「突然見知らぬ異界へと連れ出されてそのままポンと置き去りにされるような感覚を覚えるのだ。その、本を閉じても読む前と同じ場所には戻ってこられないような感覚ー信じてきた世界が揺らぐ恐怖こそが実話会談を読む醍醐味だと思う。」
本屋大賞ノミネート作品の芦沢央さんの『火のないところに煙は』読みました!
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普段、こういうホラー小説のようなものを読んでこなかったのですが、
「見事に引き込まれた...。こういうのも面白いな!」
という感想です!
絵が描写されない小説だからこそ、怖さが引き立つなという印象を受けました。
なので、今回は『火のないところに煙は』の作品紹介とオススメするポイントを書いていこうと思います!
目次
1.作品紹介
2.オススメするポイント
3.まとめ
1.作品紹介
「神楽坂を舞台に怪談を書きませんか」。突然の依頼に、かつての凄惨な体験が作家の脳裏に浮かぶ。解けない謎、救えなかった友人、そこから逃げ出した自分。作家は、事件を小説にすることで解決を目論むが――。驚愕の展開とどんでん返しの波状攻撃、そして導かれる最恐の真実。読み始めたら引き返せない、戦慄の暗黒ミステリ!