優里の 『シャッター』100点取りました!
今を時めくシンガーソングライター「優里」さんの6枚目のシングル!
今更、大事にしておけばと想っても失った人は帰って来ない、という内容の切ない失恋ソングですね。
そんな『シャッター』の特徴は
・音域がそこそこ広く、音程もまあまあ揺れる
・最高音は優里さんの曲としては低い
・休憩できる時間があまりない
・十分にビブラートをかけられる長いバーが少ない
の4つですね。
『ドライフラワー』や『ベテルギウス』などの、優里さんの他の曲と比べると最高音が高くなく、歌いやすいと感じる人も多いのではないでしょうか。
しかし、それらの曲と比べると低音が多く使われていたり、休憩できる時間が少なく、徐々に体力が削られるなど、独特の難しさもあります。
ということで今回は優里さんの『シャッター』の解説をしていきます!
少しでも参考になれば幸いです。
また、採点の基本的な解説は省いていくので、それを知りたい方はこちらをどうぞ
解説
初めに言っておきますが、あくまで点数をとるための解説です!
歌がうまくなるための解説ではありません。
ご了承ください!
※赤字はマイクを近づける箇所、青字はビブラートをかける箇所、緑字はロングトーンをかける箇所になっています。
マイクを近づける箇所とビブラートをかける箇所が重なっている場合は紫字にしております。
マイクを近づける箇所とロングトーンをかける箇所が重なっている場合は茶字にしております。
1番Aメロ
きみとみるはずだったはなびがー よるのすきまをうめてく~
かんしょうにーひたっ ちまーうから ついっ たーはとーじた~
たなのうえにおいたかめぇらも いまきょりをおきたいくら~い
ぼくはきょうすべてうしなっ て いちにちじゅうないていた~
Aメロはなんと言っても、1行目の「よるの」や2行目の「かん」「ついっ」などの低音です。
女性や地声が高い男性など、人によってはそもそも出せない場合もあると思います。
その場合はキーを2~4つほど上げるといいと思います!
最初に書いた通り、最高音はめちゃくちゃ高いわけではないので、少しぐらい上げる余裕はあります。
当然どこまで変えられるかは個人差がありますが!
それ以外のところで言うと、最初の「きみとみるはずだった」の「ず」の音。
平坦に歌ってしまいがちですが、ここだけ一瞬1.5音下がるので気をつけてください!
1番Bメロ
ほんとのきもぉちはー やぁぱりわかーらなーいけど~
きみのあるばむにいるぼくを ぜんぶけーしたぁんでしょ~
Bメロは個人的に曲中で最も歌いやすい箇所だと感じました。
それでも気をつけるところはあって、それは最後の「ぜんぶけーしたぁんでしょ~」の「たぁ」のところ。
「たー」じゃなくて「たぁ」と「ぁ」の音でしっかり音程を下げないといけないので覚えておきましょう!
1番サビ
しゃっ たーがおちるーみたいにー きみをきりとっ てこいにおちてー
こころのあるばむにぜんぶー そっ とたーめこーんで
たー だからさぁ だからさぁ しぐさもにおいもおーぼえーている
しゃっ たーをーきるーじかんもー きみにふれていればーよかっ たー
すべてのじかんをきみだけにー つかえーばよーかっ た~
サビは曲中でも難しいところで、気をつけるポイントは2つあります。
ひとつは1行目の「きりとっ てこいにおちてー」や4行目の「きみにふれていればーよかっ たー」などの音程が揺れるところです。
ここの厄介な点は全ての音が揺れるわけではないこと。
おまけにリズムもそこそこ速いので「どこで音程を変えるか」が分からず、歌詞を追いかけるだけで精一杯になってしまいがちです。
なのであらかじめ音程バーを確認して、どこで音程を変えるかを覚えておくといいでしょう!
ふたつ目は3行目の「だからさぁ だからさぁ」のところ。
ここの難しいとこは最初の「だからさぁ」と2回目の「だからさぁ」で、結構音程が違うことです。
詳しく言うと、2回目の「だからさぁ」の「だ」と「さ」の音が1回目よりも半音高く、「ぁ」の音が1音高くなっています。
それぞれの音程の違いを意識して歌い分けることが大切です!
2番Aメロ
おきまりのでーとこぉすとー おきまりのあいのことばぁぁ~
みばえのいいーものばかりが いんすたーにのーこぉた~
たなのうえにおいたかめぇらじゃ うつせなーいもーのが~
きみとぼくのあいだにあっ て それにきづけなかっ た~
ここは1番と同じように歌えば大丈夫です!
2番Bメロ
いまでもきもぉちはー やぁぱりわかーらなーいけど~
きみのあるばむにいるぼくは ぜんぶいぃらなぁいんでしょ~
ここも基本的には1番と同じですが、最後の「ぜんぶいぃらなぁいんでしょ~」のところは「なぁ」だけじゃなく、「いぃ」も音程を揺らすので少しだけ難しくなっています。
2番サビ
しゃっ たーがおちるーみたいにー きみをきりとっ てこいにおちてー
こわしたくなくてぶなんにー きっ とやーりすごぉしてたー
だからさぁ だからさぁ うつりのわるーいぼーくだーった
ろう しゃっ たーをーきるーじかんもー きみにふれていればーよかっ たー
すべてのじかんをきみだけにー つかえーばよーかっ た~
1番と同じように歌えば大丈夫です。
Cメロ
どんなにきれいでうつくしい
ほーうせぇき~ みたいーなー おーもーいーでーも~
そこにーぼくがーいなきゃ~ きみーがいーなきゃ~
なんのいーみもーないーのにー
Cメロは慣れにくいので難しく感じるかもしれませんが、純粋な難しさで考えるとAメロよりも歌いやすいと思います。
ただ、3行目の「きみーがいーなきゃ~」の「が」の音は曲中最高音なので注意です。
それと最後のロングトーンも忘れずに!
ラストサビ
しゃっ たーがおちるーみたいにー きみをきりとっ てこいにおちてー
こわしたくなくてぶなんにー きっ とやーりすごぉしてたー
だからさぁ だからさぁ うつりのわるーいぼーくだーった
ろう しゃっ たーをーきるーじかんもー きみにふれていればーよかっ たー
しゃっ たーがおちるーみたいにー きみをきりとっ てこいにおちてー
こころのあるばむにぜんぶー そっ とたーめこぉーんでたー
ぁ だからさぁ だからさぁ しぐさもにおいもおーぼえーてい
るー しゃっ たーをーきるーじかんもー きみにふれていればーよかっ たー
すべてのじかんをきみだけにー つかえーばよーかっ た~
ラストサビは歌う量が約2倍に増えているので体力が心配になっていきます。
力を込めてサビを歌っている人は、これまでよりも緩く歌うことを意識するといいでしょう。
それ以外は基本的にこれまでのサビと同じですが、少しだけ変わっているところもあります。
まずは6行目の「そっ とたーめこぉーんでたー」とそれ続く7行目の「だからさぁ だからさぁ」の音程ですね。
まあここは分かりやすいでしょう。
それ以外はめちゃくちゃ分かりにくく、まず1行目の「こいにおちてー」の「に」の音がこれまでのサビと比べて半音下がっていること。
そして、2行目の「なくてぶなんにー」の「く」の音が1.5音下がっていることです。
この2つのポイントは知らない人も多いと思うので、覚えておいてください!
まとめ
今回は優里さんの『シャッター』の解説をしました。
音域はそんなにツラくないけど、休憩が少なく、音程が少し癖があるので歌ってみると想像以上に難しく感じる、そんな曲です。
とはいえ優里さんの曲の中では比較的歌いやすいので、是非練習して歌いこなせるように頑張ってみてください!
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