Ado の『会いたくて』100点取りました!
この曲は『かぐや様は告らせたい〜天才たちの恋愛頭脳戦〜 ファイナル』の挿入歌でもありました。
Adoさんの曲にしては物凄くシンプルというか、言い方が悪いかもしれませんが真っ当な楽曲となってますね!w
そんな『会いたくて』の特徴は
・音域は広いが、そこまで激しく揺れない
・音程の変化幅が大きいところはちょこちょこある
・生音演奏のリズムがおかしい
・曲自体のリズムはゆっくりで歌いやすい(Cメロ以外)
の4つですね。
2022年3月12日現在、Adoさんの曲の中では1.2を争うくらい歌いやすい曲でしょう!
初めに言っておくと、3番目の「生音演奏のリズムがおかしい」に関しては、前に解説した『シンデレラボーイ』と同じで、カラオケ側の問題でリズムがかなり変な判定のされ方をします。
なのでこれは割り切って通常演奏の方で歌いましょう!
という感じで今回はAdoさんの『会いたくて』を解説していきます!
少しでも参考になれば幸いです。
また、採点の基本的な解説は省いていくので、それを知りたい方はこちらをどうぞ
解説
初めに言っておきますが、あくまで点数をとるための解説です!
歌がうまくなるための解説ではありません。
ご了承ください!
※赤字はマイクを近づける箇所、青字はビブラートをかける箇所、緑字はロングトーンをかける箇所になっています。
マイクを近づける箇所とビブラートをかける箇所が重なっている場合は紫字にしております。
マイクを近づける箇所とロングトーンをかける箇所が重なっている場合は茶字にしております。
1番Aメロ
すこしずつ わかりーはじめた~
きみのくせ かんがえーそうなこと~
つたえたい ことがーあるのに~
むねのおーくつっ かえるんだ
Aメロはやっぱり低音ですね。
オクターブを下げて歌う場合はかなり辛いと思います。
なのでその場合はキーを4〜6ほど上げるか、オクターブは下げずにキーを4〜6つほど下げるのがオススメです!
実際、僕はキーを4つ上げの1オクターブ下で歌っていました。
もちろん、原曲キーでも問題なく歌える人には何も言うことはありません!
で、ここからはAメロの細かいポイントを2つ紹介します。
ひとつは1〜3行目の前半と後半の歌い出しの音程の違いです。
1行目で言うと前半は「すこしずつ」の「す」の音、後半は「わかりーはじめた〜」の「わ」の音ですね。
ここは後半の方がずっと音が低いので、同じ音程で入らないように注意してください!
また、これは1〜3行目は全て同じことが言えるので覚えておくといいでしょう。
ふたつめは先程の注意点と少しかぶるのですが、1〜3行目の前半の最後の音です。
1行目で言うと「すこしずつ」の「つ」の音ですね。
ここは前の音から3.5音も下がるので一瞬でピタッと合わせるのは結構難しいです。
ですがこれも1〜3行目全てに言えること1つ目の注意点と同じで、感覚を覚えれば3倍美味しい思いができます!要練習!
1番Bメロ
うごきださなきゃー このきょりのままー
ちかづけないとー わかぁ てるけどー
よわいこころとー つよいぷらいどがー
またじゃまをするー でもいーまはー
Bメロは音程の変化幅が大きいところに注意です。
それはどこかと言うと、2行目の「ちかづけないとー」の「な」の音と4行目の「じゃまをするー」の「ま」と「るー」の音ですね。
前者は前後の流れからかなり不自然なほどに音程が高くなります。
基本的には音程が高くなるところよりも低くなるところの方が難しいと思うのですが、ここはそれを抜けてくるぐらいミスしやすいので気をつけてください。
後者の「ま」の音はそれに比べると音程の変化幅は小さいのですが、前の音からの流れで歌わないように注意。
というのも2つ前の「た」の音から次の「じゃ」にかけては半音しか高くならないのに対して、この「じゃ」から「ま」にかけては1音高くなります。
なので「ま」の音は気持ち高く歌うと丁度合うと思います!
で、その後の「るー」はAメロの最後に挙げた注意点と同じ要領です。
感覚を覚えるまで練習あるのみです!
また、最後のロングトーンは僕はここでかけていたというだけなので、サビなどでかけても全然大丈夫です!
1番サビ
あいた~くてー あいた~くてー
あふれだす おもいが げんかいをこえて~
せかい~はーあいにつーつまれた~
あいのりしーてつーたえよ~
あいた~くてー あえな~くてー
すれちがう おもいを かさねあぁて~
きみへ~のーきせきをーたどぉて~
いまはしりーださーなくちゃ~
ぶれぇきーかけるまえに~
サビはやはり高音が目立ちますね!
ただ自分に合ったキーに設定できているなら、長いバーも多くて歌いやすいと思います。
このサビの気をつけるポイントは2つ。
1つ目は1行目後半の「あい」などの思いっきり低くなる音。
これはAメロやBメロの音が下がるところのパワーアップ版みたいな感じです。
音程の下り幅がめちゃくちゃ大きくなっていて、より難しくなっていますね。
ただ、感覚を覚えれば大丈夫というのは同じなので、特別な練習が必要というわけではないですね!
2つ目は「フレーズの途中でも長いバーならビブラートをかける」ということ。
例えば最初の「あいた〜くてー」の「た〜」などですね。
なぜビブラートをかけるかというと、ロングトーンの判定をもらいたくないからです。
詳しいことはロングトーン&ビブラート解説の方でしているのでそちらを見てもらえればと思うのですが、簡単に言えばロングトーンは1回しかかけたくないのでビブラートにするという感じです。
一応それ以外のやり方もあって、それは早めに音を区切ることです。
例えば「あいた くてー」という感じですね。
もっと長いバーでしかビブラートをかけたくない。
でもロングトーンもかかってほしくない。
そのような場合はこの方法がオススメです。
ただ、聴き心地がだいぶ変わるので採点に理解が少ない人とカラオケに行っている場合はビブラートをかける方が無難ですねw
どちらの方法でも100点は取れるので好きな方法でやってみてください!
2番Aメロ
なんかいも いや なーんじゅっかいも~
きみとめを あわ せーてるのに~
みつめれば みつめーるほどに~
なぜこどーはすぴーどをますの
1番と同じように歌えば大丈夫です。
2番Bメロ
うれしいときはー よばせてきみをー
かなしいときはー よんでわたしをー
よわいこころもー つよいぷらいどもー
すべてをしぃてー ほしいーから~
ここも最後をビブラートにすること以外は1番と同じですね!
2番サビ
あいた~くてー あいた~くてー
あふれだす おもいに ぜっ たいちはなくて~
せかい~はーあいにつーつまれた~
あいのりしーてつーたえよ~
ここも1番サビの前半と一緒ですね。
Cメロ
くしゃくしゃにわらぁたかおも~ すこしさみしそうなかおも~
いつもそばでー きみのよこでみてーいーたーくて~
わがままなあいを へたくそなことばにのせ~ はこーぶーよ~
Cメロは率直に言って曲中ぶっちぎりで難しいです。
1、2行目はリズムが速くて音程も揺れる、3行目はあまり音程は揺れないけど音程が高いという感じになっています。
1、2行目のポイントはカクカク区切って歌うということ。
分かりにくいかもしれませんが、イメージとしては「く しゃ く しゃ に 」みたいな感じで単音の連続っぽく歌う感じです。
そうすると音程も取りやすくなるハズです!
先ほどは「区切って歌うと聴き心地が変わる」と書いたのですが、ここは原曲がそう歌っているので大丈夫です。
3行目は最高音が出せるなら1、2行目よりも簡単なので大丈夫だと思います!
ラストサビ
あいた~くてー あいた~くてー
あふれだす おもいが げんかいをこえて~
せかい~はーあいにつーつまれた~
あいのりしーてつーたえよ~
あいた~くてー あえな~くてー
すれちがう おもいが かさばぁても~
きみへ~のーきせきをーたどぉて~
いまはしり ださーなくちゃ~
ぶれぇきーかけるまえに~
ラストサビですが、ここも1番のサビと同じように歌えばOK!
まとめ
今回はAdoさんの『会いたくて』の解説をしました。
難しいところもありますが、総合的に見ると癖がなくて歌いやすい曲だと言えるでしょう。
ビブラートの練習曲としてもオススメなので、是非練習して歌いこなせるように頑張ってみて下さい!
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スコアラー御用達のマイク
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