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ゲームが好きな人、ゲームクリエイターに興味ある人は読むべし!『桜井政博のゲームについて思うこと』

 

 

突然ですが、ゲームクリエイターと言えばあなたは誰を思い浮かべますか?

 

 

・・・この方を思い浮かべる人も多いのではないでしょうか?

 

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そう!

桜井政博さんです!

 

桜井さんは星のカービィ』シリーズや、大乱闘スマッシュブラザーズシリーズを手掛けた、日本を代表するゲームディレクターです!

 

この見た目で今年50になるという...。

ジョジョの奇妙な冒険』の作者の荒木飛呂彦さんと同じく、時が経つほど若返ることでも有名な方ですね(笑)

「おれは人間をやめるぞ!ジョジョ―ッ!」的な。

 

 

桜井さんはゲーム雑誌週刊ファミ通桜井政博のゲームについて思うこと』というコラムを連載しており、最近プレイしたゲームの話や開発中のゲームについての話を書かれています。

 

そのコラムで、2015年から2019年2月までの104回をコラムを収録しているのが、『桜井政博のゲームについて思うこと 2015~2019』です!

 

 
 
この本は桜井さんならではの視点でゲームについて語っており、ゲームが好きな人にとって最高の読み物となると思います!
 
具体的にどんなことが書いてあるのか一部書いていくと、
 
 
 
・ゲーム制作者側の視点で書かれている
 
これはまさに桜井さんだからこそ書けることですね。
 
例に挙げると、普通はキャラクターの体があって、腕があって、武器を振るという動作があるように思います。
ただ、桜井さん曰くそれは良くないとのことです。
 
桜井さんによると、武器を振って攻撃するためにどのように腕を振るかを逆算して考えるべきだと。
その結果、腕の動きが不自然になっても、ゲームの面白さを優先するべきとのことです。
 
実際にファミコンソフト星のカービィ』でもその考えのもとに腕を振っていて、腕の動きは不自然と言えばその通りです。
頭の上から回転するように振っていますから。
まあ、カービィなんで人間的な動きじゃなくても問題ないし、なんなら逆に可愛いですけどね!(笑)
 
とまあこんな風に、遊ぶ側のことを考えて面白さを追求する、ゲームクリエイターとしての視点で書かれている記事も沢山あります!
 
 
 
・ゲームファンとしての視点
 
 桜井さんと言えば大のゲーム好きということも有名で、新しいものも古いものもとにかく色んなジャンルのゲーム大量にプレイするそうです。
これは昔からの習慣だそうで、今もずっと続く一種のライフワークのようになっているのだとか。
 
その大のゲームファンとしての視点から、最近プレイしたゲームについて記事も沢山あります。
 
例えば、モンスターストライクをプレイして、課金やゲームのキャラクターが欲しくなる仕組みが凄いと感心したり、モンスターハンター:ワールド』をプレイして、このレベルが当たり前だと思われると困ると手放しで褒めたり。
『NieR:Automata』をプレイしてゲームの枠を超えた遊びにたまげたと、素直な感想を述べていたりしています!
 
桜井さん自身、本当にゲームが大好きなんだなと感じられます。
一流のゲームクリエイターがゲーム大好きだと、他人の事なのになぜか自分も凄く嬉しくなります!
 
 
 
・モノを作る人としての視点
 
 これは最初に書いたゲームクリエイターとしての視点に少し似ているかもしれません。
しかし、こちらはもっと広い視点で書かれているもので、例えば
 
スーパーマリオ オデッセイ』の年齢区分がBで12歳以上対象だったことに対して、どう考えても子供に推奨したい優良ソフトであるのになぜ?
どう考えてもユーザー側から見た感覚と合わない。
誰のためにそのレーティングはあるの?
 
とレーティング機構に対しての疑問を投げかけていたり、
 
言論の自由があるので、その人が思う作品の否定部分だけを披露してもいいけど、最近のいきすぎた叩きについては目に余るものがあると。
そしてその叩きをみんなが真に受けることが恐ろしい。
このような叩きが当たり前になると、業界を目指す人も減りかねない。
土壌は健やかであってほしい。
 
と昨今の風潮に苦言を呈していたり。
 
これってやっぱりモノを作る側だからの意見だと思うのですよね。
だって、消費者は作り手の苦労なんてほとんど分からないですから。
 
僕自身、ツールを使ってちょっとしたゲームを作ったりしたこともあるのですが、本当にめんどくさいです(笑)
デバッグだったり、一つの要素を増やすのにも他のシステムとの兼ね合いを考えなきゃいけないし、そもそもその作品自体面白いのか?という根本の疑問が常について回ったり。
 
でも、そんな苦労を知れると、もっと1本のゲームを大切に遊ぼう、楽しもうという気になるんですよね。
料理でも似たようなことがあるじゃないですか。
他人が作ると普通に美味しいぐらいの料理でも、自分で作ると格別に美味しく感じたり。
それと同じで、作る大変さを少しでも知ることで、よりゲームが面白く、美味しくなるものだと思います!
 
 
桜井さんのクリエイターだからこその辛さや難しさ、そして楽しさを読むことで、消費者としてより面白くゲームをプレイすることができる。
そんな一面もあると思いますね!
 
 
 
 
 
と、ここまで『桜井政博のゲームについて思うこと』を読んで「思うこと」を書いてきました。
 
タイトルにも書きましたが、ゲームが好きな人やゲームクリエイターに興味がある人は是非読んでみて欲しいと思います!
ゲーム業界に幸あれ!
 
 
桜井政博のゲームについて思うこと』の過去作についても一部リンクを貼っておきます。
気になる方はこちらも是非!
 

 

 

 

 

 

 

 

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