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それでも人類は進歩している

 

昨今、コロナウィルスを筆頭に暗いニュースが続いています。

そんな中で気持ちがどんよりと沈んでしまい、生きる気力がなくなってしまう人もいると思います。

 

ですがそんな人に伝えたいのが「実は世の中には素晴らしいニュースがたくさんあって、世界は歴史上類を見ないほどに良くなっている」ということ。

 

そもそも人間は良いことよりも悪いことに影響されやすいように出来ています。

 

それはなぜかというと、まだ人類が狩猟や採集をメインに生活していた頃、辺りには危険が満ち溢れていて、ちょっとしたことでも不安を感じて身の安全を守る方が命を守れたからです。

 

その習性が今の僕たちにも受け継がれているというわけですね!

 

なので人はゆっくり良くなっていることよりも、刺激が強いバッドニュースを求めてしまうのです。

 

そしてそのような習性を逆手にとって、メディアは読まれるために悪いニュースをこぞって報道するのです。

 

つまり、そもそも僕たちに入ってくるニュースのほとんどは悪い方向に偏っているというわけです。

 

もちろん、それらが報道するニュースも事実ではありますが、それだけを見て「もう世の中はダメなんだ」と思うのは早計。

 

あまつさえ、世の中に絶望して生きる気力を失くしてしまうというのは余りにもったいないことです。

 

それらの悪いニュースの裏には日々頑張っている人がいて、その人たちのおかげで良くなっていることも沢山あるのです!

 

ということで今回はそんな良いニュースにスポットライトを当てて、あなたのこれからの人生に少しでも希望を与えられたら幸いです。

 

また、この記事はラシュミ・サーデシュパンデさんの著作『それでも、世界はよくなっている』を参考に作成しています。

興味がある方は是非読んでみてください!

 

 

 

 

 

 

1.民主主義社会に暮らす人の数が今ほど多い時代はない

 

今では世界の多くが民主主義社会の国になっています。

 

そんな現代では僕たち国民が自分の意思で政治家に投票できることが当たり前だと思っている人もいるのではないでしょうか?

 

ですが歴史を見るとそうではないことが分かります。

 

普通選挙権が最初に実現したのはニュージーランド1893年のことでした。

そこから約130年経った今ではほとんどの国の人々が普通選挙権を持っています。

 

ちなみに日本では1925年に満25才以上の男性が投票できるようになり、1945年には満20歳以上の男女が投票できるようになりました。

 

もちろん、民主主義がどれもこれも完璧というわけではありません。

中には大きな問題を抱えているものや、独裁制(ひとりか、ごく少数の人達が全面的な力を持っている制度)に少しだけ民主主義が混じったものもあります。

 

それでも国の動かし方についてなんらかの発言権を持つ人たちの数が今ほど多い時代もないのは喜ばしいことと言っていいハズですよね!

 

 

 

2.環境問題も悪いニュースだけではない

 

昨今の全世界が抱える問題はなんといっても環境問題です。

今では温室効果ガスを保管してくれる木々が毎年約150億本も切り倒されています。

 

そのせいもあって産業革命以後、地球の平均気温は1度上がってしまいました。

たった1度と思うかもしれませんが、それが原因で様々な異常気象が起きたり、海面が上昇して島が沈んでしまうこともあります。

 

そんな深刻な環境問題ですが、これも悪いニュースだけではありません。

 

例えば、コスタリカは伐採で失われた多くの熱帯雨林を再生させ、30年で森林面積は約2倍に増えました。

 

そのおかげで今では国土の半分が木々に覆われていて、温室効果ガスを吸収する巨大な炭素吸収源となっています。

 

また、コスタリカは国全体のエネルギーの99パーセントをクリーンエネルギーが占めていて、環境問題に対する貢献度は世界屈指です。

 

その他にはスウェーデンアメリカなどは海中林を復活させるプロジェクトを進めています。

 

というのも海草は熱帯雨林の35倍の速さで二酸化炭素を吸収し、海中の二酸化炭素の10パーセントを閉じ込めることが分かっているのです!

 

そんな海草を増やすべく、2020年イギリスのウェールズ沖に75万粒の海草の種がまかれました

 

環境問題が深刻なのは間違いないことですが、このように人類はそれをただ傍観しているだけではないのです!

 

 

 

3.世界的に見ると貧困率は下がっている

 

今日では格差が広がっていることをよく問題視されています。

そう聞くと貧しい人が増えているような感じがしますが、実は世界的に見ると貧困率は下がっています

 

生きていくのに必要最低限な収入を「貧困ライン」というのですが、これが世界的な基準では1日に1.9ドル(約237円)と設定されています。

 

今ではこのラインにいる人の数は1990年と比べると半分以下になっています。

それは約10億人が極めて酷い生活環境から抜け出せたということを意味するのです。

 

また、世界的に見て学校に通える子供の数もどんどん増えています。

 

 

 

4.今ほど娯楽の選択肢が多い時代はない

 

人が生きていくには命を守ることだけでは足りません。

日々の生活に充足感や楽しみを見出して、心を守っていくことも大切です。

 

そういう意味ではこの時代に生きている僕たちは幸運です。

なぜなら現代は娯楽の種類も選り取り見取りだからです。

 

例えば映画は全世界で年間約1000本作られていて、オンラインのストリーミングサービスも沢山あります。

 

音楽も1960年代と比べると世界で発表されている数は約7倍になっており、ヒップホップやロックなどのあらゆるジャンルから選び放題です。

 

さらにゲーム業界は先ほど述べた音楽業界と映画業界を合わせたよりも規模が大きいです。

 

ビデオゲームを楽しむ人の数はなんと世界人口の3分の1と言われているので、どれほど人気なのかが分かりますね!

 

また、本の数も圧倒的に多くなっていて、種類も漫画や小説、ノンフィクションのドキュメンタリーなど非常に豊富です。

 

おまけに電子書籍やオーディオブックまであるので、文字を読みづらい人や、家に本の置き場がない人でも気軽に読めるようになっています。

 

このように娯楽がこんなにも溢れているのは現代を生きる僕たちの特権と言えるでしょう。

 

 

 

5.まとめ

 

ニュースは悲しくて怖い話だらけ。

だから世界は実際より遥かにひどそうだと思ってしまいます。

 

しかしそうなるのは最初に言ったように、その方が人目を引くからです。

そしてその方が売れるからです。

 

確かに世界が抱える問題は山積みです。

それを解消するために僕たち人間はこれからもかなり努力しないといけません。

 

ですが実は人間はすでにかなり進歩しています

そしてこれからも徐々にではありますが、どんどん良くなっていくことでしょう。

 

その事実が明日を強く生きるための希望となるように僕は願っています!

 

 

 

 

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