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【難易度 ★★☆☆☆】『春の歌』を100点取ったので解説します!

 

スピッツ の『春の歌』100点取りました!

 

 

春の定番曲であり、スピッツの代表曲のひとつですね!

 

色んなアーティストにカバーされていたり、CMの曲に起用されていたりで、一度も聴いたことがないという人の方が少ないんじゃないでしょうか?

 

そんな『春の歌』の特徴は

 

スピッツの曲の中では音域は広めだけど、音程はあまり揺れない

音程が大きく変化するところがちょこちょこある

リズムもメロディーもシンプルで覚えやすい

長いバーが多いのでロングトーンもビブラートもかけやすい

 

の4つで、全体的に歌いやすい要素が揃っていてます。

 

間違いなく「点数が取りやすい曲」だと言えるでしょう!

 

音域もスピッツの曲の中では広いと書きましたが、ヒゲダンやAdoなどの最近のアーティストと比べると全然楽なので、そこらへんを基準に考える必要はありません。

 

声の心配はサビとCメロの高音が若干キツいことぐらいでしょうね!

 

という具合に今回はスピッツの『春の歌』の解説をしていきます!

少しでも参考になれば幸いです。

 

 

また、採点の基本的な解説は省いていくので、それを知りたい方はこちらをどうぞ

 

 

 

 

解説

初めに言っておきますが、あくまで点数をとるための解説です!

歌がうまくなるための解説ではありません。

ご了承ください!

 

赤字はマイクを近づける箇所、青字はビブラートをかける箇所、緑字ロングトーンをかける箇所になっています。

 

マイクを近づける箇所とビブラートをかける箇所が重なっている場合は紫字、マイクを近づける箇所とロングトーンをかける箇所が重なっている場合は茶字になっています。

 

 

1番Aメロ

 

おもいあーしでぬかるむみちーをきぃ

 

た とげのあーるやぶをかきわけーてきぃた

 

たべられーそうなすーべてをたぁべた~

 

ながいとんねるをくぐりぬけーたとぉ

 

き みなれなーいいろにつつまれーていった

 

じつはまーだはじま~ったとこだーぁた~

 

 

 

Aメロは音程の揺れが非常に緩やかで、かなり合わせやすいです。

 

ただその中でも注意しないといけないところが2つあって、ひとつめは1〜3行目中盤の音程の違いです。

 

例えば1行目の「しでぬ」の音程は全部同じです。

 

対して2行目の「るやぶ」の音程は真ん中の「や」の音だけ2.5音も低くなっているので、途中でグッと音程を下げる必要があります。

 

かと思えば3行目の「だはじ」の音程は真ん中の「は」だけ半音低いので、ほんの気持ち程度変化をつけます。

 

これらの音を全部同じように歌わないで、しっかり歌い分けることを意識しておきましょう!

 

そしてふたつめはそれぞれの行の歌い終わりの音程です。

これも例を出すと1行目の「きぃた」の「ぃ」のところですね。

 

「きた」とそのまま歌うんじゃなくて、「き」とねっとり歌って音程を変える必要があるので気をつけてください!

 

 

 

1番Bメロ

 

どうでもーいいとかー そんなことばでよーごれたー

 

こーころーいーまー は~な~ぁてー

 

 

 

Bメロは音程の変化幅が曲中で最も大きく、それがここの難所です。

 

音程は違いますが、1行目の「そんなことば」と2行目の「は〜な〜」のところは、どちらも1オクターブ上の音に一瞬で切り替えなければいけません

 

そして微妙にポイントが違っていて、1行目は音が詰まっているのでそれぞれの音を正確に合わせるのが重要です。

 

対して3行目はバーが長く、ビブラートをかけつつ合わせることができるので音程はこっちの方が取りやすいですが、なにより1行目よりも高いのがポイントです。

 

この2箇所をマスターすればBメロは大丈夫でしょう!

 

 

 

1番サビ

 

はるのうーたー あーいときーぼうよりーまーえにーひーびくー

 

きこえるーかー とーおーいそーらーにうーつーるきーみーにも~

 

 

 

疾走感と前向きさがありながら、どこか物哀しさを感じる最高のサビですね!

 

このサビは大きく分けると3つのポイントがあり、ひとつめは最初の「はるのうーたー」の「は」の音です。

 

サビは高音が特徴なわけですが、初っ端から最高音で入ります。

 

個人差はありますが、歌い出しというのは若干低めに入ってしまいがちなので、ちゃんと最初から高く歌うことを意識するといいでしょう!

 

ふたつめのポイントは「はるの」の「の」と、「きーぼうよりーまーえ」の「まー」の前の音から3.5音低くなるところ

 

特に前者は下がった後にまた高くなるので、完璧に合わせるのは結構難しいです。

音程の感覚が掴めるまで要練習ですね!

 

ちなみに後者の方が半音高いところから低くなるので、着地する音も半音高くなっています。

これも覚えておくと多少は合わせやすくなるかもしれません。

 

そして最後のポイントは「はるのうーたー」の「うー」の音を早めに切ることです。

 

というのも、このそこそこ長いバーをそのまま全部伸ばすとロングトーンの判定をもらってしまうからです。

 

ロングトーンはAメロでひとつだけかけるのがベストなので、ここは早めに切ってそれを防ぎたいというわけですね!

 

ロングトーン&ビブラートの詳しい解説はこちら

 

まあロングトーン判定にしないだけならビブラートでもいいのですが、それにしてはバーの長さが中途半端かなと思うので、個人的には早めに切る方が安パイだと思います。

 

また、早めに区切ることで息を整える間が生まれるので、高音で体力がもたないという方にもこれはオススメです。

 

「カンペキに原曲のように歌いたい!」

「音程を合わせられる自信があるし、声も絶対震えない!」

 

という方以外は試してみてください!

 

そしてこれら3つのポイントは当然、2行目も同じです!

 

 

 

2番Aメロ

 

へいきなかおでかなりむりしてーたこぉと

 

さけびたいのにけんめいにほほえんだこぉ

 

と あさのひーかりにさ~らされてーいく~

 

 

 

1番と同じように歌えば大丈夫です!

 

 

 

2番Bメロ

 

わーすれーかぁけたー ほんとうはわすれたーくないー

 

きーみのーなーをー な~ぞ~ぉるー

 

 

 

ここも1番と同じように歌えばOK!

 

 

 

2番サビ

 

はるのうーたー あーいーもきーぼう

 

もつーくーりはーじーめるー さえぎるーなー どーこーまでー

 

もーつづーくーこのーみーちを~

 

 

 

ここも同じです。

 

 

 

Cメロ

 

あーるいーてーいーくーよ~

 

さるのまーまーで~ ひとりぃ~

 

まーぼろーしーじゃーなーく~ あーるいて~ いーく~ぅ~

 

 

 

Cメロは2番のサビが終わってから割とすぐに始まるので、休憩はほとんどできません。

 

そんな中でのラストの高音ビブラートがこのCメロの最大のポイントです。

 

なぜならこんなに長いバーは最後までしっかりビブラートをかけたいのですが、高音のビブラートは喉の余裕がないので安定させるのは非常に難しいからです。

 

そして声がブレたり、息が切れると安定性が減点されてしまうので「ギリギリできるレベル」だとかなり不安です。

 

ということで一番いいのは高音のビブラートができるぐらいまで練習することですが、それが無理ならビブラートをある程度かけて、キツくなったら無理せず早めに切って妥協しましょう!

 

また、「キツいけどどうしても最後までビブラートをかけたい!」という方に向けた若干裏技的な方法も一応紹介しておくと、高音のビブラートの箇所辺りだけ1オクターブ下げる方法もあります。

 

例えば「いーく〜ぅ〜」の部分だけとかですね。

 

そうすると体力の心配はなくなるし、ビブラートもかなり安定するようになります!

 

ただ当然聴き心地は変な感じになるのでヒトカラか、採点的な歌い方に理解がある人と一緒の時以外はやらない方がいいかもですw

 

 

 

ラストサビ

 

はるのうーたー あーいときーぼうよりーまーえにーひーびくー

 

きこえるーかー とーおーいそーらーにうーつーるきーみーにも~

 

はるのうーたー あーいもきーぼうもつーくーりはーじーめるー

 

さえぎるーなー どーこーまでー

 

もーつづーくーこのーみーちを~

 

 

 

1番と2番のサビを続けて歌えばOKです!

 

これまでのサビが大丈夫なら、あとは体力さえ気をつければ問題ないでしょう!

 

 

 

まとめ

 

今回はスピッツの『春の歌』の解説をしました。

 

難しいところや一癖あるところもありますが、それを加味しても「歌いやすい曲」です!

 

点数狙いの方から、単純に気持ちよく歌いたい方まで万人にオススメできる曲なので、是非練習して歌いこなせるように頑張ってみてください!

 

 

 

 

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【難易度 ★★★★☆】『アイラブユー』を100点取ったので解説します!

 

back number の『アイラブユー』100点取りました!

 

 

NHK連続テレビ小説『舞いあがれ!』の主題歌に起用されている、back numberの新曲ですね!

 

back numberということでラブソングなのは変わらないですが、今回は実った恋をゆっくり育む曲となっています。

 

実っているのに「やったー!嬉しい!」とかじゃなくて「自分はダサいけど、頑張って幸せにできたらいいな...」的な雰囲気がback numberらしくてサイコーですね!

 

そんな『アイラブユー』の特徴は

 

音域がかなり広くて音程も結構揺れる

最高音がそこまで高くない代わりに低音がエグい

リズムは比較的ゆっくりだけど、不規則で合わせるのが難しい

 

の3つです。

 

 

back numberの曲といえば「音程が高い」というイメージがありますが、この曲はそれほど高くありません。

 

にも関わらず音域の広さは他の曲よりも広いので、低音がヤバいことになっています。

 

それにリズムもゆっくりで、一見すると簡単に思えますが、伸ばすところやタメるところが非常に覚えにくくて難しい。

 

という具合に、パッと聴いた限りでは歌いやすい印象を受けますが、実際に歌ってみるとだいぶ厄介な曲だと感じました。

 

高音で困らないことを考慮しても「難しい曲」と言って間違いないでしょう。

 

ということで今回はback numberの『アイラブユー』の解説をしていきます!

 

少しでも参考になれば幸いです。

 

 

また、採点の基本的な解説は省いていくので、それを知りたい方はこちらをどうぞ

 

 

 

 

解説

初めに言っておきますが、あくまで点数をとるための解説です!

歌がうまくなるための解説ではありません。

ご了承ください!

 

赤字はマイクを近づける箇所、青字はビブラートをかける箇所、緑字ロングトーンをかける箇所になっています。

 

マイクを近づける箇所とビブラートをかける箇所が重なっている場合は紫字、マイクを近づける箇所とロングトーンをかける箇所が重なっている場合は茶字になっています。

 

 

1番Aメロ

 

こうえんのおーちばぁーがまっ て~

 

とーびかたをーおしえーてくれーてーいーる~

 

しーんせつにー どーうもー ぼくもそんなふーうにー

 

かーろーや~かでいらーれたらぁぁ~

 

 

 

最初にキーの話をしておくと、3〜5つくらい上げると他のback numberの曲と同じような音域になります

 

特に女性の方など、低音が出づらい場合はそれを目安にキーを上げてみるといいでしょう!

 

で、このAメロの話に入っていきますが、ここはリズムも音程もこの曲の中ではかなり歌いやすいところです。

 

とはいえ「この曲の中で」というだけなので、難しいところも当然あって、まずひとつめは2行目最初の「とーびかた」の音程です。

 

2行目は毎音ほぼ音程が変わっていくので、最初の「とーびか」まで音程が変わらないのが逆に難しくなっています

 

感覚としては伸ばす音を歌うような感じでいるといいと思います!

 

ふたつめのポイントは同じ2行目の「くれーてー」の「てー」の音程です。

 

ここは2音と、他と比べて音程の変わる幅が大きいのでグッと低く入る意識で歌いましょう。

 

「え?音程の変化の幅で言うんならその後の「いー」の方が大きくない?」

 

と思う方もいると思いますが、ここまであからさまに変わる音程は意外と大丈夫だったりします。

 

逆にこういう、流れの延長線上にある音程の方がミスしやすいので気をつけてください!

 

そして最後は4行目の「かーろーや〜か」のビブラートです。

 

このようなリズムの途中でかけるビブラートは難しいですし、実際僕も本当はあんまりかけたくありません。

 

ただ、この長いバーをそのまま全部伸ばしてしまうとロングトーンの判定をもらってしまうので、それを避けるためのビブラートです。

 

ロングトーン&ビブラートの詳しい解説はこちら

 

それか、この長いバーを途中で区切っても大丈夫です。

 

例えば「かろやー か」という風に少し伸ばして早めに切るのです。

 

そうすればロングトーンの判定はもらいませんし、音程も合っているなら問題なく評価されます。

 

ロングトーンの判定を何回ももらうのは避けたいので、このどちらかを使うのがオススメです!

 

 

 

1番Bメロ

 

よこぎっ たねぇーこに ふあんをーうちー あけーながら

 

ぁーあぁ きみにーあいーたくーなるー

 

 

 

Bメロはやっぱり最後の「きみにー...」の低音がポイントですね!

 

というのも前の「あぁ」から約1オクターブ半も低くなっていて、こんな下り幅は滅多に見られるもんじゃありません

 

「え?さっきは音程があからさまに変わるところは簡単って言ってなかった?」

 

って感じですが、こんなに変わるなら話は別です!w

 

それに高くなるんじゃなくて低くなる音で、こんなに変わる音程にほとんどの人は慣れていないのも難しいポイントですね。

 

幸いなことに一瞬だけ音と音の間に隙間があるので、そこでモードを切り替えるというか、低く歌う意識に変えて歌うといいでしょう!

 

実際に合わせられるかどうかは練習あるのみです!

 

それ以外ではふたつのポイントがあって、ひとつは1行目の「ねぇーこに」の「ぇー」の音程です。

 

ここは「」を一瞬前の「」と同じ音程で歌った後に「ぇー」と、母音を重ねて音程を変える必要があります。

 

ねー」と伸ばすと地味に音程ミスになるので気をつけてください。

 

そしてもうひとつは「ふあんをーうちー あけーながら」のリズムです。

 

絶妙なタイミングで伸ばす音が挟まれているので、うろ覚えだとだいぶ危険です。

 

しっかり原曲を聴いて覚えておきましょう!

 

あと直接この曲の難しさには関係ないのですが、この曲は音程バーが結構見づらいです。

 

というのも音程バーは見やすくなるように基準となる音程を設定して、そこからどれだけ高いのか、低いのかをバーが表します。

 

ただ、この曲は音域が広い上に基準となる音程が変わりすぎて、音程バーを見ただけでは高いのか低いのかが分かりづらくなっています。

 

例えばAメロの3行目の「しーんせつにー」のところと、このBメロの最初の「よーこぎっ」は音程バーを見る限りでは後者の方が低く見えます

 

が、実際の音程はBメロの方が全然高いのです。

 

という具合に音程バーを見て判断するのは若干やりづらいので、しっかり原曲を聴いて音程の感覚を覚えておくことが重要です!

 

 

 

1番サビ

 

どんなーこーとーばがーねーがーいがーけーしーきがー

 

きみをえがーおに しーあぁーわせぇにーするだろ~

 

ちーずなーんかーなーいーけどーあーるーいてーさーがーしてー

 

きみに~ わたーせたーらいい~

 

 

 

サビはリズムがシンプルで、音程もそこまで無茶苦茶高いわけでもないのでBメロに比べると割と歌いやすいところです。

 

ただ、これまでより音程が揺れるという難しさがあって、それが最も特徴的なのが2行目の「しーあぁーわせぇにー」のところです。

 

ここの「あぁー」と「せぇ」は、Bメロの「ねぇーこ」と同じように母音を重ねて音程を変える必要があります。

 

そのせいで思ったより音程が忙しく変わっていくので、あらかじめ上の音程バーを確認して、どんな感じで歌うかをイメージしておくといいと思います!

 

それ以外のポイントは、1行目の「ねーがーいがー」や、3行目の「あーるーいてー」などの裏声ですね。

 

ここは『水平線』のAメロのような、裏声を使っている割にはそんなに高くない音です。

 

地声で高く歌っても全然出る範囲なので、裏声が苦手な方はそっちでも全然大丈夫です。

 

実際に歌ってみてやりやすい方を選んでみてください!

 

あとこれは難しいところというわけではありませんが、最後の「い〜」の音程の変わり方がだいぶ特殊だな、と。

 

普通は低くなると思うのですが、こういう変化球がこの曲の覚えにくさの一端を担っているのでしょうね!

 

 

 

2番Aメロ

 

ぐうぜんとうーんめいのーちがいは~

 

きーみのかおーにーかーいーてーあーぁーって~

 

じーんせいのー いーみはー

 

いつかきみがくーれたー あーめーの~なかにはーいっ てたーぁ~

 

 

 

1番と同じように歌えば大丈夫です!

 

 

 

2番Bメロ

 

きみのーまわぁーりに うーかんーだもーのにーふれて

 

ぇーあぁ なにをーつくーれるーだろ~

 

 

 

ここも基本的には1番と同じように歌えば大丈夫ですが、最後の「なにをー」の「な」の音が1番より高くなっているので、そこだけ気にすればOKです!

 

 

 

2番サビ

 

どれもーさーさーいでーたーよーりないけーつーいでー

 

ぼくのせかーいの もーよぉーうはぁでーきーてる~

 

おーしゃれーではーなーいーけどーゆーいーつのーだーさーさ

 

でー きみが~ わらーえたーらいい~

 

 

 

ここも1番と同じです。

 

 

 

Cメロ

 

ぼくのなかの~きみー きみのなかの~く~

 

きーいっ とーおーなじーじゃなぁいけど~ぉ~

 

 

 

Cメロは歌う量が少なくて、リズムもそこまで複雑じゃないので覚えやすいのですが、単純に結構難しいです。

 

その中でも特にミスりやすいのが、2行目の「おーなじー」の「じ」で1オクターブ弱低くなるところですね。

 

ここはBメロほど音程の変化は大きくないものの、音の隙間がないので、なんならこっちの方が合わせにくいかもしれません。

 

意識しておくといいことは、この「じー」は前の音からガクッと低くなりますが、最低音よりは全然高いので気持ち高めに歌うこと。

 

Bメロのように低音モードに切り替えるほどやりすぎないことが大切です!

 

また、リズムは簡単と言いましたが、最初の「ぼ」に入るタイミングだけはかなり難しいです。

 

詳しく言うとサビの終わりから、3小節と1/4拍子後に裏拍で入ります。

 

「え?どういうこと?」

 

と思う人もいるでしょうから言い方を変えると、サビの最後のバーを歌い切った後に、「トントン」とリズムを13.5回刻むタイミングで入るということです。

 

これはかなり特殊なリズムなので、原曲をしっかり聴いて入るタイミングを覚えておきましょう!

 

 

 

3番Bメロ

 

えきまえのぱーんやと ふーみきりのー しまーるおとぉー

 

あぁ きみにーあいーたくーなる~

 

 

 

最後の「きみにー」の「き」の音程が1番と同じなので、それと同じように歌えば大丈夫です。

 

 

 

ラストサビ

 

どんなーこーとーばがーねーがーいがーけーしーきがー

 

きみをえがーおに しーあぁーわせぇにーするだろ~

 

ちーずなーんかーなーいーけどーあーるーいてーさーがーし

 

てー きみに~ わたーせたーらいい~

 

みーちのーりとーじーかーんをーはーなーたばーにーかーえてー

 

きみに~ わたーせたーらいい~

 

 

 

最後にもう一度サビの後半が繰り返されますが、同じように歌えば問題ありません!

 

 

 

まとめ

 

今回はback numberの『アイラブユー』の解説をしました。

 

「back numberといえば高音」というイメージをあえて外しているような印象を受けました。

 

それでいて音域の広さやリズムの独特さはそのまま、というかなんならパワーアップしている曲となっています。

 

正直、音程の取りにくさだけでいうと他のback numberの曲よりも難しいと思いました。

 

ただ高音がない分、最後まで体力の心配はいらないし、練習もしやすいので、そこら辺を加味すると超難しい曲よりは一段優しいかなと。

 

知ってるか知ってないかだけで変わるところもあるので、今回挙げたポイントを意識しながら練習してみてください!

 

 

 

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説明が上手くなる5つの方法

 

説明が上手い人」と「説明が下手な人

 

この両者には大きな違いがあります。

 

・「説明が上手な人」は人から好かれやすく、「説明が下手な人」は好かれにくい

 

・「説明が上手な人」は出世しやすく、「説明が下手な人」は出世しにくい

 

・「説明が上手な人」は自分の思い通りになりやすく、「説明が下手な人」は自分の思い通りになりにくい

 

 

なぜなら「説明が上手い」ということは、単に自分の話が相手に伝わりやすいということを超えて、自分の「価値」を周囲に伝えることにも繋がるからです。

 

逆に言うと自分の「価値」が周りに過小評価されていると感じる人は、もしかすると足りないのは「実力」ではなく「説明力」かもしれません。

 

そして「説明力」は生まれもったものではなく、「陰キャ」「陽キャ」などで分かれるものでもありません。

 

ちょっとした「コツ」を知っているかどうかだけなのです!

 

ということで今回は説明が上手くなる方法を5つ紹介していきます。

 

コツを覚えて「説明が上手い人」になってみてください!

 

また、この記事はハック大学 ぺそさんの『「説明が上手い人」がやっていることを1冊にまとめてみた』を参考に作成しています。

 

興味がある方は是非読んでみてください!

 

 

 

 

 

 

1.「自分が伝えたいこと」より「相手が聞きたいこと」を話す

 

説明が苦手な人は自分の言いたいことだけを話してしまいがちです。

 

「全部説明しないと」と思うあまり、その説明がどんな意味を持つか、何のために言うのか、どのように言うのか、といった一番大切な「説明の意義」を忘れてしまうのです。

 

例えば就職活動の自己PRで、自分のやってきたことや性格を逐一説明する人がいます。

 

もしかしたら今これを読んでいるあなたにも心当たりがありますか?

 

もしそうならこれはやめた方が賢明です。

 

というのも就活においての自己PRとは、その会社にとって自分が何ができるのかをPRすることが目的だからです。

 

企業としては別に就活生の生い立ちや、趣味などを聞きたいわけではないのです。

 

このように「説明」というのは、自分のやってきたことや思うことをまるで贖罪するかのように正直に言うことではありません。

 

聞く相手が欲している情報、もしくはそれに関連する内容で相手が気づいていない情報を伝えることが大切なのです!

 

 

 

2.数字を使う

 

説明が上手な人は主観的な気持ちだけでなく、客観的なデータを必ずといっていいほど使います

 

考えてみてください。

 

「この商品はめっちゃいいと評判なので使ってみてください!」

 

「この商品は90%の人がリピーターになっているほど満足度が高い商品なんです!」

 

このふたつだと、どちらが購買意欲をそそられるでしょうか?

 

当然、後者の方が買いたいと思う人は多いでしょう。

 

このように数字を使えば客観性が増し、説得力と聞き手の納得感が上がるのです!

 

 

 

3.話が長い

 

説明が苦手な人でも、実は伝えようとしている内容自体は間違ってないことがよくあります

 

しかし伝えたいことに届くまでに関係ない話や、時系列通りに話してしまい、相手の興味が削がれてしまうというもったいないことが起きているのです。

 

なので意識しておくことは「1から10全てを伝える必要はない」ということです。

 

ただ、どれほど話を端折っていいかは話し相手によって変わることも覚えておくといいでしょう。

 

例えば仕事仲間など、よく顔を合わせる人なら新しい情報だけ話せばいいですし、反対にお客さんなど、初対面の人にはある程度詳しく話す必要があります。

 

ただどちらにしろ重要なポイント以外はできるだけ省いて、長くても「1分程度」に収めるといいでしょう!

 

 

 

4.正論で言いくるめようとしない

 

最近では相手の論理ミス、あるいはミスのように見える論理を正論で叩く光景をSNS等でよく見かけます。

 

ですが自分の思いを伝えたいなら、この「相手を論破する」ことは絶対にしてはいけません

 

もし仮に相手が本当に間違っていたとしても、です。

 

というのもビジネス上での説明や、友達とのコミュニケーションは、別に相手と勝ち負けを競うようなものではないからです。

 

にも関わらず、相手を論破してマウントを取ろうとしてしまうと相手は自尊心を傷つけられ、あなたに対する信頼を大きく損なうことになります。

 

そんな状態では相手はあなたの言葉を素直に聞くことができなくなるでしょう。

 

確かに自分の考えが正しく、相手の考えが間違っている時は、正論で相手を言いくるめたくなる気持ちは分かります。

 

しかしその行動こそ、自分の考えが相手に伝わらなくなる最悪の選択だということを覚えておきましょう!

 

 

 

5.相手のレベルに合わせる

 

これはひとつ目の「相手の聞きたいことを言う」に近いことですが、相手のレベルに合わせた話をするのも大切なことです。

 

例えば専門的な知識を知らない人に、その分野で良く使われる横文字や、専門用語を言っても伝わるわけがありません。

 

あなたもこんな経験がありませんか?

 

「お?ちょっとこれ興味あるから勉強してみよう」

 

と思い、動画を検索したはいいものの、観てみると専門用語や知っている前提の情報が多すぎて、

 

「やっぱ今度にしよう...」

 

と、後回しにしてしまうこと。

 

実は人は知らない情報が多すぎると、それ以外の話も聞こうとしなくなるのです。

 

なのでそうならないように、もっと初歩的な知識を伝えるか、他の何かに例えるなど、相手が分かるような工夫をするべきです。

 

感覚としては、知っている話をメインで構成し、それに加えて知らない情報を1〜2割程度上乗せするぐらいがベストです!

 

 

 

何かあれば

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人生の意味を探している君へ

 

1940年から1945年にかけて、ヒトラー率いるナチ党が主にユダヤ人を対象とした強制収容を行いました。

 

その虐殺の犠牲者は600万人以上にものぼるとされていて、人類史上最悪の犯罪ともいわれています。

 

その中に虐殺を目的とした絶滅収容所に送られたヴィクトール・フランクルというオーストラリアの心理学者がいました。

 

彼はその状況でも生き延び、後に当時の体験を元にした本を執筆しています。

そしてその中で彼はこう語っています。

 

人間はひとりひとり、このような状況にあってなお、収容所に入れられた自分がどのような精神的存在になるかについて、なんらかの決断を下せる

 

生きることを意味あるものにする可能性は、自分のありようががんじがらめに制限される中でどのような覚悟をするか

 

と。

 

 

 

 

 

1.死の選別

 

ヴィクトール・フランクルは1944年にアウシュビッツに送られました。

 

アウシュビッツは当時からガス室や焼却炉による大虐殺で有名で、そんな場所に1台の貨車につき80人を乗せた列車が到着しました。

 

当然、彼らの頭の中は恐怖と不安で満ちていましたが、片隅ではこうも考えていました。

 

「噂ほどじゃないのかもしれない、なんだかんだこれまでのようにうまくいくハズだ」

 

精神医学では「恩赦妄想」という症状があります。

 

これはある絶望的な状況、例えば死刑囚が死刑の直前に土壇場で自分は恩赦されると空想し始めたりすることを言います。

 

奇跡や理由のない幸運によって自分だけは助かると思うわけです。

 

大小の違いはあれど彼らはこの恩赦妄想を抱いていました。

しかしその気持ちは一瞬でへし折られることになります。

 

親衛隊と呼ばれる看守側の人間が彼らの前に立ちました。

 

彼はひとりひとりの顔をチラッと見て、人差し指をある時は左、ある時は右と動かしていくのでした。

 

そしてフランクルの番がやってきす。

フランクルはできるだけしゃんと見えるように背筋を伸ばしました。

 

その結果、彼を差した指は右へと動いていくのでした。

 

これが何を意味するのかはさっぱり分かりませんが、とりあえずそれに沿って「右グループ」と「左グループ」に分かれ、別々の場所へ移動していきます。

 

そしてその日の夜になって、フランクルはこの2グループに分かれた意味を知ることになりました。

 

彼を含めた「右グループ」は働けそうだと判断された結果、労働を強制されるグループ、もう一方の「左グループ」は働けないと判断され虐殺されたグループだったのです。

 

この第1の選別に選ばれなかった「左グループ」は全体の約90%を占めました。

 

 

 

2.感動の消滅

 

生き残ったとはいえ彼らを待ち受けていた環境は想像を絶するものでした。

 

持ち込んだ物の一切を奪われ、一日の食事はほんの少量のパンと味のしない水のようなスープで飢えをかろうじて満たすだけ。

 

風呂も入れず、規則を破った者は当然、看守の気に障っただけでも罰を与えられました。

 

そのような状況で彼ら収容者に「ある変化」が起きました。

 

家族に会いたいという気持ちや、この劣悪な環境を嫌悪するなどの内なる感情が徐々に死んでいったのです。

 

例えば他のグループの仲間が、こん棒で殴られながら何時間も糞尿のなかを往復させられる罰を受けていると、最初の内はまともに見ることができず、目を逸らしてしまいます。

 

しかし、心が麻痺した後は仲間が死んだ時でさえ、その死体から昼食の残りの泥だらけのじゃがいも、自分のより多少ましな靴、上着などをはぎ取り、自分のものにするのです。

 

その後「看護人」を呼び、彼らと一緒に死体を外に放り投げ片付けを終えます。

 

そして彼ら収容者は運ばれてきた味のない水のようなスープを貪るのでした。

今しがた、外に放り投げた死体が窓の外で据わった目をこちらに向けながら。

 

通常の状態では自己嫌悪なんてレベルじゃないほどのこのような非情な行動でさえ、極限の状況と慣れによって何も感じなくなるほどに彼らの感情は破壊されたのです。

 

 

 

3.「自分」は自分で決める

 

このような状況では生きることを諦める収容者も出てきました。

 

というのも労働の成果が認められると褒美としてタバコを数本支給されるのですが、それをスープと交換して、かろうじて命を繋ぐのがこの環境で強いられていたことです。

 

しかし生きることを断念した人は、その支給されたタバコを吸い、最後の瞬間だけでも楽しんだのでした。

 

この状況では仕方がないことです。

 

しかし一方で通りすがりの仲間に思いやりのある言葉を投げかけたり、なけなしのパンを譲るような英雄的な人もいました

 

これはいかに肉体の自由を奪ったとしても精神的な自由は奪うことはできず、どんな人間でいるかは自分自身で決められるということを示したのです。

 

 

 

4.その「苦しみ」は自分だけのもの

 

多くの収容者の心を悩ませていたのは「この収容所で生き延びれるのか」ということでした。

 

生き延びれないならこの苦しみの全てに意味はない、と。

 

しかしフランクルが考えたのは「これらの苦しみや死はなんのためにあるのか?」という逆のことでした。

 

なぜなら「生き残るかどうか?」という問いは、ほとんど運で決まるものだからです。

 

彼はそのような運で決まるような生に意味を感じず、自分で意味を決めることができる生こそが人生の意味だと考えたのです。

 

フランクルの仲間の一人に、収容所に入って間もないころに天と契約を交わした男性がいました。

 

彼が願った内容は「自分が苦しんで死ぬ代わりに、愛する人には苦しみに満ちた死をまぬがれさせてほしい」というものでした。

 

もちろん、これは本当にそうなるかどうかは分かりません。

むしろ願いが叶わない確率の方が高いでしょう。

 

ですが、この契約を結んだその瞬間、彼にとって苦しむことも死ぬことも意味のないものではなくなったのです。

 

彼の人生は幸せな出来事だけでなく、この理不尽な犠牲さえも深い意味に満ちていました

 

彼ら収容者はこの苦しみにこそ人生の意味を見出し、だからこそ二つとない何かを成し遂げることができると考えたのです。

 

そしてフランクルは言います。

 

およそ生きることそのものに意味があるとすれば、苦しむことにも意味があるはずだ。

 

苦悩と、そして死があってこそ、人間と言う存在ははじめて完全なものになるのだ。

 

 

※この記事はヴィクトール・F・フランクル氏の著作『夜と霧』を元に作成しています。

壮絶な内容となっているので、興味がある方は是非読んでみてください。

 

 

 

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【難易度 ★★★☆☆】『I LOVE YOU』を100点取ったので解説します!

 

尾崎豊 の『I LOVE YOU』100点取りました!

 

 

伝説のシンガーソングライターである尾崎豊さんの代表曲のひとつですね!

 

亡くなる約1年ほど前にリリースされた曲で、若い二人がすべてを捨てて愛に生きるというような内容となっています。

 

そんな『I LOVE YOU』の特徴は

 

元々音域がそこまで広くない上に、高音は裏声を使うので実感としてはもっと狭く感じる

音程の揺れは緩やか

リズム自体は速くないが、不規則過ぎてヤバい

ねっとり歌うので勝手にビブラートがかかってしまいやすく、安定性が減点されやすい

長いバーは多いのでちゃんとしたビブラート自体はかけやすい

 

の5つです!

 

全体的に歌いやすい要素が多い曲ですが、とにかくリズムの難しさが凄くて、1番毎どころか1メロディー毎に少しずつ変わっていくので非常に覚えにくいです。

 

そして変にビブラートがかかってしまって安定性が欠けやすいという、他とは少し変わった難しさがある曲です。

 

まあこれを言うと元も子もないですが、表現力の化身みたいな尾崎さんの歌い方は正直点数どうこうを気にするもんじゃないかなと思ってはいますw

 

ただ、常にカラオケランキングで上位に入っているぐらいの人気曲なので、多少はやる意義があるのかなとも思いました。

 

というわけで今回は尾崎豊さんの『I LOVE YOU』の解説をしていきます!

少しでも参考になれば幸いです。

 

 

また、採点の基本的な解説は省いていくので、それを知りたい方はこちらをどうぞ

 

 

 

 

解説

初めに言っておきますが、あくまで点数をとるための解説です!

歌がうまくなるための解説ではありません。

ご了承ください!

 

赤字はマイクを近づける箇所、青字はビブラートをかける箇所、緑字ロングトーンをかける箇所になっています。

 

マイクを近づける箇所とビブラートをかける箇所が重なっている場合は紫字、マイクを近づける箇所とロングトーンをかける箇所が重なっている場合は茶字になっています。

 

 

1番Aメロ

 

あいら~びゅー いまだーけはーかなーしいーうたー

 

ききぃたくー ないよー あいら~びゅ~

 

のがれーのがれたどぉりついたー このー へやー

 

 

 

Aメロはポイントが2つあって、ひとつは最初や2行目の「あいら〜びゅ〜」のところです。

 

上で「リズムは難しいけど音程関連はそこまで厄介じゃない」的なことを書いているのですが、ここの「あい」から「ら〜」にかけて3.5音高くなるところに関しては例外で、かなり難しいです。

 

特に最初の「あい」の音程を合わせるのが難しくて、これは多くの人が高くなる前の音を雑に歌ってしまいがちなことと、音程バーが一瞬しかないのでリズムをぴったり合わせないといけないことが理由です。

 

伴奏をしっかり聴いているとタメ気味になりやすいので若干早く入ることと、しっかり低く歌うことを意識するといいでしょう!

 

そしてもうひとつは1行目の「いまだーけはかなーしいーうたー」と3行目の「のがれーのがれたどぉりついたー」のリズムの違いです。

 

詳しく言うと3行目の「のがれ」の「の」が1行目より少し伸び、「れ」が少し短くなっています

それと「たどぉり」の「ぉ」で早めに音程が下がります

 

慣れれば自然とできるようになると思うので、原曲を聴き込んだり、音程を意識しながら練習してみてください!

 

また、ロングトーンは早めにかけると気持ち的に楽なので、最初の「あいら〜びゅー」でかけるのが吉です!

 

 

 

1番Bメロ

 

なにもかもゆるされぇたこいじゃないからー

 

ふたりはまるで すてねこみたいー

 

このへやはおちばにうもれた あきばこ みたいー

 

だからおまえはこねこのような なきごえでー う~う~う~

 

 

 

Bメロはリズムが比較的シンプルで、この曲の中で最も歌いやすい箇所だと思います。

 

3行目から高く入ることと、最後の裏声だけ出来れば特に気をつけるところはありません!

 

それ以外に強いてポイントを挙げるとするなら、最後の裏声でビブラートをかけること。

 

これは単純にビブラート評価を稼ぐためでもあるのですが、ビブラートをかけた方が音程も合わせやすくなるのが理由です。

 

例えば声を伸ばして合わなかった時は、そのまま伸ばしながら徐々に音程を合わせていくと思いますが、これだとロングトーンも減点されますし、後から音程を合わせるのは結構難しいものです。

 

しかしビブラートをかけた場合は細い糸が太くなるイメージというか、ビブラートの軸の音程さえ合っていれば正解の判定をもらえるので、揺らしながら調節すればかなり音程を合わせやすくなります

 

色んな意味でビブラートは最強なので、自在にかけられるように練習してみてください!

 

まあ厳密に言えばかけない方がいい場面もありますが、それを気にかけるレベルの方は僕の解説なんかいらないので大丈夫です!w

 

 

 

1番サビ

 

きーしーむべぇーぇーとぉのうえぇでー やさしーさをもちよりー

 

つ~くーからだ だきしーめーあーえばぁー

 

それからーまーたぁ ふたぁりは めをぉーとーじるーよぉー

 

な~し~ うた~にー あいがしらけてー

 

しまわぬーように~

 

 

 

サビの最大の注意点はねっとり歌って音程を変えるところで、例えば1行目の「べぇーぇー」「うえでー」や、3行目の「ふたり」「めをぉー」などです。

 

ここはそのまま伸ばしてしまうと音程ミスになるので、母音を強調して音程を変える意識を持って歌うといいでしょう!

 

それ以外では2行目や4行目の地声から裏声、裏声から地声の切り替えがやはりポイントになってきます。

 

裏声はビブラートをかけながら目一杯高く出せばいいので、ここもAメロで挙げたポイントと同じく、高音よりも低音の方を気をつけて歌った方がいいと思います!

 

また、リズム面でのポイントは最初の「きーしーむ」よりも3行目の「それから」の方が速くなっていることと、2行目の「くーからだ」のリズムが他とは違うことですね。

 

ここもしっかり原曲やガイドメロディーを聴いて覚えていきましょう!

 

 

 

2番Aメロ

 

あいら~びゅ~

 

わかすーぎる ふたりのあいにはー

 

ふれられぬひみつーがあるー あいら~びゅ~

 

いまのーくらしのーなかではー たどりーつけないー

 

 

 

Aメロということで基本的には1番と同じよう歌えば大丈夫...と思いきやそうでもありませんw

 

2行目の「ふたりのあいにはー」、3行目の「ふれられぬひみつーがあるー」、4行目の「くらしのーなかではー」のリズムが変わっていてかなり厄介です。

 

言葉を選ばずに言うと「変」なリズムで、特に最後の「くらしのーなかではー」が一番難しいと感じました。

 

1番と2番の違いをしっかり覚えていきましょう!

 

 

 

2番Bメロ

 

ひとつにかさなりいきていくこいを~

 

ゆめみてきずつくだけのふたりだよ~

 

なんどもあいしてるっ てきくーおーまぁえはぁ~

 

このあいなしではいきてさえ ゆけなぁいとぉー う~う~う~

 

 

 

BメロはAメロほど変わってなくて、若干音程が違うことと、2行目の「ふたりだよ〜」のリズムが少し伸ばし気味になっていること、そして語尾のバーが1番よりも長いのでビブラートをかけやすくなっていることだけです。

 

1番が歌えるならそれほど問題にはならないでしょう!

 

 

 

ラストサビ

 

きしむーべぇーぇーとぉのうえぇでー やさしーさをもちよりぃー

 

つ~くーからだ だきしーめーあーえばぁー

 

それからーまーたぁ ふたぁりは めをぉーとーじるーよぉー

 

な~し~ うた~にー あいがしらけてー

 

しまわぬーように~

 

それからーまーたぁふたぁぁりは めをぉーとーじるーよぉー

 

な~し~ うた~にー あいがしらけてー

 

しまわぬーように~

 

 

 

ラストサビは最後にもう一度後半のフレーズが繰り返されること以外は基本的には1番と同じです。

 

ただ1番と比べると最初の「きしむー」のリズムが速くなっていることと、6行目の「まーたぁふたぁぁり」の「ふ」に入るタイミングが早くなっていることだけ気をつけてください!

 

 

 

まとめ

 

今回は尾崎豊さんの『I LOVE YOU』の解説をしました。

 

メロディーのパターンがAメロ、Bメロ、サビの3つしかないので覚えやすいかと見せかけて、2番Aメロが実質Cメロみたいになっているせいで逆に覚えにくい、みたいなことになっている曲です。

 

ただ、これは言い換えると、リズムを覚えれば見違えるほど良くなるということでもあります。

 

そういう意味では音程が難しい曲より点数を伸ばしやすいハズで、個人的にリズムを覚えたなら難易度は1つ下がって2が妥当だと思います。

 

そうなると一転して点が取りやすい曲になるので、是非練習してそこまで持っていってみてください!

 

 

 

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上手な子どもの褒め方と叱り方

 

子どもに

 

「ちゃんと自立した大人になってほしい」

「自分で考えられる子に育ってほしい」

 

と思っている親は沢山います。

 

しかしそう思っていながら、子どもが自分のイメージ通りに動いてくれた時だけ褒める、もしくは思う通りに動かなかったら叱っていませんか?

 

親が子どもをどのように褒めたり、叱るかによって親子関係や育ち方が大きく変わってきます。

 

そのような接し方をしてしまうと、親の顔色を窺って他人から認められることを行動原理としてしまうようになり、子どもの可能性を狭めてしまいかねません。

 

ということで今回は、自分で考えて行動できる子に育つための上手な褒め方と叱り方について解説していきます!

 

また、この記事は島村華子さんの著作『自分でできる子に育つ ほめ方 叱り方』を元に作成しています!

もっと詳しく解説されているので興味がある方は是非読んでみてください!

 

 

 

 

 

 

1.褒めるときの3つのポイント

 

褒めるときは以下の3つのポイントを意識してください。

 

(1).成果よりもプロセスを褒める

 

子どもを褒める際に大切なことは性格や能力を褒めるのではなく、取り組んでいる過程での努力や姿勢について励ましてあげることです。

 

例えばテストでいい点を取った時は「こんな点数取れてすごいね!」と褒めるのではなく、「こんな点数を取れるまで頑張ったんだね!」という風に言ってあげるのです。

 

これによって子どもは次も頑張ろうと思えますし、もし結果がついてこなかったとしても自分が悪いのではなく、自分の取り組み方が悪かったのだと考えることができます

 

これがもし結果だけを褒めているようだと、悪い結果になった時に「この程度もできない自分はダメだ」と自分の存在自体を否定をしてしまう危険性が高くなってしまいます。

 

 

(2).具体的に褒める

 

これは社会人の新人教育でも同じことが言われていますよね。

 

雑に「すごいね!」と褒めるより細かい点を詳しく褒めてあげた方が、どこが優れているのか、逆にどこをもっと良くするべきかを子ども自身が理解しやすくなります

 

例えば子どもが絵を描いたとしたら、「色んな色を使えてカラフルだね」「このゾウさんの模様が細かくて本物みたいだね」のように詳しく褒めてあげましょう!

 

するとその子は、次に絵を描くときはもっと工夫を凝らして描こうと思うことでしょう。

 

 

(3).もっと質問をする

 

最後は少し難しい褒め方になりますが、質問をしてあげることです。

 

そして質問の内容は「はい」か「いいえ」で答えられるような簡単な質問じゃないことが大切です

 

例えば先ほどの例と同じく、子どもが絵を描いてきたとします。

 

その場合に「なんでこの絵を描こうと思ったのか教えてくれる?」だったり、「一番頑張ったところはどこなの?」という風に質問をしてあげましょう。

 

すると子どもは自分なりに一生懸命に考えて答えようとするでしょう。

 

その際に重要なのが親はそれに対して誘導することや、模範解答を期待、指摘しないことです。

 

というのも大切なことは子どもがどう考えたかであって、親がどう考えるかではないからです。

 

子どもが自分なりに必死に考えることが、その子の思考能力や言語能力、発想力を鍛えることに繋がります。

 

 

 

2.叱るときの4つのポイント

 

叱る時は以下の4つのポイントを意識してください。

 

(1).「ダメ!」「違う!」をできるだけ使わない

 

道路に飛び出してしまったり、本当に緊急な時はしょうがないことですが、そうでないなら「ダメ!」や「違う!」などの強い否定はしない方がいいでしょう。

 

というのもそういった否定の言葉を浴びせられ続けると、脳が戦闘モードに入りフラストレーションが爆発しやすい状態になってしまうからです。

 

なので注意するときは「○○したかったんだね」「その気持ちは分かるよ」と、肯定の言葉から入るのがポイント

 

そしてその後に「じゃあ終わったら一緒に片付けようね」などしてほしいことを告げるといいでしょう。

 

 

(2).結果ではなく、過程やプロセスを注意する

 

これは褒める時のポイントでもちらっと触れましたが、叱る時もその子が悪かったと言うんじゃなくて、その子のプロセスが良くなかったという言い方をしてあげましょう

 

子どもは能力を否定されると、自分には力が足りないからどうせできないという無力感を覚えてしまい、次は成功しようという意欲をなくしてしまうようになります。

 

なので子どもの背中を押したいのなら、「じゃあ次は良くなるためにどういうやり方をしたらいいかな?」という風に声をかけてあげることが大切です!

 

 

(3).良くない理由を説明する

 

これは褒める時のポイントで挙げた「詳しく説明する」に似ています。

 

確かに良くないことを「ダメ!」と叱り、罰を与える方法でも子どもはその行動をやめるでしょう。

 

しかし本当に重要なことはやめさせることではなく、子ども自身が「なぜそれがダメのか?」に気づき、他者を思いやったり、先のことを考えられるようになることです。

 

そうじゃないとまた同じような行動をしてしまいます。

 

なので子どもが自分の行動を振り返られるように、「○○だからやらないようにしようね」という風な声かけをしてあげましょう。

 

 

(4).親の気持ちを正直に伝える

 

子どもは意外に親の気持ちに気づくもので、「あなたのことを思って」と言ったとしても、「本当は自分のためなくせに」と感づいてしまいます。

 

そして親に対する不信感を持ったり、関係がギクシャクしてしまうこともあります。

 

なのでそうならないように「○○してくれないとママはすごい悲しい気持ちになるな」と、自分の気持ちを正直に伝えることが大切です。

 

親自身が自分の気持ちを正直に言うことは、子どもが相手の感情を思いやるきっかけになって、円滑な人間関係を築く力が身につくとも言われています。

 

また、これは叱る時だけじゃなく、ポジティブな気持ちも共有するといいでしょう!

 

 

 

3.親自身が幸せであることが大切

 

ここまで褒める時の3つのポイントと、叱る時の4つのポイントを解説してきましたが、実は最も大切なことは親自身が幸せであることです。

 

というのも親自身が幸せでなければ、そもそもこれらのポイントを意識して接することは難しいでしょうし、そのストレスが子どもにも伝わってネガティブな影響が出てしまうことが分かっているからです。

 

そして幸せでいるために重要なことは自分はダメな親だと思わないことです。

 

共働きの場合、父親に比べて母親の方が自分の仕事が家庭や子どもに与える影響について罪悪感を覚える確率が高いという研究結果もあるので、特に女性の方は気を病まないようにしてください

 

世の中には、やれ「親はこうするべき」「こんな親は失格だ」などの意見が飛び交っていて、さも親は完璧でなければいけないというような風潮があります。

 

ですが親だって当たり前ですが人間なので、完璧である必要はないですし、そもそも完璧にはなれません。

 

というか仕事もして最低限の育児、家事もやるというだけでもとても大変なことで、それだけで称賛されるべきことです。

 

なので今回挙げたポイントも「できる範囲」で構いません

無理してストレスを溜めてしまうのであれば、かえって悪い結果になりかねません。

 

自分にできることを出来る範囲でやる、これいいなと思ったことをやってみる、我が子を沢山愛してあげる、そして家族みんなが幸せでいる。

 

そんなマイペースなぐらいが丁度いいのだと思います!

 

 

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【難易度 ★★★★☆】『怪獣の花唄』を100点取ったので解説します!

 

Vaundy の『怪獣の花唄』100点取りました!

 

 

Vaundyさんの代表曲で元々大人気の曲でしたが、去年の紅白でさらに爆発していますよね!

 

テレビ越しではあるものの、本人が「ライブ向きの曲」と言っている通りの結果になったということでしょうか。

 

そんな『怪獣の花唄』の特徴は

 

音域はかなり広いが、音程の揺れ自体は激しくない

音程の変化幅はかなり大きい

テンポが速く、休憩できる時間がほとんどない

裏声と地声の切り替えが多い

繰り返しのリズムが多くて覚えやすい

 

の5つで、救いもあるけど難しいところも多い曲です。

 

ただ、ひとつ目に関しては最低音だけがぶち抜けて低いので実際に感じる音域はそこまで広く感じないハズ。

 

なので正直難易度を3にするかどうかで凄く悩みましたが、それでも全体的に音も高いし、クセもあるので難しめの4が妥当かなと思いました!

 

ということで今回はVaundyさんの『怪獣の花唄』の解説をしていきます!

少しでも参考になれば幸いです。

 

 

また、採点の基本的な解説は省いていくので、それを知りたい方はこちらをどうぞ

 

 

 

 

解説

初めに言っておきますが、あくまで点数をとるための解説です!

歌がうまくなるための解説ではありません。

ご了承ください!

 

赤字はマイクを近づける箇所、青字はビブラートをかける箇所、緑字ロングトーンをかける箇所になっています。

 

マイクを近づける箇所とビブラートをかける箇所が重なっている場合は紫字、マイクを近づける箇所とロングトーンをかける箇所が重なっている場合は茶字になっています。

 

 

1番Aメロ

 

おもいだす のは きみのうた かいわよ りも せんめいだ

 

どこにいっ てしまっ たのー いつもさぁがすんだよー

 

おもいだす のは きみのうた うたいわらう かおが せんめいだ

 

きみににーあうんだよー ずっ とみていたーいよー

 

 

 

Aメロは音程が比較的低く、休憩も多いので曲中で最も歌いやすいところです。

 

それでも注意するべき点が2つあって、ひとつは1行目の「きみのうた」の「た」や、「せんめいだ」の「だ」などの最低音ですね。

 

ここは前の音から1オクターブ近くも低くなっていて、他の音とは雰囲気がだいぶ違います。

 

なのでこの音だけは連続した音程を合わせるというよりは、独立した単音を歌うというイメージで歌うと分かりやすいでしょう。

 

また、最初にも書いた通り、音域が広くなっている要因にこの最低音があるわけですが、使うところは少ししかありません。

 

そしてこの曲は全体的に高い音が続くので、ぶっちゃけ最低音は出せなくなるけど、高音は歌いやすくなるキーまで下げちゃった方がほとんどの人は歌いやすくなると思います。

 

ちょっとずるい方法かもしれませんが、手っ取り早く歌えるようにしたい方にはオススメです!

 

そしてもうひとつの注意点は1行目の「おもいだす」の「い」や、「かいわよ」の「わ」の音程です。

 

ここの音程も1.5音と、さっきの最低音ほどじゃないにしろ割と低くなっている方なので、しっかり音程を揺らすイメージで歌いましょう!

 

 

 

1番Bメロ

 

でもさーいごにーみたいのは きっ ともー きみの ゆめのなか

 

もいちどー またー きかせて くぅれよー

 

ききたいんだー

 

 

 

Bメロから音が高くなって裏声もバシバシ使うようになってきます

 

そしてそこがBメロの難しいところで、例えば1行目の「みたいのは」などですね。

 

ここは厳密に言えば裏声が難しいんじゃなくて、地声から裏声への素早い切り替えが難しいです。

 

なので裏声の音程を合わせるのもポイントですが、最初の低くなる音にも注意してください。

 

高音に注目しすぎて、その前後の音をないがしろにするのは他の曲でもよくあることですので!

 

また、2行目の「きかせて」の「」から「」にかけての音程の変化幅は1オクターブ以上と、この曲の中で最高なので思いっきり高くする意識で裏声を出しましょう!

 

 

 

1番サビ

 

もっ とーさーわーげーかいじゅうのーうーたー

 

まだー きえーないゆーめーのーうーた とーなえてーぇぇ~

 

きみがいつもぉうーたーうーかいじゅうのーうーたー

 

まだー きえーないくーちーずーさーんーでしまうよー

 

 

 

疾走感バリバリで最高のサビです!

 

ここの難しいところもBメロと同じで、1行目の「かいじゅうのーうーたー」などの裏声を使うところですね!

 

ただ、こっちはBメロに比べてリズムがゆっくりなので若干歌いやすい印象です。

 

ちなみにこの「たー」の音程がBメロの「きかせて」の「かせ」と同じく、曲中最高音となっています。

 

そして問題なのが次の「まだー」の音です。

 

何が問題かというと、原曲ではここを地声で歌っているのですが、この音程はBメロの「みたいのは」の「の」と同じということです。

 

なので高音がキツイ方は無理せず裏声を使っていいと思います!

 

無理して体力を消耗すると、今まで歌えていたところも2番以降で出なくなってしまう可能性があるので!

 

 

 

2番Aメロ

 

おもいだす のは きみがいた ぎたぁもっ てる きみがいた

 

わすれらーれないんだよー だからぼくがうたーうよー

 

 

 

1番の後半と同じように歌えば大丈夫です。

 

 

 

2番Bメロ

 

でもさーいごにーみたいのは きっ ともー きみの ゆめのなか

 

もいちどー またー きかせて くぅれよー

 

ききたいんだー

 

 

 

1番と全く同じです。

 

 

 

2番サビ

 

もっ とーさーわーげーかいじゅうのーうーたー

 

まだー きえーないゆーめーのーうーた とーなえてーぇぇ~

 

きみがいつもぉうーたーうーかいじゅうのーうーたー

 

まだー きえーぇないくーちーずーさーんーでしまうよ~

 

 

 

ここも基本的には1番と同じなのですが、4行目の「きえーぇない」の「」だけ早めに音程を低くするので覚えておきましょう!

 

また、1番でロングトーンはかけたので最後の「よ〜」はビブラートにするのがベター。

 

 

 

Cメロ

 

おちてく かこは せんめいで みせたい みらいはせんさいで

 

すぎてく ひびにはどんかんな きみへ

 

おちてく かこは せんめいで みせたい みらいはせんさいで

 

すぎてく ひびにはどんかんな きみへ~

 

 

 

CメロはAメロの最初に似たリズムがずっと繰り返されるので、非常に覚えやすいのが嬉しいところですね。

 

ただ、このCメロは音程が思いの外高くて、しかもサビとは違って全体的に高いので、もしかするとキーを下げたときの効果が一番あるのはここかもしれません。

 

声が出せるならずっと同じ歌い方をすればいいだけの簡単なポイントになるので頑張りたいところです!

 

 

 

ラストサビ

 

ねぇーもっ とぉさーわーげーかいじゅうのーうーたー

 

まだー きえーないゆーめーのーうーた とーなえてーぇぇ~

 

きみがいつもぉうーたーうーかいじゅうのーうーたー

 

まだー きえーないくーちーずーさーんーでしまうよ~

 

ねぇー ぼーくらぁ

 

(眠れない夜に) てをのばしてぇ

 

(眠らない夜を) またのばしてぇ

 

(眠くないまだね) そんなひびでいたーいーのぉにーなー

 

こりずに

 

(眠れない夜に) てをのばしてぇ

 

(眠らない夜を) またのばしてぇ

 

(眠くないまだね) そんなよるにうたーう かいじゅうのーうーたーぁ~

 

 

 

ラストサビの前半はこれまでと同じで、後半に新しく歌うところが増えています。

 

そこの注意する点を裏声以外で挙げるなら、「ねぇー ぼーくらぁ」は高く入るのに対して途中の「こりずに」は低く入ることです。

 

Cメロほど同じリズムの繰り返しではないので、しっかり歌い分けることが大切です。

 

そして最も重要なのが、最後のめちゃくちゃ長いバーでこれでもかというぐらいにビブラートをかけることです!

 

というのも、この曲は全体的に長いバーが少なく、ビブラートの評価を稼ぎ辛いところがありますが、ここで最後までしっかりビブラートをかけるとそれを補って余りあるぐらいの評価を稼ぐことができるからです。

 

ただ高音のビブラートはかなり難しいので、無理な方はここもキーを低くして対応するか、なんならここだけ1オクターブ下げるなどの小細工をするのもひとつの手だと思います。

 

とにかくそれぐらいラストのビブラートはかけたいところなので頑張ってみてください!

 

また、()で表記している通り「眠れない夜に」などは音程バーがないのでDAM精密採点では無理に歌う必要はありません!

 

 

 

まとめ

 

今回はVaundyさんの『怪獣の花唄』の解説をしました。

 

基本的には高音と休憩のなさで、徐々に体力が削られていくのが難しいポイントです。

 

そして裏声と地声の素早い切り替えがそれをさらに加速させると同時に、音程を取ること自体も難しくさせている。

 

そんな曲だと感じました。

 

なので逆にいうと問題なく声が出る人、もしくは問題なく声が出せるまでキーを下げると難易度がグッと下がるタイプの曲でもあります。

 

また、音程自体はそれほど激しく揺れないので練習の結果も出やすいと思います。

 

是非高得点を目指して頑張ってみてください!

 

 

 

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斬新なアイデアの思いつき方

 

昨今では「自分で考える力」「創造的な考え方ができる力」が大切だと言われています。

 

というのもコンピューターの能力が著しい成長を続けており、機械的な働きは全て、文字通り機械に取って代わられることがほぼ確実だからです。

 

にも関わらず学校教育はこれまでと変わらず「みんな仲良く同じことを一定のペース」で教えています。

 

もちろん一切の知識がなければ考えることすらできないので、ある程度までは必要なことでしょう。

 

しかし、先生の言うことをしっかり守り、教えられた勉強をちゃんとしている、いわゆる成績のいい子ほど自分で考える力が低くなる傾向があります

 

ずっと成績の良かった大学生が、卒業論文で何を書いていいか分からず途方に暮れるということは良くあります。

 

しかしコンピューターの性能がさらに伸びていき、専門的な仕事、創造的な仕事が必要とされるこれからの時代において、「自分で物事を考える力」「アイデアを生み出す力」が最も大切な能力になることはほぼ間違いありません。

 

ということで今回は「斬新なアイデアの思いつき方」について解説していきます!

 

また、この記事は外山滋比古さんの著作『思考の生理学』を参考に作成しています。

考えることが楽しくなる本なので、興味がある方は是非読んでみてください!

 

 

 

 

 

 

1.アイデアを寝かせる

 

「考える」というと、なにか新しいアイデアが浮かんでこないかと四六時中ひとつのことを思い続けるというイメージがありませんか?

 

確かにそれは正しいことで、何も頭を働かせていないのに突然答えが降ってくるということはありません。

 

しかし、考えに考えて行き詰ったときは一度考えを寝かせるといい方向に働くことが多いです。

 

というのも考え詰めている時というのは、視野が狭くなって思わぬ回答を見逃しがちだからです。

 

「見つめる鍋は煮立たない」ということわざがありますが、これは早く煮えないか、早く煮えないか、と鍋のフタをとって確認しているといつまで経っても煮えない。

 

転じて、あまりにも注意しすぎているとかえって良くないことになる、という意味のことわざです。

 

あなたも全く解決策が思いつかなかったのに、一度寝て次の日に考え直してみるとあっさり名案が思いついたという経験がありませんか?

 

このように凝り固まった視野をほぐすことによる効果は絶大です。

 

 

 

2.全く別分野の知識を入れる

 

新しいアイデアを思いつこうとするならひとつのことを深く掘るだけでなく、全く関係ない分野の知識を取り入れることも大切です。

 

なぜなら新しいアイデアのほとんどは「既存のアイデアの掛け合わせ」で生まれるからです。

 

一例を挙げると、アイデア商品として大注目されている『磁ケシ』という商品があります。

 

 

 

この商品は消しゴムなのですが、消しゴム部分に砂鉄が含まれているおかげで、消しゴムカバーの底にある磁石で消しカスを集められるのが大きな特徴です。

 

また、底のつまみを押すことによって集まった消しカスを収納でき、ゴミ箱の機能も果たすことができます。

 

こんなに画期的な商品も「消しゴム」と「磁石」と「ゴミ箱」という既存のアイデアの掛け合わせで成り立っているのです

 

このように何も関係ないと思われるようなものが、何かの拍子で奇跡的な繋がりをみせることがあるのです。

 

 

 

3.思考の整理をする

 

そして最後に必要なことは、思考の整理をして今まで蓄えた情報から余分なものを削っていくことです。

 

「知識はあればあるほどいい」と思っている人は多いですし、実際、学校教育というのは正にこれです。

 

知識をひたすら詰め込むことが善であり、忘れることは悪だと教える。

そして時々忘れていないかをチェックするためにテストがあります。

 

しかしこのように頭脳を倉庫に見立てて、そこに知識を詰め込んでいく作業はそれこそコンピューターに適いませんし、新しいアイデアはそれでは思いつきません

 

なぜならほぼ全てのことは表裏一体であって、どの側面から見ているかによって表情は変わります。

 

そんな状況であらゆる情報を吟味すると、かえって結論が出せなくなるからです。

必要じゃない情報は捨てていくことが大切なのです。

 

「じゃあどうやったら思考の整理ができるの?」

ということですが、オススメの方法は散歩をしたりスポーツをしたりして身体を動かすことです。

 

運動をすると血の巡りが良くなって頭もスッキリします。

 

すると大切に思っていないことはあまり気にならなくなります。

身体を動かすとポジティブな気持ちになりやすいのは、これもひとつの要因でしょう。

 

そして残った大切に思っていることを吟味して繋げていくことで、ひとつの思考の結晶が創り上げられていくのです。

 

コンピューターの容量がパンパンになると動作が重くなるのと同様、人間の脳も軽くしてこそ新たな動きに繋げられるのです!

 

 

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【難易度 ★★★☆☆】『HARUKAZE』を100点取ったので解説します!

 

SCANDAL の『HARUKAZE』100点取りました!



人気ガールズバンドSCANDALの12枚目のシングルで、アニメ『BLEACH』の主題歌にもなった曲です!

 

僕自身、リアルタイムでアニメを観ていた時に流れていた『少女S』でSCANDALの存在を知ったので、去年からスタートした千年血戦篇でも彼女たちの曲が使われると個人的にエモいなぁと思ったりします!

 

 

 

しかもこの『HARUKAZE』は旧アニメ版の最終クールで使われた曲で、内容も次に進むための別れについての歌ですから、そこもシンクロしてよりグッとくるという。

 

まあ歌詞に込められた思いは純粋に大切な人との関係についてだと思いますけどねw

 

そんな『HARUKAZE』の特徴は

 

音域は比較的狭く、女性が歌っている曲としては最高音もそこまで高くない

音程の変化幅も基本的に大きくなく、リズムの速さもほどほど

かなり音数が多く、歌う箇所が多い

2番の歌いだしだけ他の部分より圧倒的に難しい

 

の4つです。

 

 

音程に関しては広さも変化幅も楽な部類で、男性でも1オクターブ下げれば声に関してはあまり心配ないと思います。

 

ですが音数が多いので途中で疲れたり、良くも悪くも安定するので伸ばそうとするとそこそこ時間がかかるなど、高得点を目指すとなると厄介な点もあったりします。

 

あと2番の歌いだしだけやたら難しく、そこのせいで難易度が1つ上がっているぐらいの難所もあります。

 

それらを総合すると「平均的な難易度の曲」といったところだと思います!

 

まあ声が出しやすいのがなによりも大きいポイントなので、やや易しめというぐらいでしょうか。

 

ということで今回はそんなSCANDALの『HARUKAZE』について解説していきます!

少しでも参考になれば幸いです。

 

 

また、採点の基本的な解説は省いていくので、それを知りたい方はこちらをどうぞ

 

 

 

 

解説

初めに言っておきますが、あくまで点数をとるための解説です!

歌がうまくなるための解説ではありません。

ご了承ください!

 

赤字はマイクを近づける箇所、青字はビブラートをかける箇所、緑字ロングトーンをかける箇所になっています。

 

マイクを近づける箇所とビブラートをかける箇所が重なっている場合は紫字、マイクを近づける箇所とロングトーンをかける箇所が重なっている場合は茶字になっています。

 

 

1番Aメロ

 

とおくーへいっ てしまうまえに~ つたーえなーぁきゃと~ おもーいなーがら~

 

きょうもーすぎーてーゆくじかん~ わらーいあーぁてー すこし むねーいたーめて~

 

 

 

1番Aメロはかなりシンプルでほぼ同じメロディーが2回繰り返されます。

 

なので主な注意点は1行目も2行目も同じで、歌いだしの低音から次の音にかけて2.5音高くなるところです。

 

ここのポイントとしては1行目の「とお」を、後ろの音程に引っ張られないように「とー」と伸ばすことです。

 

バー自体は2つに分かれていますがそんなことで減点はされませんし、原曲でもそう歌っているので、どの面から見てもそう歌うのがオススメです!

 

そして2.5音というのはこの曲の中では大きく変化する方なので、ちゃんと高くする意識を持って歌いましょう!

 

 

 

1番Bメロ

 

はーるかぜーがふくーよぉるー はなーれたくーないなーあっ

 

てー そんーなことーをおもーおっ てー なんかよけいいえなくなっ

 

てー あしたねっ てーさよならしぃてー ひとりあるくーなみきーのーしたでぇ~

 

ふとーおもうめ~のあと

 

ぉー

 

 

 

Bメロはリズムが速いので結構忙しいです。

 

その代わり音程はあまり揺れず、平坦に歌っても割と合ったりします

他の曲でいうラップ部分に近いところがありますね。

 

なので逆に言うと音程の変化が大きいところがBメロの難所で、例えば1行目の「はなー」や2行目の「そんー」などの、低く入った後にグッと高くなる音程です。

 

ここは歌いだしの音だけ特別低くなっているので、1番の注意点と違って「2音目で高くする」というよりは「1音目だけ低くする」という意識で歌えばやりやすいと思います!

 

また、3行目の「あした」と「ひとり」の1音目はそれよりも1音高い音なので微妙に歌い分けることもポイントです!

 

それ以外では1行目の「よぉるー」や3行目の「しぃてー」と「したでぇ~」など、ねっとり歌って音程を変えるところにも注意してください。

 

よーるー」「しーてー」「したで~」と伸ばさないようにしましょう!

 

 

 

1番サビ

 

まいおちるはーなー びーらーひぃらーひー

 

らー こーこーろぉのすきーまー すーりーぬーけぇ

 

てくすーなーおーにーなんんなきゃ どーんなー いーたーみぃがーまー

 

たー ぼーくーのぉこーこーろー おーそーぉ てぇ

 

も とーざーさーれーたどーぉあのー むこーうがーわを~ みにーいくーからー

 

 

 

サビは似たメロディーが続いていき、リズムもそんなに速くないのでそこそこ歌いやすい箇所になっています。

 

ただ、歌いだしの「まいおちる」は例外で、リズムが速い上にほぼ毎音音程が変わっていくので普通に難しいです。

 

・最初の「ま」から「い」は音程が変わらない

・その「い」から「お」は他よりも音程の変化幅が大きい

 

この2つの特徴だけでも意識すればかなり合わせやすくなると思うので頑張ってみてください!

 

また、それ以外にも細かいポイントが2つあって、1つは1行目の「びーらーひぃら」の「ひぃ」や2行目の「こーこーろぉ」の「ろぉ」などの一瞬高くなって、またすぐに元の音程に戻るところ。

 

ここは高くなる音程を合わせるのが難しいので要練習です!

 

そしてもうひとつは3行目の「なんんなきゃ」の「んん」です。

 

ここは音程を変えることに気づかず「んー」と伸ばしがちで、しかも「んん」はそもそも発音しにくいので意外とミスるポイントになっています。

 

ただ初見殺しみたいなものなので、上の音程バーを確認して少しイメージトレーニングすれば問題なくなると思います!

 

 

 

2番Aメロ

 

まるでーせいはーんん たいーのーふーたりー

 

でもなんでだぁろ~ いっ しょにーいるぅと いつーのまにかー

 

にてるーとこーもーふえたーね なんてーほんーんと

 

は すこし まねーしあっ てーた~

 

 

 

問題の2番Aメロです。

といっても問題の大部分は1行目ですが。

 

この1行目は最初の「ま」から「る」にかけて音程が高くなるところこそBメロと似ていますが、その後の「い」から「はー」で2.5音も低くなるところ、そしてそこから「んん」で音程がまた上がっていくところなど、他と音程の変わり方がまるで違っています

 

ここは音程の変化幅が大きく、しかも徐々に変化するようなところもあまりないので連続した音程を合わせるというよりは、いくつかの単音を瞬時に合わせるというような感覚で歌う方がしっくりくると思います。

 

なので最も難しく最もシンプルな「音程を覚えてしっかり合わせる」ことが最大のポイントです。

 

「それが難しいんだけど・・・」という声が聞こえてくるようですが、それしか言えないので頑張ってください!要練習です!

 

 

 

2番Bメロ

 

きーみがなーいてたーよぉるー ぼくーはなみーだをふーい たー

 

かんたんにーうなずきあっ てー にげーるみらいにきがーつい

 

てー かわらないきみをみつーめぇてー おもいではおいていこうとーきめたぁ~

 

ごめん もうさに~ いくよ

 

ぉー

 

 

 

ここは基本的に1番と同じように歌えば大丈夫ですが、4行目の「き」の音が少し高くなっていて歌い方を変えないといけないことだけ注意してください!

 

 

 

2番サビ

 

まいおちるはーなー びーらーゆぅらーゆー

 

らー ゆーれーるぅこーこーろー つーなーいーでぇ

 

てーわーすーれーなーいよーうに はーるー かーぜーにぃゆーめーとー ねーがーいぃをーのーせー あーるーきーだぁ

 

すーねぇ かーおーをあーぁげて~ またーとなーりで~ わらえるよーうにー

 

 

 

1番と同じように歌えば大丈夫です!

 

 

 

Cメロ

 

だーれーもー つーよーくーなんてーなーいんだーよー

 

ひとーりーじゃふあんだよー ぼくだっ てーそ~ うー

 

 

 

Cメロは音程の変化幅が小さいので音程面での難易度は高くありません

 

ただ、1行目の「なーいんだーよー」から2行目の「ひとーりーじゃふあんだよー」までのリズムが不規則かつ、曲中1度しかないメロディーということもあって、リズム面での難易度が他よりも高くなっています

 

しっかり原曲を聴き込んで合わせられるようにしておきましょう!

 

 

 

ラストサビ

 

まいおちるはーなー びーらーひぃらーひーらー

 

こーこーろぉのすきーまー すーりーぬーけぇ

 

てくすーなーおーにーなんんなきゃ どーんなー いーたーみぃ

 

がーまーたー ぼーくーのぉこーこーろー おーそーぉ てぇ

 

も わーすーれーなーいよーうに はーるー かーぜーにぃゆーめーとー

 

ねーがーいぃをーのーせー あーるーきーだぁ

 

す しーんーじーたーみらーぁいが~ ここーからーまた~ はじーまるーよにー

 

 

 

ラストサビですが、歌う量が増えていることと最後の行の「しーんー」の音程が高くなっている以外はこれまでと同じです!

 

 

 

まとめ

 

今回はSCANDALの『HARUKAZE』の解説をしました。

 

全体的に歌いやすいところが多いにも関わらず意外と点数は伸びない曲

個人的に歌いながらそんな印象を感じました。

 

その理由は明らかな難所である2番Bメロの裏に隠れた気づきにくいミスポイントがあるからなのだと、この記事を書いている途中で理解できました。

 

ただそういったところは知っているかどうかがほとんどなので、上の音程バーを確認して修正していってみてください!

 

徐々にかもしれませんが絶対に良くなっていくハズです!

 

 

 

 

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孤独にならない3つの方法

 

2022年4月、内閣官房孤独・孤立対策担当室が行った全国の満16才以上の2万人を対象とした調査によると、36.4%の人が多かれ少なかれ孤独感を感じることがあると回答しています。

 

つまり日本人の約4割が孤独に苛まれているということです。

 

そして「孤独な人は早死のリスクが50%上昇する」「心疾患や心臓発作のリスクが3割増える」などの調査結果がどんどん報告されています。

 

それにそのような体の健康だけでなくメンタルにも悪影響があり、最悪の場合自死に繋がる場合もあります。

 

そんな結果を受けて世界各国では「孤独」はもはや病気のように治療するべきものとして扱われるようになってきています

 

今回はそんな孤独について「そもそも孤独とは何なのか?」、そして「孤独を感じないための対策」について述べていきます!

 

また、この記事は池田清彦さんの著作『孤独という病』を元に作成しています。

もっと詳しく知りたい方は是非読んでみてください!

 

 

 

 

 

 

1.人間は孤独で死ぬことを証明した最悪の実験

 

フレデリック大王というドイツ・プロイセンの王様が行った、歴史上最も忌むべき実験と呼ばれるこんな実験があります。

 

フレデリック大王はいろいろなことに対して好奇心があり、「子どもは言葉を教えなくても勝手にしゃべれるようになるのか?」ということに興味がありました。

 

そこで彼は教会にいた身寄りのない赤ちゃんを50人集めてそれを実験したのです。

 

まず彼は赤ちゃんの世話係に「赤ちゃんに対して一切言葉をかけてはいけない」と命じました。

 

子守歌や微笑みかけることはもちろん、目を合わせることもです。

 

ただし食事やトイレの面倒、お風呂などの最低限の世話自体はしっかりとさせました。

 

つまり生きるのに必要なことはやって、唯一「コミュニケーション」だけを禁止したわけです。

 

では結果はどうなったのか?

ちゃんと言葉を話せるようになったのでしょうか?

 

しかし答えはそれどころではありませんでした。

なんと50人のうち49人が3歳までに亡くなり、最後の1人も6歳になったときに亡くなったのです。

 

これはつまり、生まれてすぐにコミュニケーションを遮断された孤独な状態に置かれると、外傷がなくても人間は死んでしまうことを示しました。

 

 

 

2.孤独を回避したから人類は生き延びれた

 

先ほどの実験で人間にとって孤独はいかに毒であるかを知ってもらえたと思いますが、そもそもなぜ人はここまで孤独に恐怖するのでしょうか?

 

答えはそうやって孤独を回避することで人類はここまで生き延びたからです。

 

狩猟や採集をして暮らしていた時の人類は孤独だと食料や周りの危険などの情報が少なくなり、生存確率が大幅に下がります。

また、困った時に助けてもらうこともできません。

 

群れに属して仲間と助け合いながら暮らし、協力して生き延びていく。

そして子供が生まれたら周囲の大人は面倒を見るだけじゃなく、愛情を持って育てていく。

 

そうして繋いできた命のバトンがあるからこそ現代人にも孤独を恐れ、回避しようとするプログラムがされているというわけです。

 

 

 

3.現代人にとって孤独=孤独感

 

では現代人、もしくはこれからの人類も、これまでと同様に孤独を恐れ仲間と群れて生きることが正解なのかというとそうとは言い切れないかもしれません。

 

なぜなら人類は孤独を回避することで生き延びたというのは、厳しい環境に置かれた時代の話だからです。

 

現代では一人でも仕事をしたり、ネットを通して買い物をして生きていくことができます

 

そんな現代では今までのように生き延びるために孤独を恐れる必要はありません。

 

しかし先ほども述べたように過去の経験があるため、そのプログラムが不必要な恐れを誘発し、逆に苦しめられているのが今の時代というわけです。

 

また、満員電車の中で毎日揺られていても孤独感に苛まれたり、反対に一日中家にいるのに楽しそうに趣味や仕事に熱中している人もいるように、人間にとって孤独とは「自分が孤独感を抱いているかどうか」という主観的な判断によるところが大きいです。

 

つまり現代人にとっては実際に孤独な状況にあるかどうかよりも、主観的な孤独感を感じるかどうかが、「孤独かそうじゃないか」を分けるポイントになっているのです。

 

 

 

4.孤独感を感じないための3つのポイント

 

ということでここからはその孤独感を感じないようにするための方法を紹介していきますが、まず初めに言っておくこととして「孤独感を感じやすい人」に向けたポイントだということです。

 

今の時代、

「みんなといるより一人の方が気楽」

「一人だと自分のやりたいことに没頭できるからそっちの方が好き」

と考える「孤独を愛する人」「孤独に強い人」も徐々に増えてきています。

 

もしあなたがそういう「孤独に強い人」だった場合はこのポイントは無視してもらって大丈夫です。

そのままあなたの道を突き進めばいいでしょう!

 

ただ大半の人はそうではないので、多くの方はこの3つのポイントを実践することで孤独を感じにくくなるハズです!

 

 

他人と比べない

 

よく言われることですが「他人と比べない」ことはかなり大切です。

 

現代ではSNSなどを通して自分よりも優秀な人や楽しそうな人生を送っている人を見る機会がかなり増えました。

 

そしてそんな人たちを見て劣等感を抱いたり、自分がみじめに思えてきたりして落ち込む人も多いです。

 

しかし自分の立場を他人と比べれば比べるほど自分のポジションが気になって、孤独を感じやすくなってしまいます

 

そんな自意識に集中するよりも、気の知れた家族や友達とご飯を食べたりする方がよっぽど孤独対策になることでしょう!

 

 

読書をする

 

実は本を読むということでも孤独はかなり癒されます。

 

読書をすると、そこに描かれている情景を思い浮かべたり、内容について考えることになりますが、これはその本の作者との対話をしているということです。

 

このような自分以外の人の考えを取り入れ、脳に刺激を与えることは孤独対策になります

実際に読書が趣味の人は孤独を感じにくい傾向にあるようです。

 

 

「人生の意味」という妄想から抜け出す

 

「社会の役に立ちたい」

「自分は何かを歴史に残す」

 

など、目指すべき目標を掲げるのは原動力にもなりますし、素晴らしいことです。

 

しかしそれが行き過ぎると

 

「自分は誰の役にも立っていないから生きている意味がない」

「自分は何もできない人間なんだ」

 

と思ってしまい、自分が世界から除け者にされたような感覚にもなりかねません

 

しかし他の動物を見れば分かりますが、彼らは自分の生に意味を感じたりはしません

ただ生を受けたから生きているのです。

 

そもそも生命とはそういうものなので、変に「なんのために生きるのか」など考えず、自分のしたいことや楽しいことに専念する。

 

それが究極の孤独対策になるのです!

 

 

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