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ラクして成果をあげる「エフォートレス思考」を身につけよう!

 

・頑張っても頑張ってもゴールに近づけない

・もっと成果を出したいのにエネルギーが足りない

・ひとつ仕事を終えるたびに燃え尽き症候群になってしまう

 

あなたはこう感じたことがありませんか?

 

確かに頑張ることが成果に繋がる事は事実です。

しかし、それには限界があります。

 

あるポイントを超えると、いくらエネルギーを費やしてもそれ以上の効果は得られなくなるどころか、無理やり頑張り続けてしまうと燃え尽きて起き上がれなくなってしまうのです。

 

そういった頑張っているのに報われない人に伝えたいのが「働き過ぎは名誉ではない」ということ。

 

そしてそんな状況に陥っている人に僕が提案するのは「頑張らない」という逆のアプローチです。

 

ということで今回はそれを可能にする「エフォートレス思考」について解説していきます!

 

また、この記事はグレッグ・マキューン氏の著作『エフォートレス思考 努力を最小化して成果を最大化する』を元に作成しています。

 

本記事だけでは語り切れない部分もあるので、興味がある方は是非読んでみてください!

 

 

 

 

 

 

 

1.努力の価値は過大評価されている

 

僕たち現代人は大事な仕事に持てる時間とエネルギーのすべてを注ぎ込み、時には心の健康さえも犠牲にしてしまいます。

 

そうなる原因の一つには「やりがい」をあまりに尊いものだと思い過ぎていることが挙げられるでしょう。

 

重要な仕事は困難で、簡単な仕事は取るに足らないものだと多くの人が思い込んでいます。

 

そして血や汗や涙をしぼって、「苦労して勝ち取った」勝利こそ価値があると教えられるのです。

 

そのように刷り込まれた人は「楽して儲ける」のは悪いことのように感じてしまいます。

 

しかし、大事な仕事をやり遂げられない最大の理由は、まさに困難だからなのです。

 

そして何かが困難だと感じるのは、もっと簡単なやり方を見つけていないからです。

 

そもそも人の脳は困難なことを避けて簡単なことを好むようにできています。

 

これは認知容易性のバイアス、または最小努力の法則と呼ばれるもので、人は何かが欲しいと感じた時、最も苦労の少ないやり方でそれを得ようとするのです。

 

例えば、遠くの安売りスーパーへわざわざ行くのが面倒だから目の前のコンビニで割高な商品を買ったり、食器をすぐ洗うのが面倒でシンクを山積みにしてしまったり...。

 

そんな経験があなたにもあると思います。

 

これは進化的な観点から見ると自然なことで、もしも人の脳が「どうすれば最も困難に食べ物を手に入れられるか?」と考えていたら十分な食べ物を手に入れることはできず、生存できなかったことでしょう。

 

こうした自然の傾向に抗うのはやめて、逆に強みに変えてみたらどうでしょうか?

 

「困難な仕事をなんとしてもやり遂げるぞ」と意気込むのではなく、「どうしたらこの仕事がもっと楽になるか?」と考えるのです。

 

頑張らないことを選ぶのは居心地が悪いかもしれません。

しかし、頑張ることが良いことだというのはひとつの価値観でしかありません。

 

それを当然のことのように思ってしまうほどに努力の価値は過大評価されています

 

 

 

2.必要以上の努力は誰のためにもならない

 

ではどうやって仕事を楽にしていくのか?

その方法は「ゴールを明確にイメージする」ことです。

 

というのも困難な仕事はゴールが曖昧であることが多く、それ故にいつまでも作業が続いたり、途中で断念してしまうのです。

 

そうならないために明確なゴールが必要不可欠なのです。

そしてゴールを決めたなら最短でそれを達成する方法を考えていきましょう。

 

また、本来やる予定ではなかったことを後からあれこれ追加していくのも、ゴールがぼやけてしまう要因になるのでやめておきましょう。

 

もちろん、頑張って仕事のクオリティを上げようとする気持ちは非常に大切です。

しかし、目標が高すぎるあまり努力や時間をかけすぎてしまい、最終的に頓挫してしまっては誰も得をしません。

 

初めはクオリティの低いものであったり、たとえ恥をかいたとしても完成させることを目標にしましょう。

それが続いていくことで徐々に洗練されていき、質は上がっていきます。

 

結局、自分が壊れてしまうほどの努力は、周囲の人のためにもならないことを覚えておくことが大切です。

 

 

 

3.一生モノの知識を身につける

 

無理に頑張らない。

そしてそのために問題の方を楽にしていく。

これだけでもやることはかなりシンプルになります。

 

しかしそれだけではまだ足りません。

累積的な成果を重視していくことで、さらに現状は良くなっていきます。

 

例えば、コンビニで8時間働くとその分の収入を得ることができます。

しかしこれは直線的な成果でしかなく、頑張って働いた分しか収入を得ることはできません。

 

一方、本を一冊書いてその印税を何年も受け取っている作家は、寝ていても自動で成果がついていきます。

 

これが累積的な成果で、ひとつの行動で何度もその恩恵を受けることができるのが特徴です。

 

これはなにも仕事だけの話ではありません。

 

例えば、試験のために一夜漬けした知識や、1時間後にはなんの話だったか思い出せないスマホで呼んだニュース記事などはすぐに使えなくなってしまう直線的な知識と言えます。

 

一方で何らかの分野で基本的な原理を学んだり、顧客のニーズを深く理解すると、それらに関係することであれば何度でも繰り返し役に立ちます。

 

この繰り返し使える知識を獲得するためには、特に読書が有効で、1日の労働時間と大体同じくらいの投資と千円前後のお金で、恐ろしく賢い人々の発見や知恵にアクセスすることができます。

 

また、読書と一言でいっても「良い本」と「微妙な本」がありますが、それを見分けるための方法としては「長く愛されているかどうか」を判断基準にするといいでしょう。

 

これはリンディ効果と言って、本の寿命はその本の年齢に比例するのです。

なので、本を選ぶときはできるだけ古く、多く読まれているものがオススメです。

 

本をしっかり読んで自分の血肉にすることで、他の何よりも累積的な成果を得ることができることでしょう。

 

 

 

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