Aqua Timez の『小さな掌』100点取りました!
この曲はドラマ『ジョシデカ!-女子刑事-』の主題歌でもありました。
アクアは人の弱さを素直に受け止める歌詞が非常に良くて、その中でも『小さな掌』は個人的に一番好きな曲です!
この曲の特徴は、
・音域は狭く、音もそれほど高くない
・全体を通してAメロとサビしかなく、繰り返しのリズムが多い
・歌う音数が多く、休憩も少ない
という感じですね。
アクアは歌う量が多い曲が多いのですが、この『小さな掌』も例外ではありません。
しかし、それ以外は比較的簡単なので、どこで休憩するか、どれだけ力を抜いて息切れしないようにするかが大切になってきますね!
ということで今回はAqua Timezの『小さな掌』の解説をしていきます!
少しでも参考になれば幸いです。
また、採点の基本的な解説は省いていくので、それを知りたい方はこちらをどうぞ
解説
初めに言っておきますが、あくまで点数をとるための解説です!
歌がうまくなるための解説ではありません。
ご了承ください!
※赤字はマイクを近づける箇所、青字はビブラートをかける箇所、緑字はロングトーンをかける箇所になっています。
マイクを近づける箇所とビブラートをかける箇所が重なっている場合は紫字にしております。
マイクを近づける箇所とロングトーンをかける箇所が重なっている場合は茶字にしております。
区切るところは文字と文字の間隔をあけています。
1番Aメロ
からだはぼくのこころのことをぼくよりわかってくれてるー きん
ちょうすれば てのひらにあせがにじむー い
つだったかな おくばをかみたちどまらせたはずのなみだにぃー
かなしみをかなしむということ おそわったのは~
きぼうのことばをたくさんばっぐにつめこんでたびにでたー
ひきかえすたびにきみはうけとめてくれたー
いつのひもことばをえらべず とほうにくれるぼく
ことばにたよらず だきしめるきみ きみのほうがずっとさびし
いおもいをしてきたのにー
Aメロは音程の変化が比較的緩やかで合わせやすいです。
その中でも難しい所は3行目の「たちどまらせた...」のところと7行目の「とほうにくれるぼく...」のところですね。
ここは音程が上がって下がっての繰り返しになっており、そこそこリズムが速いこともあって平坦に歌ってしまいがちです。
なので、しっかり音程を揺らすイメージで歌うと良いでしょう。
また、最後の長いバーでロングトーンをかけるのを忘れないように!
1番サビ
しゃがみこむせなかを
さすーてくれる~ いつもそばにあるちいさなてのひらぁ
どんなにきれいにかざられたことばよりも~
そのぬくもりにたすけられてきた~
なにもかもうまくいくときではなく~
なにもかもうまくいかぬときにこそぉ
ひとはたいせつなそんざいにきづくのでしょう~
どんなぼくもあいしてくれるきみへ~
ありがとういつもそばにいてくれて~
サビのポイントは低音です。
1行目の「しゃがみこむ...」を始めとするメロディーの最初の音ですね。
曲中ではかなり低いですが、地声ほどは低くないという絶妙な音程なので、感覚を掴めるまで何度か歌ってみて下さい!
また、最後の「ありがとういつもそばにいてくれて~」のリズムが不安定で難しく、特に「つも」の駆け足になるところと、その次の音がグッと下がる「そ」の音がミスしやすいです。
音を合わせるというよりはリズムを合わせるという感覚の方が音程も取りやすいと思うので、原曲を聴き込んで独特なリズムを覚えておきましょう!
2番Aメロ
くさむらによこたわってながれるくもをながめると~
しずかなこころをとりもどすことができたー
すこしだけ きのうよりもやさしくなれるきがす
るそのばしょでー ひとりではいきていけぬこと
かみしめてた~ それでもはるかかなた
ゆれるきせきのはなにみせられてー まもりぬくべきにちじょう
をからしてしまうー もっとむかしせいしゅんをせい しゅんともしらず
かけぬけてから きづいたよに たいせつなひとのたいせつさを
みすごしてく~
1番と同じように歌えば大丈夫ですね!
2番サビ
うつくしいおもいだけじゃいーきられず~
やくそくのそらもよごしてしまえたぁ
あんなにきれいにすきとおるそらのしたで~
そのあおにかならずとちかぁたのに~
ひびわれたりそうをてばなせぬまま~
いきてきたひびをおもいかえすけどぉ
うしろばかりみてたらあすがかなしむからぁ~
ひとはまえにすすむしかないんだよ~
めのまえにいるあいすべきひとのためにも~
2番のサビも基本的には1番と同じように歌えば大丈夫。
ただ、最後の「めのまえにいるあいすべきひとのためにも~」のところが1番よりも言葉数が多くなって、リズムがより難しくなっています。
「いる」「あいす」「べき」のところはバーが1つに統一されているので、とにかく点数を狙っているという方は、自分が歌いやすいようにアレンジをしてもいいかもしれません
ラストサビ
めにみえぬきずあとをさすってくれる~
やさしいてのひらがあるということぉ
せかいじゅうにはくしゅをもらうことよりずぅと~
たいせつなものがそばにあぁた~
いそがしくくらすひびにまよいこみ~
おもいやりがむいみにおもえてもぉ
にどとなくしてからきづくことのないよにぃ~
こんなぼくをあいしてくれるきみに~
ありがとうのうたをつくりました~
ことばじゃたりないぃ~
きっとおいつけないよーぉ~
ことばじゃたりないけど~けど~ぉぉ~
ありがとーう~
ラストサビも後半以外はこれまでと同じ。
後半もそれほど難しくないので、高音を頑張る以外は特に注意することもありません。
しかし、歌う量が多くなって息切れする怖さはあります。
対策としては、例えば4行目の「たいせつなものがそばにあぁた~」の最後をバー一杯まで歌わないことです。
勘違いしている人も多いのですが、実は長いバーでも最初の音程さえ合っていれば大丈夫なので、最後まで歌う必要はありません。
途中で歌うのがキツくなるという方は早めに切り上げて体力を少しでも回復させましょう!
また、キーを下げるのも有効で、曲の前半は歌えるけど後半になっていくにつれて辛くなるという方はキーを1つか2つ下げるとかなり歌いやすくなります。
試してみてください!
まとめ
今回はAqua Timezの『小さな掌』の解説をしました。
音程に癖はなく、リズムと音数が多いこと以外は歌いやすい曲だと感じました。
歌うことに慣れている方や、音域を広く出せるという方にとっては結構楽な曲なので、是非、練習して高得点を狙ってみて下さい!
ていうか 、超いい曲なので聴いたことがない人はとりあえず1回聴いてみて下さい、マジで!!!
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僕もレパートリーが増えると嬉しいので!
スコアラー御用達のマイク
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