「それは、生まれてからずっと片時も離れずにそばにあって輝いていた」
ベストセラー本『引き寄せの教科書』の著者、奥平亜美衣さんの『探し物はすぐそこに』読みました!
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表紙と帯を読み中身を読まずに買ったのですが、「あ、こういう感じなんだ!」と予想を裏切られましたね。
「物語があってそこから自分がメッセージを読み取る」のではなく、「引き寄せの法則を紹介するための物語」という印象でした!
ということで、今回は『探し物はすぐそこに』の特徴的な点と、どんな人にオススメかを紹介していきます!
目次
1.作品紹介
2.どんな人にオススメ?
3.特徴的な点
4.まとめ
1.作品紹介
いつもなにかが足りない。そう思っていた。でも、いつだって、ぜんぶ最初からすぐそこにあった。
ベストセラー『引き寄せの教科書』の著者による魂の物語。
仕事、恋愛、家族、夢……。人生の迷子になってしまった主人公が、思い通りの人生を見つけるまで。
「こんなわたしではいけない」そう思っていたのは、誰よりもわたしだった。
迷いがないというのは、幸せにとても似ている。そして、迷いはとても不幸に似ている。世界は自分の思う通りにできているし、自分の見たいように見えているんだよ。君の目は何を見るためにあるの?君の耳は何を聞くためにあるの?
自分にとって大事なものって、意外なほど少ない。
2.どんな人にオススメ?
これはズバリ「現状に不満を抱いている人、新しい事を始めたい人、上昇意向が高い人、女性」ですね!
これはこの小説で紹介している引き寄せの法則が、そういった現状に不満を抱いている人のためにあるからですね!
実際、主人公も最初はそんな状況で落ち込んでいますし。
また、この引き寄せの法則は男性より女性の方が比較的ハマりやすいようです。
なので女性の方にもオススメかなと思います!
逆に、単純に面白い物語を求めている人や、自己啓発本が苦手な人には向いていないかと思います!
3.特徴的な点
・小説という形の自己啓発本
これがこの本の最大の特徴ですね。
「嫌われる勇気」風と言えば分かりやすいでしょうか。
主人公に自分が感情移入し、一緒に様々な体験を通して引き寄せの法則を学ぶという物語になっています。
ただ、この手法は分かりやすい反面、諸刃の剣であると感じました。
主人公に感情移入できない、或いは引き寄せの法則について冷めた目で読んでしまうと、恐らくこの本を楽しめないと思います。
まあ、この本的に言うと楽しめないのも自分のせいってことですね。
その通りだとは思いますけど、合わないものは合いません。
しょうがないです(笑)
ただ逆に、ハマる人にはハマると思います!
勉強にもなりますし、一読の価値はあると感じました!
・細かく区切られていて読みやすい
約5ページ毎に展開が区切られているので非常に読みやすいです。
一気読みはできないという人も、日をまたいで読みやすい作品だと思いました!
その点でも自己啓発本的と言えるのかもしれませんね!
・作者自身がこの小説の主人公のような経験をしている
正直、この本を読んだ人の中には「なんか胡散臭いなー」と思う人もいるでしょう。
ですが、この作者自身が2012年に『サラとソロモン』と出会い、引き寄せの法則を知り、現実が激変したという過去を持ちます。
だからある意味では、この本は実体験を描いているといっても過言ではないのかもしれません。
この話は引き寄せの法則の信憑性を高め、胡散臭いという感想をある程度吹き飛ばす力がありますね!
4.まとめ
今回は『探し物はすぐそこに』の紹介をしました。
最近流行りの「アドラー心理学」などが好きな人は、この本も好きになると思います!
気になった方は読んでみてはどうでしょうか?
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