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他人の目が気になって行動できない人へ『他人はあなたの事なんて気にしていない』という考え方

 

他人の目が気になって行動できないです...。

 

 

このような悩みはよく聞かれる事です。

 

僕自身も一切気にならないかと言われるとそれは嘘になります。

しかし、前と比べると全然気にならなくなったのも事実です。

なぜならタイトルにも書いたのですが

 

『他人はあなたの事なんて気にしていない』

 

という考え方になったからですね。

 

これはどういうことなのかというのを、ある思考実験を交えて説明しようと思います。

同じような悩みを持つ方の助けに少しでもなるなら幸いです。

 

 

 

 

 目次

1.現代版テセウスの船

2.人は物事を全体像で見ている

3.あなたも全体像で見られている

4.まとめ

 

 

 

 

1.現代版テセウスの船

 

テセウスの船という話があるのですが、これを少しわかりやすくなるように現代版にして書きます。

 

 

現在、京都の清水寺の改修工事をしていますね。

その改修工事というのは傷んだ箇所を修復するために行われます。

つまり、清水寺の構造を壊すことなく部分的に新しい木材などに変えていくのです。

 

しかしこの時ある一つの疑問が出てきます。

「その清水寺は改修してしまったら本来の清水寺じゃないのでは?」

というものです。

 

工事している本堂は、江戸時代に旧本堂が消失した後1633年に建てられました。

だとしたら、本当の清水寺の本堂は

「旧本堂、あるいは1633年に建てられた本堂じゃないの?」

「改修してしまったら別の何かになるんじゃないの?」

「当時の木材で作られたものこそが本当の清水寺の本堂だ!」

 

 

という主張が出てくるということです。

 

さて本当の清水寺の本堂はどれなのでしょうか?

 

 

 

 

2.人は物事を全体像で見ている

 

これの本来の考え方は「なにを同じものと捉えるか」によって考え方は変わるというものです。

「構造が同じものが本物だと捉えるか。」

「構成されている木材が同じものが本物だと捉えるか。」

など、どこに注目するかによって変わるということです。

 

 

 

しかし、今回はこの本来の回答とは別に他の考え方をしたいと思います。

先ほどの質問ですが、あなたはどれが本物の清水寺だと考えますか?

さっきの話のように「なにを同じものと捉えるかによって変わる」という答えではなくて、なにか一つを本物の清水寺とするならの話です。

 

 

多くの人は、改修された清水寺が本物の清水寺だと答えるのではないでしょうか?

工事が終わったら、何事もなかったかのように多くの観光客は『本物の清水寺』を見に行くのは明らかでしょう。

仮にその構造が今までと大きく変わっていても。

 

つまり、多くの人は清水寺がなにをもって清水寺であるのかという細かな話など気にしていないのです。

人は物事を全体像で判断しているということです。

 

 

 

 

3.あなたも全体像で見られている

 

先ほどの話から察したかもしれませんが、

「あなたも全体像でなんとなく判断されている」

という事です。

 

たとえ家族など近しい人であれそうです。

ある研究によると、数か月付き合ったカップルと長年連れ添った夫婦では、数か月しか付き合っていないカップルの方がお互いの理解度が高かったと言います。

近しい人であればあるほど、なんとなくで判断してしまっている所があるのかもしれません。

 

 

あなたの家族や友達など近しい人がひどい人だと言っているのではありません。

人はそれだけ他人を曖昧に評価してしまっているということです。

 

 

この話を聞いたときに少し悲しくもあったのですが、僕はむしろポジティブに捉えました。

「どうせ皆、自分の事を曖昧にしか見ていないんだったら、自分の好きな通りにしてもいいんじゃないか?」

と。

 

誰しも自意識過剰になってしまうものです。

「自分がこんなことしていいんだろうか。」

「自分のキャラじゃないんじゃないか。」

など思う事があるのではないでしょうか?

 

でも犯罪とかじゃなければやっていいんじゃないでしょうか。

だって皆、自分の事なんてあまり気に留めていないのだから。

 

 

 

 

4.まとめ

 

今回は他人の目が気になる人向けの話をしました。

僕自身、この考え方に幾度となく救われてきました。

 

「結局、自分の事は自分が一番分かってあげられる」

 

ものだと思っています。

あなたも自分自身の事をよく理解してあげて、自分に優しくしてあげてくださいね。

 

 

 

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