もっと話し方が上手くなりたい...。
そう思ったことはありませんか?
恐らく、多くの人が一度は思ったことでしょう。
今回はそんな人に向けて、話し方が上手になる方法について書いていこうと思います!
また、この記事は永松茂久さんの著作『人は話し方が9割』という本を参考に書いています。
この記事で紹介している方法以外にも多くのためになる内容が書かれているので、興味がある方は買って読んでみて下さい!
話す力は「スキル」より「メンタル」
話す力を上達させたいと思うと
どう話せば相手に伝わるのか?
どう話せば聞いてる人が面白いと感じるのか?
など、話し方の「スキル」について考えがちです。
しかし実はそれよりも自分の「メンタル」が大切なのです!
「自己肯定感」
この言葉を聞いたことがある人は多いでしょう。
これはその名の通り、「自分を肯定できているかどうか?」ということです。
「人前で話した時、急に頭が真っ白になってしまった」
「何を言っているのか分からない、と言われて自信を無くした」
「声が小さい、と言われてどうしていいのかわからなくなった」
こんな経験をしたことはありませんか?
このような経験をして、「自分は話すのが下手だ」と思いこんでいる人は少なくないです。
これは、話し方における「自己肯定感」が失われている状態です。
高校生を対象にしたリサーチで、先進国7か国を対象にしたデータを見ると、なんと日本は7位で最下位だったのです。
自己肯定感が失われると、自分の意見に自信が持てなくなり、上手く話しにくくなります。
そして、それが原因でさらに自分に自信が持てなくなるという負のスパイラルに陥ってしまいます。
しかしこれを逆に言うと、健全な自己肯定感を持つことは自信の源になるということです。
自信がつけば話し方も上達し、人間関係も今よりずっとラクになることでしょう!
相手の言葉を必要以上に重く受け止めない
自分では大したことを言ったつもりはなかったのに、相手から
「そんなことを言うと嫌な思いをする人がいるからやめた方がいいよ」
と言われたことはありませんか?
そしてそれを理由に、自分の意見を前面に出すことはやめようと思ったことはありませんか?
人の感じ方は人それぞれなので、当然、相手の言うことにも一理はあるでしょう。
相手は善意でアドバイスをしてくれたのかもしれません。
しかし、今まで何百人と会ってきた人の中で、たった一人から言われたことを気にして萎縮してしまうなんてもったいないです!
人の感じ方なんて千差万別なのだから、逆にその話題を面白いと感じる人もいるはずです。
なので、「あ、この人はこういう話題は嫌な人なんだな」と受け止め、その人には同じ話をしなければいいだけの話です!
話している相手を否定しなければ、相手もあなたを否定しなくなる
相手の言葉を重く受け止めないことで、自己肯定感を失くさないですむことは分かりました。
では、過去の苦い経験で失ってしまった自己肯定感を取り戻すためにはどうしたらいいのか?
知りたいのはここでしょう。
ズバリ、話すことによって失った自己肯定感は、やはり話すことによって取り戻すのが一番です!
そこでキーワードになるのが「全肯定」です。
「話している相手を決して否定しない、そしてあなた自身も否定させない」
という「否定のない空間」を作るのです!
人は自分を肯定してくれる人のことを味方だと思い、肯定するようにできています。
なので、あなたが相手を否定しなければ、相手もあなたを否定しなくなるというわけです。
その体験の中で、自然と自己肯定感が回復し高まっていきます。
そして、自分の意見に自信が持てるようになり、話す力も上達していくのです!
まとめ
今回は話す力を上達させるためには、テクニックよりもメンタルの方が大事であるということについて書いていきました。
人生の大部分は人と人の繋がりなので、人間関係を円滑に進めていくためにも、相手を肯定し自分も肯定されるという「相互全肯定」を意識してみて下さい!
何かあれば
までどうぞ!