米津玄師 の『馬と鹿』100点取りました!
この曲はテレビドラマ『ノーサイド・ゲーム』の主題歌でもありました。
この曲は米津玄師さんが、スポーツ選手のスポーツに対する圧倒的な愛情に対して感動を覚えたことと、『ノーサイド・ゲーム』の主人公の奮闘を合わせて作った曲みたいです!
馬と鹿、自分と愛するスポーツ。
切っても切り離せないその2つ掛け合わせて、それ以外のことを排除した馬鹿になる...的な感じでしょうかね?
良い意味で「スポーツ馬鹿」みたいな!
まあ、米津玄師さんの世界観は僕には測りかねるほど深淵なので、かすりもしてなかったらすみません!w
そんな『馬と鹿』を練習してみた感想は、
・音程が変化が激しくて合わせるのが難しい
・抑揚はつきやすいので、表現力は簡単
・リズムも特別難しいわけではない
という感じですね!
音程の難しさが全て
そんな曲です。
ハチャメチャに難しい曲が多い米津玄師さんの中でも、比較的シンプルで歌いやすい方の曲ですね。
それでも「簡単な曲ですか?」と問われると全然そんなことありません。
むしろ普通に難しい曲です。
ということで今回は『馬と鹿』の解説をしていきます!
少しでも参考になれば幸いです。
また、採点の基本的な解説は省いていくので、それを知りたい方はこちらをどうぞ
解説
始めに言っておきますが、あくまで点数をとるための解説です!
歌がうまくなるための解説ではありません。
ご了承ください!
※赤字はマイクを近づける箇所、青字はビブラートをかける箇所、緑字はロングトーンをかける箇所になっています。
マイクを近づける箇所とビブラートをかける箇所が重なっている場合は紫字にしております。
マイクを近づける箇所とロングトーンをかける箇所が重なっている場合は茶字にしております。
区切るところは文字と文字の間隔をあけています。
1番Aメロ
ゆがんで~ きずだらけのはるー
ますいもー うたーずにあるいたー
からだの~ おくそこでひびくー
いきたりーないとつよく
Aメロから結構難しいです。
というか歌いだしの「ゆがんで~」から難所。
ここは
ゆ ⤴(2音)が ⤴(1音半)ん ⤴(1音)で~
となっていて、毎回上げる音の幅が違います。
これが『馬と鹿』の特徴的な難しさで、意識的に変える音をコントロールする能力が必要とされます。
分かり辛い難しさなので、ミスしたことにムシャクシャするかもしれませんが安心してください、普通に難所です。
こういう音の変化は合わせられたかどうかの判断がしづらいので、バーに光る星を確認しながら歌って徐々に感覚を掴んでいくと〇
2行目も「ますい」までは同じ音で「もー」で半音下げます。
歌いだしの音が非常に低く、特にミスりやすいので注意ですね!
1番Bメロ
さめきれないままのこころでー
ひとつ ひとつ なくしたぁはてに
ようやくーのこぉたぁものー
このBメロが『馬と鹿』の中で最も難しい箇所でしょう。
特に難しいのが2行目の「さめきれないままのこころでー」の「ないまま」の音。
ここもAメロで書いたように意識的に変える音程幅をコントロールすることが大切です。
詳しく言うと、
な ⤵(1音)い ⤵(1音半)ま ⤵(2音)ま
という感じになります。
特に最後の「ま」の音がグッと下がるので注意です!
1番サビ
これが あいじゃなければ
なんとーよぶのか ぼくはしらなかったー
よべよ はなのーなまえを
ただひーとつだけ~ はりさけーるくらいにー
はなぁさきーがふぅれるーこきゅぅうが とまる
いたぁみは きえないぃままぁでい~
サビはこれまでと違って結構歌いやすいですね。
ただひとつ注意する点は音が出せるどうか。
ひとつひとつの音はそれほど高くないけれど、それがずっと続くので段々削られて最後はいっぱいいっぱいになる。
こういった状況に陥る人がそこそこいるでしょう。
そういった方は無理せずキーを下げることをオススメします。
-2くらいまで下げるとかなり楽になるハズです!
2番Aメロ
つかれた~ そのめでなにをいう
きずあとー かくーしてあるいたー
そのくせ~ かげをばらまいたー
きづいてーほしーかぁた
1番と同じように歌えば大丈夫です。
2番Bメロ
まだ あるけるか かみしめたすなのあじ
よつゆでぬれたしばふのうえー
はやる むねに たずねるーことば
おわるにーはまだ はぁーやいだろう
ここもほとんど1番と同じです!
違う所は1行目の「すなのあじ」の「す」の音。
1番とは違って低く入って、次の「な」で音を上げます。
2番サビ
だれも かなしーまぬよに
ほほえーむことが うまくできなかったー
ひとつ ただひーとつでいい
まもれーるだけで~ それでよーかったのぉにー
あまぁりにーくだらないーねがぁいが きえ
ない だれぇにも うばえなーいたぁまし~
1番と同じように歌えばオッケーです!
Cメロ
なににたとえようー きみとぼくをー
かかとにのーこるにたきずをー
はれまをゆえば~ まだつづくぅ
ゆこう~ はなもさかないうちーにぃー
Cメロは難しいところとそうじゃないところが顕著に分かれています。
大体は歌いやすいですが、難しい所は1行目の「なににたとえようー きみとぼくをー」のようなグッと音を下げるところと、最後の「はなもさかないうちーにぃー」の部分です。
低音は何度も歌って地道に感覚を掴んでいきましょう!
そして最後の「はなもさかないうちーにぃー」は普通にかなり難しいです。
Bメロが最も難しい箇所と上で書きましたが、AメロBメロではなくもっと細かく部分部分で考えると、ここが一番難しいんじゃないかなと。
ここは正直、詰めようとしていない人は諦めて半分流れで歌っていいと思います。
それくらい完璧に合わせるのは難しいです。
頑張ろうと思う人は1音1音丁寧に歌うことを意識してみて下さい!
あ、最後のロングトーンは詰めない人も忘れないように!
僕の解説ではここしかロングトーンをかけないので、合わせられるか合わせられないかで天と地ほどの差が生まれてしまいます。
ラストサビ
これが あいじゃーなければ
なんとーよぶのか ぼくはしらなかったー
よべよ おそれーるままに
はなのーなまえを~ きみじゃ なーきゃだめだとー
はなぁさきーがふぅれるーこきゅぅうが とまる
いたぁみは きえないぃままぁでいいぃ~
あまぁりにくだらないねがぁいが きえな~
やまなぁ~
ラストサビも基本的にはこれまでのサビと同じです。
ここの特徴である「なーきゃだめだとー」「きえないぃままぁでいいぃ~」などの音がグッと上がるところは、自分に合ったキーに設定することで問題なく歌えると思います!
まとめ
今回は『馬と鹿』の解説をしました。
音程を取るのが難しい曲ですが、逆に言えば音感を鍛えるにはもってこいの曲だと言えます。
音程正確率を上げる最短の近道は、自分のミスしている箇所を把握して地道に自分の感覚を修正していくことです!
焦らずゆっくりでもいいので、頑張ってみて下さい!
わからないことや質問があればコメントや
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僕もレパートリーが増えると嬉しいので!
スコアラー御用達のマイク
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