【難易度 ★★★★★】『ミックスナッツ』を１００点取ったので解説します！
Official髭男dism の『ミックスナッツ』１００点取りました！
今や超人気のアーティストである「Official髭男dism」、通称ヒゲダンの新曲です！
また、今大注目のアニメ『SPY×FAMILY』のオープニング曲として書き起こされたことでも話題になっていますね！
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そんな『ミックスナッツ』の特徴は
・音域がかなり広く、音程もだいぶ揺れる
・音程の変化幅も大きい上に、普通の曲とは音程の変わり方がかなり違う
・リズムも独特で難しい
の3つで、難しい要素しかないといった感じ。
まあヒゲダンの曲なんで今更難しいとか言わなくても分かりますよねw
それでもなお難しいと言わざるを得ないくらいには難しいです。
個人的には『Pretender』よりは断然難しく、『Cry baby』よりはちょっと歌いやすいかなという印象です。
ということで今回はOfficial髭男dismの『ミックスナッツ』の解説をしていきます！
少しでも参考になれば幸いです。
また、採点の基本的な解説は省いていくので、それを知りたい方はこちらをどうぞ
解説
初めに言っておきますが、あくまで点数をとるための解説です！
歌がうまくなるための解説ではありません。
ご了承ください！
※赤字はマイクを近づける箇所、青字はビブラートをかける箇所、緑字はロングトーンをかける箇所になっています。
マイクを近づける箇所とビブラートをかける箇所が重なっている場合は紫字にしております。
マイクを近づける箇所とロングトーンをかける箇所が重なっている場合は茶字にしております。
１番Aメロ
ふくろにつめられ たーなっ つのようなー せけーんで
は だれーもがそれぞーれであっ ただれー かと よりそいあっ て
るー そこにまぎれこんーだーぼーくらはぴーなっつ みたーい
にー きのーみのふりしなーがら ほほーえみーうかべ
るー
高音があまり使われていないのでAメロは比較的歌いやすい...ように見えて音程の変わり方が異常なのでかなり難しいです。
例えば最初の「ふくろにつめられ」のところは4音目の「に」まで同じ音程で、次の「つ」から変わりはじめます。
しかもリズムが速いので歌いながら音程を探っていくのは正直無理ゲー。
なのであらかじめ音程の変わり方を覚えておきましょう！
それ以外の難しいところで言えば、2行目の「だれーもがそれぞーれであっ」のそれぞれの音程の変化幅の違いですかね。
ここは
だ ⤵️（1音）れー ⤴️（1.5音）も ⤴️（1音）が ⤴（1音）そ ⤴（半音）れ ⤴️（1音）ぞー ⤴️（1音）れ ⤴️（1音）で ⤴（半音）あっ
という感じになっています。
このように音程の変化幅がバラバラすぎて、全ての音を正確に合わせるのは結構難しいです。
おまけに同じような部分である4行目の「きのーみのふりしなー」のところは
き ⤵（1音）のー ⤴（1.5音）み ⤴（1音）の ⤴（1.5音）ふ ⤴（1音）り ⤴（1音）し ⤴（2.5音）なー
となっていて、音程が所々違うのも厄介な点です。
それぞれの音程の違いを覚えて歌い分けられるように頑張ってみてください！
また、もうひとつ難しいところを挙げると、続きの「れーかと」は音程の振れ幅がかなり大きいので注意が必要です。
これは先程と違って4行目の方はそんなに難しくないので大丈夫だと思います！
１番Bメロ
しあわせのーてんぷれーとのうえ もじどーりえにかい
たうわーべのうらー てぇぶるをーかこみーてをあ
わす そのとーきさえ ありのままではいーられなーいままーあーぁ
ぁー
Bメロはリズムが速いですが、それでも曲中では最も歌いやすい箇所だと感じました。
その中でも難しいところは3行目の「ありのままでは」の音程です。
ここも音程の変わり方が特殊なので1音1音丁寧に歌うことを心がけましょう！
また、その後の「いーられなーいままーあーぁぁー」は原曲の通りに「あーぁぁー」も歌う必要があるので忘れないようにしてください！
１番サビ
かくしごーとだらけーつぎーはぎーだら
けのほ～むゆの～ううぉー かーみくだーいてもなく なら
ない ほんねーがはーにはさまっ たまま ふあーんだらけーなりーゆきーまかせ
のら～いふぇんだいの～ううぉー かりそめまみれのにちじょう だけ
ど ここにぼくがいてー あなたがいる～
このしんじつだけーでもー いがーもたれてゆくー
サビはこれまでと比べてリズムも音程の変わり方も比較的シンプルです。
ですがその代わりに音程がめちゃくちゃ高いのが特徴ですね。
僕自身、ラストサビがキツかったのでキーを2つ下げて歌っていました。
それでも高く感じたので、高音が苦手な方はキーを4つ下げるぐらいが丁度いいと思います！
また、声が出せたとしてもサビでミスりやすいポイントが2つあって、1つは3行目の「ふあーんだらけー」の音程。
ここは音程が上がって下がってを繰り返すジェットコースターのような変わり方をするので、音程の感覚を掴めるまで要練習です！
そしてもう1つは4行目の「かりそめまみれのにちじょう」の音程。
ここだけ他と比べて明らかに変な音程の変わり方をするので、面を喰らわないように心の準備しておくといいでしょう！
２番Aメロ
ばけのかわはがれ たひとつ ぶのぴーなっつ み たーい
に せけーんからーいぃしゅんではじーかれてー し
まう そんなとき こそ まがりなりでよかっ たー
らーそばにーいーさーせてー ともに いられ ゆられ ふまれーて
もー われない からみたーいになーるから～
前半は1番とほとんど同じですが後半は結構変わっています。
その中でもやはり4行目の「いられ ゆられ ふまれーてもー」のところが、音程の揺れが激しくてかなり厄介ですね。
この変化に対応するためには音程を覚えることが重要ですが、特に「い」「ゆ」「ふ」の低い音を合わせることに集中して歌ってみると良くなると思います。
困っている方は試してみて下さい！
２番Bメロ
うまれたばーしょがきのうえか じめんのなかか それだけのち
がい ゆるされないほどにどらいなこのせかい
を ひとしくあめがしめらせまーすよにーいーぃ
ぃ
基本的には1番と同じように歌えば大丈夫です。
ラストサビ
ときにつーめたくてーさわーがしーまどのむこ～うゆの～う
うぉ ほしーのひ とーつもみつ から ない かみなりにみちたひがあっ ても
いい みーすだらけーあどーりぶーまかせのしょ～ばっだいの～う
うぉー しょせんひとかけのにちじょうーだから はらのなかにでもー ながしてねよーぉぉぉぉぉぉ
ぉー かくしごーとだらけーつぎーはぎーだら
けのほ～むゆの～ううぉー とっ ておきーもできーあい
も のこさずにぜんぶくらいながら ふつーうなどない せいーかいーなど
ないら～いふぇんだいのぉぉーううぉー かりそめまみれのにちじょうだけ
ど ここにぼくがいてー あなたがいる～
このしんじつだけーでもー いがーもたれてゆく～
このひとつかみのーきせーきを かーみしめてゆく～
ラストサビの前半はこれまでと基本的に同じですが、後半はちょくちょく変わっているところもあります。
例えば6行目の「ほ～むゆの～」の「ゆ」の音や、7行目の「ふつーうなどない」の「ない」の音と「せいーかいーなど」の「な」の音はこれまでよりも高くなっています。
また、続く8行目の「ふぇんだいのぉぉーううぉー」の「のぉぉー」ところは音程が揺れるようになっているので、より難しくなっています。
それ以外では4行目最後の「ぉぉぉぉぉぉぉー」にも音程バーが用意されているのでちゃんと歌う必要があります。
これもミスりやすいポイントですね。
ですが結局のところ最もツラい点は単純に歌う量が増えていることです。
これがガチでキツいです。
1番のサビが問題なく歌えても、ラストサビは途中で力尽きてしまうなんてこともざらにあるので、ちゃんとこのラストサビを基準にキーを設定するのがオススメです！
まとめ
今回はOffcial髭男dismの『ミックスナッツ』の解説をしました。
言わずもがな、とんでもなく難しい曲で上手く歌える人はほとんどいないでしょう。
よくこんな複雑な曲が流行るもんだと思っちゃいますが、それもこれもヒゲダンの絶妙なバランス感覚のなせる業ということなのでしょうね！
ただ複雑なだけじゃなくて、サビではシンプルに聴き心地のいいメロディーを混ぜてきたり、とはいえその中でも単調にならないように音のバリエーションを多くしたりetc...。
もちろん高得点を狙いたいという方にオススメできる曲ではありませんが、逆にこの難易度の曲を歌いこなせるならほとんどの曲はラクに感じるハズ。
そういう意味では最初からこの曲に挑戦するのも悪い選択肢ではないかもしれません！
今回挙げたポイントに注意しながら是非練習してみてください！
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僕もレパートリーが増えると嬉しいので！
スコアラー御用達のマイク
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