ASIAN KUNG-FU GENERATION の『転がる岩、君に朝が降る』100点取りました!
2008年にリリースされたASIAN KUNG-FU GENERATION 通称アジカンの曲ですね!
アジカンは僕も世代ではあったのですが、『リライト』や『ソラニン』などの超メジャー曲や、BLEACHのオープニング曲だった『アフターダーク』ぐらいしか知りませんでした。
ですがあるきっかけでこの曲を知りまして、「超いい曲じゃんこれ!もっと早く聴いとけば良かった!」ってなりました。
まああるきっかけていうのは絶賛超バズり中のアニメ『ぼっち・ざ・ろっく!』なんですけどもね!
評判に違わずめちゃくちゃ面白かった!
まあこれは本題から逸れるので詳しくは語りませんが、もし未視聴でしたら是非観ることをオススメします!
そんな15年経ってまた大注目されているこの『転がる岩、君に朝が降る』の特徴は
・音域はそこそこ広く、音程も結構揺れる
・グッと高くなる音が目立つが、基本的には音程の変化幅は小さい
・Cメロがやたら難しい
・メロディーのパターンが少なくて覚えやすい
の4つですね!
難しいところあり、でも易しいところもありで難易度としてはぼちぼちといったところ。
サビの高低差が目立ちますが実はそれ以外が結構難しくて、初めに言っておくとCメロがこの曲の一番のポイントとなっています。
また、他の曲でいうBメロがないのでかなり覚えやすいのは楽な点ですね。
ということで今回はアジカンの『転がる岩、君に朝が降る』の解説をしていきます!
少しでも参考になれば幸いです。
また、採点の基本的な解説は省いていくので、それを知りたい方はこちらをどうぞ
解説
初めに言っておきますが、あくまで点数をとるための解説です!
歌がうまくなるための解説ではありません。
ご了承ください!
※赤字はマイクを近づける箇所、青字はビブラートをかける箇所、緑字はロングトーンをかける箇所になっています。
マイクを近づける箇所とビブラートをかける箇所が重なっている場合は紫字、マイクを近づける箇所とロングトーンをかける箇所が重なっている場合は茶字になっています。
1番Aメロ
でーきーれーばーせかーいをぼーくはー ぬりかーえたーい
せんそうをなくーすよなーだいそーれたー ことーじゃなーい
だーけーどーちょーっとー それーもあーるよな~
はいゆうやーえーいがすたーにはなーれない
それどーころかぁー き み の まーえでさーえもじょうずにー わらーえなーい
そーんーなーぼーくにー すべーはなーいよなー
ああ~
Aメロは2つのポイントがあって、ひとつは6行目の「そんなぼーく」の「ぼー」の裏声ですね。
この音が曲中最高音で、前の「な」から3.5音も高くなっています。
しかもその次の「く」には1オクターブと更に大きく低くなっています。
この一連の音程はどれもミスしやすいので、他の音よりも丁寧に歌うことを意識しましょう!
そしてふたつめのポイントは2行目の「なくーすよなー」の「なー」の音です。
ここを意識して歌うことはそんなにないかなと思うのですが、実は他の似たフレーズよりも1音高くなっているのがミソです。
例えば1行目の「せかーいを」のところや4行目の「えーいがすたー」、5行目の「まーえでさーえ」のところなどは最初の音が高いことはありますが、途中で高くなることはありません。
その影響で途中を平坦に歌ってしまいがちなので気を付けてください!
ただ、これは意識して歌うことができればすぐに改善できるポイントなので、慣れるまではそこにも注意を向けて歌うといいでしょう!
1番サビ
なにをまちがっ たそーれさえもー わからないん
だろーりん ろーりん はじめからもっ てなーいの
にむねがーぁーいたんだーぁ~ ぼくらはきっとこーのさきもー
こころからまっ てろーりん ろーりん いてつくじめん
をこーろがるようにーはしりだしたーぁー うぉぉぉぉ~
サビは音程が変わるところとそうでないところがハッキリ分かれています。
最も特徴的なのが1行目の「そーれさえもー」の「そー」や、2行目の「なーい」の「なー」などの途中でグッと高くなる音程ですね。
この音はBメロの裏声よりも半音低い音で、曲中最高音ではないですがそれでも結構高いです。
原曲のように地声で激しく歌った方が抑揚もつきやすくていいのですが、それがキツいという方は無理せずここも裏声で通して全然OKです!
「前半は大丈夫だったけど後半辛くなってきたからラスサビは裏声にしよう」
みたいな感じで、その日の体調と相談しながら歌いやすい方を選んでもらえればと思います。
また、それ以外にも音程の変化幅が大きくて難しいところが2箇所あって、ひとつは2行目と4行目の「ろーりん ろーりん」のところ。
ここの「ろー」が思ったより低いので気をつけてください。
もうひとつは5行目の「はしり」のところです。
ここは音程の変化幅もさることながらリズムが速いので、単純な音程の合わせづらさで言ったら一番難しいと思います。
歌い出しの「は」に入るタイミングとしっかり音程を揺らす意識を持って歌うといいでしょう!
それ以外は基本的には音程の変化幅が小さくて歌いやすいですが、ひとつだけ注意点があって、それは歌い出しの音程です。
例えば1行目最初の「なにをまちがっ た」と最後の「わからないんだ」はどちらも半音ずつ揺れる音程ですが前者は高めから入り、後者は低めから入ります。
ひとつずれればその後も全部ずれていってしまうので、それぞれの歌い出しの音程だけは丁寧に合わせてください!
ちなみに最後の「うぉぉぉぉ~」にも音程バーがあるのでちゃんと歌っておきましょう!
2番Aメロ
わーけーもーなーいのにー なんーだかー かなーしいー
なーけーやしなーいからーよけーいにー すくいがなーい
そーんーなーよーるをー あたーためーるよにー
うたうーんだーぁ~ うぉぉ~
最後の行以外は1番の後半と同じです。
その最後の行は最初の「う」の低音がかなり合わせづらいので要練習です!
2番サビ
いわはころがっ てぼーくたちをー どこか
につれてくよーに よーに かたいじめんがわーけ
ていのちがーぁー めばえたーぁ~ あのおかをこえたそーのさきはー
ひかりかがやいたよーに よーに きみのこどく
もすーべてあばきだーぁーす あさだーぁ~
2番は1番と比べると1行目と3行目で音が高くなっていないのが特徴です。
ただ音程の違いに慣れてしまえばこっちの方が歌いやすいのでそこまで問題ではありません。
問題なのは実はそれ以外のところで、例えば最初の「いわはころがって」は最初の「い」が一番と違って低く入ります。
それ以外にもちょこちょこ違うところがあって、2番の音程の方がやや複雑になっているので、あらかじめ上の音程バーを確認しておくといいでしょう!
最も分かりやすいポイントとしては「どのフレーズも低い音から入る」ことです!
Cメロ
あーかーいー あーかーいー ちいーさーなーくるーまはー
きみ~をの~せてぇぇ~
とーおーくー むーこうのー かーどーをーまがっ てー
こーこーかーらーは~ みえーなくーなっ たぁ~
問題のCメロですね。
ここの問題はただひとつ!
「音程の振れ幅が大きすぎる」ことです。
まあ言うまでもなく1行目の「あーかーいー あーかーいー ちいーさーなー」と3行目の「とーおーくー むーこうのー かーどーをー」のところですね。
ここは最初の低音から次の高音にかけて1オクターブも音程が変わります。
特に低音の方はこれまでほとんど使ってこなかった声域をピタッと合わせなければいけないので非常に難しいです。
本当にCメロは低音と次の高音を合わせられるかどうかだけと言っても過言ではないので、この2音の感覚を掴むことだけは頑張って練習してみてください!
ラストサビ
なにをなくしたそーれさえもー わからないん
だろーりん ろーりん はじめからもっ てなーいの
にむねがーぁーいたんだーぁ~ ぼくらはきっとこーのさきもー
こころからまっ てろーりん ろーりん いてつくせかい
をこーろがるようにーはしりだしたーぁ~ うぉぉ
ラストサビは最後の「うぉぉ」が短くなっていること以外は1番と全く同じ....に見せかけて最初の「なにをなくした」が低い音から入っているので地味に歌い分けが必要です。
それ以外は同じように歌えば大丈夫です!
まとめ
今回はアジカンの『転がる岩、君に朝が降る』の解説をしました。
要所要所の難しい点はあるものの同じフレーズの繰り返しが多く、慣れていけばいくほどグングン点数が伸びていく曲だと感じました!
今回挙げたポイントを意識して是非高得点を狙ってみてください!
わからないことや質問があれば
までどうぞ!
曲のリクエストも大歓迎です!
僕もレパートリーが増えると嬉しいので!