AI の『Story』100点取りました!
AIさんの代表曲のひとつですね!
発売から15年以上経った今なお人気が衰えない名曲です。
そんな『Story』の特徴は
・音域が広く、音程もそこそこ揺れる
・母音を重ねて音程を変える所が特に難しい
・リズムがゆっくりで長いバーが多いのでビブラートはかけやすい
の3つです。
難しい所もあり、歌いやすい所もありで総合的には中ぐらいの難しさの曲だと感じました。
ということでAIさんの『Story』の解説をしていきます!
少しでも参考になれば幸いです。
また、採点の基本的な解説は省いていくので、それを知りたい方はこちらをどうぞ
解説
初めに言っておきますが、あくまで点数をとるための解説です!
歌がうまくなるための解説ではありません。
ご了承ください!
※赤字はマイクを近づける箇所、青字はビブラートをかける箇所、緑字はロングトーンをかける箇所になっています。
マイクを近づける箇所とビブラートをかける箇所が重なっている場合は紫字にしております。
マイクを近づける箇所とロングトーンをかける箇所が重なっている場合は茶字にしております。
1番Aメロ
かぎられたーときのなかで~
どれだけのことがー できるのーだろ~
ことばにならーないー ほどのおもいを~
どれだけあなたに つたえられるーだろ~
Aメロはこの曲の中で最も簡単な箇所でしょう。
注意する所は毎行の歌いだしの低い音から高い音にシフトするところ、特に3行目の「こ」から「と」にかけてが高低差が大きいので難しいですね。
それ以外は特に難しいところはないですが、男性の方など、この曲を1オクターブ下で歌う場合は低音がキツくなると思うので、その場合はキーを上げると歌いやすくなります!
ちなみに僕はキーを4つ上げて歌っていました。
1番Bメロ
ずぅと~とーじーこめーてぇた~
むねのいたーみをー けしーてーくれーたーぁぁ~
いまわたーしが~わーらえるーのぉは~
いっしょになーいてくーれた きみがいたーからー
Bメロのポイントは3つ。
ひとつは1行目の「ずぅと~」の「と~」などのめちゃくちゃ長いバーです。
ここを「ずぅとー」というように正直に伸ばしてしまうと、声が揺れて安定性が減点されかねません。
なのでビブラートにするか、息が続かなそうと思ったら早めに切ってしまいましょう。
バーの最後まで歌わなくても音程の正否の判定はされるので!
ふたつめは1行目の「てぇ」や3行目の「のぉ」など、小さく母音を重ねて音程を変える所です。
音程が変わっているというのがミソで、「こめーてた~」や「えるーのは~」と歌ってしまうとミスになってしまいます。
なので、ねっとり歌って音程を素早く変えましょう!
まあ、原曲のように歌えばOKってことです!
みっつめは先ほどの原曲のように歌うということに関連するのですが、3行目歌いだしの「いっしょに」の「いっ」の音。
ここは原曲だと「いぃ」というように母音を重ねて音程を変えているのですが、この採点では「いっ」の1音だけです。
ここは先ほどと違って原曲のように歌わないことを意識しておきましょう!
1番サビ
ひとりじゃないから~ きみがわたしをまもるからぁぁ
つよくなーれる もうなにもーこわーくないよ
ときがなだめてく~ いたみとともにながれてくぅぅ
ひのひかーりが やさしくてーらしーてくれる~
サビは結構歌いやすいですね。
注意するところもBメロと似ていて1行目最後の「からぁぁ」の「ぁぁ」と3行目最後の「てくぅぅ」の「ぅぅ」の母音を重ねて音程を変えるところです。
雑に歌ってしまいがちなので、ちゃんと2回音程を変えることを意識しておきましょう!
2番Aメロ
せつめいーすることばも~
むりしてわらうことー もしなくていーいから~
なにかあるーならー いつでも たよってほしぃいぃぃ
つかれたとーきはーかさをかすから~
前半は1番と同じですが、後半は変わっています。
「い⤴つでも」「た⤴よって」の高くなるところが非常に難しいので、何度も歌って感覚を覚えていきましょう!
2番Bメロ
どんなに~つーよがーてぇも~
ためいきーくらい するーとーきーもーあるぅぅ~
こどくじゃーおも~い~とびーらぁも~ぉ
ともにたちあがればまた うごきはじーめるーぅぅぅ~
ここも最後の行が1番と変わっていますね。
最後が「ぅぅぅ~」と音程が細かく変わっていて結構難しいです。
ただ!
この2番Bメロで一番気を付けなければいけないところはそこではなく、3行目最後の「も~ぉ」の「ぉ」の音です。
ここ原曲をサラッと聴いただけでは正直分からないと思います。
実際、僕は全く分かりませんでしたw
「え?なにこの音。そんなとこで音程変わったっけ?」
と思って意識して聴くと、確かに最後の最後にフワッと音程が高くなっていることに気づきました。
この部分が採点にも入っているので、少し不自然ですが音程を上げるのを忘れないようにしておいてください!
2番サビ
ひとりじゃないから~ わたしがきみをまもるからぁぁ
あなたのわらう かおがみたーいとおーもうから
ときがなだめてく~ いたみとともにながれてくぅぅ
ひのひかーりが やさしくてーらしーてくれる
最後が高くなっていくこと以外は1番と同じです。
Cメロ
ときにひとは きずつききずつけぇぇ ながらー
そまーるいろーは それぞれちがーうけどーぉぉぉ~
じぶんだけーぇのすとぉり つくりながらーいきてくのぉ
ぉだからずっと ずっと あきらめなーいで~ぇ~
このCメロが曲中で一番難しいと思います。
ただ新しい難しさというよりは、今までの難所のパワーアップ版みたいな感じです。
1行目の「と⤴きに」や2行目の「そ⤴まーる」、4行目の「あき⤴ら」などの音程が上がるところや、1行目の「つけぇぇ」や2行目最後の「けどーぉぉぉ~」、3行目から4行目にかけての「てくのぉぉ」などのねっとり歌って音程を変えるところなどですね!
前者は感覚を掴めるまで練習、後者は音程が変わることを意識しておきましょう。
地味な練習ですが、急がば回れってな感じで結局は地道な努力が高得点への近道になります!
ラストサビ
ひとりじゃないから~ わたしがきみをまもるからぁぁ
あなたのわらう かおがみたーいとおーもうから
ときがなだめてく~ いたみとともにながれてくぅぅ
ひのひかーりが やさしくてーらしーてくれる~
ラストサビは転調してこれまでのサビから1音上がっています。
それ以外は1番のサビと同じなので、最後まで落ち着いて歌い切りましょう!
まとめ
今回はAIさんの『Story』の解説をしました。
そこそこの難所あり、歌いやすい要素もあり、ビブラートをかける機会も多い、と練習曲としては非常に有用だと感じました。
それを抜きにしてもめちゃくちゃ良い曲なので、練習して歌いこなしてみてください!
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スコアラー御用達のマイク
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