マカロニえんぴつ の『なんでもないよ、』100点取りました!
第63回日本レコード大賞最優秀新人賞を受賞したマカロニえんぴつの代表曲です!
言葉にしたものの本当に大切なことは言葉にできない。
そんなもどかしさとそう思えるほどの愛情の深さに思わずグッときてしまう名曲ですね。
そんな『なんでもないよ、』の特徴は
・音域が広く、音程も結構揺れる
・基本的なリズムはゆっくりで歌いやすいが、一部めちゃくちゃ難しい所がある
・ロングトーンをかけられる長いバーが少ない
の3つで、難しめの曲と言えるでしょう。
ということで今回はマカロニえんぴつの『なんでもないよ、』の解説をしていきます!
少しでも参考になれば幸いです。
また、採点の基本的な解説は省いていくので、それを知りたい方はこちらをどうぞ
解説
初めに言っておきますが、あくまで点数をとるための解説です!
歌がうまくなるための解説ではありません。
ご了承ください!
※赤字はマイクを近づける箇所、青字はビブラートをかける箇所、緑字はロングトーンをかける箇所になっています。
マイクを近づける箇所とビブラートをかける箇所が重なっている場合は紫字にしております。
マイクを近づける箇所とロングトーンをかける箇所が重なっている場合は茶字にしております。
1番Aメロ
ぼくにはなにもないーな まいっちまうよも~
とっておきのせりふも とくべつなようしも~
きみがくれたのは~ あいやしあわせじゃーなぁ
ぁい とびっきりのふつうと そこににあうえがおだ~
ぼくでよかったかい こんなぼくでよかっ たのか~い
なんてきいたりしないよ だってきみがよかったんだ
そんなぼくのよかーんなんだ~
Aメロはなんといっても2行目や4行目の低音部分ですね。
この低音がキツイという人もいると思うので、その場合はキーを2つほど上げると歌いやすくなると思います。
上げ過ぎると今度はサビがきつくなるので、そのバランスを考えて自分にちょうどいいキーを探してみて下さい!
その他には6行目の「なんてきいたりしないよ」の部分ですね。
特に「た」から「り」にかけて2.5音も下がっていて、他と比べてもかなり音程が下がります。
ある程度の高音から下げるなら分かりやすいのですが、ここは前の「た」の音も低音なので、低音からより低い音に変わることになります。
音程が分かりづらくて難しいと思いますが、何度か歌って音程の感覚を掴んでみて下さい!
1番Bメロ
からだはかんけいーないほどーのこころのかんけい
ことばがじゃまーになるほどーの
こころのかんけい
Bメロは曲中でも歌いやすい箇所ですね。
その中でも難しい所は1行目の「こころのかん」と3行目の「こころのかん」のところ。
音程が上がって下がっての繰り返しですが、変化幅が大きいのでしっかりと音程を揺らす意識で歌うといいでしょう!
また、3行目の「こころのかん」は1行目よりも半音大きく変化するのでさらに揺らす意識で歌いましょう!
1番サビ
あいたいとかねそばにいたいと
かねはなさないとかー そんなんじゃなくて ただーぼくよ
り さきにしなないでほしい そんなんでもなくてー
あぁーぁ やめときゃーよかったな~
なんでもないーよ なんでもないよ~
サビのポイントは2つ。
1つは何と言っても2行目の「そんなんじゃなくて」や3行目の「そんなんでもなくてー」などの高音部分ですね。
頭の「そ」の音から最高音なので歌いだしの音に注力して合わせることが重要です。
最初の音さえ合えばあとはその流れでいけるので大丈夫でしょう。
2つ目はその後の「ただーぼくより」や4行目の「やめときゃー」など、高音から急激に音が下がるところです。
一瞬でピタッと合わせなければいけないので非常に難しいですし、練習法もシンプルに歌いだしの低音の感覚を覚えるしかありません。
逆に言うと、デンモクの巻き戻し機能などを使ってそこだけ練習すればすぐ身につけれられるので試してみて下さい!
2番Aメロ
ぼくにはなにもないーな ってそんなこともないな
きみのほんきでおこっ たかおものんきにねむるかおもきっ とこのさ
きいちばんうつしていくこのめ きみのおおきいわらいごえをきっ とだれよ
りもたくさんきけるのは ぼくのこのみみ
ここは1行目こそ1番と同じですが、それ以降は全く変わっていますね。
そしてここが曲中ダントツで難しいところでしょう。
ここはまず歌詞を絶対に覚えておくこと。
そしてリズムに遅れないように歌えることが重要です。
この2つができれば音程バーに集中しつつ歌うことができます。
とはいえリズムがめちゃくちゃ速いので音程を完璧に合わせるのはかなり難しいです。
正直言って、ある程度で満足するという方はなんとなくで歌ってもいいと思います。
音程の変化自体は緩やかなので、なんとなくでもある程度は合わせやすいでしょう。
完璧を目指したいという方はたった1音しかない音程に注意してください。
例えば2行目の「きみのほんきでおこっ」で言うと「の」と「こっ」の音ですね。
連続している音程は最初の1音を外してもリカバリーしやすいですが、こういった独立した音程はミスっても立て直しができないどころか、次の音までズレやすくなるので気をつけましょう!
2番Bメロ
からだはかんけいーないほどー
のこころのかんけい ことばがじゃまーになるほどーのぉ
ぉ こころのかんけい
ここは1番と同じように歌えば大丈夫です。
ラストサビ
あいたいとかねそばにいたいと
かねはなさないとか そんなんじゃなくて ただーぼくよ
り さきにしなないでほしい そんなんでもなく
てー あぁーぁ よしときゃーよかったな~
なんでもないーよー
あいたいとかねはなさないからはなれないでとかー
そんなんじゃなくて~
そんなもんじゃなくて あぁーぁ なにがいいたかったっけ~
なんでもないーよ なんでもないよ~
きみといるときの ぼくがすきだ~
ラストサビも歌う量が増えている以外はこれまでのサビとほとんど変わりません。
新しく注意するところは6行目の「とかねはなさないからはな」の音程が上下するところと5行目のロングトーンですね。
特にロングトーンの方はここ以外だと、7行目最後のビブラート部分と一番最後ぐらいしかまともにかけられないので注意してください!
まとめ
今回はマカロニえんぴつの『なんでもないよ、』の解説をしました。
難しいポイントが散りばめられていて実際に歌ってみると想像以上に難しい曲だと感じました。
ただ、曲が短いので練習のしやすい曲ではあります。
諦めずに練習すると案外サクッと点数が上がることがあり得る曲なので、是非練習して歌いこなせるように頑張ってみて下さい!
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