あなたは、今幸せですか?
それとも不幸でしょうか?
・・・。
まあ、どちらでもいいんですけれど。
いや!
どちらも良くないんですけども
幸せであるか不幸であるかを考えるということは、幸せになるための行動を良しとして、そうでない行動を悪であると定義してしまうということです。
それらの「意味」を考えなくなることで、本当の心の安定が訪れます。
それをおしえてくれるのが『無意味のススメ』という本です。
今回はこの『無意味のススメ』の魅力を紹介をしていきます。
目次
1.無意味の意味を知ることができる
2.作者が読者に対して上から目線ではない
3.この情報が蔓延している現代だからこそ読むべき
4.まとめ
1.無意味の意味を知ることができる
これがこの本の一番の魅力です。
僕たちは常に「意味」を求められています。
なぜそれをやったのか?
なぜそれをやらなかったのか?
なぜ成功を求めなければいけないのか?
なぜそれについて考えなければいけないのか?
そんな「意味」を求められていくうちに、心は消費していきます。
なぜなら、求めるということは、得られるまでの焦りを作り、得られなかった時の不安を生み、得られた後、失うことへの恐怖に怯えることになるからです。
「意味」へのこだわりが、あなたの自由を奪い、かつ虐げるのです。
そのことを、この本は教えてくれます。
「無意味」なことをすることによって、それらの苦痛から解き放たれることができます。
その心の安定を得ることが、この本の「意味」です。
2.作者が読者に対して上から目線ではない
この本が信頼できる点として、作者が上から目線ではないということが挙げられます。
というのも、この本は「無意味に目覚めよう!」という自己啓発本ではありません。
むしろ、作者も僕らと同じように心の安定を求めるために「無意味」の意味を探求しています。
自己啓発本ならば、
作者=先生、読者=生徒
のような関係になりがちですが、この本はなにか友達のような感覚をうけます。
「一緒に無意味を考えよう!」
みたいな。
そして、現実的でもあります。
作者自身、「意味の完全な放棄は現実的ではない」や「意味に助けられている部分もある」と言っています。
さらに「無意味には危険もある」とも。
そのように、賛否両面が見えている作者だからこそ、その言葉がスッと入ってきます。
あと、所々に描かれる絵の女の子がマスコットみたいで可愛いです。
あと・・・
女の子が可愛いですw
3.この情報が蔓延している現代だからこそ読むべき
今は、ネットのおかげで無数の情報が入ってきます。
眼に入れるつもりでなくても勝手に入ってきます。
それを、無意識の内に脳が認識し考えてしまいます。
見るつもりもなかった情報で、考え込んでしまったというような経験があなたにもあるのではないでしょうか?
もちろん、それは悪い事ではありませんが、時にはそれによって疲労してしまうこともあると思います。
しかし、スマホやネットを手放すことは今更不可能でしょう。
だからこそ、心を休めるテクニックを学ぶ必要があるのです。
それらの必要以上の「意味」に溺れる前に。
4.まとめ
今回は『無意味のススメ』という本の紹介をしました。
人間、誰しも焦る時があると思うんですよね。
「あれしなきゃ、これしなきゃ、これ達成しなきゃ」
みたいな。
「でも、その焦りって必要?」
と、諭してくれるような本だと思いました。
僕自身、この本を読んで救われるような気持ちになりましたね。
もし興味があるなら買って読んでみて下さい!
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