー にげーるみらいにきがーつい

 

てー かわらないきみをみつーめぇてー おもいではおいていこうとーきめたぁ~

 

ごめん もうさに~ いくよ

 

ぉー

 

 

 

ここは基本的に1番と同じように歌えば大丈夫ですが、4行目の「き」の音が少し高くなっていて歌い方を変えないといけないことだけ注意してください!

 

 

 

2番サビ

 

まいおちるはーなー びーらーゆぅらーゆー

 

らー ゆーれーるぅこーこーろー つーなーいーでぇ

 

てーわーすーれーなーいよーうに はーるー かーぜーにぃゆーめーとー ねーがーいぃをーのーせー あーるーきーだぁ

 

すーねぇ かーおーをあーぁげて~ またーとなーりで~ わらえるよーうにー

 

 

 

1番と同じように歌えば大丈夫です!

 

 

 

Cメロ

 

だーれーもー つーよーくーなんてーなーいんだーよー

 

ひとーりーじゃふあんだよー ぼくだっ てーそ~ うー

 

 

 

Cメロは音程の変化幅が小さいので音程面での難易度は高くありません

 

ただ、1行目の「なーいんだーよー」から2行目の「ひとーりーじゃふあんだよー」までのリズムが不規則かつ、曲中1度しかないメロディーということもあって、リズム面での難易度が他よりも高くなっています

 

しっかり原曲を聴き込んで合わせられるようにしておきましょう!

 

 

 

ラストサビ

 

まいおちるはーなー びーらーひぃらーひーらー

 

こーこーろぉのすきーまー すーりーぬーけぇ

 

てくすーなーおーにーなんんなきゃ どーんなー いーたーみぃ

 

がーまーたー ぼーくーのぉこーこーろー おーそーぉ てぇ

 

も わーすーれーなーいよーうに はーるー かーぜーにぃゆーめーとー

 

ねーがーいぃをーのーせー あーるーきーだぁ

 

す しーんーじーたーみらーぁいが~ ここーからーまた~ はじーまるーよにー

 

 

 

ラストサビですが、歌う量が増えていることと最後の行の「しーんー」の音程が高くなっている以外はこれまでと同じです!

 

 

 

まとめ

 

今回はSCANDALの『HARUKAZE』の解説をしました。

 

全体的に歌いやすいところが多いにも関わらず意外と点数は伸びない曲

個人的に歌いながらそんな印象を感じました。

 

その理由は明らかな難所である2番Bメロの裏に隠れた気づきにくいミスポイントがあるからなのだと、この記事を書いている途中で理解できました。

 

ただそういったところは知っているかどうかがほとんどなので、上の音程バーを確認して修正していってみてください!

 

徐々にかもしれませんが絶対に良くなっていくハズです!

 

 

 

 

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