カラオケ100点取った僕が上達法を教えます! part3 ~表現力編~
表現力、気にしたことありますか?
実はこの表現力という項目は採点において
音程の次に配点の高い重要な項目
なんですね。
音程を取るのが上手な人は表現力を上げるだけで
総合点95点を超えると思います。
苦手な人も、
正確率78%くらい取れるなら
総合点90点を超える事も出来ます。
それくらい大切な項目なのです!
多くの方は表現力なんて気にした事はないと思います。
知っていてはいるけど
「よく分からないよー」
って方も多いんじゃないでしょうか?
でも実は!
表現力はやり方さえ分かればすぐ上げる事ができます
という事で今回は表現力について解説させて頂きます!
1.表現力の採点の仕組み
まずは前知識として表現力の仕組みについて解説をします。
表現力を構成する要素は、
・抑揚
・しゃくり
・こぶし
の3つです。
フォールは点数に関係ないと言われています。
抑揚とは声量の大きい所と小さい所の差の事です。
つまり声を大きくしたり小さくしたりする事で点数が上がります。
しゃくりとは低い音程から本来の音程に戻すテクニックのことです。
下から上にグイッ⤴と上がるイメージです。
ヴィジュアル系の歌手の方等が多く使っている印象がありますね!
こぶしとは音を瞬間的に上下させることです。
演歌の歌手がよく使っていますね!
そして大切な事として
表現力のほとんどを抑揚が占める
という事です。
詳しく言うと
抑揚が8割、しゃくり1.5割、その他こぶし
程度になっています。
なので抑揚を上げる事が大切なのです。
2.抑揚の上げ方
前述したとおり抑揚を上げる事が大切なのですが
「どうやって上げるのがいいの?」
ってことですよね。
抑揚の上げ方は主に2パターンあります。
・小細工なしで声の強弱をつける
普通に一曲を通して声の強弱をつけるというやり方があります。
先に言っておきます。
オススメしません!
なぜなら難しいから。
一曲を通して声の強弱をかけるというのは。
抑揚をつけるというと
「最初は小さくて、サビで大きくすればいいんでしょ?」
と思うかもしれませんがこれは違います。
表現力というのは音程と同じで
下の画像の通り
最初から最後まで、丸の数だけ
数回に分けて評価されていきます。
つまりAメロやBメロでも声の強弱を
つけないといけないという事です。
これはとても難しい事。
そこでオススメするのが2つ目の方法!
・マイクを近づけたり遠ざけたりする
「これだけ?」
って感じでしょうか?
これだけです。
しかしこれだけで抑揚が大幅に上がるのです。
実はこれ、テレビで放送しているカラオケバトルの参加者も
よく使っています。
詳しく言うとそのページの
一番高い所(一番声を出す所)
だけ近づけて、それ以外の所は離します。
これを演奏区間ごとにやっていきます。
急にマイクの距離を遠ざけると、
音程や安定性の評価を下げてしまう事があるので
ゆっくり離していきましょう!
離す距離の最大は拳3つ分くらいでしょうかね。
先ほどの方法とは違って
コツを掴んでしまえば滅茶苦茶簡単です!
注意点としてマイクを近づけた際、
急に音が大きくなるのでビックリしやすいです。
なのであらかじめ、
マイク音量を下げておくと良いでしょう。
3.抑揚を上げる際の注意点
とても大事な事として
ミュージック音量を大きくしすぎない
という事があります。
なぜなら、
演奏されている音をマイクが拾ってしまうからです。
それでは音の大きさが一定とみなされてしまい
抑揚が上がりません。
一度歌わずにマイクのスイッチをつけて
演奏の音を拾ってないか確認しましょう。
音を拾ってしまっている場合は
歌ってないのにバーが勝手に埋まっていくはずです。
その場合は音を拾わない程度にミュージック音量を下げましょう!
音量は10だったり、3だったり
部屋によってまちまちなので一概に
「ミュージック音量はこれにしよう!」
とは言えないです。
大音量の音楽に包まれて歌いたい!
というのも当然分かるのですが、
点数を上げたいならば演奏の音量は下げるべきしょう。
4.イコライザーの暴力
一応、ここでおまけ的な解説としてイコライザーを使った抑揚のつけ方も紹介しておきます。
あなたはこのイコライザーという機械を知っているでしょうか?
これは本来ベース用のイコライザーでして、簡単に言ってしまえば音にエフェクトをかけることができます。
また、有線マイク専用です。
採点では倍音という裏加点に関する項目をブーストするためによく使われるのですが、実は表現力も上げることができます。
どうすればいいかというと、一番右のLEVELという項目を歌っている最中に上げたり下げたりするのです。
マイクを近づけたり離したりする代わりに、イコライザーのLEVELを上げたり下げたりするような感じですね!
このLEVELというのは音の入り方を調節する項目で、上げれば音が入りやすくなり、下げれば音が入りにくくなります。
下げる時は、マイクを遠ざける場合と同じように急に下げると音が飛んでしまうのでゆっくり下げることを心がけてください!
マイクの位置を調節するよりも手間はかかりますが、抑揚の入り方はトンデモないです。
どれくらい凄いかというと、抑揚100点を現実的に狙えるようになります。
ほとんどの人はイコライザーを買ってまでカラオケには行かないでしょうが、もし持っているならばこのような方法もあるよというおまけ的な解説でした!
イコライザーを買う人用の充電器
イコライザーを買う人用のケーブル
5.まとめとリンク
今回は表現力について解説させて頂きました。
目標は
・抑揚80点
・しゃくり20回
・こぶし5回
これで表現力95点くらいは取れるはずです。
どうでしょう?分かりましたかね?
分からない事や質問があればコメントや
までどうぞ!
part4は皆の鬼門、
ロングトーン&ビブラート
について解説します!
part1 ~基礎知識編~
part2 ~音程編~
part4 ~ロングトーン&ビブラート編~
part5 ~リズム編~
part6 ~安定性編~
part7 ~裏加点編~
part8 ~歌う前の設定編~
part9 ~まとめ~