(◍•ᴗ•◍)v

自分の好きなことや得意なこと、オススメのものなどを紹介するブログ。

【ネタバレなし】 小説だからこそのゾクゾクする怖さ! 『火のないところに煙は』

 

「突然見知らぬ異界へと連れ出されてそのままポンと置き去りにされるような感覚を覚えるのだ。その、本を閉じても読む前と同じ場所には戻ってこられないような感覚ー信じてきた世界が揺らぐ恐怖こそが実話会談を読む醍醐味だと思う。」

 

 

 

本屋大賞ノミネート作品の芦沢央さんの『火のないところに煙は』読みました!

 

 
 
 

普段、こういうホラー小説のようなものを読んでこなかったのですが、

 

「見事に引き込まれた...。こういうのも面白いな!」

 

という感想です!

絵が描写されない小説だからこそ、怖さが引き立つなという印象を受けました。

 

なので、今回は『火のないところに煙は』の作品紹介とオススメするポイントを書いていこうと思います!

 

 

 目次

1.作品紹介

2.オススメするポイント

3.まとめ

 

 

 

 

 

 

1.作品紹介

 

「神楽坂を舞台に怪談を書きませんか」。突然の依頼に、かつての凄惨な体験が作家の脳裏に浮かぶ。解けない謎、救えなかった友人、そこから逃げ出した自分。作家は、事件を小説にすることで解決を目論むが――。驚愕の展開とどんでん返しの波状攻撃、そして導かれる最恐の真実。読み始めたら引き返せない、戦慄の暗黒ミステリ!

 
 
 
 
 
 
 2.オススメするポイント
 
・実話か創作か分からないほどのリアリティ
 
 「怪談と言っても小説だからフィクションだよな」
          ↓
「あれ?これって実話?なんかすげぇリアル」
          ↓
「ああ、そうだよね、創作だよね、うんうん」
          ↓
「え?やっぱり実話? いや、実話ベースに多少フィクションを入れた感じか?」
          ↓
「あれ...? どっち...?」 ☚  今ココ
 
 
みたいな感じになると思います。
っていうか、僕はそうなりました(笑)
いや、冗談抜きでそうなってしまうほどのリアリティがあります!
 
一応、芦沢央さんのインタビュー記事を読めば創作か実話かは明言されています。
が、どっちか分からない方が楽しめると思うので、この記事では書かないでおきますね!
読み終わった後に答え合わせしてみて下さい!
 
 
 
 
 
・どんでん返しが凄い
 
この小説は5つの章+最終章の、全部で6つの章で分けられています。
それぞれの章の最後にはこれまでの推理を一変させるどんでん返しが待っています。
そして、最終章にはこれまでのすべてを繋げたうえでひっくり返す仕掛けがあるのです!
 
半ば強引なんじゃないかと思うようなところもありますが、読み返してみると確かに伏線もあってなるほどと納得させられます。
 
そういう最後のどんでん返しが好きな人にはとても合う作品なのではないかなと思いますね!
 
 
 
 
 
・普段小説を読まない人も読みやすい
 
先ほども言った通りこの小説は6つの章に分かれています。
そして、それらは最後の章以外はそれぞれ独立した話となっています。
平均40ページずつくらいでしょうかね。
 
なので、40ページ読んで休憩ということができるので、普段小説を読まない人もじっくり読むことが出来ますね!
 
そういう意味では普段小説は読まないけど、『火のないところに煙は』には興味をもったという方にも自信をもって勧める事ができます!
 
 
 
 
 
 
3.まとめ
 
今回は『火のないところに煙は』の作品紹介とオススメするポイントを書いていきました。
 
普段、ホラー小説を読まない僕も非常に楽しめました!
興味がある方は是非手に取ってみて下さい、損はしないと思います!
 
 
 
 
 

twitterやってます!

しょう (@sho2019blog) | Twitter

まで何かあればどうぞ!