GReeeeN の『キセキ』100点取りました!
GReeeeN を代表する一曲ですね!
当時のGReeeeNの人気は凄まじくて、最近でいうところの米津玄師さんだったり、YOASOBIのようなカリスマ的な存在でしたね。
20代中盤らへんの人にとっては青春のアーティストだったんじゃないでしょうか。
また、この曲はドラマ『ROOKIES』の主題歌でもありました。
高校野球をテーマにしたドラマで、これまた青春を生きる当時の中高生を虜にしました。
当時は『キセキ』単体でしか考えていませんでしたが、今思うと『ROOKIES』と完璧にマッチした内容で、2つでひとつの作品と言っても過言ではありません。
MVも高校野球をテーマにしてますし!
そんな我らが青春の一曲『キセキ』の特徴は
・音域は狭いが音程はそこそこ揺れる
・曲全体を通して休憩がほとんどない
・Cメロのラップのリズムが速くて難しい
の3つですね。
音域は1オクターブちょっとでそれほど広くなく、最高音もGReeeeNにしてはめちゃくちゃ高いというほどでもありません。
しかし2つ目の「休憩がほぼない」というのがかなりヤバくて、これは休憩が少ないことの比喩表現ではなく、ガチでメロディーとメロディーの間に休憩がほぼありません。
そのせいで段々削られていくので、正直、この曲よりキーが1、2音高い曲よりもキツく感じました。
なので『キセキ』の最高音である 「シb(Bb4)」の音が出せる人でも、ギリギリならキーを2つほど下げて歌う方がいいと思いますね!
という具合で、今回はGReeeeNの『キセキ』の解説をしていきます!
少しでも参考になれば幸いです。
また、採点の基本的な解説は省いていくので、それを知りたい方はこちらをどうぞ
解説
初めに言っておきますが、あくまで点数をとるための解説です!
歌がうまくなるための解説ではありません。
ご了承ください!
※赤字はマイクを近づける箇所、青字はビブラートをかける箇所、緑字はロングトーンをかける箇所になっています。
マイクを近づける箇所とビブラートをかける箇所が重なっている場合は紫字にしております。
マイクを近づける箇所とロングトーンをかける箇所が重なっている場合は茶字にしております。
1番Aメロ
あした きょうよりもすきになれる~
あふれるおもぉいがとまらなぁ
い いまも こんなにすきでいるのに~
ことばにできーなぁいー
Aメロはこの曲の中で最も簡単な箇所でしょうね。
注意する所は少ないですが、強いて挙げるなら2つ。
ひとつは2行目の「おもぉいが」の「ぉい」の低音。
「も」から音が下がる幅も大きく、「が」で高くなる幅もそれより大きいので音程を合わせるのがやや難しいです。
とはいえ、リズムはゆっくりなので焦らず1音1音丁寧に合わせる感じで歌うと良いでしょう。
ふたつめはその後の「とまらなぁい」の「なぁい」の音。
ここの「ぁ」で音が変わることを覚えておきましょう。
「なーい」と伸ばして歌わないようにしてください!
1番Bメロ
きみのくれた ひぃびぃがつみかさなり~
すぎさっ たひび ふたぁりあるいたきせき
ぼくらのであ いぃがもしぐうぜんならば~
うんめいならば きみぃにめぐりあえ
たそれってきせき
BメロはAメロに比べるとやや難しいですね。
最も難しいのが最初の「きみのくれた」と3行目の「ぼくらのであ」のところ。
リズムが速い上に音程が毎音変わるので合わせるのが非常に難しいです。
最初はゆっくりでもいいので音程を意識しながら練習するといいでしょう!
慣れてくれば原曲のスピードでも音程を合わせられるようになっていきますので!
それ以外の難しい所は2行目の「ふたぁり」と4行目の「きみぃに」のところですね。
ここはAメロの「とまらなぁい」と同じで「ぁ」や「ぃ」で音程が変わるので、「ふたーり」や「きみーに」と伸ばさないようにしてください。
また、ここはAメロの「なぁい」よりも音がガクッと下がるのでそこも気を付けてください!
1番サビ
ふたりよりそっ てあるーいて
とわのあいをかたちにーして いつまでもきみのよこで
ぇ わらぁ ていたくてぇー ありがとうや あーぁ
あいしてるじゃ まーぁだ たりないけ
どーせめていわせぇてしあわせでぇすとぉー
サビはこれまでで一番難しいところでしょう。
まず最初の「ふ」の音が直前のBメロの最後の「き」の音から約1オクターブも下がるので歌い始めから注意が必要です。
さらに「ふたりよりそっ て」と2行目の「とわのあいを」の1音目から2音目の音程の変わり方と、続く「いつまでもきみの」の1音目から2音目の音程の変わり方は似ていますが地味に違います。
前者はより低い音からグッと上げ、後者は最初から高めに入ってゆるやかに高くなっていく感じですね!
しっかり歌い分けることを意識してください!
そして、最もやっかいなのが4行目から5行目にかけての「たりないけどーせめていわせぇて」のところで、音程がだいぶ揺れるうえにリズムも速いです。
ここはAメロでも書いたように、1音1音丁寧に合わせるように歌うと良いでしょう!
2番Aメロ
いつも きみのみぎのてのひらを~
ただぼくのひだぁりのてのひらぁ
が そぉと つつんでくそれだけで~
ただあいをかんじていた~
2番Aメロは1番と基本的に同じです。
が、1番のサビから間髪入れずに歌うことになるので、歌いだしの「いつも」には要注意です。
また、これまで一切休憩がなくてキツくなってくる方も多いと思います。
そういった方は3行目の「で~」や、最後の「た~」のビブラートをあえて短く切って休憩する時間を作ると良いでしょう!
ただ、その場合はビブラートをかけてしまうと下手なビブラートと判定されかねないので、ビブラートはかけない方が吉ですね!
2番Bメロ
ひびのなかで ちいさぁなーしあわせ~
みつけかさね ゆっ くぅりあるいたきせき
ぼくらのであ いぃはおおきなせかいで~
ちいさなできーごとめぐりあえたそれってきせき
ここも1番とほぼ同じですね。
3行目の「おおきな」のところが少し違うくらいでしょうか。
2番サビ
うまくいかないひだぁて ふたりでいれ
ばはれだぁて つよがりやさみしさ
もぉわすれられるーからぁ ぼくはきみで なぁら ぼくでいれる かぁ
ら だからいつもーそばにいてぇよいとしいきぃみ
ここも3行目の「わすれられるーからぁ」の「からぁ」以外は1番と同じ。
ただ、最後は「きぃみ」で途切れてCメロに入るので注意です!
Cメロ
ふたりふざけあっ たかえりみ
ち それもたいせつなぼくらのひび おもいよとどけとつたえたときに
はじめてみせたひょうじょうのきみ すこしまがあい
てきみがうなずいてぼくらのこころみたされてくあい
で ぼくらまだたびのとちゅうで またこれからさきもなんじゅうねん
つづいていけるようなみらいへーぇ~
たとえばほら あしたをみう しないそう
に ぼくらなっ たとして
問題のCメロですね。
間違いなく曲中でここが一番難しいでしょう。
後半はともかくとして、最初の「ふたりふざけあっ た」から5行目の「ぼくらまだたびのとちゅうで」までが、めちゃくちゃリズムが速いし音程も揺れるしでかなり難しいです。
しかも裏技的な攻略法もなくひたすら音程の感覚とリズムについていけるように地道に練習するしかありません。
強いて言うなら音程の変化する幅はそれほど大きくないのが救いではありますが...。
ですので、ほどほどで満足という方であれば、正直、ノリでなんとなく歌っても大丈夫だと思いますw
音程正確率80%ぐらいならテキトーに歌っても他で頑張れば十分いけるので!
ワンポイントアドバイスをすると、2行目の「おもいよとどけとつたえたときに」などの交互に音程が上がったり下がったりするところは、雑に歌うと平坦になりがちなので、音程をしっかりと揺らすつもりで歌う方が良いでしょう!
丁度良いところを紹介出来たので、さらにビブラートが苦手な方向けのアドバイスをすると、この音程が交互に揺れるところを一定の声量で続けて発声してみてください。
その際、歌詞は歌わずに「あ」とか「う」とかで大丈夫です。
どうでしょうか?なにか気づきませんか?
実はそれでほぼビブラートになっています。
厳密に言えば、このラップ部分より少し速めに歌う方がよりビブラートに近づきます。
まぁ、その辺はビブラートの波形だとか、歌っている曲のテンポとかにもよりますので一概には言えませんけどね!
最初は難しいかもしれませんが、慣れてくれば消えていくようなビブラートや、ロングトーンの途中からビブラートに切り替えたりとかもできるようになるので、「ビブラートは苦手だなー」と感じている人はこれをとっかかりにして練習してみてください!
ラストサビ
ふたりよりそっ てあるーいて
とわのあいをかたちにーして いつまでもきみのよこで
ぇ わらぁ ていたくてぇー ありがとうや あー
ぁ あいしてるじゃ まーぁだ たりないけどー
せめていわせぇてしあわせでぇすとぉ~
うまくいかないひだぁて ふたりでい
ればはれだぁて よろこびやかなしみも
ぉすべてわけあーえるぅ きみがいる かぁら いきていける かぁ
ら だからいつもーそばにいてぇよいとしいきみへぇ~ さいごのいちびょう~までぇ~
これまでのサビから歌う量が2倍になっています。
直前で休憩が出来ると言っても結構ツラいので、今まで以上にリラックスして歌うことを心がけましょう!
また、最後は絶好のビブラート稼ぎポイントなのでじゃんじゃんかけてしまいましょう!
アウトロ
あした きょうよりえがおになれる~
きみがいるだけでぇーそうおもえるかぁ
ら なんじゅうねん なんびゃくねんなんぜんねときをこえよう
ぅ きみをあいしーてぇる~
Aメロと同じように歌えばオッケーです!
実質サビがラストみたいなものなのでウイニングランです、ここは。
まとめ
今回はGReeeeN の『キセキ』の解説をしました。
Cメロはかなり難しいですが、それ以外は言っても難易度3くらいの難しさ。
ですが、それを4に上げている要因は最初にも挙げましたが「休憩がない」こと。
なので、この曲を歌う際は力まずに歌うことを忘れないでください!
それさえできれば、難しい曲が多いGReeeeNの楽曲の中では比較的歌いやすい方だと思います!
是非、練習してみてください!
わからないことや質問があれば
までどうぞ!
曲のリクエストも大歓迎です!
僕もレパートリーが増えると嬉しいので!
スコアラー御用達のマイク
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