米津玄師 の『アイネクライネ』100点取りました!
米津玄師さんの代表曲のひとつですね!
2014年の曲ですが、今もかなり歌われている人気曲でもあります。
この曲の特徴は、
・音域はそれほど広くないが、音数が多く、音程も結構揺れる
・長いバーが少ないので、ロングトーンをかけにくい
・歌詞にない音が多い
という具合ですね。
単純な曲の難しさとしては普通かちょっと難しいくらい。
しかし3つめの「歌詞にない音」が歌い慣れていないとミスしやすいという印象です!
ということで今回はその辺も含めて米津玄師の『アイネクライネ』の解説をしていきます!
少しでも参考になれば幸いです。
また、採点の基本的な解説は省いていくので、それを知りたい方はこちらをどうぞ
解説
初めに言っておきますが、あくまで点数をとるための解説です!
歌がうまくなるための解説ではありません。
ご了承ください!
※赤字はマイクを近づける箇所、青字はビブラートをかける箇所、緑字はロングトーンをかける箇所になっています。
マイクを近づける箇所とビブラートをかける箇所が重なっている場合は紫字にしております。
マイクを近づける箇所とロングトーンをかける箇所が重なっている場合は茶字にしております。
区切るところは文字と文字の間隔をあけています。
1番Aメロ
あたしあーなたーにあえて ほんとーにうぅれしいの
に あたりまえのよーにそぉれらすべぇてーがかーなしいん
だ いまぁいたいくらーいしあわせーなおもいでがー
いつかーくるおーわかれをそだててあぁるく~
だれかのーいばーしょをぉうばい いきるーくらーいならば
もうあたしはーいしーころぉにでもなれーたなーらいい
な だとしたぁらかーんちがいもとーまどいもなーい
そうやってあなーたまでもしらないまぁまで~
上で「歌詞にない音」に注意と書きましたが、これは例を挙げると、2行目の「あたりまえのよーにそぉれら」の「ぉ」の音のことを指しています。
まぁ簡単に言うと、原曲のようにねっとり歌えばいいということですね!
ただ、その後の「すべぇてー」の「ぇ」の音など中には気づきにくいものもあるので、上の音程バーを確認して把握しておきましょう。
知らず知らずのうちにミスすることが減るハズです!
それ以外ではAメロの難しい所は3行目の「いまぁいたいくらーい...」と7行目の「だとしたぁらかーん...」の徐々に音程が下がっていくところですかね。
一度に下がる音程の量は小さいので、下げよう下げようと気を張るのではなく、ゆっくりと力を抜いていく感じで歌うと良いでしょう!
1番Bメロ
あなたにあたしのおもいがぜんぶつたわってほしーぃぃ
のに だれにもいえないひみつがあってうそをついてしまうのーぉぉ
だ あなたがおもえばおもうより いくつもあた
しはいくーじなぁいのに どうして~ どうして~ どうして~
Bメロのポイントは3つです。
ひとつは1~3行目の歌いだしの音。
1行目で言うと「あな」です。
多くの人は歌いだしの音を低く入ってしまいがちなので「最初から高く入る」という意識をもって歌うと良いと思います!
ふたつめは1行目最後の「ほしーぃぃのに」の「ぃぃ」の音と、2行目最後の「のーぉぉ」の「ぉぉ」の音です。
途中で一瞬音が高くなって、一瞬でまた元の音程に戻ります。
感覚としては「しー」と伸ばしている最中に、一瞬だけビブラートをかけるイメージですね!
また、音程を合わせることを意識するより、リズムを合わせることを意識するほうが結果的に音程も合わせやすいと思います。
ここは普通に難しいので、余裕があるなら頑張るという程度の意識でかまいません。
そして、3つ目は最後の「どうして~ どうして~ どうして~」のところ。
ここは入る音程が違うだけで歌い方はどれも同じ...かと思いきや2番目の「どうして~」だけ、前の「どう」の音から半音しか下がりません。
地味に歌い分ける必要があるので注意しておきましょう!
1番サビ
きえなぁいかなしみも ほころびも あなたといれぇ
ば それでぇよかったねと わらえるのが どんなにうれしぃい
か めのまえのすべてが ぼやけては とけてゆくよう
な きせきであーふれてぇたりないやー
あたしのなーまえをよんでくれた~
サビは音程的にもリズム的にもこの曲の中で最も歌いやすいところだと感じます。
なので、注意することは2行目の「うれしいぃか」の「ぃ」で音程を変えることくらいです。
また、最初に『アイネクライネ』の特徴として、長いバーが少ないのでロングトーンがかけにくいと書いたのですが、まともにかけられるのはサビの後半2行の最後ぐらいです。
その中でも個人的には4行目の方がしっくりきたので僕はそっちでロングトーンをかけていました。
バーの長さはどちらも同じなので自分のやり易い方で決めるといいでしょう!
2番Aメロ
あなたがーいばーしょをなくし さまよーうくらーいならばもう
だれかがーみがーわりぃになればなーんておぉもうーん
だ いまぁささやかーでたしかなーみないふり~
きっとーくりかーえしながら わらいあうんだ~
2行目後半の音程が違うこと以外は基本的には1番と同じように歌えば大丈夫ですね。
そこも特別難しくなっているわけではないので、原曲を聴いて覚えておけばそれほど苦戦はしないハズです!
2番Bメロ
なんどちかってもなんどいのってもさんたんたるゆめをーぉぉ
みる ちいさなひずみがいつかあなたをのんでなくしてしまーぁう
よな あなたがおもえばおもうより おおげさにあたし
はふがーいないぃのにー どうして~ どうして~ どうして~
ここも1番と同じように歌えば大丈夫ですね!
2番サビ
おねがーいいつまでも いつまでも こえられないよる
を こえようとてをつなぐ このひびが つづきますよう
に とじたーまぶたさえ あざやかに いろどるためぇ
に そのためにーなにがぁできるかな~
あなたのなーまえをよんでいいかな~
ここも1番と同じ感じでオッケーですね!
Cメロ
うまれーぇてきた そのしゅんかんにぃわたし~
きえてぇしまいたーい ってなきわめいたんだ~
それかぁらずぅと さがしていたん
だ いつかーであえるぅ あなたーのことを
Cメロは結構簡単ですね。
ただ、特徴がないわけではありません。
ポイントとしては1行目と3行目の最も高い音。
そこだけがこのCメロの中で異質で、前後の音から1音以上差があります。
この『アイネクライネ』はゆったりとしていて全体的にアンニュイな雰囲気の曲です。
米津玄師さんがわざとそうしたかは分かりませんが、その曲調のせいか音程が急に上がる、または下がるということがほぼありません。
そのようなイメージで歌っている中で急に音程変化の大きな部分が訪れるとミスが起きやすいです。
それが起きるのが、Cメロでは前述した1行目と3行目の最高音の部分なわけです。
なので、1行目の「そのしゅんかん」の「の」の音と3行目の「さがして」の「が」の音でだけ意識を変えて強く歌いましょう!
それ以外はAメロでも書いたようにちょっとずつ力の加減を変えていく感じでいけば〇
ラストサビ
きえなぁいかなしみも ほころびも あなたといれぇ
ば それでぇよかったねと わらえるのが どんなにうれしぃい
か めのまえのすべてが ぼやけては とけてゆくよう
な きせきであーふれてぇたりないや~
あたしのなーまえをよんでくれた~
あなたのなーまえをよんでいいかな~
ラストサビもこれまでのサビと一緒です。
最後まで気を抜かないように歌い切りましょう!
まとめ
今回は米津玄師さんの『アイネクライネ』の解説をしました。
リズムも音程も取りやすいですが、米須さんの歌い方やロングトーンをかけにくいなど、ちょっと特殊な難しさがあります。
曲を理解すればするほど点数がついてくる曲だと思うので、何度も歌って練習してみてください!
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