松田聖子 の『あなたに逢いたくて ~Missing You~』100点取りました!
松田聖子さんの代表曲のひとつで、リリースされて約30年経つのに未だに聴かれ続けている名曲です!
そんな『あなたに逢いたくて 〜Missing You〜』の特徴は
・使う声域は狭く、音程の揺れも緩やか
・音程の変化幅はやや大きめ
・長いバーが多く、ビブラートをかけやすい
・リズムのパターンが少なくて覚えやすい
の4つです!
全体的に歌いやすく、全国平均点が示す通り『高得点を狙いやすい曲』と言えるでしょう!
ただ、音程が急に高くなったりグッと沈むように低くなるところがあったりで音程の変化する幅は若干大きいです。
そしてリズムがゆっくりなので、そういう音程を丁寧に合わせていくことがこの曲を歌う上でのポイントになります。
という具合に今回は松田聖子さんの『あなたに逢いたくて 〜Missing You〜』の解説をしていきます!
少しでも参考になれば幸いです。
また、採点の基本的な解説は省いていくので、それを知りたい方はこちらをどうぞ
解説
初めに言っておきますが、あくまで点数をとるための解説です!
歌がうまくなるための解説ではありません。
ご了承ください!
※赤字はマイクを近づける箇所、青字はビブラートをかける箇所、緑字はロングトーンをかける箇所になっています。
マイクを近づける箇所とビブラートをかける箇所が重なっている場合は紫字、マイクを近づける箇所とロングトーンをかける箇所が重なっている場合は茶字になっています。
1番Aメロ
ふたりーのへやのー とびらーをしめて~
おもいーでたちに~ さよなーらつげた~
まず始めの1番Aメロですが、正直ここが一番難しいと思います。
なぜなら1行目の「ふたりーの」と、2行目の「おもいーでたちに〜」の低音から高音に変わるところが難しいからです。
ここは高音の方に注目しがちですが、その前の低音を丁寧に歌うことがポイントです。
というのも高音に意識を割くあまり、直前の低音と高音の中間ぐらいの音程で歌ってしまうことがよくあるからです。
しかも1行目と2行目だと2行目の方がワンテンポ遅いので、そこも意識して丁寧に音程を合わせましょう。
これはこの曲だけじゃなくて他の曲でもよくあるポイントなので、常に意識しておくといいと思います!
それ以外では1行目最後の「て〜」の音程が曲中最低音になっていて、オクターブ下で歌うとかなり低いです。
どうしても無理な音程ではないですが、2〜4つぐらいキーを上げた方が歌いやすくなると思うので試してみてください!
ちなみに初っ端でロングトーンをかけていますがどこでかけても大丈夫です。
僕の場合はさっさとかけた方が気持ち的に楽なので最速でかけただけです。
ただできるだけ1箇所に留めておきましょう!
1番Bメロ
あれからはんとーしのー ときがながれて~
やっ とーわらえるのよ~
まいにちいそがーしくー していーるわー
あたらしいー じんせいをー わたしなりにあるいてる~
BメロはAメロに比べると急激な音程の変化はないので、全体的に合わせやすいです。
ただ1行目の「ときがながれて〜」の「れ」、2行目の歌い出しの「やっ」の2音は前後の音程が結構離れているので注意してください。
それと4行目の「あたらしいー じんせいをー」のところも、音程が1.5音と比較的変化の幅が大きい上に揺れ方が独特で難しいので、丁寧に合わせる意識で歌いましょう!
ここら辺だけ意識しておけばあとは特に気をつけるところはありません!
1番サビ
あなたに~ あいたくて~
あいたくて~ ねむれぬよーるは
あなたの~ ぬくもりを~
そのぬくーもりを~
おもいだしー そぉとひとーみとじてみる~
サビは何と言っても最後の「そぉとひとーみとじてみる〜」のところが難しいですね。
まず最初の「そぉと」は「ぉ」の音程も含めて3音に分かれています。
なので「そっ と」と歌わないことがポイントです。
そしてその後の「ひとーみ」の「とー」で音程がグッと低くなるところも注意点です。
この音は「そぉと」の「そ」と同じ音程なのでそこを目安にすると合わせやすくなるかもしれません。
それ以外では1行目の「あいたくて〜」の「い」の最高音を若干抑えめで歌うことも意識しておくといいと思います!
というのもここは前の音から半音しか高くなっていなくて、張り切って歌うと飛び越してしまうからです。
実際、僕自身が何回もやらかしてたのでそうならないように気をつけてください!
2番Aメロ
あなたーのうしろ~ あるきーたかぁた~
ふたりーでみらい~ きずきーたかぁた~
1番と同じように歌えば大丈夫です!
2番Bメロ
どんなにあいしーてもー かなうことない~
あいもーあることなど~
きづきもしないーほどー あなたーだけー
みつめてたー あいしてたー わたしのすべてをかけて~
ここも1番と同じように歌えば大丈夫。
2番サビ
あなたに~ あいたくて~
あいたくて~ ねむれぬよーる
は あなたの~ ぬくもりを~
そのぬくーもりを~
おもいだしー そぉとひとーみとじてみる~
1番と同じです!
Cメロ
いっしょにすごしたひ~びを~
わすれーないでね~
こうかーいしない~でしょー
ふたりあいしあーぁたこと~
Cメロは音程を取るだけなら最も簡単な箇所だと思います。
なので音程に関する注意点は特にありません。
ここのポイントは1行目の「ひ〜びを〜」の「ひ〜」や、3行目の「しない〜でしょー」の「い〜」などのフレーズの途中にあるビブラートです。
こういう途中のビブラートはバーの長さがギリギリのことが多くて、実際にこの曲でもそんなに長い方ではありません。
ただ、このバーをそのまま伸ばしてしまうとロングトーンの判定になってしまうので、それを防ぐためにビブラートをかけています。
また、「ひ びを〜」や「しない でしょー」というように早めに区切ってもロングトーンにならないのでどっちでも大丈夫です!
ラストサビ
あなたに~ あいたくて~
あいたくて~ ねむれぬよーる
は あなたの~ ぬくもりを~
そのぬくーもりを~
おもいだしー そぉとひとーみとじてみる~
あいしてるーとつぶやいーて~
最後のフレーズをもう一度繰り返す以外はこれまでのサビと同じです!
まとめ
今回は松田聖子さんの『あなたに逢いたくて 〜Missing You〜』の解説をしました。
これぞバラード曲という曲調で、音程を丁寧に合わせられるかどうかがほぼ全てと言っても過言ではありません。
今回挙げた音程ミスしやすいところを重点的に練習してみてください!
また、この曲は長いバーが多いのでビブラートの練習にも最適です。
ビブラート評価4以上を目標に頑張ってみてください!
わからないことや質問があれば
までどうぞ!
曲のリクエストも大歓迎です!
僕もレパートリーが増えると嬉しいので!