安定性が低いです...
っていうかそもそも安定性ってなに？
その気持ち、ものすごく分かります。
実際に、安定性はかなり謎が多い項目とされています。
しかし、安定性に関わっているだろうという要素は分かっています。
実際に僕も、それができるようになってからは、
この安定性という項目が得意になりました！
今回は、この謎が多い安定性という項目を解説させて頂きます。
目次
1.そもそも安定性はどう評価されているの？
2.安定性は最後に気にすればいい項目！
3.安定性の上げ方
4.まとめとリンク
1.そもそも安定性はどう評価されているの？
最初に
安定性はどう決まっているか？
を解説します。
安定性は
ここで大まかに分かります。
この安定性は、
加点方式ではなく減点方式
と言われています。
最初は満点から始まりますが、
息が続かず震えてしまったり、ビブラートと判定される未満の声の震えをミスと判断され、
徐々に下がっていきます。
また、上手なビブラート、
詳しく言うと
上手さ4以上のビブラートをかける事で回復すると言われています。
これらの要素で最終的な安定性が決まります。
2.安定性は最後に気にすればいい項目！
これは結構重要な事で、安定性は
９７点以上ぐらいを目指す人が、最後に気にする項目
であると僕は考えています。
なぜなら、この安定性という項目を上げるために必要な事は
・腹式呼吸ができる事
・上手なビブラートができる
の２つであり、これらは
ロングトーン＆ビブラートの練習をする事で出来るようになる事
だからです。
つまりロングトーン＆ビブラートがもう出来る人なら、
安定性はもう出来たも同然と言えるのです！
part1 ~基礎知識編~で
ロングトーン＆ビブラート→安定性
の順で練習をした方が良いと説明したのはこの理由からです。
さらに言うと安定性は、採点における５項目の中で最も配点が低いです。
まだ他の項目で伸びしろがあるなら、そっちを練習した方が点数は上がります！
以上の理由から安定性は、
最後に気にすればいい項目であると言えるのです。
3.安定性の上げ方
安定性の上げ方は前述したように、
上手なビブラートが出来るようになる事。
それと、声が震えないように腹式呼吸が出来るようになる事です。
ビブラートについては、それについての別記事を書いているので、
そちらを参照してください。
上手なビブラートをかければかけるほど、安定性は上がっていくので、
沢山ビブラートをかけましょう！
この記事では腹式呼吸の練習について少し解説します。
この腹式呼吸は、しっかり息を吸い、
お腹に適度に力を入れて声を出します。
理論を言うとそれだけなのですが、それが難しいもの。
なので、感覚的な話をしますが、
声質としては、福山雅治さんみたいな声です。
渋いというかしっかり通る声ですよね。
あまり高くない曲ならやりやすいのかなと思います。
実際に、キーが高くない曲なら安定性が良いのに、
高い曲なら安定性が低いという事があるのではないでしょうか？
それは、高いキーでは腹式呼吸での発声が出来ていないという事かもしれません。
さらにもう一つ、感覚的な話をすると、
喉を開く感じです。
高い声を出そうとする時、喉が閉めてしまう人が多いと思います。
しかし、これは本当は逆でなければいけません。
高いキーを出すときは閉めるのではなく、開かないといけないのです！
喉を閉めて歌ってしまうと、喉を傷めてしまう危険性もあります。
この感覚は、実際にやってみないと分からない所が多いと思うのですが、
一つ言える事は楽に歌うという事です。
歌っている時に、苦しいという事は声が震えてしまっているという事。
つまり腹式呼吸が上手くできていないという可能性が高いのです。
4.まとめとリンク
今回は安定性について解説させて頂きました。
この安定性という項目は、他の項目の練習をすると
勝手に上がっていくと言っても過言ではない項目です。
安定性の目標は９０点！
ほとんどの人はまだ気にする必要はないでしょう。
９７点以上の超高得点を狙う人は、気にして頑張ってみて下さい！
分からない事や質問があればコメントや
までどうぞ！
part7は最後の一押し、裏加点について解説させていただきます。
part2 ~音程編~
part3 ~表現力編~
part5 ~リズム編~
part7 ~裏加点編~
part8 ~歌う前の設定編~
part9 ~まとめ~
