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【難易度 ★★★★☆】『天体観測』を100点取ったので解説します!

 

BUMP OF CHICKEN の『天体観測』100点取りました!

 

 

もうこの曲も20年以上前なんですね.....。

時代の流れは速いですが、イマも変わらずカリスマロックバンドとして活動しているバンプは本当に凄いですね。

 

中学、高校でドハマりした後、段々と曲の嗜好が変わったりもしましたが、結局またバンプに返ってくる。

自分にとってバンプはそんな実家のような存在ですね。

20代中盤から30代ぐらいの方は、共感してくれる人も結構多い気がします!

 

そんなバンプの言わずと知れた代表曲ですね!

また、この曲はドラマ『天体観測』の挿入歌でもありました。

 

 

 

この曲の特徴は

 

音域が広く、音程も結構揺れる

ロングトーンや長いビブラートをかけられる長いバーが少ない、というかほぼない

リズムが速いので細かい音程の変化に対応するのが難しい

 

の3つです。

難しい要素が割と多く、歌いやすい曲ではありませんね。

 

ただ、音域自体は確かに広いのですが、最高音はそれほど高くないので高音が出せないという心配はあまりないですね!

まあ、それが歌いやすい曲だと勘違いしてしまう原因にもなっちゃってますが....。

 

ということで今回はBUMP OF CHICKENの『天体観測』の解説をしていきます!

少しでも参考になれば幸いです。

 

 

また、採点の基本的な解説は省いていくので、それを知りたい方はこちらをどうぞ

 

 

解説

 

初めに言っておきますが、あくまで点数をとるための解説です!

歌がうまくなるための解説ではありません。

ご了承ください!

 

赤字はマイクを近づける箇所、青字はビブラートをかける箇所、緑字ロングトーンをかける箇所になっています。

マイクを近づける箇所とビブラートをかける箇所が重なっている場合は紫字にしております。

マイクを近づける箇所とロングトーンをかける箇所が重なっている場合は茶字にしております。

 

 

 

1番Aメロ

 

ごぜーんにじー ふみきりーにー ぼうえんきょうをかついでっ たー

 

べる とにーむーすんだーらじお あぁめーはーふらないらしいー

 

にふーんごにー きみがきーたー おおげさなにもつしょってきたー

 

はじーめようかーてんたいかんそく ほうきぼしーをさーがしてー

 

 

 

Aメロは全体的にしゃべり声ほどの音程が続いていきます。

なので音域は全く問題ないでしょう。

 

ですが、このAメロは曲中でも結構難しいところで、その理由は音程が細かく変わるからです。

声は出るけど音程を合わせ続けるのは難しいということですね。

 

で、中でも難しいのが音程の変化幅が大きい音、特に音程が低くなるところが要注意。

詳しく言うと、2行目の「むーすんだーらじお」の「ら」の音と、4行目の「はじーめようかーてんたいかんそく」の「よう」の音と「そく」の音ですね。

ここは他の音よりも大きく音程を変えることを意識しながら歌うといいでしょう!

 

また、2行目の「あぁめーはー」は「あーめーはー」ではなく、「あぁ」と小さい「ぁ」で音程が変わるので覚えておいてください!

 

こういうのは他の曲でもあって、大体は原曲のように歌えば大丈夫なのですが、ここは原曲はそんなあからさまに「あぁ」と歌ってはいないので、採点用と割り切って少し誇張して歌う感じになりますね。

 

 

 

1番Bメロ

 

ふーかいー やみにーのまれないようにー

 

せいいっぱいだっ た きーみのー ふるえーるて

 

 にぎーろうとしたーあーのーひぃはー

 

 

 

このBメロが曲中で最も難しい箇所でしょう。

ここはなんといっても、1行目の「ふかいーやみにーのまれない」の「」と「」と「の」の音などの低音がポイントですね。

 

低音自体が難しいのに加えて、歌いだし以外は前の音からガクッと下がる音にピタッと合わせる能力も求められます。

 

おまけにAメロでは音が高くなるところよりも低くなるところの方が注意と書きましたが、ここは変化の幅が大きいので「」や「」、「」の音などの高くなるところも結構難しいです。

 

なのでここは「ふかいー / やみにー / のまれない」という風に、最低音から次の最低音までを1区切りに分けて、それぞれの歌いだしの2音に注力する意識でいるといいと思います!

 

これは2行目も同じで「きーみのー / ふるえーるてを」という感じです。

低音と低音から高音にグッとシフトする音にさえ気をつければ、難所であるBメロもかなり歌いやすくなることでしょう!

 

 

 

1番サビ

 

みえないものをみようとしてー

 

ぼうえんきょうをのぞきこんだー せいじゃくを きりさいて

 

いくーつぅーもーこえがうまれたよ~ あしたがぼくらをよんだっ てー

 

へんじもろくにしなーかっ たー いまという ほうきぼし

 

きみとーふたりおいかーけてぇた おーいぇーえー ああ~

 

 

 

サビは比較的音程の変化が少なく、最も歌いやすいところだと思います。

とはいえ、それ故の注意点もあります。

それは何かというと流れで歌ってしまいがちになることです。

 

例えば最初の「みえないものをみようとしてー」の部分。

ここの「みよう」の「」で音が一瞬低くなることを忘れて、一定の音程で歌ってしまうことがありませんか?

 

意識していれば修正しやすいと思うのですが、歌いやすいが故に気にせず歌って足元をすくわれることもあるので、しっかり音程バーを確認して歌ってください。

 

それ以外には細かい点が2つあって、ひとつは3行目の「いくーつぅーもー」の小さい「ぅ」の音です。

これはAメロの「あぁめーはー」のところと同じ要領で、「いくーつーもー」と伸ばさないようにしましょう。

 

もうひとつは3行目の「うまれたよ~」や最後の「ああ~」などのビブラート部分です。

 

普通はこんなに短いギリギリのバーでビブラートはかけないのですが、この曲は全体を通してビブラートをかけられる所が少なすぎて、こういったところで半ば無理矢理かけることが大切です。

ビブラートには安定性が下がるのを防ぐ効果もありますし。

 

一応これは裏技的な伸ばし方もあって、音程バーがないところでもビブラートをかける方法があります。

 

間奏から実際に歌うまでに少し早めに音程バーが出ますよね。

例えばイントロから1番Aメロに入る瞬間とか。

 

そういう場合はAメロが始まる4小節前に音程バーが出るのですが、実はこの4小節間でビブラートをかけても、ちゃんとビブラート評価がされるのです。

 

なので「ビブラートをかける所が少ない、ビブラートをかけるにはバーが短い」と感じる人はこの方法を使うのも手です。

ちなみにこのテクニックは「間奏ビブラート」と呼ばれたりもします。

 

ただ、この間奏ビブラートは体感として安定性を上げる効果はないように思うので、曲中でビブラートをかけるのが大切なのは変わらないですね!

 

 

 

2番Aメロ

 

きがー つけーばいつだっ てー ひたすらなにかさがし ているー

 

しあーわせーのーていぎーとーか かなしみのーおきーばとかー

 

うまーれたー らしぬまーでー ずっ とーさがしてるー

 

さぁー はじーめようかーてんたいかんそく ほうきぼしーをさーがしてー

 

 

 

4行目の「さぁー」など地味に違う部分もありますが、ほぼ1番と同じように歌えば大丈夫です。

 

 

 

2番Bメロ

 

いーままー でみつーけたものはぜんぶー おぼえーてーいーる

 

きーみのー ふるえーるてを にぎれなーかっ たーい たーみぃもー

 

 

 

ここも1番と同じように歌えば大丈夫。

 

 

 

2番サビ

 

しらないものをしろうとしてー ぼうえんきょうをのぞきこんだー

 

くらやみを てらすよな かすーかーなーひかりさがしたよ~

 

そうしてしっ たいたーみーをー いまだにぼくはおぼえているー

 

いまという ほうきぼし いまーもーひとりおいかーけてぇる おーいぇーえー ああ~

 

 

 

ここも1番と同じように歌えばOKです。

 

 

 

Cメロ

 

せがのびーるーにつーれてー つたえたいことーもふえてっ たー

 

あてなのーないてがみーもー くずれるほどーかさなーったぼくー はげーんきでいるーよー しんぱいごともすくーないよー

 

ただー ひとつ いまもーおもいだすよー

 

 

 

Cメロは結構難しいです。

中でも難しいのはやはり、最初の「せがのびーるーにつーれてー」から2行目の「くずれるほど」までの、音程が上がって、また下がっていくところですかね。

 

ただ、ここはずっと同じ音程の変わり方をするので、ひとつ慣れてしまえば全て合わせられるようになります。

 

そういう意味では、最初は難しく感じるけれども、慣れると途端にラクになるという、練習の成果が出やすいところとも言えますね!

 

また、最後のロングトーンは絶対忘れないようにしてください。

ここぐらいしかかけられませんので!

 

 

 

3番Bメロ

 

よーほうー はずれーのあめにうたれてー なきだーしーそうな

 

きーみのー ふるえーるてを にぎれなーかっ たーあ のーひぃをー

 

 

 

これまでと同じように歌えば大丈夫。

 

 

 

ラストサビ

 

みえてるものをみをーとしてー ぼうえんきょうをまたかつい

 

でー せいじゃくと くらやみの かえーりーみーちをかーけぬけた~

 

そうしてしっ たいたーみーがー いまだにぼくをささえているー

 

いまという ほうきぼし いまーもーひとりおいかーけてぇるー

 

もいちどきみにあおうとしてー ぼうえんきょうをまたかついでー

 

まえとおなじごぜんにじ ふみーきーりーまでかーけてくよ~

 

はじめようかーてんたいかんそく にふんごにきみがこなくとーもー

 

いまという ほうきぼし きみーとーふたりおいかーけてぇる おーいぇーえー ああ~

 

 

 

ラストサビは歌う量が約2倍に増えていますが、最後から2行目の「はじめようか」の「」の音と、「にふんご」の「」の音が他と違う以外はこれまでと同じです!

 

 

 

まとめ

 

今回はBUMP OF CHICKENの『天体観測』の解説をしました。

 

「そんなに音は高くないので歌いやすいだろう」と高を括っていると返り討ちにされる。

そんな曲となっています。

 

長いバーが少ないという採点特有の厄介ポイントもあり、決して点数を出しやすい曲とは言えませんが、今なお色褪せぬ神曲なので是非練習して歌いこなせるように頑張ってみてください!

 

 

 

 

 

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