Ado の『レディメイド』100点取りました!
Ado さんの『うっせぇわ』に続く2作目のシングル!
ちなみにレディメイドというのは「既製品」という意味です。
「既製品」、つまり自分を凡人と認めたくない故に「既製品」のような大衆や価値観を卑下しているが、それは寂しさから自分を守るために作り出された「歪なオーダーメイド」だった。
そんな歌詞になっています。
それなのに悲しい曲調ではなく、むしろ辛さも大きいけど開き直るというか、後悔もあえて見ないフリをしているのがアウトローな雰囲気かつHIPHOP味があって好きですね!
「孤高になりたい孤独な人」みたいな。
今の時代、共感する人も多いんじゃないかな?
個人的に野球のユニフォーム姿の女の子と、「一般的な価値観」をバットで打ち返すという表現がオシャレでめちゃくちゃ好みです!
そんな『レディメイド』の特徴は
・音域が広く、音程も結構揺れる
・一部の音程バーがなんか変
・Adoさんの曲にしてはリズムがシンプルで歌いやすい
の3つですね。
当然のように簡単な曲ではありませんが、Adoさんの曲の中ではかなり歌いやすい方の曲だと感じます。
2つ目の「音程バーが変」に関しては良く分からないと思いますが、それはその箇所が来たら触れていきますので!
ということで今回はAdoさんの『レディメイド』の解説をしていきます!
少しでも参考になれば幸いです。
また、採点の基本的な解説は省いていくので、それを知りたい方はこちらをどうぞ
解説
初めに言っておきますが、あくまで点数をとるための解説です!
歌がうまくなるための解説ではありません。
ご了承ください!
※赤字はマイクを近づける箇所、青字はビブラートをかける箇所、緑字はロングトーンをかける箇所になっています。
マイクを近づける箇所とビブラートをかける箇所が重なっている場合は紫字にしております。
マイクを近づける箇所とロングトーンをかける箇所が重なっている場合は茶字にしております。
1番Aメロ
ろんり~ろんり~よるべないわび し さにー
ほおづえついてるーようじゃ かわらないわかっ てんだよ~
め~いび~ ありふれたもぶ なん だっ て~
みとめてないならーいっ そ くさるまでさけんでぇー
Aメロはなんといっても低音部分ですね。
1オクターブ下で歌うとなるとかなりキツイでしょう。
なのでその場合はキーを2~4つほど上げるといいですね!
ちなみに僕は2つ上げて歌っていました。
キーの問題を解消した後は「音程が上下する所」に気をつけましょう。
例えば1行目の「よるべないわび」や2行目の「ほおづえつい」と「かわらないわかっ」のところですね。
このような素早く上下する音程は単純に難しいのに加えて、「ほおづえつい」のところなんかは最初を思いっきり低く入るのでより注意しなければいけません。
このような場合はまず1音ずつ上下させる感覚を練習しましょう!
それが出来るようになったら、歌いだしの音に気をつければOKです。
1番Bメロ
いたんかぶけばせきららに~ ほんねばかりじゃいきられな~い
ろかたにねころぶじんせいが きっ とおにあいだな~
おとなになればとーけーこーんで~
か ねと あいじょうでお どるの さ~
Bメロの難しいところは2行目全部ですね。
逆に言うと2行目以外は音程の変化が緩くて結構歌いやすいです。
ということで2行目の解説をすると注意ポイントが4つあります。
「ろ①かたにねころ②ぶじんせい③が きっ とおに④あいだな~」
と、こんな感じになっていて、①はAメロでもありましたが、思いっきり低く入って次の音でグッと上げます。
②は音程の変化幅が大きく、1行目は歌いだし以外半音や1音程度しか変わらなかったのに対して2行目の「ろ」から「ぶ」の音にかけて2音下がるので意識しておきましょう!
③は②と同じで2音下がるのでそれが注意です。
④は②と③に似ているのですが、ここの「に」から「あ」にかけてはより変化幅が大きくなっていて、3音も下がるので気をつけてください!
1番サビ
わんつーすりーではじけとんだー こていかんねんばっ とでうっ て
どーうだーいどーうだーいらくならまっいっ かぁぁぁぁぁ
ぁ れでぃめいどのきんせんにー ひずみかけてのいずまじ
りこーうかーいこーうかーいやめてだまっ ていろぉぉぉぉぉぉ
し たにのっ たにがいかんじょうばかりがはっ かして
サビは高音が問題なく出せるなら比較的歌いやすい箇所です。
ですが気をつけるポイントも3つあります。
ひとつは1行目の「はじけとんだー」の「だー」と3行目の「きんせんにー」の「にー」のところ。
ここはそこそこ長いバーで本来ならビブラートをかける箇所ではあります。
実際に原曲ではビブラートかけてますし。
しかし前の音からガクッと音程を下げる工程があるせいでビブラートが綺麗にかからず、ビブラートの判定をもらえない場合が結構あります。
するとただ声が震えただけという判定になって安定性が減点されます。
なのでビブラートに自信があるなら別ですが、事故を防ぐならあえてかけないのがオススメです!
ふたつめは2行目と4行目の最後です。
最初に書いた「音程バーが変」の最たるところはここです。
というのも原曲ではここでビブラートをかけていて、その場合カラオケでは先ほどの「だー」みたいに1本の長いバーになっていることがほとんどです。
なのにここではビブラートが1音1音分かれているのでこんな奇妙なことになっちゃっているわけですね。
とはいえ普通に原曲と同じくビブラートをかける感じで歌えば大丈夫なのですが、それぞれ半音ずつしか変化幅がないので思いっきり深くビブラートをかけるのはやめた方がいいでしょう。
みっつめの注意点は3行目から4行目にかけての「のいずまじり」のところ。
最初にリズムがシンプルと書いたのですが、曲中でここだけリズムがガラッと変わって難しいので注意です!
2番Aメロ
だーてぃ~ ことばのみこめ ば ほらー
いいこになるわよーなんて かおいろうかがっ てんだよ~
べ~いび~ ゆがみだすらぶなん だっ て~
おーだーめいどのぶらんど みにつけていばっ てぇぇー
ここも音程バーが変なところがありまして、それは1行目の「だーてぃ~」がひとつしかないこと。
大体こういうのは1番も1回しかないか2番も2回あるのが普通なんですけど、色々不思議なところが多いですよねw
まあ気をつけるポイントってほどではないですが一応覚えておくといいかもしれません。
それ以外は1番と同じように歌えば大丈夫です!
2番Bメロ
したをならせばげすばりと~ ふてきごうしゃはまじょがりさ~
はなたかだかにひーろーぶっ て きっ とらくなんだな~
しゃかいのそとはどーこーでーすか~
かねも あいじょうもく そ くらえ~
1番と同じように歌えば大丈夫。
2番サビ
わんつーすりーでくだけとんだー きせいがいねんまっ かにぬっ
てのーうなーいのーうなーいまぜてわらっ ていろぉぉぉぉぉ
ぉ れでぃめいどのえんめいにー げいとかけてのいずはじ
きもーんだーいもーんだーいとかずうたっ ていろぉぉぉぉぉぉ
ふ さぎこーんだ くろいかんじょうばかりがはっ かして
ここも1番と同じように歌えば大丈夫です。
音程バーが変なのも同じです。
Cメロ
ね ほらまたはじまっ たぁぁ ひかくばかりであきたんだ~
おとなにだけはなりたくなーんかぁな~い
あぁ~ あまのじゃくなのほっ といて~
わ たし あたしきづいた の~
Cメロは恐らく曲中で最も簡単な箇所で、2行目の「おとなにだけは」の「は」で音程がガクッと下がるところ以外は特に気をつけることもありません!
そこもリズムがゆっくりで歌いやすいですし。
あとこれは完全な余談なんですけど、最初の「ね」を明らかにAdoさんは「な」って歌っているのが、決められていることに対しての反抗で曲中の主人公とシンクロしてるっぽくてめっちゃ好きですw
ラストサビ
わんつーすりーではじけとんだー こていかんねんばっ とでうっ て
どーうだーいどーうだーいらくならまっいっ かぁぁぁぁぁ
ぁ れでぃめいどのきんせんにー ひずみかけてのいずまじ
りこーうかーいこーうかーいやめてだまっ ていろぉぉぉ
ぉ わんつーすりーでくだけとんだー きせいがいねんまっ かにぬっ
てのーうなーいのーうなーい ほんとはないていたぁぁぁぁぁ
ぁ れでぃめいどのえんめいにー げいとかけてのいずはじ
きもーんだーいもーんだーいとかずうたっ ていろぉぉぉぉぉぉ
し たにのっ た にがいかんじょうばかりがはっ かして
ラストサビもこれまでのサビがくっついていて歌う量が増えている以外は同じです!
まとめ
今回はAdoさんの『レディメイド』を解説しました。
結構難しい曲ですが、それでもAdoさんの曲の中では歌いやすい方でしょう。
歌っていて非常に気持ちいい曲なので、是非練習して歌いこなせるように頑張ってみて下さい!
わからないことや質問があれば
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僕もレパートリーが増えると嬉しいので!
スコアラー御用達のマイク
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