かなーーーーーり!おもしろかった!
「何がそんなに面白かったの?」
その答えは、今話題になっている『いけない』という小説です!
僕は普段ミステリー小説は読まないのですが、話題になっているということもあり手に取ってみました。
評判通り滅茶苦茶面白かったですね!
これからはミステリー小説も読んでみようという気にさせてくれました!
ということで、今回は『いけない』の作品紹介とオススメするポイントを紹介していきます!
目次
1.作品紹介
2.オススメするポイント
3.まとめ
1.作品紹介
第1章「弓投げの崖を見てはいけない」
自殺の名所付近のトンネルで起きた交通事故が、殺人の連鎖を招く。
第2章その話を聞かせてはいけない」
友達のいない少年が目撃した殺人現場は本物か? 偽物か?
第3章「絵の謎に気づいてはいけない」
宗教団体の幹部女性が死体で発見された。先輩刑事は後輩を導き捜査を進めるが。
どの章にも、最後の1ページを捲ると物語ががらりと変貌するトリックが……!
ラストページの後に再読すると物語に隠された〝本当の真相〟が浮かび上がる超絶技巧。
さらに終章「街の平和を信じてはいけない」を読み終えると、これまでの物語すべてがが絡み合い、さらなる〝真実〟に辿り着く大仕掛けが待ち受ける。
引用元:『いけない』道尾秀介 | 単行本 - 文藝春秋BOOKS
2.オススメするポイント
・まさにミステリー小説
ミステリー小説は普段読まないと言いましたが、刑事ドラマだったり、映画だったりを観る事はあります。
その多くは展開がなんとなく読めるものが多いですよね。
最初に犯人っぽい人はほとんど犯人じゃなかったり、そもそも「犯人はだれか?」ということだけが焦点になっていたり。
しかし、この小説は違います。
むしろ、普通のミステリーで焦点となる部分は意外とストレートだったりします。
が、「え?あ、そこがそうだったの!?」というように、普通のミステリーとは違う所が物語の核になっていて、読者はまんまと騙されることになります。
気をつけて読んでいても騙される体験は、まさに「ミステリー」と呼べるものでしょう。
・再読するたびに新しいものが見えてくる
この小説は結構難解です。
1度読んだだけでは分からない所も出てくるのではないかと思います。
しかし、だからこそ、再読したくなります。
そして、再読するたびに新しく気付くこともあるでしょう。
実際に作者の道尾秀介さんも、「この作品を売る状態にするまでに40回ほど読んでいるけど、読み返すと未だに新しい顔が見えてくる」と語っています。
1度読んだだけで終わりにする小説もあるなか、再読したくなるというのは大変な価値があると言えます!
・展開が速い
この小説は3つの短編+最終章の流れになっています。
全編は250ページほどあるのですが、それが4つに区切られているので、1つ1つの話のスピードはかなりのものです。
なので、普段小説を読まないという方も、最後まで飽きずに読み切ることができると思います。
3.まとめ
今回は、今話題のミステリー小説『いけない』の紹介をしました。
普段、ミステリー小説を読まない僕が読んでも面白かったので、同じような方が読んでも楽しめると思いますね!
興味がある方は是非読んでみることをオススメします!
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