【こんな時代だからこそ!】自分で決める人は幸せになるという話
今、あなたは幸せですか?
幸せだと言う人は、比較的自分で物事を決めてきた人ではないでしょうか?
逆に幸せではないという人は、結構他人に選択を任してしまっているのではないでしょうか?
その傾向は現代においてさらに加速していると言えると思います。
今回は
なぜそうなるのか?
というのをある思考実験の話から説明しようと思います。
これを読んでいるあなたのヒントになれば幸いです。
目次
1.ビュリダンのロバ
2.今の時代は他の選択肢が見えすぎる
3.人は納得感に幸せを感じる
4.まとめ
1.ビュリダンのロバ
1匹のロバが道の上にいます。
ロバの前方で、道は2つに分かれており、それぞれの道には同じ量の干し草が置かれています。
干し草までの距離も同じで、ロバから見ると2つの干し草の束は全く同じものに見えます。
ロバはお腹が空いており、干し草を食べようとしましたが、どちらの干し草を食べようか悩んでしまいました。
少しでも違いがあれば、より良いほうを選ぶのですが、全く同じであるため選ぶことができません。
結局、ロバはどちらか一方に決めることができず、その場で餓死してしまいました。
なぜ、ロバは餓死してしまったのでしょうか?
2.今の時代は他の選択肢が見えすぎる
この思考実験は、フランスの哲学者であるジャン・ビュリダンが用いた思考実験です。
理論ばかりでは決められないこともあるので、自由意志が必要であるという考え方です。
ロバは、全く同じ距離に、全く同じ質の、全く同じ量の2つの干し草を見つけ、どちらも選ぶことができずに餓死しました。
このような迷いは、メリットとデメリットが釣り合う選択肢がいくつかある時に生じます。
現実は、この例のように二者択一の選択をするわけではありません。
もっと多くの選択肢を、もっと多くの要素から判断していきます。
そのような場合、悩みはより深くなってしまいがちです。
現代はネットが普及したこと等から、様々な選択肢が“見えすぎている”と言ってもいいでしょう。
それは、あなたの可能性を広げていると共に悩みの種にもなっています。
選択肢があり過ぎるが故に、いつまでも決められないということもあるのではないでしょうか?
しかし、人は物語のロバと決定的に違う事があります。
それは、論理的に決められなくても自由に決めるという能力があることです。
3.人は納得感に幸せを感じる
論理的に同程度のメリットやデメリットがあるなら、どれを選んでも変わらないと思うでしょうか?
それは違います。
想像してみて下さい。
例えば、あなたに夢があったとして、それを周りの人に反対されたとします。
夢を追いかけることは成功するかもしれないというメリットがあり、失敗するかもしれないというデメリットがあります。
夢を追わないという選択は、安定しやすいというメリットがあり、大きな成功は得られにくいというデメリットがあります。
どちらにもメリットとデメリットがあります。
自分の目指したい方へ進むか、周りが勧めた道へ進むか、あなたはどちらを選ぶでしょうか?
恐らく夢を追う方を選ぶのではないでしょうか。
それは他人が決めた事ではなく、自分が決めた道を進みたいと思うからです。
人は「これでよかった。」という納得感に幸せを感じます。
そしてそれは、自分で選択することにより得やすいものです。
選択の納得感がなければ、後々後悔が残ることがあります。
それなのにしばしば僕たちは選択を他人任せにしてしまいます。
それは選択することにエネルギーを必要とするからです。
しかし、それでは納得感を得にくくなってしまうのです。
もちろん、他人の意見を聞くなというわけではありません。
最後の決断は自分で下すべきということです。
それが結果的に、後悔の少ない幸せな人生にするのです。
4.まとめ
今回は、自分で決めることの大切さについて書いていきました。
未来はどうなるかわかりません。
だからこそ、どんな未来になったとしても後悔しないような人生を送っていきたいですね!
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