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【難易度 ★★★☆☆】『魔法の料理 ~君から君へ~』を100点取ったので解説します!

 

BUMP OF CHICKEN の『魔法の料理 ~君から君へ~』100点取りました!

 

 

NHKの『みんなのうた』でも放送された、少年時代の自分に贈る応援歌です!

 

 

 

バンプには数え切れないほどの名曲がありますが、個人的にトップクラスに好きな曲ですね!

 

聴いててもそうですし歌ってても思わず涙ぐんで歌えなくなることがあります。

 

そういう意味では良すぎることがこの曲を難しくしている一つのポイントかもしれませんw

 

そんな神曲『魔法の料理 ~君から君へ~』の特徴は

 

音域はやや広く音程もかなり揺れるが、一度の変化幅は小さい

ねっとり歌って音程を変える箇所が多い

高音はそんなにキツくないが低音はかなり深い

リズムは比較的ゆっくり

 

の4つで、音程の揺れ自体は激しいけどリズムがゆっくりなのでそこそこ歌いやすい曲となっています。

 

ただ、低音はかなり深いので女性の方や男性でも低音が苦手な方は苦労すると思います。

 

今回はそんな『魔法の料理 ~君から君へ~』の解説をしていきます!

少しでも参考になれば幸いです。

 

 

また、採点の基本的な解説は省いていくので、それを知りたい方はこちらをどうぞ

 

 

 

 

解説

初めに言っておきますが、あくまで点数をとるための解説です!

歌がうまくなるための解説ではありません。

ご了承ください!

 

赤字はマイクを近づける箇所、青字はビブラートをかける箇所、緑字ロングトーンをかける箇所になっています。

 

マイクを近づける箇所とビブラートをかける箇所が重なっている場合は紫字、マイクを近づける箇所とロングトーンをかける箇所が重なっている場合は茶字になっています。

 

 

1番Aメロ

 

しかーられたあとーにあるばんごぉはんのふしぎ

 

あれは まほーだろうか めのまえがにーじぃむ

 

せいぎのーろぼぉとのけんで ひぃかーいたぴあの

 

みごとー にきー ずだらけこんなーはずーじゃなかった

 

 

 

この曲最大のポイントである低音が最初のAメロからバンバン出てくるのでまずキー設定の話をします。

 

元々の最高音が低いので女性の方ならキーを4つほど上げても大丈夫だと思います!

 

男性の方はそこまで上げるのはキツいと思うので原曲キー〜2上げぐらいの範囲が丁度いいと思います。

 

当然どちらも個人差があるのであくまで目安程度に考えて実際に歌いながら調整してみてください!

 

そして自分の歌いやすいキーに設定できたら次はAメロのポイントに入りますが、まずひとつめは1行目の「ばんごぉはん」の音程です。

 

ここは最初に思いっきり低く入ることと、その後が「ごー」ではなく「ごぉ」とねっとり歌って音程を変える必要があるので気をつけてください。

 

そしてふたつめは2行目の「ろぼぉと」と「ひぃかーい」のところで、これも先程と同じでねっとり歌って音程を変えるのを意識して歌いましょう。

 

このようなところがこの曲には沢山あるので一通り音程バーを確認しておくのがオススメです!

 

 

 

1番Bメロ

 

おーおきくなるんだー つたーえたいからー

 

じょう~ずにはなーして しってー ほしいからー

 

なんてー いえばいい なにもーわかーらない

 

 

 

Bメロは曲中で最も低音への変化幅が大きいところで、例えば1行目の「なるんだー」や2行目の「はなーして」のところはもちろん、3行目の「なんてー」から少し間をおいての「いえば」のところなんかもそれに該当します。

 

最初に「この曲は音程の変化幅が小さい」と書いたように、基本的に音程の揺れさえ気をつければなんとなく流れで歌っても大幅に音程がズレることは少ないです。

 

が、ここはしっかり音程を変える意識をもって歌いましょう!

 

また、これは反対に低い音からグッと高くなる音にも言えるのですが、こういう変化幅が大きい音は「大きく変わる瞬間のタイミング」をしっかり覚えて、さらにその音程を合わせることができればその後も格段に合わせやすくなります。

 

例えば1行目の「なるんだー」のところだと「」のタイミングで変わることを覚えて、音程もちゃんと合わせられればその後の「んだー」も大体合っていきます。

 

なのでそんなに難しく考える必要はなく、一瞬のタイミングと音程だけ覚えればその周辺の音程は一気に改善されていくと思います!

頑張ってみてください!

 

 

 

1番サビ

 

きみのねがーいはちゃんとかなーぁうよ

 

たのしみに しておーくといいー

 

これからであーうた からもーの

 

はたからものの ままで ふるびていくー

 

 

 

サビは音程的にもリズム的にも最も歌いやすいところなのであまり気をつけるところはありません

 

強いて言えば1行目の「かなーぁう」のところがAメロでも挙げたねっとり歌って音程を変える必要があるぐらいですかね!

 

こちらは「なー」と伸ばした後にもう一度母音を重ねる歌い方をするので、より難しいかもしれません。

 

 

 

2番Aメロ

 

たしかーあかだったはずださんりんしゃどこまーでだっていけた

 

ひげじーがくれーたくまは よくみたーらいぬだった

 

ぷらすちっくのなんとかけんで きずつーけたぴあの

 

もよーのつもーりだったーすきにーなろーうとーした

 

 

 

1番と比べると2行目までは結構変わっていて、特に歌う音数がかなり増えています。

 

とはいえ特徴は変わらず単純に難易度アップした感じなので丁寧にひとつずつ練習していきましょう!

 

 

 

2番Bメロ

 

お~おきくなるんだー なかーまがほしいー

 

か~りあうためにー ほんきをー だせるよなー

 

きちがー できるまでー かえらーないーぃよなー

 

 

 

1番と同じように歌えば大丈夫です!

 

 

 

2番サビ

 

きたいいじょーうのもーのにであぁうよ

 

でもかくぅご しておーくといいー

 

いえないから つぅれーてきたおもい

 

はそだたなぁい ままで しまっ てある~

 

さらに ふえてもいくー

 

 

 

基本的には1番と同じですが、2行目の「かくぅご」や3行目「つぅれー」など地味に歌い方が変わっているところがいくつかあるのでそこだけ気をつけてください!

 

 

 

3番Aメロ

 

こわかったぱぱがほんーとは やさー しかったこと

 

おもしろい ままーがじつは なくときーもあること

 

おばあちゃんがきみのかおを わすれたーりすること

 

ひげじい あれはいぬだって つたえよーがないこと

 

 

 

4行目の歌い方が少し違いますが基本的には2番Aメロと同じような感じで歌えば大丈夫です。

 

ていうか採点には関係ないですけどここの歌詞ヤバくないですか?

藤原基央節全開な歌詞に痺れて僕はこの辺で涙腺が崩壊していきますw

 

 

 

3番Bメロ

 

いつか~ぜんぶわかる ずっとーさきのことー

 

うたがーいたいのもわかる きみだ からわかる

 

めそめそ すんなぁて

 

 

 

3行目の音程が若干変わっていますが基本的にはこれまでのBメロと同じです。

 

 

 

ラストサビ

 

きみのねがーぁいはちゃんとかなーぁうよ

 

こわくてぇも よくみーてほしー

 

これからなくーぅすた からもーのが

 

くれたものーがいまー たからものきみのねがーぁいはちゃんとかなーぁうよ

 

おとなになっ たきみーがゆうー

 

いえないから つぅれーてきたおもい

 

はそだてなぁい ままで うたにする~

 

 

 

ラストサビも歌う量が2倍になっていること以外はこれまでと同じように歌えば大丈夫です。

 

ただ、4行目の「たからもの」から「きみの」の後半部分に入る瞬間の隙間がなくて忙しいのでそこだけ気をつけてください!

 

 

 

Aメロ

 

しかーられたあとーにあるばんごぉはんのふしぎ

 

そのなぞはぼくよりおおきい きみがーとくのー かな~

 

こんーなふうー に~ きみにーとくのー かな~

 

 

 

最後に最初のAメロに似たメロディーで締めます。

 

音数が増えていますが音程の変わり方は最初のAメロとほぼ同じように歌えばOKで、最後の行もそれほど難しくないのでサビの音程との落差に合わせることさえできれば問題はないと思います!

 

また、これは余談になりますがこの曲は大人になった自分が子供の頃の自分に語りかけている曲と最初に書きました。

 

実際に「こんな風に君に説くのかな」という歌詞からも、このラストは大人の自分→子供の自分に語りかけているパートになります。

 

ですがその前に「その謎は僕より大きい君が解くのかな」という歌詞があるので、実は大人になった自分→さらに未来の自分に向けたメッセージも同時に語りかけている曲なのです。

 

これに気づいた時鳥肌がたちましたw

 

 

 

まとめ

 

今回はバンプの『魔法の料理 ~君から君へ~』の解説をしました。

 

低音と音程の揺れの激しさがこの曲の難しいポイントで、曲のテンポの遅さも相まっていかにここらへんの音を丁寧に合わせられるかがカギとなります。

 

今回挙げた注意点を意識して高得点を目指してみてください!

 

 

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【難易度 ★★★★★★】『青と夏』を100点取ったので解説します!

 

Mrs. GREEN APPLE の『青と夏』100点取りました!

 

 

今や夏の定番ソングとなったMrs.GREEN APPLE の代表曲です!

 

また、この曲は映画『青夏 きみに恋した30日』のために書き下ろされたもので曲名もそのままですね。

 

 

 

1番サビの入りを筆頭に全体的に走り気味な曲調と高音を軸にした爽やかなメロディーが「これぞ青春!これぞ夏曲!」というある種の"らしさ"満載の曲となっています!

 

そんな『青と夏』の特徴は

 

ミセスなので言わずもがな声域がかなり広い&最高音も高い&その高音がバンバン出てくる

ロングトーンをかけられる長いバーがない

メロディーのパターンも多く、完全に同じところはほぼない

メロディーとメロディーの間奏が短く、休憩がほぼ出来ない

 

の4つで難しい要素しかない曲です。

まあ『青と夏』に限らずミセスの曲は大体そうなんですけども。

 

単純に曲としての難易度が高い上に2つ目の長いバーがないというのが特に厄介で、詳しくは後で述べますが採点特有のテクニックである「一時停止ロング」を使わなければ恐らく100点は取れないと思われます。

 

音域だけなら『soranji』などミセスの他の曲の方が広いものもありますが、休憩の少なさやロングトーンを最低1つは入れなければならないという採点の仕様との相性の悪さも考えると難易度はそれらの曲と同じかそれ以上かもしれません。

 

全国平均が80点を下回っているのも納得ですね!

 

今回はそんな『青と夏』の解説をしていきます!

少しでも参考になれば幸いです。

 

 

また、採点の基本的な解説は省いていくので、それを知りたい方はこちらをどうぞ

 

 

 

 

解説

 

初めに言っておきますが、あくまで点数をとるための解説です!

歌がうまくなるための解説ではありません。

ご了承ください!

 

赤字はマイクを近づける箇所、青字はビブラートをかける箇所、緑字ロングトーンをかける箇所になっています。

 

マイクを近づける箇所とビブラートをかける箇所が重なっている場合は紫字、マイクを近づける箇所とロングトーンをかける箇所が重なっている場合は茶字になっています。

 

 

1番Aメロ

 

すずしいかぜふく あおぞらのにおい

 

きょうはだらぁとすごしてみようか

 

ふうりんがちりん ひまわりのきいろ

 

わたしにはかーんけいなぁいとー

 

おーもーていたんだー

 

 

 

Aメロはこの曲で唯一高音を使わない箇所なので比較的歌いやすいです。

 

ただ難しいところが一切ないわけじゃなく、2行目の「だらぁとすごしてみようか」の音程の取りづらさが意外と厄介です。

 

ここは2つのポイントがあって、ひとつは「ぁ」から「と」にかけて3.5音も低くなるのでしっかり音程を下げるイメージで歌うことです。

 

そしてもうひとつは「すごして」の音程変わり方で、ここは「す」から「ご」にかけて2.5音、「ご」から「し」にかけて半音、「し」から「て」にかけて2音変化して毎音変わる幅が違います。

 

なので流れで歌うんじゃなくて1つ1つの単音を丁寧に合わせるような感覚で歌うといいと思います!

 

で、4行目最後の「とー」が上で触れた「一時停止ロング」をかけるところです。

 

というわけで「一時停止ロング」の説明をすると、ここはこの曲の中では比較的長いバーですがそれでも普通に歌ったらロングトーンがかからないぐらいの長さです。

 

ですが「とー」と歌っている最中にデンモクで一時停止を押して曲を止め、そして止まっている時にも声を伸ばし続けるとなんとこの長さのバーでもロングトーンがかかるのです!

 

その後はもう一度一時停止を押して曲を再開し最後まで歌いきればOKというわけです。

 

この「一時停止ロング」はこの曲のようにロングトーンが一切かけられない曲で有効で、これを使わなければ100点を取るのは不可能だと思います!

 

まあかなり面倒くさい歌い方なのでロングトーンは別に捨てていいやという方は無理にしなくてもいいと思いますw

 

ただ100点を狙うならこういうのもあるよという説明でした!

 

 

 

1番サビ

 

なつがはじまったあいずがしたー

 

きずつきつかーれるけどもいぃんだ

 

つぎのこいの ゆくえぇはどこ

 

だ えーいがじゃない しゅやくはだれだ

 

えーいがじゃない ぼくらのばんだー

 

 

 

問題のサビですね!

 

まず最初にこのサビを歌う際の前提としてオクターブ下で歌うかどうかを決めましょう

 

最初原曲キーで挑戦したはいいものの「あ、無理だ」ってなって急遽1オクターブ下げて歌うことありませんか?

 

そういった挑戦は全く悪くありませんしオクターブ下で歌うことも悪くないですが、点数を狙うとなればそのグダリがかなりもったいないです。

 

なのであらかじめどっちで歌うかを決めておきましょう!

 

また、曲の雰囲気はかなり変わりますがサビだけオクターブ下で歌うというのもひとつの手です。

 

どうしても高音が出せないという方は試してみてください!

 

そしてこれからはサビの解説をしていきますが、音程が問題なく出せるなら一度の変化幅は大きくないので実はそんなに大変ではありません。

 

ただ言わずもがな3行目の「ゆくえ」と4、5行目の「えーいが」ら辺は流石に例外なので気をつけるとして、それ以外では4行目の「しゅやくはだれだ」の音程が取りづらいことだけは注意が必要です。

 

ここは高くなった後暫く同じ音が続いて最後にまた高くなるという変な音程の変わり方をするので、あらかじめ音程バーを確認してどう歌うのかをイメージしておくといいでしょう!

 

また、続く5行目の「ぼくらのばんだー」は打って変わって音程の変わり方が普通なので気をつける必要はありません!

 

 

 

2番Aメロ

 

やさしいかぜふく ゆうやけのまたね

 

わかぁているけどいつかおーわる

 

ふうりんがちりん すいかのたねとばし

 

わたしにもかーんけいあるかーもね

 

 

 

4行目の最後が2行目の最後と同じ音程に変わっていること以外は1番と同じように歌えば大丈夫です!

 

 

 

2番Bメロ

 

とーもだーちのうそも ころがーされるあい

 

も なにーからしんんじていいんでしょうね

 

おとなーになってもきっと たからーものはあせないよ

 

だいーじょうぶだーからいまーはさ

 

あおーにとーびこんでいよ~

 

 

 

ミセスの曲でちょくちょく見る2番の途中で急にくる新しいメロディーですね。

 

ここはサビほどではないもののグッと高くなるところが沢山あり、さらに同じ音が続くところも多いのでカクカクした階段のような音程が特徴です。

 

このような音程は後ろの高音だけ気をつけがちですが、実はその前の低音の方が雑に歌ってミスが多かったりするので注意してください!

 

また、それ以外のところで言うと2行目の「しんん」と「いいん」の音程が3音に分かれて変化するので気持ちねっとり歌う意識でいるといいと思います!

 

 

 

2番サビ

 

なつがはじまったこいにおちたー

 

もうまちつかーれたんだけど

 

どうですか ほんきになればなるほぉどつらい

 

へーいわじゃない わたしのこいだ~

 

わたしのこいーだ~

 

 

 

2番のサビは1番から変わっていることがふたつあって、ひとつはサビに入るタイミングがワンテンポ遅くなっています

 

まあこれは1番が早いので普通になった感じですね。

 

そしてふたつ目は最後の2回繰り返される「わたしのこいだ〜」の部分ですね。

 

ここは音程が変わっているのもそうですが、最後の「だ〜」のバーが少し長くなっている上にその後に若干の間奏があるのでビブラートをかけておきましょう。

 

「一時停止ロング」が必要なくらい長いバーがないということは当然ビブラートもかけにくいので、こういった微妙な長さバーでも強引にビブラートをかけてそもそも評価される部分を作っておくのは大切です!

 

それでもビブラート評価が伸びないという方は「間奏ビブラート」というテクニックを使うのも手です。

 

「ん?また知らん用語でてきた」

 

という方も多いと思うので説明すると、これは間奏があける数小節前からビブラートがかかる(音程バーが表示されたタイミング)ことを利用して、まだ歌うところじゃないのに無理矢理ビブラートを作り出すという裏技的な方法です。

 

どうしても高得点を狙いたいという方は試してみてください!

 

 

 

Cメロ

 

さーみしいなやっぱさーみしーいな

 

いつーかわーすれられーてしまうんだろな

 

そーれでもねつなーがりーもとーめるー

 

ひとーのすーばらーしさーをしーんじーてる

 

うんめいがーつきうごかされてゆく

 

あかいいとがおとぉを た てぇる

 

しゅやくはあなただ

 

 

 

Cメロは音程の変化幅が小さく、リズムも比較的ゆっくりなのでこの曲の中では結構歌いやすいところです。

 

唯一の難点は低音と高音がバランスよく出てくるのでキーを大きく変えたりオクターブを下げたりして楽に歌いやすくしづらいことです。

 

なので広い音域を小細工なしで歌い切ることがほぼ必須になります。

 

とはいえ最高音はサビに比べると全然マシなのが救いで、決して無理な高さではないので頑張りましょう!

 

よく言われていることですが、高音は前に出すよりも頭のてっぺん辺りから声を出す感覚で歌うと出やすい気がします。

試してみてください!

 

 

 

ラストサビ

 

なつがはじまったきみはどうだ

 

すなおになれるゆうきはあぁるか

 

このこいの ゆくえぇはどこだ

 

えーいがじゃない いとしいひびだ

 

こいがはじまったあいずがしたー

 

きょうをまちわーびたなんていいひだ

 

まだまだおわれないこのなつは

 

えーいがじゃない きみらのばーんだ

 

えーいがじゃない ぼくらのあおだ

 

えーいがじゃない ぼくらのなぁつだ~

 

 

 

サビは歌い方が変わっているところもいくつかありますが基本的には大体同じです。

 

それよりも大変なのが単純に歌う量が多くなっていることで、最高音などは変わってないにも関わらずサビの最後まで歌い切るのがかなり辛くなっています

 

なので1番サビで書いた「あらかじめ歌うオクターブを決める」のは、このラストサビを基準にして考えるといいでしょう。

 

そしてラストサビ特有の難しさを挙げるなら、ひとつは7行目の「まだまだおわれない」の歌い出しの「ま」の音程ですね。

 

ここは他のところよりも低い音から入るので同じ歌い方をしないようにしてください。

 

そしてもうひとつは後半3行の「えーいがじゃない」の後の音程が全部違うことですかね。

 

特に最後から2行目の「ぼくらのあおだ」はこれまでと全然違うジグザグした音程なので原曲を聴き込んで覚えておきましょう!

 

 

 

まとめ

 

今回はミセスの『青と夏』の解説をしました。

 

普通に歌うのが難しい上に採点的な辛さも相まってかなり点数が伸びにくい曲なのは間違いありません。

 

ある程度の基礎力は確実に必要で、この曲を頑張りたいからといって最後まで歌いきれないのに粘着するのはオススメしません。

 

他の曲で練習してからこの曲に帰ってくるのがいいかと思います!

 

少しでも高い点数が取れるように今回挙げたポイントを意識して頑張ってみてください!

 

 

 

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【難易度 ★★☆☆☆】『ウィーアー!』を100点取ったので解説します!

 

きだたにひろし の『ウィーアー!』100点取りました!

 

 

言わずと知れたアニメ『ONE PIECE』の初代主題歌ですね!

 

 

 

アニソンと言えば真っ先にこの曲が思い浮かぶという方も多いのではないでしょうか?

 

そんなアニソン界の金字塔『ウィーアー!』の特徴は

 

音域はそこまで広くないし最高音もそんなに高くない

音程の揺れも比較的小さいが、一部難しいところもある

メロディーのパターンも少ないので覚えやすい

 

の3つで、間違いなく歌いやすい曲と言えるでしょう!

 

ただ、難しいところもあるにはあるし、低音をよく使うので女性の方は2〜4つほどキーを上げないとAメロがキツかったりで、注意点が一つもないというほどではありません。

 

ということで今回はそんな『ウィーアー!』の解説をしていきます!

少しでも参考になれば幸いです。

 

 

また、採点の基本的な解説は省いていくので、それを知りたい方はこちらをどうぞ

 

 

 

 

解説

初めに言っておきますが、あくまで点数をとるための解説です!

歌がうまくなるための解説ではありません。

ご了承ください!

 

赤字はマイクを近づける箇所、青字はビブラートをかける箇所、緑字ロングトーンをかける箇所になっています。

 

マイクを近づける箇所とビブラートをかける箇所が重なっている場合は紫字、マイクを近づける箇所とロングトーンをかける箇所が重なっている場合は茶字になっています。

 

 

サビ

 

ありったけのー ゆーめを~ かきあーつーめ~

 

さがしものー さーがしーにーゆーくーのぉさぁー

 

わんぴぃーす

 

 

 

サビから入りますがここは特に難しいところはありません!

 

強いて挙げるなら2行目の「のぉさぁー」と3行目の「ぴぃーす」で、「お」や「ぁ」など小さい母音を重ねて音程を変えるところに気をつけるぐらいですかね。

 

まあでもこれは速い話が原曲のように歌えばいいってことです!

 

 

 

1番Aメロ

 

らしんばんーなんてー じゅうたいのぉもーとー

 

ねつにうかーさーれー かーじーを とるのさー

 

ほこりかぶってーたー たからーのーちーずもぉ~

 

たしかーめーたーのーなーらー でんせーつーじゃーないぃ~

 

 

 

Aメロはサビよりも音程が揺れるので意外と難しいところです。

 

まず第1のポイントとして歌い出しの「らしんばんーなんてー」の音程を合わせることに注力しましょう。

 

というのもこれ単体の難易度はそんなに高くありませんが、サビからグッと低くなった音程にアジャストできないことがよくあるからです。

 

特に音程は変わっていないのに1番のサビを歌いきった後の2番Aメロってなんか難しいと感じたりしませんか?

あんな感じです。

 

なので歌い出しの音程には気をつけてください!

 

そして2つ目のポイントは最後の「でんせーつーじゃーないぃ〜」のところで、これがAメロで最も音程が揺れが激しいフレーズですね。

 

特に「でんせー」の毎音高くなっていく音程が合わせづらく「で」から「ん」にかけての変化幅は1音なのでしっかり高くするイメージ、次の「ん」から「せー」にかけては変化幅が半音なのでそれよりも控えめに歌うイメージでいるとやりやすいと思います!

 

 

 

1番Bメロ

 

こーじーんー てきーなーあーらしはぁだーれかのぉ

 

 ばーいーおー りずむーのっかぁーて~

 

おもいすごせばいい

 

 

 

個人的にBメロはこの曲で最も難しいところだと思います。

 

特に1行目から2行目にかけての「あーらしはぁだーれかのぉぉ」のところは間違いなく一番難しいでしょう。

 

前半の「あーらしはぁ」は基本的に段々と低くなっていく音程ですが、最後のでしっかり高くすることを意識して歌いましょう!

 

後半の「だーれかのぉぉ」は基本的には2つの音をくり返すジグザグした音程で、最後のぉぉは2回に分けて低くなることを意識して歌うとやりやすいと思います!

 

 

 

1番サビ

 

ありったけのー ゆーめを~ かきあつめ~

 

さがしものー さーがしーにーゆーくーのぉさぁ~

 

ぽけっとーのーこい~ん それ

 

とゆわなびーまいふれ~ うぃーあー うぃーあーおんざくる~

 

うぃーあぁー

 

 

 

前半は最初のサビと同じで後半から新しいメロディーが追加されています。

 

が、それでも特に難しいところはありません。

 

唯一3行目の「ぽけっとーのー」の「のー」で3.5音下がるところが若干合わせづらいことぐらいですかね!

 

 

 

2番Aメロ

 

ぜんぶまにうけーてー しんじちゃあーてーもー

 

かたをおさーれーてー いーぃーぽー りぃどさー

 

こんどあえたなぁらー はなすーつーもーりさぁ~

 

それかーらーのーこーとーとー これかーらーのーことぉ~

 

 

 

1番と同じように歌えば大丈夫です。

 

 

 

2番Bメロ

 

つーまーりー いつーもーぴーんちは だーれかにぃ

 

 あーぴーぃーるーできるーいいちゃんーす~

 

じいしきかじょうにー

 

 

 

ここも1番と同じように歌えば大丈夫ですね!

 

 

 

ラストサビ

 

しみったれたー よーるを~ ぶぅとーばーせ~

 

たからばこーにきょーうみーはーなーいーけぇどぉ~

 

ぽけっとーにーろま~ん それ

 

とゆわなびーまいふれ~ うぃーあー うぃーあーおんざくる~

 

うぃーあぁー ありったけのー ゆーめを~ かきあーつーめ~

 

さがしものー さーがしーにーゆーくーのぉさぁ~

 

ぽけっとーのーこい~ん それと

 

ゆわなびーまいふれ~ うぃーあー うぃーあーおんざくる~

 

うぃーあぁー

 

うぃーあぁー うぃーあぁー

 

 

 

ラストサビはこれまでのサビを2回繰り返すだけでほぼ大丈夫です。

 

ただ、1番と違って2行目の「たからばこーに」の「に」は早めに低くなるのでそこだけ注意ですね!

 

 

 

まとめ

 

今回はきだたにひろしさんの「ウィーアー!」の解説をしました。

 

基本的には歌いやすい要素が多く、キャッチーかつシンプルで「これぞザ・アニソンだな」という印象の曲です!

 

とはいえBメロを中心に難しいところが一切ないわけではないので、今回挙げたポイントを練習して高得点を目指してみてください!

 

 

 

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【難易度 ★★★★☆】『儚くない』を100点取ったので解説します!

 

SUPER BEAVER の『儚くない』100点取りました!

 

 

映画『東京リベンジャーズ2 血のハロウィン編 -決戦-』の主題歌に起用されたSUPER BEAVER の新曲ですね!

 

 

 

映画のために書き起こされた曲なので内容とリンクしているのは当然のことですが、それを抜きにしても刺さりまくる歌詞となっていて、今一番必要とされるタイプの曲なんじゃないかなと思います!

 

そんな『儚くない』の特徴は

 

音域はそこそこ広い最高音はそんなに高くない

特徴的な歌い方も相まって音程がめちゃくちゃ揺れる

曲の構成上抑揚はつきやすい

 

の3つですね!

 

最高音自体それほど高くない上にその音もバンバン使われているわけではないので、男性でも声域は問題ないと思います!

 

ただ歌い方がかなり特徴的で、端的に言えば「ものすごくねっとり歌う」という感じでしょうか。

 

それがしっかり音程バーにも反映されているので全て合わせるのがかなり難しい曲となっています。

 

今回はそんなSUPER BEAVERの『儚くない』の解説をしていきます!

少し参考になれば幸いです。

 

 

また、採点の基本的な解説は省いていくので、それを知りたい方はこちらをどうぞ

 

 

 

 

解説

初めに言っておきますが、あくまで点数をとるための解説です!

歌がうまくなるための解説ではありません。

ご了承ください!

 

赤字はマイクを近づける箇所、青字はビブラートをかける箇所、緑字ロングトーンをかける箇所になっています。

 

マイクを近づける箇所とビブラートをかける箇所が重なっている場合は紫字、マイクを近づける箇所とロングトーンをかける箇所が重なっている場合は茶字になっています。

 

 

1番Aメロ

 

いつぅぅまでーもないとー わかーっ ていーてもー

 

いつーまでーぇもあーっ てほーしい~

 

ぼくぅぅはしーぬこぉとがぁ ねんーんねんーんこわーくなっ てるー

 

そのよわさはーぁーにくぅぅめなーいなぁ~

 

 

 

Aメロはリズム、音域共に歌いやすくあまり問題はありません......通常の曲なら。

 

というのも初っ端から上で挙げたねっとり歌うところがバンバン出てきて音程がかなり取りづらいです。

 

それが最も顕著なのが3行目で「ぼくぅぅはしーぬことが ねんーねんーこわーくなっ てるー」という具合に、この短時間で6箇所もあります。

 

特に「ぼくぅぅ」の2音連続で変わるところや、「がぁ」「ねんーんねんーん」なんかは原曲を聴いても気づきにくい部分なので注意してください!

 

「原曲のように歌う」ではなく「原曲よりも大袈裟に歌う」ような意識でいると音程を合わせやすいと思います!

 

それ以外では1行目の「わかーっ て」や2行目の「もあーっ て」、3行目歌い出しの「ぼく」、4行目真ん中辺りの「にく」などの低い音からグイッと高くなる音もこの曲に多いところかつ難しいところです。

 

いきなりピッタリ合わせられることは少ないと思うので音程バーを確認しながら歌って

 

「あーちょっと低かったから次は気持ち高めに歌うか」

「いやこれ高音より前の低音の方がミスってるわ」

 

など改善点を見つけながら練習すると効率良く上達できるのでオススメ!

 

最初はそれすら難しいと思いますが焦らずちょっとずつ意識出来るようになっていけばOKです!

 

 

 

1番Bメロ

 

なくぅーなるーからぁー だいぃじにーするんじゃーなぁぁぁぁーい

 

だいぃーじだーからぁー なくなればぁ~

 

つらーいんんだろぉー

 

 

 

Bメロも基本的なポイントは同じです。

 

ただ1行目最後の「なぁぁぁぁーい」のところだけは完璧に合わせるのが半端じゃなく難しいです。

 

ただここは元から音程を気にして歌うところでもないですし難しさが難しさなので、神経質にならずにダメで元々ぐらいの気持ちで大丈夫です!

 

それよりも1行目と2行目最初の「なくぅー」「だいぃー」や、3行目の「つらーいんん」らへんをしっかり拾っていきましょう!

 

それ以外ではこのBメロ特有の難しいところとして1行目の「だいぃじにー」のちょっと長めの低音があります。

 

ここは男性でもキツいぐらい低いので女性の方はかなりしんどいと思います。

 

一番手取り早い対策はここを基準にキーを上げることで、女性の方なら4つほど上げるとかなり歌いやすくなるでしょう!

 

もちろん上げすぎるとサビの高音が辛くなるので、そのバランスを見ながら自分に合うキーを探してみてください!

 

 

 

1番サビ

 

はーかーないからーぁうつーくしーいなんてー

 

いのーちにーはぁー あてーはまぁーらなく ていい~

 

なーれーないからーぁうつーくしいんだねっ て~

 

わらぁいなーぁがらぁ~ しぶとぉ~

 

ぼくはぁ~ いきていたいよぉぉ~

 

ねがわくばいっ しょにぃーぃー

 

 

 

サビも最大の注意点はこれまでと同じで「ねっとり歌って音程を変えるところ」です。

 

特に1行目の「ないからーぁ」と2行目の「はまぁー」のとこら辺が特に意識しづらくてミスりやすいポイントなので、そこも含めて一度上の音程バーを確認してどう歌うのかをイメージしておくといいでしょう!

 

それと地味に大切なポイントが3行目最後の「だねって〜」や4行目の「らぁ〜」と「とぉ〜」の高音のビブラート。

 

というのも高音の長いバーは途中で声が震えて安定性が欠けてしまいがちで、それをビブラートをかけることで防ぐことができるからです。

 

厳密に言えばこのような中途半端な長さのバーでビブラートをかけると今度はビブラート評価が最高になりにくいという反面もあるので、安定性がそもそも欠けていない&ビブラートの評価MAXを狙うぐらいの熟練者は必要ありませんが、まあ大体の人はビブラートをかけるのがベターだと思います!

 

ただし最後の行の「しょにぃー」のところはビブラートを敢えてかけずにロングトーン評価を稼いでおきましょう!

 

 

 

2番Aメロ

 

いつぅぅまでーもないとー わかーっ てい てもー

 

そのーときぃーなみーだはぁー こぼぉーれるぅだろぉー

 

でもー ぼーくはーぁしあぁわせがー ねんーんねんーんこわーくなーくなっ てるぅ

 

このこころはーぁ ほこぉ ていたいなぁぁ~

 

 

 

3行目の「こわーくなーくなっ てるぅ」のところが微妙に変わっていること以外は1番と同じです!

 

 

 

2番Bメロ

 

なくぅーなるーならぁー きづぅきたーくなかっ たかぁぁぁぁーい

 

きづぅーけたーからぁー すくわれたぁ~

 

よるもあっ たろぉー

 

 

 

ここも1番と同じです。

 

 

 

2番サビ

 

こーうーかぁいがぁわるいわけーじゃないんだー

 

そのーりゆうがぁいつーもはぁーじめぇーてなぁーらいい~

 

なーれーないからーぁさみーしいんだねっ て~

 

わらぁいなーぁがらぁ~ ないてぇ~ ないてぇ~

 

いまさらじゃなくてぇぇ~ いまからどういきるーっ てー

 

といつづけたいよぉ~

 

 

 

2行目の「りゆうがぁいつーも」のところの音が詰まっていることと、最後の「といつづけたいよぉ〜」以外はこれまでと同じです!

 

後者の「と」から「い」へは曲中最高の9.5音の変化幅があるので思いっきり低く入ること、そして2音目で思いっきり高く入ることを意識しておきましょう。

 

ちなみにこの9.5音ていうのは約1オクターブ半ぐらいの幅で、滅多に見られないぐらいヤバい広さなので本当に思いっきり高低差をつける勢いでいきましょう!

 

 

 

Cメロ

 

ひとぉーはいつかー かならずあえなくなるんだろぉー

 

いまぁーじゃないとぉー しんじたーぁ~い つたえたぁぁ~

 

ゆだんじゃなぁ~く ねがいだーぁ~

 

 

 

ここは一応Cメロと表記していますが、ベースはBメロです。

 

大きく違うところは2行目の「しんじたーぁ〜い」の後からで、特に「つたえたぁぁ〜い」でガクッと低くなるところが難しいので気をつけてください!

 

また、地味に1行目の「かならず」の音程がこれまでと違っていて、完全に一定になっているので余裕があればそこも意識しておくと⚪︎です!

 

 

 

ラストサビ

 

はーかーないからーぁうつーくしーいなんてー

 

いのーちにーはぁー あてーはまぁーらなぁくていい~

 

なーれーないからーぁうつーくしいんだねっ て~

 

わらぁいなーぁがらぁ~ しぶとぉ~

 

ぼくはぁ~ いきていたいよぉぉ~

 

ねがわくばいっ しょにぃー いきていこうよーぉ~

 

はかなくないんだよぉ~

 

いびつでもいい ぶざまでもいい~ ごめんやっ ぱりおもっ ちゃうよー

 

いきてこそっ てぇぇー いきていてっ てぇー い てっ てぇー

 

 

 

ラストサビも基本的にはこれまでのサビと同じです。

 

ただ、5行目の「いきていたいよぉぉ〜」はこれまでよりも高く入るのでそこは意識しておきましょう。

 

そして7行目からはラストサビで追加されているメロディーですが、ここはそれほどクセがなくキーが高いこと以外は結構歌いやすいです。

 

ですが8行目の「ぶざまでもいい〜」の交互に上下する音程は変化幅が1.5音と結構広めなのでしっかり揺らす意識で歌いましょう!

 

 

 

まとめ

 

今回はSUPER BEAVERの『儚くない』の解説をしました。

 

男性にとって出しやすい音域ということもあって最初は結構歌いやすい曲だと感じました。

 

ただ、練習すればするほど「いや意外とこれ厄介な曲だな」という印象に変わっていきました。

 

その要因はなんといっても尋常じゃない数の「ねっとり歌って音程を変えるところ」です。

 

ここのポイントは上でも書きましたが「原曲のように歌う」のではなく「原曲よりも大袈裟に歌う」こと。

 

そっちの方が音程の感覚も掴みやすいし実際に合うと思います!

 

ややクセのある曲ですが、めちゃくちゃいい曲なので高得点目指して頑張ってみてください!

 

 

 

分からないことや質問があれば

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までどうぞ!

 

曲のリクエストも大歓迎です!

僕もレパートリーが増えると嬉しいので!

【難易度 ★★★☆☆】『風になる』を100点取ったので解説します!

 

つじあやの の『風になる』100点取りました!

 

 

爽やかな曲調とキャッチーなメロディーが特徴で、ジブリ映画『猫の恩返し』の主題歌でもあった曲ですね!

 

 

 

爽快感抜群で長く愛されている曲なので、コアなファンじゃなくても一度は耳にしたことがあると思います。

 

そんな『風になる』のポイントは

 

音域はそこまで広くないが音程はかなり揺れる

母音を重ねて音程を変えるところが多い

長いバーが少ないのでロングトーンビブラートがかけにくい

メロディーのパターンは少ないので練習の成果が出やすい

 

の4つです。

 

難しいところあり、優しいところもありで総合すると「平均的な難易度の曲」という印象です!

 

ただ実はこの曲を練習し始めた時に感じたことは「思ったよりも難しい」ということでした。

 

というのもこの曲は歌いやすい曲というイメージがあったのですが、意外と音程の揺れが激しい上に長いバーも少なくて苦労したからです。

 

なのでそれと同じように「舐めてかかったら跳ね返された」という人も割といるのかなと思います!

 

確かに一回の音程の変化幅は比較的小さいのでそれっぽく歌うのはラクなんですけどねー。

 

丁寧に1音1音合わせようとすると途端に難しくなる

そんな曲だと感じました!

 

ということで今回はそんな『風になる』の解説をしていきます!

少しでも参考になれば幸いです。

 

 

また、採点の基本的な解説は省いていくので、それを知りたい方はこちらをどうぞ

 

 

 

 

解説

初めに言っておきますが、あくまで点数をとるための解説です!

歌がうまくなるための解説ではありません。

ご了承ください!

 

赤字はマイクを近づける箇所、青字はビブラートをかける箇所、緑字ロングトーンをかける箇所になっています。

 

マイクを近づける箇所とビブラートをかける箇所が重なっている場合は紫字、マイクを近づける箇所とロングトーンをかける箇所が重なっている場合は茶字になっています。

 

 

1番Aメロ

 

わすれていた めを とじてぇー とりもどせこーいのーうぅたぁー

 

あおぞらにかーくれーているぅー てをのばしてーもいーちーど

 

ぉー わすれないで すぐ そばにぃー ぼくがいるいーつのーひぃもをー

 

ほしぞらをなーがめーているぅー ひとりきりのーよあーけぇもぉー

 

 

 

最初にキーの話をしておくと、僕キーを2つ上げて1オクターブ下の音程で歌っていました!

 

ただそれでも若干低めに感じたのでもう2つぐらい上げるか、逆にオクターブはそのままでキーを4つほど下げると男性はかなり歌いやすくなると思うので試してみてください!

 

女性の方は基本的には原曲キーで歌えば大丈夫だと思います。

 

で、ここからはAメロのポイントですがまず何と言っても「母音を重ねて音程を変えるところ」です。

 

「ん?上でも書いてたけどそれなに?」

 

ってなる方もいると思うので説明すると、例えば1行目の「とじてぇー」と「うぅたぁー」は小さい「ぇー」「ぅ」「ぁー」などで音程が変わるので「とじてー」「うーたー」のようにそのまま伸ばして歌うとミスになってしまうということです。

 

まあ要は原曲のように歌えばいいわけですが、ここも他の音と全く同じ1つの音として判定されるので気持ち大袈裟なぐらいで丁度いいでしょう!

 

この「母音を重ねて音程を変えるところ」は全体を通してめちゃくちゃ出てくるので一通り音程バーを確認しておくのがオススメです!

 

それ以外だとAメロは2行目の「あおぞらにかーくれーているぅー」と4行目の「ほしぞらをなーがめーているぅー」だけ他よりも1音高いのでしっかり歌い分けることを意識してください!

 

 

 

1番Bメロ

 

たぁたひとつーのこーこーろぉー かなしみにくーれなーいーでぇー

 

きみのためいーきなーんーてぇー はるかぜにかーえてーやーるぅー

 

 

 

Bメロも最重要ポイントは変わらず1行目の「こーこーろぉー」と「なーいーでぇー」などの「母音を重ねて音程を変えるところ」です。

 

なので基本的にはAメロと同じような意識で大丈夫ですが、このBメロだけの難しいポイントとしては最初の「たぁた」の揺れる音程と1行目途中の「かなしみに」の揺れる音程の幅の違いがあります。

 

前者は半音ずつ変わっていくので気持ち揺らす程度、後者は1音ずつ変わっていくのでしっかり揺らす意識で歌うといいでしょう!

 

 

 

1番サビ

 

ひのあたるぅー さかみちをぉー じてんしゃでかーけのーぼーるぅ~

 

きみとなーくしぃたー おーもいぃ

 

で のせーてゆーくーよぉー らららららぁー くちずさむぅー

 

くちびるをそーめてーゆーくぅ~

 

きみとみーつけぇたー しーあわぁ

 

せ はなーのよーうーにぃ~

 

 

 

サビも一番難しいところはこれまでと同じです。

 

その中でも特に2行目の「なーくしぃたー」「おーもいぃでー」と3行目の「らららららぁー」辺りが流れで歌ってしまいがちなのでねっとり目に歌って音程を変えることを意識しておきましょう!

 

それ以外だと1行目の「かーけのー」や3行目の「のせーて」などのグッと低くなるところも難しいポイントです。

 

個人的な意見として、この曲に限らず基本的に高くなる音よりも低くなる音を合わせる方が難しい上に意識が向きづらいので

「あれ?なんかミスってるわ。まあええか」

が積み重なって最終的にかなり減点されてしまった、なんてことが起こりがちです。

 

なので「じてんしゃでかーけのーぼーるぅ〜」なんかは高音の「かー」よりも低音の「」に注意して歌うといいでしょう!

 

それとちょこちょこ出てくるビブラートはバーがあまり長くないので結構かけづらいです。

 

ですがそもそもこの曲自体長いバーがあまりないので多少強引にでもかけておくのがオススメです!

 

 

 

2番Aメロ

 

わすれていた まど あけてぇー

 

はしりだせこーいのーうぅたぁー あおぞらにたーくしーているぅー

 

てをかざしてーもいーちーどぉー わすれないで すぐ そばにぃー

 

きみがいるいーつのーひぃもぉー ほしぞらにかーがやーいてる

 

ぅー なみだゆれるーあしーたぁもぉー

 

 

 

1番と同じように歌えば大丈夫です!

 

 

 

2番Bメロ

 

たぁたひとつーのこーとーばぁー

 

このむねにだーきしーめーてぇー きみのためぼーくはーいーま

 

ぁー はるかぜにふーかれーてーるぅー

 

 

 

ここも1番と同じです。

 

 

 

2番サビ

 

ひのあたるぅー さかみちを

 

ぉー じてんしゃでかーけのーぼーるぅ~ きみとちーかぁぁたー やーくそぉ

 

く のせーてゆーくーよぉー らららららぁー くちずさむ

 

ぅー くちびるをそーめてーゆーくぅ~

 

きみとでーあえぇたー しーあわぁ

 

せ いのーるよーうーにぃ~

 

 

 

ここも1番と同じように歌えば大丈夫です!

 

 

 

ラストサビ

 

ひのあたるぅー さかみちをぉー じてんしゃでかーけのーぼーるぅ~

 

きみとちーかぁぁたー やーくそぉ

 

く のせーてゆーくーよぉー らららららぁー くちずさむぅー

 

くちびるをそーめてーゆーくぅ~

 

きみとでーあえぇたー しーあわぁ

 

せ いのーるよーうーにぃ~ きみとでーあえぇた しーあわぁせ いのーるよーうーにぃー

 

 

 

最後のフレーズを2回歌う以外はこれまでのサビとほとんど変わりません。

 

ただ最後のロングトーンだけはかなり重要なので絶対に忘れないようにしてください!

 

「そんなに大切ならこれまでのどこかしらでかけたらいいのに」

 

と思う方もいるかもしれませんが、実は最後のバーだけこれまでのサビの〆よりも長いのでロングトーンがかかりやすいのです!

 

なので最後の最後でミスしちゃいけないところがあるっていうしんどい状況ではありますが頑張ってください!

 

 

 

まとめ

 

今回はつじあやのさんの『風になる』の解説をしました。

 

最大のポイントはやっぱり原曲のように、というか原曲よりも大袈裟にねっとり歌って音程を細かく変えていくことです!

 

そこさえ気をつけて練習すればメロディーのパターンが少ないおかげもあってどんどん伸びていくと思います!

 

高得点目指して頑張ってみてください!

 

 

 

分からないことや質問があれば

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までどうぞ!

 

曲のリクエストも大歓迎です!

僕もレパートリーが増えると嬉しいので!

【難易度 ★★★☆☆】『いばら』を100点取ったので解説します!

 

Ado の『いばら』100点取りました!

 

 

めざましテレビ』のテーマソングに起用されているAdoさんの新曲です!

 

この曲はVaundyさんが楽曲提供したことでも話題になっていて、このタッグといえば映画『ONE PIECE FILM RED』の劇中歌『逆光』が記憶に新しいですよね!

 

 

 

ただ、この『いばら』は『逆光』と比べるとギター控えめ、ベースのメロディーラインも抑え気味、ドラムのシンバルも少なめと、同じバンドサウンドではあるものの風味がガラッと変わった楽曲となっています。

 

それに対応してAdoさんもがなり声をほぼ使わず、A、Bメロはウィスパーな感じで歌っていてハジける曲調というよりは「長い憂鬱」「内に秘めた情熱」みたいなものがキーワードとなっている楽曲です!

 

そんな『いばら』の特徴は

 

音域の広さはAdoさんの曲にしては狭めですが、音程の揺れ方が独特

音程の変化幅はやや広め

メロディーのパターンは少なくて覚えやすい

 

の3つで、Adoさんの曲の中では「かなり歌いやすい曲」だと言えるでしょう!

 

最大のポイントは1つ目に紹介した「音程の揺れ方が独特」なことで、全体的に見ると音程の揺れはそこまで激しくないので歌いやすいです。

 

ですが、

 

同じ音程が3音続く → 低くなって1音 → さらに低くなって同じ音程が3音続く → 毎音揺れ出す

 

みたいな不規則な揺れ方をするところがあり、完璧に合わせようとすると結構難しかったりします。

 

とはいえCメロがないおかげで曲自体は覚えやすいですし、リズムもそんなに速くないのでAdoさんの曲という視点抜きでも「そこそこ歌いやすい曲」だと思います!

 

今回はそんな『いばら』の解説をしていきます!

少しでも参考になれば幸いです。

 

 

また、採点の基本的な解説は省いていくので、それを知りたい方はこちらをどうぞ

 

 

 

 

解説

初めに言っておきますが、あくまで点数をとるための解説です!

歌がうまくなるための解説ではありません。

ご了承ください!

 

赤字はマイクを近づける箇所、青字はビブラートをかける箇所、緑字ロングトーンをかける箇所になっています。

 

マイクを近づける箇所とビブラートをかける箇所が重なっている場合は紫字、マイクを近づける箇所とロングトーンをかける箇所が重なっている場合は茶字になっています。

 

 

サビ

 

そのいばらで ねがーいをひとーつかなえてくれよ

 

もう このあまーっ たれ た あさいねむりに きずをつけて

 

さ きたーいをこえるそのみわくのいたみで

 

きっ とー いまよーりずっ とあさーがみえるは ずー

 

 

 

最初にキー設定の話をしておきますが、この曲は男性が原曲キーで歌うには流石に高く、とはいえ1オクターブ下で歌うには低音がかなりキツいです。

 

なので僕は1オクターブ下のキー4上げで歌っていました!

 

それでも若干低く感じたので男性が1オクターブ下で歌う場合はキーを4〜6ほど上げてみるといいと思います!

 

女性の方は1オクターブ下げると低音がエグ過ぎると思うので、純粋にキーを2〜4つほど下げると歌いやすくなると思います。

 

原曲キーで歌うのが辛い方は試してみてください!

 

で、ここからはサビの解説に入りますが、ここのポイントは「音程がグッと低くなるところ」と「高音」の2つです。

 

前者は最初の「そのいばら」の「」や、2行目の「あさいねむり」の「ねむ」、3行目最後の「で」の音などで、特に前2つはフレーズの「途中で急に低くなった後また同じ音程に戻る」という忙しい音程になっています。

 

音程が変わるタイミングと幅を覚えて素早く合わせられるように頑張ってください!

 

そして後者の「高音」ですが、これは1行目の「ねがーい」と3行目の「きたーい」のところです。

 

ただ、ここは高音自体が難しいというわけではなく、最後の「」を次の「」の音に引っ張られて低く歌わないということが重要な点になります。

 

というのもこのような少し長いバーの後は、大体音程が高くなったり低くなったりしがちで、それが知らず知らずのうちに無意識に音程を変えることを癖づかせている場合があります。

 

ていうか僕がそうでしたw

 

恐らく同じような方が割といると思うので、この「」の音を低く歌わないように気をつけてください!

 

また、これは1行目の「ひとーつ」にも同じことが言えるのでここもセットで覚えておくといいでしょう!

 

 

 

1番Aメロ

 

はんろんなどいらなーい ねがっ て しまっ たー

 

あなたのま けさー ながいねむりのたびのはじまり

 

だ つまりそう せいのつきるはてにー ふるえて しまっ た

 

あなたのまけさ それはすで

 

にあなたにめばえてる

 

 

 

Aメロは上で書いた独特の音程の揺れがポイントです。

 

その中でも2行目の「ながいねむりのたびのはじまりだ」のところが特に顕著で、3音ほど同じ音程が続くところ毎音揺れるところが素早く切り替わってかなり難しいです。

 

ここの練習の仕方としては大まかに2つあって、1つは単純に全ての音程の変わり方を丁寧に1音1音覚えていくこと。

 

最終的にはこれに落ち着きますし、力技ですが結局この方法が一番分かりやすかったりもします。

 

が、これは少し真面目過ぎて時間がかかりますし、そもそも音程を取るのが苦手な方からしたら1音1音丁寧に覚えるって言われてもその感覚すらあんまり分からないんだけど.....

 

てな具合になりがちなので、そういう方は2つ目の方法として最後の「はじまりだ」の音程だけ頑張ってみるというのがオススメです。

 

というのもそれまでの音程はあまり揺れない上に、一度に変化する音程の幅もそんなに広くないので流れでなんとなく歌っても意外と合ってくれます。

 

なのでそこには力を入れず、最後の難所だけ頑張れば割とそれっぽくなるというわけです!

 

で、そうやって地道に練習していたら段々手前の音程も意識できるようになるので、最終的には勝手に1つ目の方法になってましたというのがいいかなと。

 

最初から根を詰める気でいると楽しさよりも辛さが勝ったりしてしんどいですから!

もちろん、やる気マックスな方は最初から真面目に頑張ってもいいですが!!!

 

まあ何にせよ続けていれば上達していくものなので自分に合う方法を試してみてください!

 

また、4行目から5行目にかけてのフレーズもこれとほぼ同じですが、それこそ最後の「めばえてる」の「ば」だけ1音高く入るので覚えておくと⚪︎です!

 

 

 

1番Bメロ

 

それはね しっ てる

 

あなたのそのねむりから うまれる

 

ばくもはきだす するどいきぼう

 

 

 

BメロはAメロに比べると音程の変わり方がシンプルなので音程の雰囲気は掴みやすいです。

 

なのでBメロは単純に2行目の「あなた」と「ねむりから」の音程の変化幅が大きいところを合わせられるかどうかがポイントになります。

 

前者はグッと低く入る意識、後者はそこまで大袈裟に歌うんじゃなくて気持ち低めに歌う程度の意識で歌うといいと思います!

 

 

 

1番サビ

 

そのいばらで

 

ねがーいをひとーつかなえてくれよ

 

もう このあまーっ たれ た あさいねむりに きずをつけてさー

 

きたーいをこえるそのみわくのいたみで

 

きっ とー いまよーりずっ とあさーがみえるは ず~

 

 

 

最後をビブラートに変える以外は最初のサビと全く同じです!

 

 

 

2番Aメロ

 

けんそんなどいらなーい ねがっ て しまっ たあなたのためさー

 

ごうまんだ なんて すでにおそい つまりそー みえないそのさきにー

 

ふるえて しまっ たあなたのまけさ

 

それはてんしんらんまんむしゃぶるい

 

 

 

1番と同じように歌えば大丈夫です!

 

 

 

2番Bメロ

 

だからね きいてて

 

あなたのそのねごとはさ きっ と けがにんがでるほど

 

ちからをもっ てる だからね めをあけて

 

あなたがさめるころには きっ と きずは いえている

 

じゅんびはいいか

 

 

 

歌う量が約2倍になっていますが、基本的にはここも1番と同じように歌えば大丈夫です!

 

強いて言うなら2行目の最後から3行目の「ちからを」に入る時に4.5音も低くなって雰囲気がガラッと変わるところが難しいので気をつけてください!

 

 

 

2番サビ

 

そのいばらで

 

ねがーいをひとーつかなえてくれよ

 

もう このあまーっ たれ た あさいねむりに きずをつけてさー

 

きたーいをこえるそのみわくのいたみで

 

きっ とー いまよーりずっ とあさーがみえるは ず~

 

 

 

1番と同じように歌えば大丈夫.....と見せかけて変わっているポイントが2つあります。

 

1つは分かりやすいですが最後の「ず〜」の音程が2音高くなっていることです。

ちゃんと意識して歌えば問題ないでしょう!

 

問題なのはもうひとつの方で、それは3行目の「あさいねむり」の「い」の音程です。

 

「え?なにが違うの?」

 

と思う方もいるでしょうが、実は1番では次の「ね」から低くなっていたところが、ここでは「い」の音から低くなっているのです。

 

非常に地味なポイントですが、完璧に合わせたい方は覚えておくといいでしょう!

 

 

 

3番Bメロ

 

そうだね しっ てる あなたのそのいたみには

 

きっ とたえられぬほどつらい こともあっ たろう

 

でもね めをあけて もうすぐあさがくるから

 

すでに しょうきでみちている じゅんびはできたぁ

 

 

 

2行目の「こともあったろう」と3行目の「くるから」、4行目の「できたぁ」の音程が変わっていること以外は2番のBメロと同じです。

 

これらのポイントも注意点と呼べるほどではないので、これまでのBメロが問題なく歌えるなら大丈夫だと思います!

 

 

 

ラストサビ

 

そのいばらで ねがーいをひとーつかなえてくれ

 

よーもう このあまーっ たれ た あさいねむりに きずをつけ

 

てさぁ みらーいつらぬくそのみわくのいたみ

 

は きっ とー いまよーりずっ とあさ てらすは ず~

 

 

 

1番のサビと同じように歌えば大丈夫です!

 

ちなみに2行目の「あさいねむり」の「い」の音程は2番のように低くなっています。

 

 

 

まとめ

 

今回はAdoさんの『いばら』の解説をしました。

 

Adoさんの曲の中ではかなり歌いやすく、比較的高得点も狙いやすい曲です。

 

とはいえ当然難しいところもあるので、今回挙げたポイントを意識して練習してみてください!

 

 

 

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曲のリクエストも大歓迎です!

僕もレパートリーが増えると嬉しいので!

【難易度 ★★★☆☆】『オトナブルー』を100点取ったので解説します!

 

新しい学校のリーダーズ の『オトナブルー』100点取りました!

 

 

今人気急上昇中の新しい学校のリーダーズの代表曲ですね!

 

 

 

令和版昭和歌謡曲とも言うような個性的な曲で、実際に歌っている4人も超個性的。

 

「あーこの人たちが歌ってるなら納得だよね」

 

と思わずにはいられない濃い味付けが特徴ですね!

 

そんな彼女たちが歌う『オトナブルー』は

 

音域の広さはそこそこ音程の揺れはサビ以外は緩やか

音程の変化幅はやや大きめ

メロディーのパターンが少なくて覚えやすい

曲が短いのでしゃくりやこぶしが入れづらい

 

の4つの特徴があり、歌謡曲を意識しているだけあって割と歌いやすい曲となっています。

 

とはいえサビは一部難しいところがあったり、曲時間がそもそも短いのでしゃくりなどの加点を入れづらいという採点的な難点も一応あります。

 

それらを総合すると「平均的な難度の曲」というところに落ち着くのかなという印象です。

 

今回はそんな『オトナブルー』の解説をしていきます!

少しでも参考になれば幸いです。

 

 

また、採点の基本的な解説は省いていくので、それを知りたい方はこちらをどうぞ

 

 

 

 

解説

初めに言っておきますが、あくまで点数をとるための解説です!

歌がうまくなるための解説ではありません。

ご了承ください!

 

赤字はマイクを近づける箇所、青字はビブラートをかける箇所、緑字ロングトーンをかける箇所になっています。

 

マイクを近づける箇所とビブラートをかける箇所が重なっている場合は紫字、マイクを近づける箇所とロングトーンをかける箇所が重なっている場合は茶字になっています。

 

 

1番Aメロ

 

わかぁてるー ほしいんでーしょ つややかなー このくちびー

 

るやわなお とこーたちひきよせ

 

いきをの むほーどにあまいみーつー

 

わかぁてるー ほしいんでーしょ にどみするー このからー

 

だあせばむ まちーひとりあるけば

 

みだらな しせーんがからみつー

 

 

 

 

まず初めにキー設定の話をします。

 

この曲は無茶苦茶高いわけではありませんが、男性がそのまま歌うにはかなり辛いです。

 

なので僕はオクターブ下のキー+2で歌っていました。

 

ですがこれは僕が女性曲をオク下で歌う癖があるだけで、もしかしたらキー−4ぐらいでオクターブを下げずに歌う方がやりやすいかもしれません!

 

どちらも男性向けの設定で、原曲キーのまま頑張るよりは歌いやすいと思うので音程に困っている方は試してみてください!

 

女性はキーを変えずにそのまま歌って大丈夫だと思います。

 

そしてこのAメロの難しいところは1行目と4行目の2、4フレーズ目の高くなるところです。

 

1行目で言うと「ほしいんでーしょ」の「でー」と、「このくちびーる」の「びー」の音ですね。

 

ここは同じ行の他のフレーズと比べて音程の変化幅が大きいので、グッと高く歌う意識でいるといいでしょう!

 

 

 

1番Bメロ

 

ねーぇーなーにをきたいしてるの~

 

 

 

Bメロは全体を通してこの一瞬しか出てきませんが、2つのポイントがあります。

 

ひとつ目は「にをきたいしてるの〜」のジグザグ揺れる音程。

 

ここは半音しか変化しないので気持ち揺らす程度で大丈夫で、むしろ揺らしすぎないように気をつけましょう!

 

そしてふたつ目は「ぇーなー」の長いバーの歌い方です。

 

この2つのバーはそのまま伸ばして歌うとロングトーンの判定になりかねません。

 

 

sho2019.hatenablog.com

 

 

上の記事でも述べている通り基本的にロングトーンは1箇所だけに留めるのがベストで、この曲ではラストサビでかける予定です。

 

なのでここの「ぇー」と「なー」は気持ち早めに歌うのをやめてみましょう!

 

そうするとロングトーンの判定にならない上に声が揺れて安定性が欠けるのを防ぐことができます。

 

「え?でも長いバーは最後まで伸ばさないと音程ミスになるんじゃないの?」

 

と思う方もいるかもしれませんが、実は長いバーは途中で歌うのをやめてもそれまでの音程が合っていれば正しく評価されるのでその心配はいりません。

 

また、それ以外にもビブラートをかけることでも同じようにロングトーンになることを防げます。

 

ただ、ここはビブラートをかけるにはバーの長さが微妙なので、どちらかというと早めに歌うのをやめる方がオススメです!

 

 

 

1番サビ

 

そのうちじゃなーくてーいますぐがいー

 

のーおとなのこいにこがーれーてー みためよりーものこーるーあどけ

 

ない こころだけーが さきばしるーあおいつぼみのまま~おとなぶるー

 

 

 

最初に難しいと書いたサビですが、どこがそんなに難しいのかというと3行目の激しい音程の揺れとパターンの多さです。

 

まず1フレーズ目の「こころだけーが」は

 

こ ⤵︎(1音)こ ⤴︎(1音)ろ ⤴︎(1.5音)だ ⤵︎(1.5音)けー ⤵︎(1音)

 

となっていて音程が毎音変わります。

また、その中でも1.5音変化する「だけー」の音程が特に注意です。

 

次の「さきばしるー」は音程の変わり方自体は先程と同じですが、音程の変化が大きいところが前半の「さきば」の音に変わっていることを意識してください。

 

そして最後の「あおいつぼみのまま〜」のところは最初を思いっきり低く入ることと、ジグザグ揺れる音程がBメロとは違って1音変化するので、しっかり揺らすイメージを持って歌うことがポイントです。

 

この一連の流れだけやたら難しいので頑張って練習しましょう!

逆に言えばここさえ歌えるならこの曲はできたも同然です!

 

 

 

2番Aメロ

 

わかぁてるー ほしいんでーしょ しげきするー わたしのすべー

 

てさめたひ とみーまでみりょうす

 

いつかは はなになるあまりりーす

 

 

 

1番と同じように歌えば大丈夫です!

 

 

 

2番サビ

 

やさしいだけーのーことばじゃなーく

 

てーこころーでつながりたーくーてー ありきたり

 

なーめいくーじゃーかくせーない あこがれだーけ ゆめをみ

 

るーあなたのまえでまた~おとなぶるー

 

 

 

ここも1番と同じように歌えばOK!

 

 

 

ラストサビ

 

そのうちじゃなーくてーいますぐがいー

 

のーおとなのこいにこがーれーてー みためよりーものこーるーあどけ

 

ない きもちだけーが からまわるー わたしをみつけてー

 

こころーでつながりたーくーてー ありきたり

 

なーめいくーじゃーかくせーない あこがれだーけ ゆめをみ

 

るーまだみぬこいじをお~いかけ

 

おーいかけてまーたおとな ぶる~ぅ~

 

 

 

ラストサビも歌う量が2倍になっているだけで基本的にはこれまでのサビと同じように歌えば大丈夫です。

 

ただ、地味に注意が必要な点がふたつあって、ひとつは2行目の「こがーれーてー」の「こ」が今までのサビよりも2音低くなっていることです。

 

初見ではほぼ気づかないと思いますが、低めに歌うことを覚えておいてください。

 

そしてふたつめは3行目最後でロングトーンをかけた後に、再び歌い始めるのが「こころーで...」からなことです。

 

原曲を聴いただけだと

 

「あれ?ここカラオケだとどういう音程になっているんだろう?」

 

と思うでしょうが、こうなっているので注意してください!

 

また、最後の行もこれまでのサビにはなかったところですがここは音程面は特に問題ないと思います。

 

ただ、「おー」と「まー」の音は1番Bメロの長いバーと同じく早めに区切ってロングトーン判定を防いでおきましょう!

 

 

 

まとめ

 

今回は新しい学校のリーダーズの『オトナブルー』の解説をしました。

 

基本的に難しいところはサビだけで、しかもメロディーのパターンが少ないので練習すればするほど音程正確率の進歩が感じられる曲です!

 

今回挙げたポイントを意識して高得点狙ってみてください!

 

 

わからないことや質問があれば

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までどうぞ!

 

曲のリクエストも大歓迎です!

僕もレパートリーが増えると嬉しいので!

【難易度 ★★★★★★★】『アイドル』を100点取ったので解説します!

 

YOASOBI の『アイドル』100点取りました!

 

 

今超話題のアニメ『推しの子』のオープニング曲ですね!

 

 

 

1ヶ月ちょっとでyoutubeの再生回数が1億回を超えるほどの圧倒的な人気。

 

ただ、それもアニメのクオリティと曲の中毒性を考えれば納得せざるを得ないぐらいの超絶神作品となっています。

 

そんな『アイドル』の特徴は

 

音程があり得ないぐらい揺れる上に変わり方も意味不明

そもそもの音域もかなり広い

メロディーのパターンが多い

ロングトーンビブラートをかけられる長いバーがない

間奏がほぼないので休憩できない

 

の5つで、言ってしまえば「ワケわからんぐらい難しい曲」です。

 

中でも音程の取りづらさが異常で、正直人が歌う曲とは思えないですねw

これを生で歌うikuraちゃんはヤバすぎます。

 

さらに採点的な難点もあって、長いバーがありません。

「少ない」んじゃなくて「一切ない」のです!

 

なのでロングトーンやビブラートの評価がなくなってしまい、その結果全国平均点が約76点というほぼ見たことないような厳しさとなっています。

 

基本的に僕は難易度を5段階で評価していますが、その枠に入りきらないような超難曲を6に設定しています。

 

そしてそれすらも超えた難易度天元突破している曲が7という評価で、この曲は間違いなくそこに入ります

 

過去この難易度7に設定した曲はAdoさんの『ウタカタララバイ』だけなのですが、正直そっちより時間がかかりました。

 

まあ『ウタカタララバイ』は歌詞を覚えて、どう歌うのかを身につけるまでの時間がかなりあったので、その辺を考慮するとどっこいどっこいかもしれませんが!

 

とにかくこの曲を歌う人はそれぐらいの難しさという認識で挑むといいと思います!

 

「よく聴いているから大丈夫!」

「あーYOASOBIの曲は全部難しいよね、多分この曲も難しいだろうなー」

 

ぐらいの感覚だと、実際に歌ってみた時にあまりの難しさに度肝抜かれると思います。

 

今回はそんな超絶難曲である『アイドル』の解説をしていきます!

少しでも参考になれば幸いです。

 

 

また、採点の基本的な解説は省いていくので、それを知りたい方はこちらをどうぞ

 

 

 

 

解説

初めに言っておきますが、あくまで点数をとるための解説です!

歌がうまくなるための解説ではありません。

ご了承ください!

 

赤字はマイクを近づける箇所、青字はビブラートをかける箇所、緑字ロングトーンをかける箇所になっています。

 

マイクを近づける箇所とビブラートをかける箇所が重なっている場合は紫字、マイクを近づける箇所とロングトーンをかける箇所が重なっている場合は茶字になっています。

 

この曲はAメロ→Bメロ→サビのような分かりやすい進行ではないので、出てきたメロディーを順番にAメロ→Bメロ→Cメロのように表記しています。

 

 

Aメロ.(1)

 

むてきのえがおであらすめでぃあ しりたいそのひみつみすてり

 

あす ぬけてるとこさえかのじょのえりあ かんぺきでうそつきなきみ

 

は てーんさいてきなあいどるさま

 

 

 

このAメロは全体を通して3回あり、最も登場頻度の高いメロディーです。

そして最も難しいメロディーでもあります。

 

そんな最重要ポイントのAメロで一番大切なことは「上下する音程の軸を決める」ことです。

 

例えば1行目の「しりたいそのひみつみすてりあす」なら、「そ」と「の」の2つの音程だけをくり返しても7割ぐらい音程を合わせることができます。

 

ただ、それでOKにならないのがこの曲の大変なところで、「しりたい」と「みすてり」の音程は半音高くなっています。

 

しかも後者は「て」だけ半音低くなっているという複雑さ。

 

ここがかなりの努力ポイントとなっていて、正直そこまでやるのは超大変です。

 

なのでぶっちゃけ軸となる音程だけ覚えて7〜8割合わせられれば上出来という気持ちでいるのが健全だと思います。

 

それぞれ詳しく解説していくと、1行目の「むてきのえがおであらすめでぃあ」は「きの」の音程と「えがお」の音程だけ覚えて、それを切り替えるタイミングだけ間違わなければ7割ぐらい合わせることができます。

 

2行目の「ぬけてるとこさえかのじょのえりあ」は、最初は流れで歌って「さえかのじょ」から最後以外は2つの音程を繰り返す。

 

その後の「かんぺきでうそつきなきみは」は徐々に高くなっていくので基準の音程に固執するのは微妙かもしれませんが、「ぺきで」の音程をくり返すだけでも最悪OK。

 

こんな具合で基準の音程を決めると、変に迷うことがなくなって音程の正確率が安定するようになります!

 

音程の変化幅が大きい上に一定じゃないので、たった2音でもかなり大変なのがアレですけども....。

 

まあこの曲を歌うということはそういうことです。

 

で、先ほど努力ポイントと書いたのはここから少しずつ伸ばしていく作業が本当に途方もないからです。

 

半音高い、半音低い、一部全く違う音程のパターンもある、そこら辺を意識すると今まで出来ていたことができなくなるetc...

 

こんな感じで時間に対しての効率があまりにも悪いので、完璧を目指す方以外は要点だけ押さえてほどほどで満足するのがいいと思います!

 

 

そしてこのAメロにはもうひとつ強烈なポイントがあって、それは3行目の「てーん」のロングトーンです。

 

「あれ?上で長いバーがないって言ってなかった?」

 

と思った方もいるかもしれません。

 

その通りです、このバーは長くないのでロングトーンはかかりません。

 

本来は!

 

実はこの短いバーを無理矢理長いバーに錬成する方法があるのです。

 

その方法とは歌いながら途中で一時停止し、ある程度伸ばした後に停止解除することです。

 

てーん」のところで「てー」と伸ばしながらデンモクの一時停止を押す → 一時停止中に1、2秒ほど伸ばす → 一時停止をもう一度押して停止を解除する

 

この手順を行うとなんと長いバーだと判定され、ロングトーンが入るようになるのです。

 

というか『アイドル』のような長いバーが一切ない曲は、この通称「一時停止ロング」を使わなければ理論上100点を取ることが不可能です。(自分の知識不足で間違っていたらごめんなさい!)

 

なのでそのような曲で100点を取りたい方は、このテクニックを使ってみてください!

 

ただし、この一時停止ロングは普通のロングトーンよりも判定がシビア?なのか、謎に入ったり入らなかったりするし、DAMがラグって停止してほしいタイミングで停止しなかったりで、かなりメンタルが削られます。

 

が、まあこれはそういうもんだと思って割り切ってくださいw

 

 

 

Bメロ

 

きょうなにたべた すきなほんは あそびにいくならどこにいく

 

の なにもたべてない それはないしょ なにをきかれてものらりくら

 

 

 

 

このBメロは一般的な曲で言うAメロの部分で、メロディーの雰囲気もキャッチーになっています。

 

ただ、音程の変わり方と変化幅は全くキャッチーじゃありません。

 

基本的にほぼ全ての音程の変化幅が1.5音以上なので、普通の感覚よりも大袈裟に音程を変えるぐらいで丁度いいです。

 

そして音程の変わり方も特殊で、Aメロほどじゃないにしてもかなりジグザグした音程となっています。

 

なので流れで覚えるんじゃなくて、1音1音丁寧に音程を覚えていきましょう!

 

ただ、それぞれのフレーズの4音目までは同じ音程なので、そこまでは一連の流れで覚えてOKです!

 

そして2行目の「なにもたべてない」の「て」が低くなっていることと、「それはないしょ」の「いしょ」が高くなっていることが1行目と違うので、そこは注意してください!

 

また、Aメロ終わりからこのBメロに入る前に若干の間があるので「間奏ビブラート」をかけるのがオススメです。

 

この間奏ビブラートとは音程バーが表示されている状況ならどこでもビブラートがかかることを利用して、その名の通り間奏でビブラートをかけるテクニックです。

 

「え?そんなことできるの!?」

 

と思った方はAメロを歌った後に「あ〜」とビブラートをかけてみてください。

ビブラートの回数が増えるハズです。

 

一応言っておくとビブラートは後で少しかけるところがありますし、ロングトーンと違ってこれをしなければ100点が取れないというわけではありません

 

好き嫌いが分かれるテクニックだと思いますが、長いバーが少ない曲というのはこういうテクニックを使うかどうかで難易度がだいぶ変わるので、特にこだわりがない方は試してみるといいでしょう!

 

 

 

Cメロ

 

そうたんたんと だけどさんさんと みえそうでみえ

 

ないひみつはーみつのあじ あれもないないない これもないない

 

ない すきなたいぷはあいてはさぁ こたえて

 

 

 

Cメロはこれまでと比べると音程の変わり方がシンプルで、曲中最も歌いやすいところだと思います。

 

なので特筆すべき難所は最後の「こたえて」の「え」で急に3.5音高くなるところぐらいです。

 

ただ、1オクターブ下で歌う場合は1行目の「そうたんたんと」の「そう」や「だけどさんさんと」の「」などの低音があまりにも低くなり過ぎて突然難所に変貌します。

 

男性を中心に多くの方が1オクターブ下で歌うと思うので、そういった方は同時にキーを上げるのがオススメです!

 

ちなみに僕はオク下のキー2上げで歌っていましたが、それでも低く感じたので4つほど上げるのがいいと思います!

 

 

 

Dメロ.(1)

 

だれか をす き に なること なん

 

て わたし わからなくてさ うそか ほん と かしりえ

 

ない そんな こ と ば に またひとりおち

 

る また すき にさせる

 

 

 

Dメロは感覚としてはゆっくりになったAメロみたいな感じで、音と音の間ができたことによって音程のおかしさがより目立っています。

 

特に1行目の「なること」と2行目の「わからなくてさ」、4行目の「にさせる」の音程の変わり方が普通じゃないので重点的に覚えましょう。

 

また、音と音の間が空くことは落ち着いて音程を合わせにいけるというメリットもありますが、流れで歌えないのでより音感が試されるという難しさもあります。

 

音ゲーをやっている方なんかは分かってくれる気がしますが、音が一定のリズムで連続してくるよりも単音がちょこちょこ降ってくる方がタイミングが合わせづらくて難しかったりするじゃないですか?

 

あんな感じです。

 

単音は自分の覚えている音程と正解の音程とのズレが如実に表れるので、ミスしがちなところは練習回数でごり押しするんじゃなくて、一度原曲やガイドメロディーを聴いて改めて正解の音程を把握してみてください

 

そっちの方が絶対に効率良く上達します!

 

 

 

サビ.(1)

 

だれも が めをうばーわれて

 

 きみは かんぺきできゅうきょくのあいどる こんりんざいあらわれな

 

い いちばんぼしのうまれかわり~ そのえがおで あいしてる

 

 だーれもかれもとりこにしていく そのひとみが そのことば

 

がうそでもそれはかんぜんなあい

 

 

 

サビはYOASOBIらしく、他と比べるとかなりシンプルなメロディーで歌いやすいです。

 

ただ、4行目の「とりこにしていく」と5行目の「うそでもそれは」は音程が上下しながら徐々に低くなっていく難解な音程となっているので要注意です。

 

特に前者の最後の「く」は、それまでの流れと違って高くなるので覚えておきましょう!

 

それ以外だと1行目の「だれも が」と「うばーわれて」などのグッと高くなる音程も特徴的です。

 

ここは思いっきり高く歌うことが大事ですが、原曲キーで歌っている人にとってはかなりの難所となります。

 

しかもラストサビは転調してさらに高くなるので、ここの時点で苦しいようなら無理せずキーを下げるのがオススメです!

 

原曲キーで挑戦するような方なら、2つ下げるだけでもかなり楽になると思うので試してみてください!

 

 

 

Aメロ.(2)

 

はいはいあのこはとくべつです

 

われわれははなからおまけです おほしさまのひきたてやくびーです

 

すべてがあのこのおかげな わけ ない

 

 

 

ここはAメロ.(1)に比べると音程の変化はシンプルになっていますが、全体的に低くなっているのがポイント

 

特に最後の「わけ ない」はかなり低い上に音程の感覚もガラッと変わるので超難しいです。

 

とはいえ基本的な考え方は同じで、基準となる2つの音程を覚えてそれをくり返すだけである程度は大丈夫です!

 

完璧を目指して微妙に音程の違うところを修正していくと地獄なのも同じです!

 

 

 

Eメロ

 

しゃらくさい ねたみしっ となん

 

てない わけがない これはねたじゃないからこそゆるせない かん ぺきじゃない きみじゃゆるせ

 

ない じぶんをゆるせない だれよりもつよい きみいがいはみとめ

 

ない

 

 

 

初めて聴いた時のインパクトナンバーワンのEメロです。

 

「なんじゃこれ、難しすぎ....」

 

と思っている方も多いことでしょう。

 

ですがぶっちゃけて言うと、直前のAメロの方が断然難しいです!

 

2行目の「これはねたじゃない」までをかなり低めに歌うことと、そこからは1フレーズ毎に半音ずつ高くなっていくことだけ意識すれば、ずっと同じような歌い方で大体音程が合ってくれます。

 

この歌い方でも音程正確率80%以上は目指せるので、完璧に歌いたい方以外はこれで満足するのが吉だと思います!

 

完璧を目指すとなると音と音の間がなく1つ1つの音程を丁寧に歌うのがかなり難しい上に、音程自体もめちゃくちゃ揺れるのでAメロと同じぐらい地獄のメロディーに変貌します。

 

 

 

サビ.(2)

 

だれも が しんじあーがめてる まさに さいきょうでむーてきのあい

 

どる じゃんくてんなんてみあたらない いちばんぼしをやどして

 

る よわいとーこなんて みせちゃだめだめしーりーたくない とこはみせず

 

にゆーいつむにじゃ なくちゃいやいやそーれーこそほんもののあい

 

 

 

基本的にはサビ.(1)と同じですが、後半2行が少し変わっています。

 

その中でも特に3行目から4行目にかけての「とこはみせずに」の音程の変わり方がかなりめちゃくちゃで難しいです。

 

なのでここは「とこは」と「みせずに」の2つに分解して考えてみましょう

 

前半の「とこは」は高く入った後にグッと低くなり、そこから1音高くなります。

そして「みせずに」は1音ずつ高くなっていくシンプルな音程の変わり方をします。

 

つまり「とこは」と「みせずに」の「み」の4音だけ頑張れば後は割と流れで歌えるのです。

 

このように難解な音程は分解して理解していくとガラッと歌いやすくなったりするので困った時は試してみてください!

 

 

 

Aメロ.(3)

 

とくいのえがおでわかすめでぃあ かくしきるこのひみつだけ

 

は あいしてるっ てうそでつむきゃりあ これこそわたしなりのあいだ

 

ながれるあせもきれいなあくあ るびぃをかくしたこのまぶ

 

た うたいおどりまうわたしはまりあ そううそはとびきりのあいだ

 

 

 

2行目の「あいしてるっ て」の「るっ」を思いっきり高く出すこと以外はこれまでと同じように軸となる2つの音程をくり返すだけで大体大丈夫です!

 

最後の「そううそはとびきりのあいだ」は他と比べて変化幅が小さいので、少し緩く揺らす意識でいると◯です!

 

 

 

Dメロ.(2)

 

だれかにあいさ れたことも だれか のこと あいしたことも

 

ないそんなわた しのうそが いつか ほんと にな る こと しーんじて

 

 

 

 

基本はDメロ.(1)と同じですが、2行目の「いつか ほんと にな る こと」のところが曲中で最も低い音となっているのでここを基準にキー設定するといいでしょう!

 

 

 

ラストサビ

 

いつかきっ と ぜんぶてーにいれる わたし はーそうよくーばりなあい

 

どる とうしんだいでみんなのこと ちゃんと あいしたいか

 

きょうも うそをつくの このことばが い

 

つかほんとになるひをねがって それでもまだ きみときみにだ

 

けはいえずにいーたーけど~ やっ といえ

 

 これはぜぇたいうそじゃないあ いしてる

 

 

 

ラストサビは転調して半音高くなっていますが、4行目の「ねがって」の高くなる音程以外はサビ.(1)と同じように歌えば大丈夫です!

 

ちなみに1行目最後の「あい」が曲中最高音となっています。

 

 

 

まとめ

 

今回はYOASOBIの『アイドル』の解説をしました。

 

全てが難所で、逆にどこをかいつまんで解説するか迷うという訳が分からない悩み方をするほど難易度が高い曲です。

 

正直「だからこそ頑張る!」というマゾっ気のある方か、採点に慣れた人以外は点数は気にしなくてもいいと思います!

 

というかこの曲で100点ないし、それに近い高得点を出せるなら他のどんな曲でも心配ありません!

 

そういう意味では逆に自信をつけるための練習曲になる.....わけないかw

 

音程正確率80%いけばかなり上々なので、今回挙げたポイントを意識して練習してみてください!

 

それ以上を目指すなら1音1音の微妙な違いを地道に埋めていくかなり険しい道のりになると思いますが、上の音程バーを確認しながら頑張ってみてください!

 

応援しています!

 

 

 

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【難易度 ★★★★☆】『絆ノ奇跡』を100点取ったので解説します!

 

MAN WITH A MISSION × milet の『絆ノ奇跡』100点取りました!

 

 

アニメ『鬼滅の刃 刀鍛冶の里編』のオープニングテーマです!

 

 

 

鬼滅のオープニング曲は毎回話題になりますが、今回はmiletさんとマンウィズでしたね!

 

マンウィズのボーカルであるTokyo Tanakaさんの力強い歌声と、miletさんのハスキーボイスが調和して疾走感がありつつ若干の不気味さも兼ね備えた曲となっています。

 

そんな『絆ノ奇跡』の特徴は

 

音域は結構広いが、音程の揺れはあまり激しくない

Aメロのリズムが不規則でかなり難しい

長いバーが少ないので、ロングトーンやビブラートがかけづらい

 

の3つです。

 

男性パートと女性パートがあるおかげで、どうしても音域が広くなってしまっています。

 

そしてそれを一人で歌おうとすると中々の難易度になるのは必然で、まあ端的に言うと「難しい曲」です。

 

それに加えて長いバーが少ないので、安定性やビブラート評価を稼ぎづらいという採点的な難しさもある大変な曲です。

 

ただ、音程の変化は緩やかなので声域さえ問題なければ音程は取りやすいと思います!

 

ということで今回はそんな『絆ノ奇跡』の解説をしていきます!

少しでも参考になれば幸いです。

 

 

また、採点の基本的な解説は省いていくので、それを知りたい方はこちらをどうぞ

 

 

 

 

解説

初めに言っておきますが、あくまで点数をとるための解説です!

歌がうまくなるための解説ではありません。

ご了承ください!

 

赤字はマイクを近づける箇所、青字はビブラートをかける箇所、緑字ロングトーンをかける箇所になっています。

 

マイクを近づける箇所とビブラートをかける箇所が重なっている場合は紫字になっています。

 

(♧)はマンウィズのボーカルTokyo Tanakaさんのパート、(♡)はmiletさんのパート、()は二人で歌うパートを表しています。

 

 

1番Aメロ

 

(♧)みーよをかけぬけて どこへむかう

 

つきあかーりだーけが ただひとーつのみちしる

 

べ (♡)いたーみもかなしみも ぬぐいきれず

 

されどこーのむぅねの ほのおはけーさせない

 

 

 

Aメロは上で書いたようにリズムがポイントです。

 

例えば1行目の「みーよをかけぬけて」の伸ばす音と短い音と中間の長さの音が不規則に混じっているところや、次の「どこへ」に入るタイミングと2行目最初の「つき」に入るタイミングが走り気味になっていたりですね。

 

ここはまあ早い話が原曲を覚えればいいのですが、リズムが難しい曲は実際に歌ってみると

 

「アレ?結構聴いて覚えたのにムズッ....」

 

ってなることが多いので、ちゃんと歌って身体に染み込ませるまでは油断大敵です。

 

また、このAメロはリズムが難しい反面、音程は1行目の「どこへむかう」と3行目の「ぬぐいきれず」を低く入る意識だけ持っていればそれほど難しくありません。

 

なので本当にリズムだけしっかり頑張ってください!

 

それとこの曲は長いバーが少ないのでビブラートがかけにくいと上で述べたのですが、それは「間奏ビブラート」をすることである程度ラクできます。

 

この「間奏ビブラート」とは、歌詞が表示されているタイミングならいつでもビブラートがかかることを利用して、本来歌うところの1小節前に無理矢理ビブラートをかけるテクニックです。

 

一応後でビブラートをかける箇所はありますが、他で勝手にビブラートがかかって評価が悪くなってしまうという方且つ、裏技っぽい技を使うことに抵抗がない場合は試してみてください!

 

 

 

1番Bメロ

 

()たがためにぼくたちは このおもいをつらぬい

 

て やみをさきひのしたで (♧)ひかーりさーすひーま

 

 

 

 

BメロはAメロより音程の変化が緩く、リズムもそれほど難しくないので最も歌いやすいところです。

 

ただ、音程がほぼ揺れないが故に1行目の「たがためにぼくたちは」の「くたちは」や、2行目の「やみをさきひのしたで」の「のしたで」などで音程を変えるタイミングが合わせづらいという難しさもあります。

 

なので「どの音で音程を変えるのか」だけは意識しておくといいでしょう!

 

 

 

1番サビ

 

(♧)ときはーなたーれた ここーろにーやどしたひ

 

よ まいあげーまとえいま よあーけのーむこうがわへ

 

(♡)きみがいる このせかい もいちどあいせるまでー

 

(♧)わがいのち はてようとも つないでゆこう()きずながつむいで~

 

うまーれた~ きせきを

 

 

 

サビはこれまでと逆で、リズムはシンプルになって音程がかなり揺れるようになっています。

 

その中でも気をつけるポイントはふたつあって、ひとつは1行目の「ここーろにやどした」や、2行目の「あーけのーむこう」、4行目の「つないでゆこう」などのジグザグ揺れる音程です。

 

こういう上下する音程の多くは変化幅が半音〜1音程度なのですが、ここは1.5音以上と比較的大きめなのでしっかり揺らす意識を持って歌いましょう!

 

そして2つ目のポイントは3行目と4行目の後半の高音です。

 

ここは前半から後半にかけて段々高くなっていき、最後は男性だとかなりキツイぐらいの音程になっています。

 

なのでここは無理そうなら早めに裏声に切り替えることをオススメします。

 

例えば3行目なら

 

きみがいる (ここから裏声) このせかい もいちどあいせるまでー」

 

という具合ですね。

 

もちろん歌えるなら全部地声でもいいですし、最後以外は地声というのもOKです。

自分の声域に合わせた歌い方を試してみてください!

 

無理して歌っても喉を痛めたり声が震えて安定性が欠けたりなど、いいことはほぼありません!

 

 

 

2番Aメロ

 

(♧)きど あい らく ゆめ ゆらーめいーてるうつしよ

 

たがいのせいぎをまたくり かえしふりかざす

 

 

 

ここは実質Cメロと言っていいぐらい1番から変わっています

 

とはいえリズムが難しくて音程は簡単という特徴自体は引き継いでいるのでポイントは一切変わりません

 

何度も原曲を聴いた後に実際に歌うことで身体にリズムを染み込ませていきましょう!

 

 

 

2番Bメロ

 

(♡)たがためにつなぐいのち まじわりもつれるさだ

 

め じゃのみちあまたのつみ すべーてなーぎはーられ

 

 

 

1行目の「まじわり」を早めに入ること以外は1番と同じように歌えば大丈夫です。

 

 

 

2番サビ

 

(♧)ときはーなてーいま ぼくーらがーおこしたひ

 

を まいあげーはしぃれば あしーたがーかわるはず

 

(♡)きみといる このせかい にどとはなさずにー

 

()きみとともにゆぅく

 

 

 

最後以外は1番と同じように歌えばOK!

 

 

 

Cメロ

 

(♧)まぶぅたをーとじーても

 

おもぉいだすあのひを うちぃのめされーても

 

こがぁれたみらいを ()いつぅのひーかきーみ

 

 ささーぁげてみせようー

 

 

 

Cメロは音程もリズムもシンプルで比較的歌いやすいところです。

 

ただ気をつける点がひとつあって、それは1行目の「まぶぅた」や、2行目の「おもぉい」「うちぃの」などのねっとり歌って音程を変えるところです。

 

このような音程はこれまでもいくつかありましたが、このCメロはそれが毎フレーズあるのでより意識して歌いましょう!

 

また、4行目の「ささー」のところは声をピンと伸ばしてロングトーンをかけるのを忘れずに!

 

 

 

ラストサビ

 

(♧)ときはーなたーれた ここーろにぃやどしたひ

 

よ まいあげーまとえいま よあーけのむこーうへー

 

ときはーなてーいま ぼくーらがーおこしたひ

 

を まいあげーはしーれば あしーたがーかわるはず

 

(♡)きみがいた このせかい もいちどあいせるまでー

 

(♧)わがいのち はてようとも つないでいくよ()きずながつむいで~

 

うまーれた~ きせきを

 

 

 

歌う量が約2倍になっていること以外は基本的に1番のサビと同じです。

 

ただ、2行目の「よあーけの」の「けの」でガクッと音程が低くなるところはこれまでと大きく違う点なので覚えておいてください!

 

 

 

まとめ

 

今回は『絆ノ奇跡』の解説をしました。

 

それぞれのメロディーのメリハリがしっかりしていて特徴がガラッと変わる曲です。

 

また、男女混合で歌っていることもあって音域が広かったり、休憩が少ない等の中々苦しい点もあります。

 

とはいえハチャメチャな難しさではなく、一人でもなんとか歌える難易度の曲です。

 

Aメロのリズムとサビの高音を綺麗に歌うことが最大のポイントなので、その辺りを意識しつつ練習してみてください!

 

 

 

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【難易度 ★★★★☆】『First Love』を100点取ったので解説します!

 

宇多田ヒカル の『First Love』100点取りました!

 

 

宇多田ヒカルさんの代表曲のひとつですね!

 

 

 

15歳でこの歌詞、この歌唱力というヤバさ。

 

色んなアーティストが「一番凄いのは宇多田ヒカル」と言っていますし、やっぱり同業者から見ても異質な存在なんだなと。

 

そんな彼女が歌う『First Love』の特には

 

音域がかなり広く、音程もだいぶ揺れる

歌詞にない音程バーがありすぎる

1番と2番でメロディーの変化が割とある

リズムはゆっくりで歌いやすい

 

の4つですね!

 

リズムがゆっくりなこと以外は本当に難しい要素だらけな曲です。

 

中でもかなり辛いのが2つ目の歌詞にない音程バーで、まあ早い話が原曲の通りに歌えばいいんですけど、それが本当にヤバいです。

 

何がどうヤバいかは少し下まで読んでもらえれば分かると思いますw

 

ということで今回はその辺も含めて『First Love』の解説をしていきます!

少しでも参考になれば幸いです。

 

 

また、採点の基本的な解説は省いていくので、それを知りたい方はこちらをどうぞ

 

 

 

 

解説

初めに言っておきますが、あくまで点数をとるための解説です!

歌がうまくなるための解説ではありません。

ご了承ください!

 

赤字はマイクを近づける箇所、青字はビブラートをかける箇所、緑字ロングトーンをかける箇所になっています。

 

マイクを近づける箇所とビブラートをかける箇所が重なっている場合は紫字、マイクを近づける箇所とロングトーンをかける箇所が重なっている場合は茶字になっています。

 

 

イントロ

 

らんらんらぁ らんらんらぁぁぁぁ はぁぁぁぁーぁー うぉぉぉぉぉぉー いぇぇぇ

 

 

 

これを見れば分かるかと思いますが、この曲で一番ヤバいのがこのイントロ部分です。

 

なぜかここにも音程バーがあって、しかも声が小さいところにもちゃんと判定があるので、そもそもの正しい音程がめちゃくちゃ分かりづらいという意味がわからない難しさがあります。

 

中でも大変なのが3つ目の「はぁぁぁぁーぁー」と4つ目の「うぉぉぉぉぉぉー」のところで、前者は

 

⤵︎(半音)⤵︎(2音)⤵︎(1.5音)⤴︎(1.5音)ぁー ⤴︎(1音)ぁー

 

となっています。

 

この中で一番音程の変化が激しい3つ目の「ぁ」が最も難しいので、ここを合わせる意識で歌うといいでしょう!

 

そして後者は音程の変化幅こそ全て一律で1音ですが、3〜5つ目の「ぉ」で音程が揺れるスピードがかなり速いので要練習です。

 

また、ここら辺から本格的に低音に寄ってくるので音程の意識も変えていきましょう!

 

このイントロは原曲をよく聴いても音程が超分かりづらいので、カラオケのガイドメロディーを大にして歌わずに聴いて覚えるのがオススメです!

 

 

 

1番Aメロ

 

さ いーぃごぉの きぃす

 

はたば このふれいばぁーがしぃた

 

にが くーぅてせつぅないかーおり~

 

 

 

1番Aメロは音程が比較的シンプルでクセがないので、この曲で最も歌いやすいところだと思います。

 

難しいところは1行目の「いーぃご」や2行目の「いばぁー」などの、やや音程の変化が激しいところだけで、それもリズムがゆっくりなので丁寧に歌えば大丈夫でしょう!

 

ただ、音程がかなり低いので1オクターブ下で歌うと、人によってはAメロが一番苦戦するなんてこともあり得ます。

 

なのでその場合はいくつかキーを上げるといいでしょう。

実際僕は1オクターブ下のキー2上げで歌っていました!

 

 

 

1番Bメロ

 

あしたのーいまごろにはー

 

あなたはーどこに いるんだぁろ

 

だーれーを おもぉてーるーんー だろー

 

 

 

BメロはAメロと比べて音程の変化幅が大きいのが大変なところです。

 

特に最初の「あした」と2行目「あなた」の2音目がポイントで、低く歌う意識が大切です。

 

というのも最後の「ろー」みたいな音程は低音と高音の2パターンしかないので感覚として分かりやすいのですが、3音あって徐々に高くなる場合、間の2音目の音程がかなり雑になりがちだからです。

 

例えば「あした」を例に出すと、多くの人は無意識的に間の「し」の音程を「あ」と「た」の真ん中、もしくは最後の「た」に引っ張られてちょっと高めに歌ってしまいがちです。

 

そこで上の音程バーを見て欲しいのですが、ここの2音目は真ん中よりもちょっと低めの音程になっています。

 

なので意識して低めに歌うくらいで丁度いいというワケです!

実際に歌って感覚を掴んでみてください!

 

そしてもうひとつポイントがあって、それは最後の裏声のところ。

 

ここでロングトーンをかけるわけですが、バーがめちゃくちゃ長いので、できるなら途中でビブラートに移行できるとベターです!

 

ただ、声を伸ばしているところからビブラートをかけるのは難しいので、無理ならずっと伸ばしてもいいし、ある程度伸ばしたら途中で早めに切ってもOKです!

 

 

 

1番サビ

 

ゆあおうぃずごなびぃまいらぶ いつぅか だれか

 

とまたこいにおーちても あいりめんばーとぅぅ

 

らぶ ゆと~みはう ゆあお

 

うぃずごなびぃざぁわん いまぁは まーだ かなしいらぶーそんぐ

 

あたらしいうた うたーえるまーで~

 

 

 

1番のサビは最後の方以外音程の変化が激しくないので基本的に歌いやすいところですが、「原曲のように」歌うところには注意してください。

 

例えば1行目の「びぃまいらぶ」と「いつぅか」を「びーまいらぶ」「いつーか」と伸ばさないように歌ったりですね。

 

特に前者は音程を変える瞬間が一瞬しかないので、より意識しておきましょう!

 

 

 

2番Aメロ

 

たー ちーぃどぉまる じかんは

 

うごきだそうとしてーるー

 

わすれーたくなーい ことばかりぃぃ~

 

 

 

ここは2番Aメロという名のCメロですw

それくらい1番と違っています。

 

なのでそもそも覚えるのが大変という辛さがある上に、単純に1番よりこっちの方が難しくなっています。

 

中でも2行目の「うごきだそう」の音程が難しくて、ここは

 

⤵︎(1.5音)⤴︎(1.5音)

 

⤵︎(1音)⤴︎(1音)

 

となっているので、途中で微妙に歌い方を変えてあげる必要があります

 

音程の変わり方が似ている上に音が続いているのでどうしても同じように歌ってしまいがちですが、ここは注意しておきましょう!

 

それともうひとつポイントがあって、それは最後の「ばかりぃぃ〜」の「ぃ〜」のところ。

 

ここは「ばかりぃ〜」ではなくて「ぃぃ〜」とねっとり歌って音程を変えるポイントが2個あるので忘れないように!

 

 

 

2番Bメロ

 

あしたのーいまごろにはーぁぁぁ

 

ぁ わたしはーきぃと ないてぇる

 

あなーたーを おもぉてーるーんー だろ~

 

いぇいいぇいいぇ

 

 

 

この2番Bメロは初めてカラオケで歌う際

 

「Aメロはかなり変わってたけどBメロは一緒だったよな」

 

と思って音程バーを見るとビックリする

そんなところです。

 

具体的には1行目から2行目にかけての「はーぁぁぁぁ」と、最後の「いぇいいぇいいぇ」の歌詞にない音程が違うところで、前者に関しては単純に2番Bメロにおいて音程を合わせるのが最も難しいところです。

 

音程が変わるスピードがかなり速いので正確に合わせるのは非常に難しいですが、感覚としてはちょっとだけ高く入った後に元の音程に寄せる感じで歌えば大体合うと思います!

 

低く歌おうとし過ぎないことがポイントですね。

 

で、最後の「いぇいいぇいいぇ」は歌うことさえ忘れていなければそこまで難しくないので、本当に心の準備をしておくだけですね!

 

 

 

2番サビ

 

ゆうぃるおうぃずびいんさいまい

 

はー いつぅも あなただけ

 

のばしょがあーるから あいほぷざらはば

 

ぷれす いんゆあ はー とぅ なうえんふぉえ

 

ばゆぅあすてぃるざぁわん いまぁは まーだ かなしいらぶーそんぐ

 

あたらしいうた うたーえるまーで~

 

おー おおー

 

 

 

2番のサビは4行目の「なうえん」のところを早めに入ることと、最後の「おー おおー」以外は1番と同じように歌えば大丈夫です!

 

 

 

ラストサビ

 

ゆあおうぃず

 

ごなびぃまいらぶ いつぅか だれか

 

とまたこいにおーちてもぉ あいりめんばーとぅぅ

 

らぶ ゆとぉみ はぁぁう ゆあおうぃず

 

ごな びざわーぁ~ん まーだ かなしいらぶぅそんぐぅぅいぇぇぇ

 

なうえんふぉえーば~ あぁ~

 

 

 

ラストサビは後半からこれまでのサビとだいぶ変わっていきます。

 

まず最初の変更点は4行目の「ゆとぉみ はぁぁう」で、「ゆとぉみ」は伸ばすんじゃなくて段々と低くなっていきます

 

そして「はぁぁう」も伸ばすんじゃなくて途中で声を揺らしますが、こっちは高く変化します

 

次の違うところは5行目の「びざわーぁ〜ん」がかなり高くなっていること。

 

ただ、これは声が出せるなら実はそんなに難しくないので丁寧に歌えば大丈夫だと思います!

 

で、次が最大の問題点である「かなしいらぶぅそんぐぅぅいぇぇぇ」のところ。

 

ここは音程が変わっているとはいえ「ぐ」まではなんとかなると思います。

 

が、その後の歌詞にない音程が本当にヤバくて、原曲を聴いても「んーまあ確かにそんな感じかな....?」ってなるくらい元の音程が分かりにくいので、ここもイントロと同じくガイドメロディーを流して正確な音程を一度聴いてみることをオススメします!

 

それから音程バーを見ながら感覚を掴めるまで練習してみましょう!

 

そして最後の行もこれまでにはなかったメロディーですが、ここはそれほど難しくないので問題ないと思います。

 

ただ、「ぁ〜」まで音程バーがあることだけは覚えておくといいとでしょう!

 

 

 

まとめ

 

今回は宇多田ヒカルさんの『First Love』の解説をしました。

 

純粋な曲の難しさも高いですが、それに加えて宇多田ヒカルさんの特徴的な歌い方にも音程バーがあるのがこの曲のヤバいところです。

 

原曲を聴いただけでは分からない難しさがあるので、実際に歌ってみてからがスタート。

 

リズムは遅いので音程の練習をしやすいことだけは嬉しいところです。

 

今回挙げたポイントを意識して頑張ってみてください!

 

 

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曲のリクエストも大歓迎です!

僕もレパートリーが増えると嬉しいので!