Ado の『阿修羅ちゃん』100点取りました!
現在、超絶引っ張りだこのAdoさんの人気曲ですね!
Adoさんの楽曲の中では比較的シンプル寄りで、誰が聞いてもいいと感じる万人受けするタイプの曲です!
また、この曲は『ドクターX〜外科医・大門未知子〜』の第7シリーズの主題歌でもありました。
この曲の特徴は
・音域が広く、音程もかなり揺れるが、一度の音程の変化量は大きくない
・ロングトーンやビブラートをかけられる箇所が少ない
・にも関わらず主にサビで意図しないビブラートがかかりやすい
・Aメロのリズムが走りやすい
の4つですね。
これだけ難しい要素があるのに、それでもAdoさんの曲の中では歌いやすい方という...。
どんだけ難しい曲ばっかり歌ってんだ!って思いますw
中でも2つ目と3つ目が曲者で、ちゃんとしたビブラートはかけにくいのに余計なビブラートはかかってしまいがちです。
なぜこれが困るのかというと、ビブラートの評価はかけたビブラートの上手さの平均で決まるので、下手なビブラートはできるだけなくしたいからです。
と、こんな感じで今回はAdoさんの『阿修羅ちゃん』の解説をしていきます!
少しでも参考になれば幸いです。
また、採点の基本的な解説は省いていくので、それを知りたい方はこちらをどうぞ
解説
初めに言っておきますが、あくまで点数をとるための解説です!
歌がうまくなるための解説ではありません。
ご了承ください!
※赤字はマイクを近づける箇所、青字はビブラートをかける箇所、緑字はロングトーンをかける箇所になっています。
マイクを近づける箇所とビブラートをかける箇所が重なっている場合は紫字にしております。
マイクを近づける箇所とロングトーンをかける箇所が重なっている場合は茶字にしております。
イントロ
ねぇーあんたわかっちゃいなーい
イントロはサビのラストから始まります。
ここは2つポイントがあって、1つは入るタイミング。
伴奏もなく、いきなり「ねぇー」で始まるので曲が始まる前のドラムの「カッ カッ」という音に注意して遅れないようにしましょう!
2つ目は最後の「なーい」のロングトーンですね。
もちろん、ここじゃなくて1番のサビとかでもかけられるのですが、早めにかけた方が後が楽っていうのと、最初のロングトーンをミスったらやり直せばいいのでここでかけるのがベストかなと思いますね!
あと余談になりますが、採点評価の2枚目を見るとここの評価がないんですよね。
それでもロングトーンは入ってるので音程も評価されてると思うんですけども...どうなんでしょうね?
1番Aメロ
だれそぉれがおてもとのせかいにむちゅう ばけもぉののかいかたをまなんでる
えらばーれるためならしたをうる うらぎぃられたぶんだけはかをほるー
Aメロは似たようなメロディーを4回繰り返します。
ここも注意するポイントは2つあります。
ひとつは音程の低さ。
Aメロは曲中で最も低い音で、オクターブを下げて歌う場合は非常にツラいことになります。
なのでその場合はキーを2~6つほど上げるといいと思います!
ちなみに僕は4つ上げて歌っていました。
そしてもうひとつはリズムです。
全国平均を見てもらえれば分かるのですが、リズムの平均点が比較的低いです。
これは恐らくですがAメロを走り気味に歌っているからです。
僕自身、最初はリズムの点数が低かったのですが、意識して遅く歌うと伸びました。
こうなる原因のひとつには曲がうろ覚えだからでしょう。
Aメロのリズムは実は単調ではなく「タタッ」と速くなったり、絶妙にタメがあったりします。
そこの歌詞やリズムをなんとなくで歌っていると徐々にリズムが走っていく、と。
なので、特にAメロはちゃんと覚えてから歌うといいと思います!
それでもリズムの評価が低い場合はわざとタメ気味に歌ってみて下さい!
1番Bメロ
へらへらのおーつむがどうにかしてー うすらさむいことばばかりになるー
おぼえないかおとばいばいできるならー あしゅーらにだってなれるわぁ~
リズムがかなり速く、単純な難しさでいうとBメロが一番難しいと思います。
また、ここは全体的に難しく「これを気を付けたほうがいい!」というものを挙げにくいのも練習しにくくてしんどいところです。
ただ、音程は揺れはしますが変化量はそれほど大きくないので、リズムに追いつけるなら音程もある程度勝手に合ってくるところもあります。
完璧に合わせるのはかなり難しいので、あらかじめ「80%ぐらい合えばここはいい、他で頑張る」という気持ちでいるのもひとつの手ですね!
1番サビ
にげるえすけーすけーすけーほとけのまま とべるすてっ
すてっ すてっ おおせのまま あんだすたぁ あんだすたぁ
どーどーえーんまさまさえくらってー かたるすにーすにーすにー
あらしのなか はねるすきっすきっすきっあっそへのかっぱ
あんだすたぁ あんだすたぁ いっそほーねのずいまでしゃぶって~
ねぇーあんたわかっちゃいな~い
サビはこれまでで一番歌いやすいところでしょう。
ただ、最初に書いたように勝手にビブラートがかかってしまうことが厄介です。
どこでそれが起こるかというと、1行目の「ほとけのまま」や2行目の「おおせのまま」などの音程が上下するところですね。
声に力を入れないで緩く歌うとビブラート判定を貰いやすいので、バリッとした...というか力を入れて震えないように歌うのがポイントですね。
また、「ほ と け の ま ま」というように1音1音区切って歌うのもビブラート対策にはなります。
ビブラートの評価が低くて困っているという方は試してみて下さい!
また、最後の「わかっちゃいな~い」は最初でロングトーンをかけたのでビブラートに変えておきましょう。
数少ない長いバーなので。
2番Aメロ
ひびのしみをきぎにくべてだんをとりあう ぎりをしいたかれのしし
はちりぢりになる しりもせずにいみをびいしきだとあがめる
ぎじえじみたしいにおんのじだったー
2番Aメロは最後以外は1番と全然違っています。
ただ、ラップの速いリズムと歌詞の歌い辛さ以外は音程の変化もほとんどなく、採点的な見方をすると意外と簡単な箇所でもあります。
ここは歌いだしの1音目を合わせることができるなら、あとは流れで合ってくると思うので最初の1音に全てをかけるって感じですね。
1番のように低く入ってしまいがちですが、2番はそれよりも高いのでそこだけ注意です!
2番Bメロ
ゆがんだーごーたくのふるこすにー
うわべのつらをしてかわいがったー くだんないそうとおどるくらいならー
あくーまとてつなぐわぁ~
1番と同じように歌えばOKです!
ラストサビ
にげるえすけーすけーすけーほとけのまま とべるすてっ
すてっ すてっ おおせのまま あんだすたぁ あんだすたぁ
あびじーごくのはてまでろっくおん かたるすにーすにーすにー
あらしのなか はねるすきっすきっすきっあっそへのかっぱ
あんだすたぁ あんだすたぁ あんたねーごとはあのよでいって~
にげるえすけーすけーすけーほとけのまま とべるすてっ
すてっ すてっ おおせのまま あんだすたぁ あんだすたぁ
どーどーえーんまさまさえくらってー かたるすにーすにーすにー
あらしのなか はねるすきっすきっすきっあっそへのかっぱ
あんだすたぁ あんだすたぁ いっそほーねのずいまでしゃぶって~
ねぇーぎゃーぎゃーいっちゃって
こーべをたれないで~
ラストサビは歌う量が約2倍になっていること以外はこれまでのサビとほとんど変わりません。
注意することもこれまでと同じです!
まとめ
今回はAdoさんの『阿修羅ちゃん』の解説をしました。
リズムやビブラート評価が難しいという特殊な難しさがありますが、それでもAdoさんの曲では歌いやすいAdo入門編みたいな曲だと個人的には感じました。
アップテンポで歌っていてめちゃくちゃ気持ちいい曲なので、是非練習して歌ってみて下さい!
わからないことや質問があれば
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スコアラー御用達のマイク
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