part5です!
part4はこちらをどうぞ!
今回も孔子の名言を5つ紹介します。
余計な前置きはなしです!
1.子曰く、由よ、汝にこれを知ることを誨えんか。これを知るをこれを知ると為し、知らざるを知らざると為せ。是を知るなり。
(由よ、お前に「知る」ということを教えようか。知ったことは知ったこととし、知らないことは正直に知らないと認める、それが真に「知る」ということだ。)
「由」とは弟子の事です。
なので、これは弟子に言った言葉ですね。
本当に賢い人は、分からない事は分からないとちゃんと言うものです。
実力がない人ほど知ったかぶりをして、自分を大きく見せたがるもの。
知らない事を認め、勉強していくことで、ちょっとずつ前に進んでいきたいですね!
2.子曰く、異端を攻むるは斯れ害のみ
(正道を学んでもいないのに裏道や脇道を学んだのでは、かえって害にしかならない。)
その道の正統派を知らなければ、変わったことをしても悪い方向にしかならないと言っていますね。
それもそうですよね!
「普通」が分からないと「普通じゃない」も分からないものです。
やがて変わったことをするにしても、まずは「普通」を勉強するのが大事なのかもしれません。
3.子曰く、朝に道を聞かば、夕べに死すとも可なり。
(もしも、朝に人生の真理を知ることができたなら、その晩に死んでもかまわない。)
これは、自分にとって大事なものを貫き通すことができたなら、その日のうちに死んでも悔いはないということでしょう。
それが孔子にとっては、「真理を知る」ということだったわけです。
僕たちも、そのように自分の信ずる道に正直に生きたいものですね!
4.「過ちて改めざる、是を過ちと謂う」
(あやまちを改めないこと、これを本当のあやまちというのだ。)
人間、誰しも失敗するものです。
しかし、失敗を活かして次に繫げることができれば、それも無駄ではないことに転じます。
その失敗から、なにも学ばず同じ失敗を何度も繰り返すことが本当の失敗であると孔子は言っています。
失敗は失敗だったと認めて、次に活かせば良いのです。
そうすれば、人生に無駄なことなどそれほどないのでしょうね!
5.子貢問うて曰く、一言にして以て終身これを行うべき者ありや。子曰く、其れ恕か。己の欲せざる所、人の施す勿れ。
(子貢が先生にたずねた、一言で表せる、生涯で行うべきものがありますか?先生は言われた、それは「思いやり」だ。自分がしてほしくないことは、他人にもしないことだ。)
孔子が生涯で行うべきものとして、「思いやること」を挙げています。
聡明な孔子なら、人を騙したり、悪い事もしようとすればできるはずですが、一切そんなことはしないわけですね。
これは孔子が、思いやること、他人のためになにかをすることが、結局、自分に返ってきて自分のためになるということが分かっていたからでしょう。
昔からそうだったわけだし、現代でもそれは変わっていません。
これは、人間の本質的なものなのかもしれませんね!
今回も孔子の言葉を5つ紹介しました。
少しでも役に立てるような言葉があったなら幸いです。
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