Ado の『うっせぇわ』100点取りました!
不満を持つ若者の声を代弁したような歌詞、ハードな曲調、Adoさんの七色の歌声が組み合わさってとんでもない反響を呼んでいる話題曲。
「自分もこの流れに乗らねば!」
ということである程度歌い込んできました。
100点取れるまで練習して感じたこの曲の印象は
・AメロとBメロの音程はそこまで難しくないが、サビは鬼ムズ
・リズムが速いのでうろ覚えだと置いていかれる
・長いバーが少ないので、ビブラートも比較的かけにくい
という感じ。
聴いていて「難しそうだなー」と思っていましたが、予想通り難しかったですね。
また、上には書いていませんが、リズムが速くカクカク歌うのでしゃくりが入りにくいという地味な辛さもありました。
でもまぁ、カラオケでは歌い方の真似はしなくても良いので難易度は5段階中の4といったところ。
原曲のように歌うなら難易度は5段階中の7億ぐらいあります。無理です。
ということで今回は『うっせぇわ』の解説をしていきます!
少しでも参考になれば幸いです。
また、採点の基本的な解説は省いていくので、それを知りたい方はこちらをどうぞ
解説
始めに言っておきますが、あくまで点数をとるための解説です!
歌がうまくなるための解説ではありません。
ご了承ください!
※赤字はマイクを近づける箇所、青字はビブラートをかける箇所、緑字はロングトーンをかける箇所になっています。
マイクを近づける箇所とビブラートをかける箇所が重なっている場合は紫字にしております。
マイクを近づける箇所とロングトーンをかける箇所が重なっている場合は茶字にしております。
区切るところは文字と文字の間隔をあけています。
イントロ
ただしさとは おろかさとは それがなにかみせつけてーやーるー
このイントロ何気に半端なく難しいです。
特に前半の「ただしさとは おろかさとは」が速すぎて音程を合わせるのがキツイ。
正直前半は半分流れで歌って、後半の「それがなにかみせつけてーやーるー」を合わせられるように努力した方が効率は良いと思います。
「みせつけてーやーるー」は大丈夫だと思うので、練習するのは「それがなにか」の部分。
「それがな」までは全部同じ音程、「に」で1音上がって「か」でまた1音上がります。
速いのが困りますが、音程の上がり方自体はシンプルなので感覚を掴めるまで何度も練習してみて下さい!
目標は金色に光らせることです!
また、ここでもうロングトーンをかけておきましょう。
もしミスったら歌い直すという感じで!
1番Aメロ
ちっ ちゃなころからゆうとーせー きづいたらおとなになっ てっ
たー ないふのようなしこーかいろーもちあわせる わけもな
く でもあそびたりなーいなにかたりなーいこまっ ちまうこれはだれかのせ~
あてもなくただこんらんするえいで~
それもそっ かー
Aメロを歌う時のポイントは「高い音、低い音、真ん中の音の切り替え」と「しっかり音を揺らす」ことです。
1つ目の「音の切り替え」というのは、最初の「ちっ ちゃなころからゆうとーせー」の高い音から「きづいたらおとなになっ てっ たー」でグッと音を下げる時の切り替えのことです。
音程の幅がかなり広いのでちゃんとモードを切り替えて歌いましょう!
また、2行目の「もちあわせる わけもなく」は高い音と低い音の真ん中ぐらいの音なので、ここでも歌い分けが必要です。
2つ目の「音を揺らす」というのは「ちっ ちゃなころからゆうとーせー」の音程を、
ちゃ ⤵な ⤴こ ⤵ろ ⤴か ⤵ら ⤴ゆ
というように意識してちゃんと1音ずつ揺らすことです。
ここを何となくで歌ってしまうと、音程が一定のままになってしまったり、半音しか変わらなかったりで、ミスしやすいです。
なので、気持ち大袈裟に揺らすくらいでちょうど良いかなと思います!
ただ、2行目の「もちあわせる わけもなく」は最後の「く」の音以外は半音ずつしか音程が変化しないのがシブいところ。
これまでよりも音の揺らし幅を緩くして歌いましょう。
1番Bメロ
さいきんのりゅうこうはとうぜんのはあく
けいざいのどうこうもつうきんじちぇ~ じゅんじょうなせいしんでにゅうしゃしわ~
しゃかいじんじゃとうぜんのるーぅーるーでーす~
Bメロはリズムが速い低音が続きます。
音程を取るだけなら一番簡単な箇所で、音とリズムを覚える以外は言うことはありません。
因みに僕はこのBメロが低すぎたのでキーを2つ上げて歌っていました。
同じように1オクターブ下で歌うと低音が出せないという方は少しキーを上げると歌いやすくなるので試してみてください!
1番サビ
はぁ~うっ せーうっ せーうっ せーわー あなたがおもうよりけんこーでーす
いっ さいがっ さいぼんようなー あなたじゃわからない かもね~
あーよくにあう そのかもなくーふかーもーない~めろ
でぃーうっ せーうっ せーうっ せーわー あたまのできがちがう の
で もんだいはなし
問題のサビ。
どこが難しいというより全部難しいです。
まず「うっ せーうっ せーうっ せーわー」の部分。
ここは高い音に気を取られがちですが、低音の「うっ」の音の方がミスしやすいです。
なので、低音の方を気に掛けてみて下さい!
それ以外のところも音程がかなり揺れるのでキツイです。
特に難しいのが2行目の「あなたじゃわからない」の「らない」のところと、3行目の「あーよくにあう」の「にあう」のところです。
それ以外のところは半音か1音の変化ですが、ここの3音だけ1音半変わります。
か ⤵(一音半)ら ⤴(一音半) な ⤵(一音半)い
く ⤵(一音半)に ⤴(一音半) あ ⤵(一音半)う
という感じ。
しっかり音程を変えていきましょう!
そして一番難しいのが「そのかもなくーふかーもーない~めろでぃー」のところ。
ここは単純に音程が難しい以外に、2番とラストサビでそれぞれ地味に歌い方が違うという辛さもあります。
ごっちゃにならないように気をつけましょう!
また、1番のみの特徴が最初の「はぁ~」の「は」の音が一瞬高いです。
これはDAMのカラオケ採点だけの可能性がありますが、細部まで完璧にしたいなら気をつけておきましょう!
2番Aメロ
つっ てもわたしもはんにんげーん なぐっ たりするの
はのーせんきゅー だっ たらことばのじゅーこー
をー そのあたまに つきつけて うてばまじやばなーい
とまれやしなーいふへーふまんたれてなれのはて~
さでぃすてぃっ くにへんぼーするせーし~ くそだりー
なー
1番と同じように歌えば大丈夫です!
2番Bメロ
さけがあいたぐらすあればすぐにつぎなさーい みながつまみやすいよう
にくしはずしなさーい かいけいやちゅーもんはせんじんを
きーる ふぶんりつさいてーげんのまーなーぁーで す~
音程は1番と同じように歌えば大丈夫。
ただ、最初の2小節のリズムがかなり速いです。
しっかり歌詞を覚えてリズムにだけ注意できるようにしておくと〇です!
2番サビ
は~うっ せーうっ せーうっ せーわー くせぇくちふさげやげんかい
でーす ぜっ たいぜっ たいげんだいのー だいべんしゃはわたしーやろがーい
もうみあきたわ にばんせんじーいぃ かーえの~ぉ ぱろ
でぃーうっ せーうっ せーうっ せーわー まるまるとにくつい
た その がんめんにばつ
ここも基本的には1番と同じです。
ですが1番で書いたように「にばんせんじーいぃ かーえの~ぉ ぱろでぃー」の歌い方が地味に違います。
詳しく言うと「にばんせんじ」の「ん」の音が1番違って高くなりません。
それと「かーえの~ぉ」と最後に一瞬音を下げます。
細かい違いですが意識しておくといいでしょう!
Cメロ
うっ せーうっ せーうっ せーわ~
うっ せーうっ せーうっ せーわー あたしがぞくにいうてんさいでーす
一応Cメロと書きましたがサビみたいなものですね。
2行目の「あたしがぞくにいう」の「あ」の音が少し高いのが割とミスりやすいポイントです。
ラストサビ
うっ せーうっ せーうっ せーわー あなたがおもうよりけんこーでーす
いっ さいがっ さいぼんようなー あなたじゃわからない かもね~
あーつまらねぇ なんかいきかー せるんだーその~めも
りーうっ せーうっ せーうっ せーわー あたしもたいがいだ け
ど どーだっ ていーぜもんだいはなーし
ラストサビはこれまでのサビより半音高くなっています。
それ以外はこれまでとほとんど同じですが、恐らく多くの人がこっちの方が難しく感じるハズ。
自分もめちゃくちゃ苦労しました...。
音を半音上げる感覚を覚えるまで歌い込みましょう!
まとめ
今回は『うっせぇわ』の解説をしました。
音程もリズムもかなり難しい曲。
まずは歌詞とリズムをしっかりと頭に叩き込んで、音程を取ることだけに集中できる状態にもっていきましょう。
そこからミスっているところを少しずつ修正していくという感じで!
疾走感があり、歌っていて非常に気持ちのいい歌なので、上手に歌えた時の爽快感は凄いものがありますよ!
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スコアラー御用達のマイク
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