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話のうまい人が使っている「拡張話法」とは?

 

 

もっと話がうまくなりたい...。

 

 

そう思ったことはありませんか?

恐らく、多くの人が一度は思ったことでしょう。

 

 

「拡張話法」

 

 

あなたはこの言葉を聞いたことがあるでしょうか?

これはコミュニケーション能力を上げるためのテクニックのことです!

 

今回は話が上手になりたいと思っている方に向けて、この「拡張話法」について解説していきます。

 

また、この記事は永松茂久さんの著作『人は話し方が9割』という本を参考に書いています。

 

 

 

この記事で紹介している方法以外にも多くのためになる内容が書かれているので、興味がある方は買って読んでみて下さい!

 

 

 

 

 

「拡張話法」とは?

 

この「拡張話法」とは、読んで字のごとく

話を広げる(拡張)する話し方(話法)のことです。

 

では、誰が話を広げていくのかというと、あなたではなく相手が広げていくのです。

 

噺家のように、自分のトークだけで人を惹きつけていくのは難しいことです。

しかし、この「拡張話法」を使えば、相手が自分で自分の話を広げていきます。

 

あなたはただ相手の話を聞きながら、それを広げていくだけで、相手に好かれ、結果的に「またこの人と会いたいな」と好感を持たれるのです。

 

 

始めに言っておくと、この「拡張話法」には

 

・感嘆

・反復

・共感

・称賛

・質問

 

の5種類があり、上から順番に

 

感嘆→反復→共感→称賛→質問

 

の流れで相手に返していくことになります。

 

 

 

「拡張話法」の種類

 

では、それぞれ解説していきます。

 

 

1.感嘆

 

これは相手の話を聞いた時に受ける感銘の表現です。

 

例えば、相手が「こんなことがあったんだよ」と話してきたとします。

すると、自分は「へー♪」や「ほー♪」、「えー!?」、「うわあー!!」というように返します。

 

感嘆には2つのポイントがあります。

 

1つ目は言葉の後に「!」や「?」などの感情を込めるということです。

もしあなたがコミュニケーションが苦手な場合は、いつもの10倍くらい大袈裟に感情を込めてみて下さい!

 

2つ目は語尾を伸ばすことです。

試しに「そうなんですか」と「そうなんですかー」を口ずさんで比べてみて下さい。

 

「ー」の部分に感情が乗る感覚がわかると思います。

この感情が相手に伝わるのです。

 

 

感嘆詞は強烈な力を持っています。

この感嘆詞を使った瞬間、相手の話に一気にスイッチが入ることになります。

 

 

 

2.反復

 

これは相手の話を繰り返すことを指します。

例えば、

 

「ぼく、冬はスノボざんまいなんだ」→「へー♪ スノボですか」

 

「私、最近彼氏とうまくいってなくて」→「そっかー・・・彼氏とうまくいってないんだね」

 

「最近、ジョギングを始めたんだ」→「わー、ジョギングかあ、いいね!」

 

というような感じです。

 

このように話を反復することで、相手は「うん、そうなんだよ。実はこんなことがあってね・・・」と、次の話をしやすくなります。

 

 

 

3.共感

 

これはあまり説明しなくても分かるでしょう。

 

「わかります」「大変でしたね」「よかったですね」「つらかったね」

など、相手の感情に寄り添う表現をすることです。

 

相手の話に深くうなずき、「相手と同じ表情」をしながら、時に勢いよく、時に静かに言います。

 

 

 

4.称賛

 

これもあまり説明はいらないでしょう。

 

「素敵♡」「すごい!」「さすがだね♪」

 

という風に感情を込めて相手を褒めてあげてください。

 

 

 

5.質問

 

一通り相手の話を聞き終えたところで、今度はこちらから質問を投げかけます。

といっても、そんなに難しく考えることはなく、

 

「そこからどうなったの?」「ねえ、もっと聞かせてよ」「今は大丈夫? つらくない?」

 

というように軽く返していけば大丈夫です。

 

いいタイミングで質問が入ると、相手の話にどんどんドライブがかかっていきます。

そして相手は無理なく自然に話を展開することができます。

 

 

 

効率よく「拡張話法」を使う方法

 

ここまで「拡張話法」について解説していきましたが、大切なのはそれを実践できるようにすること。

 

理論は分かっていても、いざ使おうと思った時に頭が真っ白になって使えなけば意味がありません。

なので、そうならないようにするための方法も解説しておきます。

 

 

その方法とは「こんな時はどうすればいいのか?」「あんな時はこの言葉が有効だ」など、話を広げるキーワードをリスト化しておいて、様々なシチュエーションに合わせて使い分けることです。

 

 

「そうだよね、わかるよ」

「大変だったね」

「そうなんだー、よく頑張ったね」

「よかったねー、私も嬉しい」

「へー、それはすごい」

「へー、それでどうなったの?」

「とても勉強になりました」

「一緒に考えよう」

「あなたのおかげです」

 

 

という風に、これらのキーワードを意識的にストックしておいて話すのと、その場しのぎで話すのとでは結果がまったく違ったものになります。

 

これらのキーワードに、あなたなりの質問を使って相手の言いたいことを広げていけば、あなたは必ず相手にとって必要な人になります。

 

 

 

まとめ

 

ということで、今回は「拡張話法」について解説していきました。

 

繰り返しになりますが、この「拡張話法」を使う最大の目的は、相手の話を広げることです。

メインで話しているのは相手で、あなたが聞く側だとしても、主導権はあなたにあると意識してください。

 

 

人から好かれる人のチャンスや生涯にわたって得られるメリットはコミュニケーションの苦手な人と比べると、恐ろしいくらい差がつきます。

 

この「拡張話法」をマスターして、好かれる人を目指してみて下さい!

 

 

 

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