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【ネタバレなし】歳を重ねた人にこそ読んでほしい小説 「14歳、明日の時間割」

 

 

普通にめっちゃ面白かった!!!

 

 

なにがそんなに面白かったというとこれです!

 

 

 

「普通に」

 

とつけたのにも理由がありまして...。

 

なんとこれを書いた鈴木るりかさんは、執筆当時14歳なんです!!!

そんなことを感じさせないような表現、語彙、人間模様etc。

こんなすごい子がいるんだって、単純に驚きました!

 

 

しかし、まあ読み手にとっては年齢なんて関係ないもの。

その物語が面白いのかどうか、読む価値があるのかどうか、それが一番大事な要素です。

その意味で言って「普通に面白かった」というわけです。

 

 

ということで、今回は「14歳、明日の時間割」の作品紹介とオススメするポイントを書いていきます!

 

 

 

 目次

1.作品紹介

2.オススメするポイント

3.まとめ

 

 

 

 

 

 

1.作品紹介

 

文学界騒然の中学生作家待望の第2弾小説!
現在、青春時代のまっただ中にいる方はもちろん、学生時代が遠い昔という大人や遥か彼方という熟年世代まで、どんな世代も共感できる、笑える、そしてホロッと泣ける、全方位型エンジョイ小説の誕生です。
短編小説を学校の時間割に見立て、7つの物語が展開されます。
<1時間目 国語>
短編小説が入賞。作家となった少女への国語の先生のお願いとは。半分は私小説を思わせる作品。
<2時間目 家庭科>
家庭科を得意とする少年が抱える事情と、見守る少女の想い。思わずキュン涙必至です。
<3時間目 数学>
都会への転校を前に、孤独感に苛まれる少年の再生物語。少年の孤独と不安を癒やしたのは……。
<4時間目 道徳>
ダメな大人たちに囲まれた少年のピュアな成長ダイアリー。中学生目線の鋭い大人描写が胸に迫ります。
<昼休み>
孤独な少女の心の葛藤と青春。ヒリヒリした中学生ならではの複雑な感情に、誰もが共感を覚える一編。
<5・6時間目 体育>
体育が大の苦手な少女が決意した大きな挑戦と努力。彼女の周りの人々の生き様と「生きる」ことへの希望。
<放課後>
夢を持ち続ける大人、先生の苦悩とリアルな心情。大人はいつまで夢をみていいのか。
全7編。

 

 引用元:「14歳、明日の時間割」小学館

 

 

 

 

 

 

2.オススメするポイント

 

・14歳が書いたものという先入観

 

先ほど、読み手にとっては著者の年齢よりもその話が面白いかどうかが重要と言いました。

それはその通りなのですが、そうは言っても頭の隅には残るものです。

 

意外と人は他人を評価する時、年齢や環境などの経歴で先入観を持ちがちです。

「自分よりも一回りも二回りも人生経験が少ない人が、自分を感動させられるのか?」

と。

 

 

その結果はぐだぐだ言うよりも読んでもらえば分かるはず!

 

 

感動を生む要因の一つとして「先入観」があるのなら、本来、悪い意味で使われる「先入観」も良い面を持つというもの。

 

 

僕らに「先入観」があってしまうということ。

それこそがこの作品をオススメするポイントです!

 

 

余談ですが、作者の鈴木るりかさん自身が作中で「今は本が売れないから、こういう付加価値が必要なのだ。」みたいな感じで、ブラックジョークにしてたのが笑いましたwww

 

 

 

 

・短編集なので読みやすい

 

この作品は全7編なんですね。

短いものは20ページ、長いものでも100ページほど。

世界観は全編で共通してますが、主人公はそれぞれ別で独立した話になっています。

なので、「1章読んで休憩」みたいにゆったりと読むことが出来ます。

 

話の内容もスラスラと読めるものが多く、フフッと笑えるようなユーモアのある言い回しも含めて、全体的に楽な気持ちで愉しむ事が出来ますね!

 

そういう意味では、内面をえぐるような作品を求めている人には向かないかなとは思います。

 

 

 

 

・元気をもらえる

 

これは物語なのでやはり悲しい物事は起こっていきます。

しかし、皆前に進んでいくのです。

それを読んだ僕たちは、彼らと同じように成長する事ができるでしょう!

 

もしかしたらこの小説を読んだ後、あなたの両目から見える景色は変わっているかもしれません。

それはただ一つ、あなたの気持ちが変わったからです!

この「14歳、明日の時間割」に登場する主人公たちのように。

 

 

 

 

 

 

3.まとめ

 

今回は「14歳、明日の時間割」の作品紹介とオススメするポイントを書いていきました。

 

歳を重ねて、様々な物事を効率良く取捨選択することに慣れた「大人」にこそ、この小説をオススメしたいです!

もしかしたら、この若い芽が、あなたに未だ見たことのない景色を見せてくれるかもしれません。

 

 

 

 

 

 

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