どんな人であれ、人生に困難はつきものです。
当然、これを読んでいるあなたも様々な苦労があったことと思います。
もしかしたら、今まさにその苦労の真っ只中でしょうか?
ところで、あなたは「最古の植物」は何年前に存在していたか知っているでしょうか?
答えは4億7千年前です
最古の人類は700年前ほどですから、生物の種としては大先輩にあたるわけですね。
そこで!
そんな長生きなら、「先輩なんだから、後輩に色々教えて下さいよー」って図々しく思ったわけですw
そして勉強していくと、いくつか良い教えになりそうなものがあったので、今回はそんな「植物」パイセンからの人生のヒントを紹介していきます。
何か学びになることがあれば幸いです。
もうすぐこのヒガンバナが咲く季節ですね。
その名の通り、秋の彼岸に咲くから「ヒガンバナ」と呼ばれています。
この花を見て気付くことはないでしょうか?
葉っぱがないんです!
珍しいですよね、バラだったり、あじさいだったり、花と葉っぱは2つでセットと思いがちですがこのヒガンバナはそうではないのです。
では、葉っぱは生えないのか?というと、そうではありません。
ヒガンバナの葉っぱは、花がしおれた後に、細く目立たない姿で生えてくるのです。
なので、多くの人はヒガンバナの花は知っているけど、葉っぱは知らないのではないのでしょうか。
冬に生やした葉っぱは、4月から5月ごろの暖かくなって、他の植物たちが葉っぱを生やす頃に枯れます。
葉っぱと花が出会わないので、お互いに「どのような姿なのだろう?」と思う様に見えることから「相思華」という呼び名もあります。
では、「なぜ、ヒガンバナは寒い冬にわざわざ葉っぱを茂らせるのか?」という疑問が湧きますが、その理由が面白いのです。
冬には、多くの植物が枯れています。
だから、冬に葉っぱを生やすことで、太陽の光を奪い合う事はありません。
つまり、葉っぱを生やす時期をずらすことで、競争を避けているのです。
実は植物というのは、他の植物が自分に覆いかぶさり日陰になると、その葉っぱを追い越すように背丈を伸ばすのです。
つまり、植物でも激しい生存競争をしているわけです。
これをヒガンバナは知っているのでしょう。
他の植物とは違う時期に葉っぱを生やすことによって争いを避け、悠々自適に暮らしています。
これは僕らの生活にも同じようなことが言えるのではないでしょうか?
経営の用語で、競争が激しい市場を「レッドオーシャン」と言い、競争がない市場を「ブルーオーシャン」と言います。
それで言うと、このヒガンバナは「ブルーオーシャン」を市場にして、争わずに生きているということでしょう。
赤い花なのにブルーオーシャンとはこれいかに...。
まあ、そんなダジャレは置いといてw
多くの人が争っていて横並びになる競争を避け、多くの人が持っていない知識や技術を持ったりすることで、このヒガンバナのようにゆったりとした人生を送れるのかもしれません。
好きな人が多いだろうと思う「アサガオ」です。
アサガオはその名の通り、朝に顔を出すから「アサガオ」なんです。
それも周りのアサガオがみんな一斉に花を咲かすのです。
もちろん、理由があります。
まず、植物たちにとっては、ハチやチョウチョなどに花粉を運んでもらいたいわけです。
そのために、美しい色で装い、良い香りを放ち、おいしい蜜を準備するわけです。
そんな花が同じ時間に一斉に咲くと競争が激しくなります。
そこで、植物たちは種類ごとに開花する時間を「月日」だけでなく、「時刻」もずらすという知恵を付けたわけです。
なので、アサガオは朝に咲くという順番と言わけですね。
しかし、本当に大事な事は競争をさけるということではありません。
植物にとって一番大切な事は、仲間の花と一斉に咲くという事です。
もし、花粉を運んでもらったとしても、自分も咲いていないと受粉することができません。
なので、植物たちは仲間同士、協力して全員で一斉に咲くことで子供を残そうとしているのです。
僕たち人間にもそれが当てはまるのではないでしょうか?
「自分だけが利益を得たい」と思っている人は、結局、自分も良い思いをする事ができないように思います。
それは、周りの人もそんな人には協力したくならないからです。
そうならないように「自分だけが」というエゴを捨てて、周りにも目を向けて他人を助けることが、実は、自分が求めていた「利益」を得られる最短の道なのかもしれません。
まとめ
今回は、「ヒガンバナ」と「アサガオ」の生態から学べたことを紹介しました。
僕は植物とか特に興味がなかったのですが、調べてみると意外と面白いものですね。
「へぇ~。」となるようなものも沢山ありました。
また、機会があればpart2もしたいかなと思います!
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