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【ネタバレなし】小説を普段読まない人にこそ勧める! 芥川賞受賞作『むらさきのスカートの女』

 

 

あなたは普段、小説とか読むでしょうか?

 

 

読みたいけど、途中で眠くなる...。

何がオススメか分からない...。

 

 

という人もいるでしょう。

そんな人に勧めたいのが

 

『むらさきのスカートの女』

 

 

という作品!

 

 

 

この小説は2019年6月7日と最近発売した本です!

そして、第161回芥川賞受賞作であると。

 

 

だから、面白いのは保証されていますが、大事なことは最後まで読み切れるかどうかというところですよね。

本を普段読まない人には、そこが懸念する所。

「有名な作品を買ったことはあるけど、途中で読むのやめた。」という経験がある人も少なくないでしょう。

 

 

なので、今回は僕が『むらさきのスカートの女』がなぜ、小説を普段読まない人にオススメなのか説明していきます!

もちろん、買って読んでほしいのでネタバレはなしです!

 

 

 

 

 

 

あらすじ

 

 

近所に住む「むらさきのスカートの女」と呼ばれる女性。

その女性は近所で「変人」として有名だった。

忌み嫌う人、面白がる人、いずれにしろ良い印象で受け入れられているわけではなかった。

 

 

「わたし」はそんな「むらさきのスカートの女」が徐々に気になっていく。

気になって仕方のない「わたし」は、彼女と「ともだち」になるために、自分と同じ職場で働きだすように誘導するが……。

 

 

 

 

 

 

オススメする理由

 

 

・比較的短い

 

この小説は全編158ページなので、他の長編小説を比べると少ないです。

さらに会話も多いので、1ページ毎の読む時間も早くなります。

なので、僕は2時間ちょっとくらいで読み切れました。

読むのが速い人だと1時間くらいで読み切れるのではないでしょうか。

 

 

 

・コミカル

 

これはこの作品の大きな特徴ですね。

文豪の美しい言い回しというよりは、現代風のラフでフランクな言い回しが多く、さらにフフッとなるような表現が多いです。

なので、頭を悩ませて飽きるということが起きにくいように思います!

 

 

 

・出てくる登場人物のキャラが濃い

 

主要人物、主要人物に絡んでくるチョイ役などのキャラが濃くて、頭の中で想像しやすいと思います。

さらにそれらの登場人物は、一癖も二癖もあるのですが、人間らしく共感できてしまう所も多いです。

「この人嫌な感じ...。でも、自分もこういう所あるかもしれない...。」

そんな風に思うことでしょう!

 

 

 

・ 衝撃のラスト

 

月並みな表現ですが、衝撃のラストです。

「え?あ、え?そうなるんだ...。」

みたいな感じになりますw

後半四分の一あたりからの急加速やばいです。

それまでは、時速40kmくらいで走行していたのに、いきなりアウトバーンに入って時速200kmみたいな展開の速さですw

そして、「一番怖いのは一体だれなのか?一番の狂人はだれなのか?」

その答えは是非読んで確かめてみて下さい!

 

 

 

・「わたし」より「むらさきのスカートの女」の描写が多い

 

これはかなり珍しい書き方だと思います。

正直、僕は見たことないですw

「いや、主人公むらさきのスカートの女やんけwww

むしろ主人公の心情の方がわからんwww」

って途中からなると思います。

 

しかし、これだからこそできる展開、描写、表現があります。

それらは映画等、他のメディアでは表現できないような所が多々あり、「本だからこそ」というのが深く感じられます。

 

 

 

 

 

 

・まとめ

 

今回は、普段小説を読まない方向けに『むらさきのスカートの女』という作品を紹介しました。

 

 

もちろん、小説をよく読むという方にもオススメです!

まあ、芥川賞受賞作品なのでそんな方はすでにチェックしているでしょうか。

 

 

とにかく面白い作品なので是非、買って読んでみて下さい!

 

 

 

  

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