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【ネタバレなし】背中を押してもらいたい全ての「人」へ 『ひと』

 

「先は大事。でも今も大事。先は見なければいけない。でも今も疎かにしたくない。だって僕は、生きてる。」

 

 

 

 

今話題の小野寺史宜さんの『ひと』

評判に違わずの良作でした!

 

 
 
 
この『ひと』は2019年の本屋大賞2位に選ばれていますね。
僕が買った本屋さんでも、人気1位となってました!
 
 
そして実際に読んでみたところ、「なるほど、これは面白い。」と納得しました。
なので、今回は『ひと』のあらすじとオススメするポイントを紹介していこうと思います!
 
 

 目次

1.あらすじ

2.オススメするポイント

3.まとめ

 

 

 

 

 

 

1.あらすじ

 

母の故郷の鳥取で店を開くも失敗、
交通事故死した調理師だった父。
女手ひとつ、学食で働きながら一人っ子の僕を
東京の私大に進ませてくれた母。
──その母が急死した。

柏木聖輔かしわぎせいすけは二十歳の秋、たった一人になった。
全財産は百五十万円、奨学金を返せる自信はなく、
大学は中退。
仕事を探さなければと思いつつ、動き出せない日々が続いた。

そんなある日の午後、空腹に負けて吸い寄せられた
商店街の惣菜そうざい屋で、買おうとしていた最後に残った
五十円のコロッケを見知らぬおばあさんにゆずった。
それが運命を変えるとも知らずに……。

 引用元:https://www.shodensha.co.jp/hito/

 

 

 

 

 

 

2.オススメするポイント

 

 ・こんな時代だからこその「ひと」の暖かさ

 

今はとても便利な時代になりました。

SNSで共通の趣味を持つ友達も作れるし、分からないことも調べればすぐに答えが出てきます。

しかし、どこまで言っても僕たちは人間。

人間が最も大切に思うのは人間であるということに変わりはありません。

 

色んなことが出来るようになって、隣にいる人のありがたみも忘れてしまいそうな昨今ですが、そんな今の時代に「ひと」の大切さを思い出させてくれる作品です!

そんな背景があるからこそ、多くの人の心を揺さぶるのだと思います。

 

また、作品全体を通して結構ほっこりするような内容で、安心して読み進める事ができます。

なので、万人にオススメできるような内容かなと思います!

 

逆に言えば、変わったもの、特異なものを欲しているという方には、物足りないかもしれませんね。

 

 

 

 

・文章のリズムが良く、飽きにくい

 

リズムと言っても分かりにくいですよね。

例えば、ハムカツを食べるシーン。

 

「なかのハムがが僕好み。ちょうどいい。薄すぎず、厚すぎない。で、熱すぎる。うますぎる。」

 

みたいな。

一番最初に書いたのセリフもそうなのですが、とてもリズムが良くスラスラと読むことが出来ます。

 

長々と難しい言葉が並べられていると読む気が失せますよね。

特に普段小説を読まない方ならなおさら。

でも、この小説はそうじゃないので、あまり本を読まないという人も読みやすいと思います!

 

話題になってるから読もうかなという方も多いと思うので、そんな方にもオススメできますね!

 

 

 

 

・今、最も話題になっている作品だということ

 

正直、これを書いたら元も子もないかなとも思ったのですが(笑)

しかし、流行りものは流行っているうちに味わう事が大事!

 

今、どんなものが流行っているのか、人はどんなものを求めているのか、どんなものが人の心を揺さぶるのか。

そういったことも勉強できると思います!

 

この作品の直接的なオススメポイントではないのはすみませんという感じですが...。

ただ、個人的にはこの点もプッシュする価値がある項目だと思うのです!

 

 

だって、皆が読んでいるもの、あなたも気になりません?

 

 

 

 

 

 

3.まとめ

 

今回は『ひと』のあらすじと、オススメするポイントを書いていきました。

 

話題の作品なので、今更僕があれこれ言う必要もないかもしれません。

ただ、「評判通りでした」その言葉に尽きます。

 

非常にオススメの作品なので、あなたも是非手に取ってみて下さい!

 

 
 
 

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