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【難易度 ★★★★★★】『青と夏』を100点取ったので解説します!

 

Mrs. GREEN APPLE の『青と夏』100点取りました!

 

 

今や夏の定番ソングとなったMrs.GREEN APPLE の代表曲です!

 

また、この曲は映画『青夏 きみに恋した30日』のために書き下ろされたもので曲名もそのままですね。

 

 

 

1番サビの入りを筆頭に全体的に走り気味な曲調と高音を軸にした爽やかなメロディーが「これぞ青春!これぞ夏曲!」というある種の"らしさ"満載の曲となっています!

 

そんな『青と夏』の特徴は

 

ミセスなので言わずもがな声域がかなり広い&最高音も高い&その高音がバンバン出てくる

ロングトーンをかけられる長いバーがない

メロディーのパターンも多く、完全に同じところはほぼない

メロディーとメロディーの間奏が短く、休憩がほぼ出来ない

 

の4つで難しい要素しかない曲です。

まあ『青と夏』に限らずミセスの曲は大体そうなんですけども。

 

単純に曲としての難易度が高い上に2つ目の長いバーがないというのが特に厄介で、詳しくは後で述べますが採点特有のテクニックである「一時停止ロング」を使わなければ恐らく100点は取れないと思われます。

 

音域だけなら『soranji』などミセスの他の曲の方が広いものもありますが、休憩の少なさやロングトーンを最低1つは入れなければならないという採点の仕様との相性の悪さも考えると難易度はそれらの曲と同じかそれ以上かもしれません。

 

全国平均が80点を下回っているのも納得ですね!

 

今回はそんな『青と夏』の解説をしていきます!

少しでも参考になれば幸いです。

 

 

また、採点の基本的な解説は省いていくので、それを知りたい方はこちらをどうぞ

 

 

 

 

解説

 

初めに言っておきますが、あくまで点数をとるための解説です!

歌がうまくなるための解説ではありません。

ご了承ください!

 

赤字はマイクを近づける箇所、青字はビブラートをかける箇所、緑字ロングトーンをかける箇所になっています。

 

マイクを近づける箇所とビブラートをかける箇所が重なっている場合は紫字、マイクを近づける箇所とロングトーンをかける箇所が重なっている場合は茶字になっています。

 

 

1番Aメロ

 

すずしいかぜふく あおぞらのにおい

 

きょうはだらぁとすごしてみようか

 

ふうりんがちりん ひまわりのきいろ

 

わたしにはかーんけいなぁいとー

 

おーもーていたんだー

 

 

 

Aメロはこの曲で唯一高音を使わない箇所なので比較的歌いやすいです。

 

ただ難しいところが一切ないわけじゃなく、2行目の「だらぁとすごしてみようか」の音程の取りづらさが意外と厄介です。

 

ここは2つのポイントがあって、ひとつは「ぁ」から「と」にかけて3.5音も低くなるのでしっかり音程を下げるイメージで歌うことです。

 

そしてもうひとつは「すごして」の音程変わり方で、ここは「す」から「ご」にかけて2.5音、「ご」から「し」にかけて半音、「し」から「て」にかけて2音変化して毎音変わる幅が違います。

 

なので流れで歌うんじゃなくて1つ1つの単音を丁寧に合わせるような感覚で歌うといいと思います!

 

で、4行目最後の「とー」が上で触れた「一時停止ロング」をかけるところです。

 

というわけで「一時停止ロング」の説明をすると、ここはこの曲の中では比較的長いバーですがそれでも普通に歌ったらロングトーンがかからないぐらいの長さです。

 

ですが「とー」と歌っている最中にデンモクで一時停止を押して曲を止め、そして止まっている時にも声を伸ばし続けるとなんとこの長さのバーでもロングトーンがかかるのです!

 

その後はもう一度一時停止を押して曲を再開し最後まで歌いきればOKというわけです。

 

この「一時停止ロング」はこの曲のようにロングトーンが一切かけられない曲で有効で、これを使わなければ100点を取るのは不可能だと思います!

 

まあかなり面倒くさい歌い方なのでロングトーンは別に捨てていいやという方は無理にしなくてもいいと思いますw

 

ただ100点を狙うならこういうのもあるよという説明でした!

 

 

 

1番サビ

 

なつがはじまったあいずがしたー

 

きずつきつかーれるけどもいぃんだ

 

つぎのこいの ゆくえぇはどこ

 

だ えーいがじゃない しゅやくはだれだ

 

えーいがじゃない ぼくらのばんだー

 

 

 

問題のサビですね!

 

まず最初にこのサビを歌う際の前提としてオクターブ下で歌うかどうかを決めましょう

 

最初原曲キーで挑戦したはいいものの「あ、無理だ」ってなって急遽1オクターブ下げて歌うことありませんか?

 

そういった挑戦は全く悪くありませんしオクターブ下で歌うことも悪くないですが、点数を狙うとなればそのグダリがかなりもったいないです。

 

なのであらかじめどっちで歌うかを決めておきましょう!

 

また、曲の雰囲気はかなり変わりますがサビだけオクターブ下で歌うというのもひとつの手です。

 

どうしても高音が出せないという方は試してみてください!

 

そしてこれからはサビの解説をしていきますが、音程が問題なく出せるなら一度の変化幅は大きくないので実はそんなに大変ではありません。

 

ただ言わずもがな3行目の「ゆくえ」と4、5行目の「えーいが」ら辺は流石に例外なので気をつけるとして、それ以外では4行目の「しゅやくはだれだ」の音程が取りづらいことだけは注意が必要です。

 

ここは高くなった後暫く同じ音が続いて最後にまた高くなるという変な音程の変わり方をするので、あらかじめ音程バーを確認してどう歌うのかをイメージしておくといいでしょう!

 

また、続く5行目の「ぼくらのばんだー」は打って変わって音程の変わり方が普通なので気をつける必要はありません!

 

 

 

2番Aメロ

 

やさしいかぜふく ゆうやけのまたね

 

わかぁているけどいつかおーわる

 

ふうりんがちりん すいかのたねとばし

 

わたしにもかーんけいあるかーもね

 

 

 

4行目の最後が2行目の最後と同じ音程に変わっていること以外は1番と同じように歌えば大丈夫です!

 

 

 

2番Bメロ

 

とーもだーちのうそも ころがーされるあい

 

も なにーからしんんじていいんでしょうね

 

おとなーになってもきっと たからーものはあせないよ

 

だいーじょうぶだーからいまーはさ

 

あおーにとーびこんでいよ~

 

 

 

ミセスの曲でちょくちょく見る2番の途中で急にくる新しいメロディーですね。

 

ここはサビほどではないもののグッと高くなるところが沢山あり、さらに同じ音が続くところも多いのでカクカクした階段のような音程が特徴です。

 

このような音程は後ろの高音だけ気をつけがちですが、実はその前の低音の方が雑に歌ってミスが多かったりするので注意してください!

 

また、それ以外のところで言うと2行目の「しんん」と「いいん」の音程が3音に分かれて変化するので気持ちねっとり歌う意識でいるといいと思います!

 

 

 

2番サビ

 

なつがはじまったこいにおちたー

 

もうまちつかーれたんだけど

 

どうですか ほんきになればなるほぉどつらい

 

へーいわじゃない わたしのこいだ~

 

わたしのこいーだ~

 

 

 

2番のサビは1番から変わっていることがふたつあって、ひとつはサビに入るタイミングがワンテンポ遅くなっています

 

まあこれは1番が早いので普通になった感じですね。

 

そしてふたつ目は最後の2回繰り返される「わたしのこいだ〜」の部分ですね。

 

ここは音程が変わっているのもそうですが、最後の「だ〜」のバーが少し長くなっている上にその後に若干の間奏があるのでビブラートをかけておきましょう。

 

「一時停止ロング」が必要なくらい長いバーがないということは当然ビブラートもかけにくいので、こういった微妙な長さバーでも強引にビブラートをかけてそもそも評価される部分を作っておくのは大切です!

 

それでもビブラート評価が伸びないという方は「間奏ビブラート」というテクニックを使うのも手です。

 

「ん?また知らん用語でてきた」

 

という方も多いと思うので説明すると、これは間奏があける数小節前からビブラートがかかる(音程バーが表示されたタイミング)ことを利用して、まだ歌うところじゃないのに無理矢理ビブラートを作り出すという裏技的な方法です。

 

どうしても高得点を狙いたいという方は試してみてください!

 

 

 

Cメロ

 

さーみしいなやっぱさーみしーいな

 

いつーかわーすれられーてしまうんだろな

 

そーれでもねつなーがりーもとーめるー

 

ひとーのすーばらーしさーをしーんじーてる

 

うんめいがーつきうごかされてゆく

 

あかいいとがおとぉを た てぇる

 

しゅやくはあなただ

 

 

 

Cメロは音程の変化幅が小さく、リズムも比較的ゆっくりなのでこの曲の中では結構歌いやすいところです。

 

唯一の難点は低音と高音がバランスよく出てくるのでキーを大きく変えたりオクターブを下げたりして楽に歌いやすくしづらいことです。

 

なので広い音域を小細工なしで歌い切ることがほぼ必須になります。

 

とはいえ最高音はサビに比べると全然マシなのが救いで、決して無理な高さではないので頑張りましょう!

 

よく言われていることですが、高音は前に出すよりも頭のてっぺん辺りから声を出す感覚で歌うと出やすい気がします。

試してみてください!

 

 

 

ラストサビ

 

なつがはじまったきみはどうだ

 

すなおになれるゆうきはあぁるか

 

このこいの ゆくえぇはどこだ

 

えーいがじゃない いとしいひびだ

 

こいがはじまったあいずがしたー

 

きょうをまちわーびたなんていいひだ

 

まだまだおわれないこのなつは

 

えーいがじゃない きみらのばーんだ

 

えーいがじゃない ぼくらのあおだ

 

えーいがじゃない ぼくらのなぁつだ~

 

 

 

サビは歌い方が変わっているところもいくつかありますが基本的には大体同じです。

 

それよりも大変なのが単純に歌う量が多くなっていることで、最高音などは変わってないにも関わらずサビの最後まで歌い切るのがかなり辛くなっています

 

なので1番サビで書いた「あらかじめ歌うオクターブを決める」のは、このラストサビを基準にして考えるといいでしょう。

 

そしてラストサビ特有の難しさを挙げるなら、ひとつは7行目の「まだまだおわれない」の歌い出しの「ま」の音程ですね。

 

ここは他のところよりも低い音から入るので同じ歌い方をしないようにしてください。

 

そしてもうひとつは後半3行の「えーいがじゃない」の後の音程が全部違うことですかね。

 

特に最後から2行目の「ぼくらのあおだ」はこれまでと全然違うジグザグした音程なので原曲を聴き込んで覚えておきましょう!

 

 

 

まとめ

 

今回はミセスの『青と夏』の解説をしました。

 

普通に歌うのが難しい上に採点的な辛さも相まってかなり点数が伸びにくい曲なのは間違いありません。

 

ある程度の基礎力は確実に必要で、この曲を頑張りたいからといって最後まで歌いきれないのに粘着するのはオススメしません。

 

他の曲で練習してからこの曲に帰ってくるのがいいかと思います!

 

少しでも高い点数が取れるように今回挙げたポイントを意識して頑張ってみてください!

 

 

 

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