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【難易度 ★★★★☆】『ビリミリオン』を100点取ったので解説します!

 

優里 の『ビリミリオン』100点取りました!

 

 

どんなに辛くても今生きていることが何よりも価値がある、というテーマの曲です!

 

個人的に優里さんは初期の頃と比べて『ドライフラワー』辺りぐらいから直接的な表現が多くなった印象がありますが、この『ビリミリオン』は正にそれの最たる曲で、世界観に没入させるとかそういうのじゃなくて、どストレートに僕たちに投げかける応援歌となっています。

 

 

 

そんな『ビリミリオン』の特徴は

 

音域のかなり広いが、揺れはそんなに激しくない

前半リズムは繰り返しで簡単ただしリズムが変わる後半は難しい

ねっとり歌って音程を変えるところが気づきにくい上に多い

長いバーが少ないのでロングトーンやビブラートがかけにくい

 

の4つ。

 

大体は優里さんの曲っぽい特徴ですが、2つ目の「前半と後半でリズムが変わる」というのが珍しいですね。

 

しかも後半のメロディーはそれ単品で癖のあるリズムで難しいので、それが難易度を引き上げている理由になっています。

 

前半だけなら難易度は3か、なんなら2でもいいぐらいかなと思います。

 

今回はそんな優里さんの『ビリミリオン』の解説をしていきます!

少しでも参考になれば幸いです。

 

 

また、採点の基本的な解説は省いていくので、それを知りたい方はこちらをどうぞ

 

 

 

 

解説

初めに言っておきますが、あくまで点数をとるための解説です!

歌がうまくなるための解説ではありません。

ご了承ください!

 

赤字はマイクを近づける箇所、青字はビブラートをかける箇所、緑字ロングトーンをかける箇所になっています。

 

マイクを近づける箇所とビブラートをかける箇所が重なっている場合は紫字、マイクを近づける箇所とロングトーンをかける箇所が重なっている場合は茶字になっています。

 

 

1番Aメロ

 

ろうじんがきみにいいました のこりのじゅみょうをかわせてよ

 

ごじゅうねんをごじゅうおくでかおう じんせいをぉやりーなおしたいと

 

ただおきてくっ てはたらいて ねておきてはたらくまいにち

 

だ それなのにてばなしたくない りゆうをぉかんーがえてみたよ

 

からだもいたく なるだろうし ともだちもいなくなるんだろうな

 

れんあいもできなくなるよな そのねだーんじゃ うれないな

 

 

 

 

Aメロは最初から最後まで同じフレーズが続きます。

その中で注意する点は3つ。

 

ひとつは最初の「ろうじん」の「」から「」にかけてグイッと高くなる音です。

 

ここは歌い出しの音から4音も高くなっていて合わせるのが難しい上に、この音程は毎行繰り返されるので練習は必須です。

 

2音目からは同じ音程で途中からでも合わせにいけるので、最初の一音目を特に気を遣って歌いましょう

 

最初は難しいと思いますが、一度感覚さえ掴めれば全部合わせられるようになるので頑張る価値大ありです!

 

2つ目は2行目の「じんせいをぉ」や4行目の「りゆうをぉ」の「ぉ」の音。

 

ここは「じんせいをー」と伸ばすのではなくて、「をぉ」とねっとり歌って音程を変える必要があるので覚えておきましょう!

 

3つ目は1行目と5行目のマイクを離すタイミングです。

 

1行目で言えば「ろうじんがきみにいいました のこりの」のところですが、ここは「いいました」を歌ったところからマイクを離した方が分かりやすくていいですし、実際3行目はそんな具合になっています。

 

じゃあなぜ1行目と5行目だけマイクの動かし方が違うのかというと、マイクを離したときに音飛びするからです。

 

音飛びというのは歌っているのにマイクに認識されないことです。

あなたもちゃんと歌っているのに音程バーが反応しなかった経験はありませんか?

 

それが音飛びで、マイクを動かす時、特に離した時に起こりがちなのです。

 

音が飛んでしまうと当然音程ミスになりますし、声が途中で途切れたことになって安定性も減点されてしまいます

 

で、この音が飛びやすい箇所というのは曲によって違っていて、それが1行目の「のこりの」と5行目の「ともだち」の部分なのです。

 

これは実際に歌ってみるまで分からないので、もしかしたらこの記事にも抜けがあるかもしれませんが、とりあえずここはほぼ毎回音飛びしていたので間違いないと思います。

 

また、当然これは他の曲でも同じことが言えるのでマイクを動かした時に毎回そういう現象が起きてしまう場合は、多少抑揚が下がったとしてもマイクを動かさないようにするといいでしょう!

 

 

 

1番サビ

 

ぼくがーいーきてる このじかん

 

は ごじゅうおくいじょーのかちがあるで

 

しょう いきてーるぅだけで まーるもう

 

け これいじょうなーにがほしいというの

 

 

 

サビはリズムも音程も取りやすく、曲中で最も歌いやすいところです。

 

Aメロと同じく3行目の「いきてーるぅだけで」の「」をねっとり歌うことと、2行目と4行目の全体的に揺れていく音程だけ気をつければ大丈夫でしょう!

 

後者の揺れる音程も半音〜1音の変化幅しかないので丁寧に歌えばそれほど難しくないハズ!

 

 

 

2番Aメロ

 

ろうじんがきみにいいました それならばいのひゃくおくだそ

 

う おくさんこどももつけるから ごうていもしごともつけるから

 

さ ごじゅうねんがひゃくおくならば ねんしゅうにおくのだいふごう

 

だ でもすきなひとはじぶんでさ みつけたぁいから いらないよ

 

 

 

 

1番と同じように歌えば大丈夫です。

 

 

 

2番サビ

 

ぼくがーいーきてる このじかん

 

は ひゃくおくいじょーのかちがあるでしょう

 

いきてーるぅだけで まーるもう

 

け なんにでもなーれるいまがいいの

 

 

 

ここも1番と同じように歌えばOK!

 

 

 

Cメロ

 

どーんなゆめをえがーいてもいい

 

どーんなこいをしたーっ て

 

いい むげーんだいの かーのう せいは だーれにもゆずれなぁ~

 

 

 

Cメロの1、2行目は癖がなくて歌いやすいですが、3行目の「だーれにもゆずれなぁ〜い」でリズムが変わるのが最大の難所でありポイントです。

 

ここは原曲を聴いて覚えた気になっていても、実際に歌ってみるとガタガタなんてことがよく起こるので、何度も歌って体に染み込ませていきましょう!

 

また、その直前の「せいは」の素早く1音ずつ低くなっていく音程も難しいところで、リズムが速いと流れで歌ってしまいがちです。

 

その結果、一定の音程で歌ってしまったり、半音しか低くなってなかったりするので、しっかり音程を変える意識を持って歌うといいでしょう!

 

 

 

Dメロ

 

なんじゅっかいたちどまぁてぇも それでもぼくをあきらぁめない

 

ぼくぅがぁいきるりゆうはぼくが きめるから~

 

ぼくらがいきぃるじかぁんは けっしてやすいものじゃないから

 

こうかいしないせんたくをえぇらんでほしいの~

 

がんばろう がんばろうがーんんばれー

 

がんばろうがんばろう がーんんばぁれー

 

がんばろうがんばろう がーんんばれー

 

がんばろうがんばろう がーんんばぁれ~

 

 

 

一般的な曲と違ってCメロの後に更にガラッとリズムが変わったDメロに移行します。

そしてこのDメロが音程、リズム共に曲中で最も難しいところです。

 

最初に「なんじゅっかい」の速めのリズムから入りますが、基本的なリズムはCメロの最後と同じ。

 

ただ、2行目の「ぼくが」の走り気味に歌うところはリズムがズレるので気をつけましょう。

 

そして音程面で特に難しいのは4行目の「えぇらんで」の一瞬で1オクターブ以上低くなるところ

 

ここは一気に地声で喋るレベルまで下がるので、ガラッとスイッチを切り替える感覚でいると分かりやすいと思います。

 

別の曲を歌っている感覚みたいな。

 

それ以外ではねっとり歌って音程を変えるところが、このDメロには沢山あるのでそれも注意点です。

 

それこそ「えぇらんで」の「ぇ」もそうですし、1行目だけで見ても「まぁてぇ」と「らぁめない」などがあります。

 

どこをねっとり歌うのか、普通に歌うのかを初見で正確に歌い分けるのはほぼ無理なので、上の音程バーを確認してあらかじめ頭の中でシミュレーションしておくといいと思います!

 

で、5行目からの「がんばろう がんばろう」のところは音程も取りやすいし、リズムもゆっくりなので非常に歌いやすくなります。

 

7行目の最後でロングトーン、8行目の最後で長いビブラートをかけることだけ意識しておけば大丈夫です!

 

 

 

まとめ

 

今回は優里さんの『ビリミリオン』の解説をしました。

 

前半だけ見るとかなり歌いやすいですが、Dメロを歌うと「あーやっぱ優里さんの曲は結構難しいなー」ってなる曲です。

 

ただ、それは最後の方まで高音や一癖あるリズムが出てこないということでもあるので、全体的な印象として「やや難しめの曲」というところに落ち着くのかな、と。

 

今回挙げたポイントを意識して練習してみてください!

 

 

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