(◍•ᴗ•◍)v

自分の好きなことや得意なこと、オススメのものなどを紹介するブログ。

【難易度 ★★★☆☆】『美しい鰭』を100点取ったので解説します!

 

スピッツの 『美しい鰭』100点取りました!

 

 

映画『名探偵コナン 黒鉄の魚影』の主題歌に起用されているスピッツの新曲ですね!

 

 

 

個人的に歌詞が抽象的で理解するのが難しいスピッツと、今回のメインヒロインのあまり多くを語らない哀ちゃんが重なります。

 

実際にこの『美しい鰭』も映画のために書き下ろされた曲なので哀ちゃんのこともテーマにしているとは思いますが、それでも完全に言い切れない掴みどころのなさがあります!

 

そんな『美しい鰭』の特徴は

 

表示上の音域はそこそこ広いが、最高音辺りは裏声部分でしか使わないので感覚としてはもっと狭い

音程の揺れは激しくない

走るリズムが多く、通常の感覚で歌うと置いていかれる

 

の3つです。

 

裏声部分の音さえ出せれば音程面はほぼ心配ありません。

 

ただ、この曲は全国平均のグラフを見れば分かる通りリズムを取るのがめちゃくちゃ難しいです。

 

それらを総合すると「平均的か、ちょっと難しめの曲」だと思います!

難易度4よりの3っていう感じですね。

 

ということで今回はスピッツの『美しい鰭』の解説をしていきます!

少しでも参加になれば幸いです。

 

 

また、採点の基本的な解説は省いていくので、それを知りたい方はこちらをどうぞ

 

 

 

 

解説

初めに言っておきますが、あくまで点数をとるための解説です!

歌がうまくなるための解説ではありません。

ご了承ください!

 

赤字はマイクを近づける箇所、青字はビブラートをかける箇所、緑字ロングトーンをかける箇所になっています。

 

マイクを近づける箇所とビブラートをかける箇所が重なっている場合は紫字、マイクを近づける箇所とロングトーンをかける箇所が重なっている場合は茶字になっています。

 

 

1番Aメロ

 

なみおとでけされちゃったはっきりときかせろって

 

わざとらしいーうなーばら~

 

ひゃっかいいじょうのしっぱいはだーうぃんさんもかんるい

 

の ゆーにくなしんかのいしーずえ~

 

 

 

この初っ端のAメロが上で挙げたリズムが難しいところの大部分を占めます。

 

中でも1行目の「けされちゃった」と「はっきりと」の間のなさが最大のポイントです。

 

これは3行目の「しっぱいは」と「だーうぃんさんも」のところにも同じことが言えるのですが、ここの間がなさすぎて実質一塊りのフレーズと言っても過言ではありません。

 

なので間を空けずに歌いましょう....と言いたいところなのですが、走ってしまうとリズムの項目がかなり減点されてしまうので「間をほぼ空けないけど少しタメ気味」という絶妙なリズム加減で歌うことが目標です。

 

歌っている最中にリズムが合っているか分かる方法は体感以外にないので、採点結果を見て徐々に調節してみてください。

 

目安としては採点評価がタメに寄っていなくて、リズムが減点されている場合はさらにタメましょう

 

タメに寄っていたらちょっと速めるか、なんならタメは走りに比べて減点が少ないので、ほぼ問題ないなら特に変えなくてもOKです!

 

まあリズムの項目は総合評価なので別にここが合わせられたから満点とか、ズレたからリカバリー不可能というわけではありませんが、恐らくリズムが減点されるほとんどの方はここが原因だと思うので、それくらいここは神経質になってもいいところでしょう!

 

それさえできたら後は問題ないと思います!

 

 

 

1番Bメロ

 

あのひのこーとはわすれないよー

 

しずくのしょうわくせいのまーんなかで~

 

 

 

Bメロはシンプルなリズムと揺れない音程で、曲中最も歌いやすいところです。

 

気をつけるポイントは1行目の「わすれないよー」の「れ」で3.5音低くなるところが合わせづらいことと、2行目の「まー」で声を真っ直ぐ伸ばしてロングトーンをかけるのを忘れないことぐらいです!

 

 

 

1番サビ

 

ながれるーぅぅまんま ながされたらー

 

あらがおーぉうか うーつくしいひれでー

 

こわれるーぅぅよーるも あぁたけれ

 

ど じぶんでいられるーよーにぃ~

 

 

 

サビはリズムは取りやすいですが、音程を合わせるのが難しいところとなっています。

 

特に1行目と3行目の「るーぅぅ」の原曲通りに声を一瞬揺らすところがタイミングを合わせづらくて難しいです。

 

タイミングがズレれば当然音程ミスになりますし、しかも一瞬高くなる音だけミスする分には許容範囲ですが、元に戻した音程までミスしてしまうと揺らした分損してしまうことになってしまいます。

 

なので妥協してあえて声を揺らさないのもひとつの手です!

それでも音程正確率80%以上である金色に光らせることはできるので!

 

そしてもうひとつの注意点は2行目の裏声です。

 

ただ、ここは裏声としての難易度はあまり高くないので、裏声自体が苦手な人向けのアドバイスとして、声を張りすぎないようにするのがオススメです。

 

「声小さすぎるかな?」

と思うくらいでも最初は大丈夫。

 

それよりも狙いの音程を正確に出せる方が大切です!

 

どうせ慣れてきたら徐々に声も張れるようになっていきますので!

 

 

 

2番Aメロ

 

びっくらこいたてんかいによろめくあしをふんばっ

 

て つめたいみずをひとーくち~

 

しんぱいしょうのげんかいはこえてるけれどこうやっ

 

て こつをつかんでいきてーきた~

 

 

 

1番と同じように歌えば大丈夫です!

 

 

 

2番Bメロ

 

ひみつまもってくれてありがとね

 

もうえんりょせんではなってもだ~いじょうぶ~

 

 

 

2行目の「もう」を低く入ること以外は1番と同じです!

 

 

 

2番サビ

 

ながれるーぅぅまんま ながされたらー

 

だしぬこーぉうか うーつくしいひれでー

 

はなされるーぅぅとーきも みうしなわ

 

ず きみをおもえるーよーにぃ~

 

 

 

基本的には1番と同じように歌えば大丈夫ですが、3行目の「はなされる」が駆け足で歌うのでそこだけ注意です!

 

 

 

ラストサビ

 

つよがるーぅぅぽーずは そういつまでもー

 

つづけられーぇぇない わーかってるけれどー

 

やさしくーぅぅなっ た せかいをま

 

だ えがいていきたいかーらぁ~

 

ながれるーぅぅまんま ながされたらー

 

あらがおーぉうか うーつくしいひれでー

 

こわれるーぅぅよーるも あぁたけれ

 

ど じぶんでいられるーよーにぃ~

 

 

 

ラストサビは歌う量が2倍になっていますが、大体はこれまでと同じです。

ただ、2番のサビと違って駆け足で歌うのが2行目なのでそこだけ注意です!

 

 

 

まとめ

 

今回はスピッツの『美しい鰭』の解説をしました。

 

なんと言ってもリズムの難しさが特徴で、歌い慣れないうちは「なんじゃこの曲!?」ってなりやすいです。

 

ですがリズムに慣れると単純に音程が取りやすい曲に変わって、驚くほどラクに感じると思います。

 

そういう意味では練習の成果が反映されやすい曲と言えるでしょう。

 

今回挙げたポイントを意識して頑張ってみてください!

 

 

わからないことや質問があれば

しょう (@sho2019blog) | Twitter

までどうぞ!

 

曲のリクエストも大歓迎です!

僕もレパートリーが増えると嬉しいので!

【難易度 ★★★☆☆】『君はロックを聴かない』を100点取ったので解説します!

 

あいみょん の『君はロックを聴かない』100点取りました!

 

あいみょんを代表する一曲ですね!

 

主人公が片想いしている子の失恋を慰めて、自分がその恋人になれたらいいのにと願う、甘酸っぱい恋の曲となっています。

 

 

 

「君はロックなんて聴かない」というのは、自分とは好みが違う=相性が悪いと思っているということなんでしょうね。

 

それでも諦められないし、ロックを聴かない君が自分の好きなロックで自分と同じように失恋を乗り越えてくれたら心で繋がれる、という淡い期待と勇気を持って行動する。

 

こんな内容の曲となっています。

 

そんな『君はロックを聴かない』の特徴は

 

音域の広さはそこそこ、音程の揺れもぼちぼち

基本的なリズムはゆっくりで歌いやすいが、一部の不規則なリズムは難しい

メロディーのパターンが少なくて覚えやすい

 

の3つです。

 

歌いやすい要素が揃っていて「比較的簡単な曲」と言えるでしょう!

 

2つ目の一部の不規則なリズムと音程の変化幅の大きいところだけ押さえておけば、割とすぐに高得点を狙えると思います。

 

ということで今回はあいみょんの『君はロックを聴かない』の解説をしていきます!

少しでも参考になれば幸いです。

 

 

また、採点の基本的な解説は省いていくので、それを知りたい方はこちらをどうぞ

 

 

 

 

解説

初めに言っておきますが、あくまで点数をとるための解説です!

歌がうまくなるための解説ではありません。

ご了承ください!

 

赤字はマイクを近づける箇所、青字はビブラートをかける箇所、緑字ロングトーンをかける箇所になっています。

 

マイクを近づける箇所とビブラートをかける箇所が重なっている場合は紫字、マイクを近づける箇所とロングトーンをかける箇所が重なっている場合は茶字になっています。

 

 

1番Aメロ

 

すこしさーみしそうな きーみー

 

 こんなうーたをきかーせーよう てをたたくあいず ざつなさぷらぁいず

 

ぼくーなりーのせーいぃぱい

 

ほこりまーみれどーなつばんにー

 

 あのひのーゆめがおどーる

 

まじーめにはりをおーとすー いーきをーとめすぎたーぜ

 

ぇさあこしをおろしぃてよ

 

 

 

まず最初にキー設定の話をしておきます。

 

男性の方など高音が出にくい方はこの曲をオクターブ下で歌う場合が多いと思うのですが、その場合低音がかなりキツくなります。

 

実際僕自身オクターブを下げるとキツかったので、キーを4つ上げて歌っていました。

 

という具合にオクターブを下げる場合は同時にキーもいくつか上げて歌うといいと思います!

 

で、ここからはAメロの特徴ですが、上で一部の難しいリズムがあると書きました。

 

それはこのAメロの2行目の「てをたたくあいず ざつなさぷらぁいず」と6行目の「まじーめにはりをおーとすー いーきをーとめすぎたーぜぇ」のところです。

 

ここはタタタッと駆け足で歌うところとタメ気味に歌うところが不規則に変わっていくのでリズムを合わせるのがかなり難しいです。

 

それに加えて「さぷらぁいず」の「らぁ」など、声を揺らして音程を変える箇所もあって音程面でも難所となっています。

 

ここは最初はゆっくりでもいいので丁寧に音程を合わせる練習をしていくといいでしょう!

 

方法は頭の中で1音1音確認しながらイメトレするのでもいいですし、デンモクでテンポを下げて歌うのでも大丈夫です。

 

それでひとつひとつの音程の感覚を掴めるようになったら、徐々に速くしていけば最終的に原曲のスピードでも歌えるようになっていきます!

 

そしてリズムも勝手に取れるようになってます。

 

また、「おろしぃてよ」の「ろしぃ」は先程と違ってリズムこそ難しくないものの、音程が変わるスピードがかなり速いので、これも同じ練習がオススメです!

 

 

 

1番Bメロ

 

ふつふつとなーりだすーせいしゅんのーおと

 

かわいためろでぃーで おどろう

 

 

 

 

BメロはAメロに比べるとリズムは簡単で、注意するところは音程がグッと高くなるところです。

 

それも1行目の「せいしゅんのーおと」の「」と「かわいためろでぃーで」の「め」の音が特にポイント。

 

「え?もっと音程が変わるところあるよ?」

 

と思う方もいるでしょう。

 

確かに音程の変化幅だけなら「なーりだすー」のところや「おどろうよ」の方が大きいのですが、これらの音程は変化が大きすぎて逆に意識しやすいものです。

 

それに比べてポイントの箇所は流れで歌ってしまいがちなメロディーの中の音程の変化幅が大きくなっています。

 

そのため半音〜1音低く歌ってしまうなんてことがよく起こるので、しっかり高く歌う意識を持って歌いましょう!

 

 

 

1番サビ

 

きみぃはろっくなーんかきかないとおもいながらー

 

すこーしでーもぼくに ちかづいてほしく

 

ろっくなーんかきかないとおもうけれどー

 

 ぼくは こんなうたーで あーんなうたぁで

 

こいをのりーこえてきたー

 

 

 

サビはリズム面でも音程面でも最も歌いやすいところです。

 

ただ、1行目の「きみぃは」の「」をねっとり歌って音程を変えることと、「きかないとおもいながらー」の「とおも」のガクッと下がってまたすぐに高くなる音程は難しいのでそこだけ注意です!

 

 

 

2番Aメロ

 

ぼくのしんぞうのびぃーぴーえむ

 

 ひゃくきゅうーじゅうになぁたぞ きみはきづくぅの

 

かい なぜいまわらうんだぁいうそみたーいにーおよぐめ

 

 

 

基本的には1番と同じように歌えば大丈夫ですが、1番の注意点で挙げたリズムの難しいところが微妙に変わっているので、そこの歌い分けだけ気をつけておきましょう!

 

 

 

2番Bメロ

 

だらだらとなーがれるーせいしゅんのーおと

 

かわいためろでぃーは やまない

 

 

 

 

1番と同じように歌えばOK!

 

 

 

2番サビ

 

きみぃはろっくなーんかきかないとおもいながらー

 

あとーすこーしぼくに ちかづいてほしく

 

ろっくなーんかきかないとおもうけれどー

 

 ぼくは こんなうたーで あーんなうたぁで

 

こいにこがーれてーきたんだぁ~

 

 

 

2行目の歌い出しの「あ」の音を低く入ることと最後が違う以外は1番と同じです!

 

 

 

ラストサビ

 

きみぃはろっくなーんかきかないことしぃてるけどー

 

こいーびとーのように よりそぉてほしく

 

ろっくなーんかきかないとおもうけれどー

 

 ぼくは こんなうたーで あーんなうたぁ

 

で またむぅねがいたいんだ~

 

きみぃはろっくなーんかきかないとおもいながらー

 

すこーしでーもぼくにーちかづいてほしく

 

ろっくなーんかきかないとおもうけれどー

 

 ぼくは こんなうたーで あんなうたで

 

ぇ こいをのりーこえてきた~

 

こいをのりーこえてきた~ぁ~

 

 

 

ラストサビは歌う量が2倍になっていますが、基本的にはこれまでと同じ。

 

ただ、8行目の「おもうけれどーも」の「」の音と9行目の「あんなうたでぇ」の音程が分かり易く変わっているのと、気づきにくいですが2行目の「よりそぉて」の「よ」がこれまでよりも低く入るのでそこだけ気をつけてください!

 

 

 

まとめ

 

今回はあいみょんの『君はロックを聴かない』の解説をしました。

 

全体的にはキャッチーで歌いやすいものの、一部難しいところがあって一筋縄ではいかない。

 

そんなあいみょんらしい曲となっています!

 

今回挙げたポイントを意識して高得点を目指してみてください!

 

 

わからないことや質問があれば

しょう (@sho2019blog) | Twitter

までどうぞ!

 

曲のリクエストも大歓迎です!

僕もレパートリーが増えると嬉しいので!

【難易度 ★★★★☆】『ビリミリオン』を100点取ったので解説します!

 

優里 の『ビリミリオン』100点取りました!

 

 

どんなに辛くても今生きていることが何よりも価値がある、というテーマの曲です!

 

個人的に優里さんは初期の頃と比べて『ドライフラワー』辺りぐらいから直接的な表現が多くなった印象がありますが、この『ビリミリオン』は正にそれの最たる曲で、世界観に没入させるとかそういうのじゃなくて、どストレートに僕たちに投げかける応援歌となっています。

 

 

 

そんな『ビリミリオン』の特徴は

 

音域のかなり広いが、揺れはそんなに激しくない

前半リズムは繰り返しで簡単ただしリズムが変わる後半は難しい

ねっとり歌って音程を変えるところが気づきにくい上に多い

長いバーが少ないのでロングトーンやビブラートがかけにくい

 

の4つ。

 

大体は優里さんの曲っぽい特徴ですが、2つ目の「前半と後半でリズムが変わる」というのが珍しいですね。

 

しかも後半のメロディーはそれ単品で癖のあるリズムで難しいので、それが難易度を引き上げている理由になっています。

 

前半だけなら難易度は3か、なんなら2でもいいぐらいかなと思います。

 

今回はそんな優里さんの『ビリミリオン』の解説をしていきます!

少しでも参考になれば幸いです。

 

 

また、採点の基本的な解説は省いていくので、それを知りたい方はこちらをどうぞ

 

 

 

 

解説

初めに言っておきますが、あくまで点数をとるための解説です!

歌がうまくなるための解説ではありません。

ご了承ください!

 

赤字はマイクを近づける箇所、青字はビブラートをかける箇所、緑字ロングトーンをかける箇所になっています。

 

マイクを近づける箇所とビブラートをかける箇所が重なっている場合は紫字、マイクを近づける箇所とロングトーンをかける箇所が重なっている場合は茶字になっています。

 

 

1番Aメロ

 

ろうじんがきみにいいました のこりのじゅみょうをかわせてよ

 

ごじゅうねんをごじゅうおくでかおう じんせいをぉやりーなおしたいと

 

ただおきてくっ てはたらいて ねておきてはたらくまいにち

 

だ それなのにてばなしたくない りゆうをぉかんーがえてみたよ

 

からだもいたく なるだろうし ともだちもいなくなるんだろうな

 

れんあいもできなくなるよな そのねだーんじゃ うれないな

 

 

 

 

Aメロは最初から最後まで同じフレーズが続きます。

その中で注意する点は3つ。

 

ひとつは最初の「ろうじん」の「」から「」にかけてグイッと高くなる音です。

 

ここは歌い出しの音から4音も高くなっていて合わせるのが難しい上に、この音程は毎行繰り返されるので練習は必須です。

 

2音目からは同じ音程で途中からでも合わせにいけるので、最初の一音目を特に気を遣って歌いましょう

 

最初は難しいと思いますが、一度感覚さえ掴めれば全部合わせられるようになるので頑張る価値大ありです!

 

2つ目は2行目の「じんせいをぉ」や4行目の「りゆうをぉ」の「ぉ」の音。

 

ここは「じんせいをー」と伸ばすのではなくて、「をぉ」とねっとり歌って音程を変える必要があるので覚えておきましょう!

 

3つ目は1行目と5行目のマイクを離すタイミングです。

 

1行目で言えば「ろうじんがきみにいいました のこりの」のところですが、ここは「いいました」を歌ったところからマイクを離した方が分かりやすくていいですし、実際3行目はそんな具合になっています。

 

じゃあなぜ1行目と5行目だけマイクの動かし方が違うのかというと、マイクを離したときに音飛びするからです。

 

音飛びというのは歌っているのにマイクに認識されないことです。

あなたもちゃんと歌っているのに音程バーが反応しなかった経験はありませんか?

 

それが音飛びで、マイクを動かす時、特に離した時に起こりがちなのです。

 

音が飛んでしまうと当然音程ミスになりますし、声が途中で途切れたことになって安定性も減点されてしまいます

 

で、この音が飛びやすい箇所というのは曲によって違っていて、それが1行目の「のこりの」と5行目の「ともだち」の部分なのです。

 

これは実際に歌ってみるまで分からないので、もしかしたらこの記事にも抜けがあるかもしれませんが、とりあえずここはほぼ毎回音飛びしていたので間違いないと思います。

 

また、当然これは他の曲でも同じことが言えるのでマイクを動かした時に毎回そういう現象が起きてしまう場合は、多少抑揚が下がったとしてもマイクを動かさないようにするといいでしょう!

 

 

 

1番サビ

 

ぼくがーいーきてる このじかん

 

は ごじゅうおくいじょーのかちがあるで

 

しょう いきてーるぅだけで まーるもう

 

け これいじょうなーにがほしいというの

 

 

 

サビはリズムも音程も取りやすく、曲中で最も歌いやすいところです。

 

Aメロと同じく3行目の「いきてーるぅだけで」の「」をねっとり歌うことと、2行目と4行目の全体的に揺れていく音程だけ気をつければ大丈夫でしょう!

 

後者の揺れる音程も半音〜1音の変化幅しかないので丁寧に歌えばそれほど難しくないハズ!

 

 

 

2番Aメロ

 

ろうじんがきみにいいました それならばいのひゃくおくだそ

 

う おくさんこどももつけるから ごうていもしごともつけるから

 

さ ごじゅうねんがひゃくおくならば ねんしゅうにおくのだいふごう

 

だ でもすきなひとはじぶんでさ みつけたぁいから いらないよ

 

 

 

 

1番と同じように歌えば大丈夫です。

 

 

 

2番サビ

 

ぼくがーいーきてる このじかん

 

は ひゃくおくいじょーのかちがあるでしょう

 

いきてーるぅだけで まーるもう

 

け なんにでもなーれるいまがいいの

 

 

 

ここも1番と同じように歌えばOK!

 

 

 

Cメロ

 

どーんなゆめをえがーいてもいい

 

どーんなこいをしたーっ て

 

いい むげーんだいの かーのう せいは だーれにもゆずれなぁ~

 

 

 

Cメロの1、2行目は癖がなくて歌いやすいですが、3行目の「だーれにもゆずれなぁ〜い」でリズムが変わるのが最大の難所でありポイントです。

 

ここは原曲を聴いて覚えた気になっていても、実際に歌ってみるとガタガタなんてことがよく起こるので、何度も歌って体に染み込ませていきましょう!

 

また、その直前の「せいは」の素早く1音ずつ低くなっていく音程も難しいところで、リズムが速いと流れで歌ってしまいがちです。

 

その結果、一定の音程で歌ってしまったり、半音しか低くなってなかったりするので、しっかり音程を変える意識を持って歌うといいでしょう!

 

 

 

Dメロ

 

なんじゅっかいたちどまぁてぇも それでもぼくをあきらぁめない

 

ぼくぅがぁいきるりゆうはぼくが きめるから~

 

ぼくらがいきぃるじかぁんは けっしてやすいものじゃないから

 

こうかいしないせんたくをえぇらんでほしいの~

 

がんばろう がんばろうがーんんばれー

 

がんばろうがんばろう がーんんばぁれー

 

がんばろうがんばろう がーんんばれー

 

がんばろうがんばろう がーんんばぁれ~

 

 

 

一般的な曲と違ってCメロの後に更にガラッとリズムが変わったDメロに移行します。

そしてこのDメロが音程、リズム共に曲中で最も難しいところです。

 

最初に「なんじゅっかい」の速めのリズムから入りますが、基本的なリズムはCメロの最後と同じ。

 

ただ、2行目の「ぼくが」の走り気味に歌うところはリズムがズレるので気をつけましょう。

 

そして音程面で特に難しいのは4行目の「えぇらんで」の一瞬で1オクターブ以上低くなるところ

 

ここは一気に地声で喋るレベルまで下がるので、ガラッとスイッチを切り替える感覚でいると分かりやすいと思います。

 

別の曲を歌っている感覚みたいな。

 

それ以外ではねっとり歌って音程を変えるところが、このDメロには沢山あるのでそれも注意点です。

 

それこそ「えぇらんで」の「ぇ」もそうですし、1行目だけで見ても「まぁてぇ」と「らぁめない」などがあります。

 

どこをねっとり歌うのか、普通に歌うのかを初見で正確に歌い分けるのはほぼ無理なので、上の音程バーを確認してあらかじめ頭の中でシミュレーションしておくといいと思います!

 

で、5行目からの「がんばろう がんばろう」のところは音程も取りやすいし、リズムもゆっくりなので非常に歌いやすくなります。

 

7行目の最後でロングトーン、8行目の最後で長いビブラートをかけることだけ意識しておけば大丈夫です!

 

 

 

まとめ

 

今回は優里さんの『ビリミリオン』の解説をしました。

 

前半だけ見るとかなり歌いやすいですが、Dメロを歌うと「あーやっぱ優里さんの曲は結構難しいなー」ってなる曲です。

 

ただ、それは最後の方まで高音や一癖あるリズムが出てこないということでもあるので、全体的な印象として「やや難しめの曲」というところに落ち着くのかな、と。

 

今回挙げたポイントを意識して練習してみてください!

 

 

わからないことや質問があれば

しょう (@sho2019blog) | Twitter

までどうぞ!

 

曲のリクエストも大歓迎です!

僕もレパートリーが増えると嬉しいので!

【難易度 ★★★☆☆】『酔いどれ知らず』を100点取ったので解説します!

 

Kanaria の『酔いどれ知らず』100点取りました!

 

 

『King』でお馴染みKanariaさんが9作目にリリースしたボカロ曲です!

 

 

 

個人的にKanariaさんは、約2分前後という短い曲時間でレベルの高いボカロ曲をオールウェイズ出してくれるボカロP界の芥川賞作家的な印象を持っていますね。

 

当然のようにこの『酔いどれ知らず』もバズっていて、2023年4月現在DAMのカラオケランキングでトップ10以内に入っているという人気っぷりです!

 

そんな『酔いどれ知らず』の特徴は

 

音域はそこそこで音程の揺れも一部を除いて激しくない

音程の変化幅もそんなに大きくない

長いバーが少ないので、ロングトーンやビブラートはかけづらい

曲が短いので練習はしやすい反面、しゃくりやこぶしはかけにくい

 

の4つです。

 

個人的な印象としては単純な曲としての難しさよりも、長いバーが少なかったり、表現力に関わるしゃくりやこぶしをかけにくいなどの採点的な難しさが目立ちました。

 

なので「お!結構歌いやすいし曲も短くてラクじゃん!」と思ったはいいものの、練習を続けても意外と点数が伸びない。

 

そんな曲だと感じました。

 

ということで今回はそんな『酔いどれ知らず』の解説をしていきます!

少しでも参考になれば幸いです。

 

 

また、採点の基本的な解説は省いていくので、それを知りたい方はこちらをどうぞ

 

 

 

 

解説

初めに言っておきますが、あくまで点数をとるための解説です!

歌がうまくなるための解説ではありません。

ご了承ください!

 

赤字はマイクを近づける箇所、青字はビブラートをかける箇所、緑字ロングトーンをかける箇所になっています。

 

マイクを近づける箇所とビブラートをかける箇所が重なっている場合は紫字、マイクを近づける箇所とロングトーンをかける箇所が重なっている場合は茶字になっています。

 

 

1番Aメロ

 

ゆめがさーめた~ よいどれしーらず~

 

あらそいごーとはーよるがあけるま

 

で くたびれーては~ ひどくみーえ

 

る~ いっせんのこーえはーこえがかれるま

 

 

 

 

Aメロの最大のポイントは少し無理にでもビブラートをかけることです。

 

例えば1行目の「さーめた〜」と「しーらず〜」のビブラートなどですね。

 

これらのビブラートは音程バーがあまり長くないので他の曲では普段かけなくていいところです。

 

しかしこの曲はあまりにもビブラートをかけるところが少ないので、こうやって無理矢理にでもビブラート評価と安定性を稼いでいく必要があるわけです。

 

めちゃくちゃ上手な人はかけるところを絞ったりすると思いますが、そんな人は僕の解説なんていらないので大丈夫ですw

 

「ビブラートってかけた方がいいの?かけない方がいいの?」

 

ってぐらいの人は上の画像の通りにとりあえずかけとけばOK!

 

バーが短いので当然難しいですが、その中でもビブラート評価4ぐらいで通せば安定性もそれなりに上がります!

 

それ以外はこのAメロは音程も取りやすいですし、特に難しい要素はありません。

 

強いていうなら2行目後半と4行目最後の音程の流れが違うことぐらいですが、まあうろ覚えじゃなければ大丈夫でしょう!

 

 

 

1番Bメロ

 

うっちゃる しーあわせ ずっとさ めーない

 

で あなたの こーえに みみをかす ときまで

 

くっする たーいどで ことばさ えーなく

 

て からだを そーめーてー

 

 

 

Bメロはやっぱり2行目の「みみをかす ときまで」の部分が難しいですね。

 

ここは途中でところどころ間が空くリズムの難しさと、「みみをかす」の「」をそれまでの流れで歌ってしまって音程を外してしまう難しさがあります。

 

前者はとにかく聴いてリズムを覚えることが大切です。

 

全国平均を見る限りリズムで減点されている人も多いと思うのですが、採点ではタメより走ってしまった方が減点が大きいので気持ち遅めに歌うといいです!

 

で、音程に関しては「」だけしっかり高めに歌うこと。

 

リズムが速くて音程を意識するのが難しいという方は、「」だけ気持ち声を張る意識で歌うのもいいと思います。

 

厳密には声を張るのと高い声を出すのは全く違いますが、声域ギリギリじゃなければ多くの場合は声を大きめに出せば音程も無意識に上がるので!

 

この2つのポイントを意識して歌ってみてください!

 

 

 

1番サビ

 

そしてでーでいはられあ

 

られほうらい そーわるくないわ~ くっする さーきまでみりぐらむぅー

 

めーめいかさねがさねぞんがい そーわるくない

 

わ~ よいどれ しーらずのこいがたきーだから

 

 

 

サビは曲中で最も音程が揺れるので純粋に一番難しいところでしょう!

 

特に歌い出しの「そして」の「そ」の直前の高音から4音ガクッと下がるところと、「はられあられ」などのジグザグする音程に要注意です。

 

前者はサビに入る前に低く入る意識をもっておくといいでしょう!

 

後者はBメロと同じくリズムが速いので流れで歌ってしまいがちですが、しっかり音程を揺らすことが大切です。

 

ちなみにビブラートが苦手な方は多くいると思いますが、このジグザグした音程をもっとゆっくり長く伸ばしてみてください。

 

実はそれがすでに深いビブラートになっています。

 

最初は難しいと思いますが、コツを掴めたら大体どの曲でもビブラート評価4以上は安定するようなります!

 

ビブラートは高得点を取るために避けては通れないので、是非とも頑張って身につけてほしいですね!

 

それ以外では2行目最後の「みりぐらむぅー」の「ぅー」は原曲通りにバーが分かれていますが、音程は前の「」と同じなのでぶっちゃけ「むー」と伸ばした方が余計な事故はなくなります

 

まあこれは元々難しいところでもないので注意点というほどではありませんが!

 

 

 

2番Aメロ

 

うたのこーえは~ かずしーらず~

 

まよいこんだらそこはきみのあ

 

あ ねぇみてきーれい~ はくちゅうむろーんど~

 

いっせんをかくしてとおをはけるだ

 

 

 

 

基本的なメロディーは1番と同じですが、2行目後半から3行目までの音程が高くなっているのでそこの歌い分けは気をつけておきましょう。

 

また、4行目の「いっせんを」の音程は1番と同じではあるものの、高音から元の音程に戻す瞬間も割とミスしやすいのでそこまで気を張っておきましょう!

 

また、地味に気づきにくいですが4行目の後半も2行目の後半と同じで1番よりも高くなっているので「そうなの!?」と思った方はあらかじめ確認しておきましょう!

 

 

 

2番Bメロ

 

いっかの しーあわせ きっとは れーない

 

で あなたの そーばに みみをかす ときまで

 

くっする たーいどで ことばさ えーなく

 

て こころを そーめーて~

 

 

 

最後をビブラートに変える以外は1番と同じです!

 

 

 

ラストサビ

 

それはでーでいはられあ

 

られしょうらい ぞーわるくないわ~ くっする わーたしはいきているぅー

 

めーめいかさねがさねぞんがい そーわるくない

 

わ~ よいどれ しーらずのものがたりー

 

 

 

最後が少し変わっていますが、ほぼほぼ1番と同じように歌えば大丈夫です!

 

 

 

まとめ

 

今回はKanariaさんの『酔いどれ知らず』の解説をしました。

 

ボカロ曲というだけで「人には歌えないような曲」という印象を持ちがちですが、この曲は全然歌いやすい部類の曲です!

 

まあ音程はちゃんと高いですけども。

 

ただ音域はそこまで広くないので、オクターブやキーを下げればそれも問題なくなるハズ!

 

今回挙げた注意点、特にビブラートを強引にかけるのを意識するだけで割と点数が出やすい曲だと思います!

 

頑張ってみてください!

 

 

わからないことや質問があれば

しょう (@sho2019blog) | Twitter

までどうぞ!

 

曲のリクエストも大歓迎です!

僕もレパートリーが増えると嬉しいので!

【難易度 ★★★★★★】『Soranji』を100点取ったので解説します!

 

Mrs. GREEN APPLEの『Soranji』100点取りました!

 

 

映画『ラーゲリより愛を込めて』の主題歌として起用されている「生きること」をテーマにした曲です!

 

 

 

ラーゲリ」とはソビエト連邦強制収容所のことで、その壮絶な状況でも必死に生き延びようとする映画の内容に沿った歌詞も素敵ですよね。

 

そんな『Soranji』の特徴は

 

音域があまりにも広すぎる上に高音も低音もバランス良く使う

なので当然1音毎の音程の変化幅もかなり大きい

音程の揺れもまあまあ激しい

リズムはゆっくりで、そこだけは歌いやすい

 

の4つですね。

 

とにかく音程面、特に音域が広すぎることが特徴の曲となっています。

 

元々ミセスはそんな曲が多いですがこの『Soranji』はさらに尖っていて、「リズムはゆっくりにしといたからその分音域は広く使っとこか」という声が聴こえるようなヤバさです。

 

一般的に難しいとされる曲が

 

「リズムの難しさ A 音域の広さ A 音程の取りにくさ A 」

 

ぐらいだとしたら、この曲は

 

「リズムの難しさ B 音程の取りにくさ A 音域の広さ SS+

 

みたいな感じです。

 

似た音域の曲で言えば、King Gnu の『白日』なんかと同じ音域ですね。

 

しかもこの約3オクターブという声域の広さを、どちらに偏るでもなくバランス良く使っているのでキーを変更するのもあまり効果的ではありません。

 

なのである程度まともに歌おうとするなら、この音域を出せるように頑張るか歌い方を変えるしかないと思います。

 

その辺を考慮すると、難易度は他の曲とは一線を画す6が妥当かなと思いました。

 

今回はそんなミセスの『Soranji』の解説をしていきます!

参考になれば幸いです。

 

 

また、採点の基本的な解説は省いていくので、それを知りたい方はこちらをどうぞ

 

 

 

 

解説

初めに言っておきますが、あくまで点数をとるための解説です!

歌がうまくなるための解説ではありません。

ご了承ください!

 

赤字はマイクを近づける箇所、青字はビブラートをかける箇所、緑字ロングトーンをかける箇所になっています。

 

マイクを近づける箇所とビブラートをかける箇所が重なっている場合は紫字、マイクを近づける箇所とロングトーンをかける箇所が重なっている場合は茶字になっています。

 

 

イントロ

 

あーなーたーにーあーいーたーく

 

てー うまれーてきたーんだよー いまつーたーえーたーいんだよー わたーしはーぁただ~

 

わたーしはーぁまだー

 

 

 

まず最初にこの曲全体を歌う際の最大のポイントから説明しておきましょう。

 

この曲で大切なことは「あらかじめどこで裏声を使うか」を決めておくことです。

 

例えば原曲では1行目から2行目にかけての「たーくてー」や、2行目の高音などで裏声を使っているわけですが、別にその通りに歌わないといけないわけではありません。

 

裏声は高い音を出しやすい反面、慣れていないと地声から切り替える瞬間がぎこちなくなりますし、細い声になって安定性が削られる可能性もあります。

 

なので原曲とは違いますが、裏声を使わなくても歌えそうなところは地声で歌うのがオススメです。

 

ちなみに僕は2行目中盤の「えーたーいんだよー」のところだけ裏声を使って、他は全部地声で歌っていました。

 

ただ、人によっては3行目の「わたーしはー」らへんもキツい場合もあると思います。

だからこそ「どこを裏声にするか」というのを自分に合わせて決めていくのが大切です。

 

その時その時で判断するよりも確実にそっちの方が落ち着いて歌えます。

 

まあ裏声でも届きにくい音程も後で出てきますが、それ用の対策はその時にします!

 

で、ここからはこのイントロ部分の音程の解説をしていきますが、何と言っても2行目がブチ抜けて難しいです。

ていうかイキナリ最難関ポイント候補です。

 

「うまれー」から「てき」にかけて1.5音、そしてそこから次の「たーん」にかけて2.5音と音程の変化幅が大きくなっているので、それぞれの音程の違いを意識して歌いましょう

 

そして次の「いまつーたーえーたーいんだよー」は「いまつーたー」までは先程の音程と一緒ですが、次の「えー」からグッと高くなります。

 

ここは最後の「よー」が先程の歌い終わりと違ってあまり低くならないので同じように歌わないようにしてください。

 

この一連の流れは音程が変わっていくスピードも速くて非常に難しいので要練習です!

 

 

これは余談ですが、初めて聴いた時最後の「私はまだ」のところが「私はあなた」に聞こえて、「これは自分に残っているかすかな希望が、自分自身を励ましている曲なんだなー」って勘違いしてましたw

 

まあその勘違いは歌詞を見ながら曲を覚えようとした時に解けたわけですけど、でも改めて思うとそういうの見方をしても結構エモくないですか...?

 

 

 

1番Aメロ

 

はーじまりのー あさ~ぁがくるー

 

たかーらものをー さが~すけどー

 

いつーのまにかー すぐそ~ばにあるーことー

 

 わすーれてきょうもー うか~んでます

 

おーもいではー あるいて~きたあかーしだとー

 

こーのきずがー おしえ~てくれる

 

あたーりまえにー すすんーでゆくみーんなー

 

 ついーていこうとー がんば~っ て

 

ます

 

 

 

Aメロは低音が特徴で、それがかなり苦手だという人も多いのではないでしょうか。

 

しかもサビが高すぎるせいでキーも上げにくいので、ぶっちゃけ最低音が出ない程度なら端から諦めるのもひとつの手です。

 

下手にAメロに合わせてサビが歌い辛くなる方が結果的に損をすることが多いので!

まあそこら辺は自分の出せる声域と要相談って感じですね。

 

そして音程を合わせる上での難しいポイントはサビの「はーじまりのー」の「まりのー」の音程です。

 

ここもイントロと同じで「」の音にかけて1.5音、その次の「りのー」にかけて3.5音と、音程が変わる幅が大きいので注意です。

 

そして最も気をつけないといけないところは2行目の「たかーらものをー さ」までの音程で、ここは前の行と同じ音程の変わり方ですが地味に半音高くなっています

 

実際歌ってて「謎に音程外れるなー。なんでなんだろう?」となっていたんですが、それは1行目と同じ音程で歌っていたからだとかなり後で気づきました。

 

そうならないように気持ち高めに歌うことを覚えておいてください!

これは6行目も同じです。

 

それ以外では4行目の「わすーれてきょうもー」と8行目の「ついーていこうとー」の揺れる音程も結構難しいです。

 

特に低くなる音の調整が難しいので前者だと「れて」と「もー」、後者だと「てい」と「とー」の音に気を遣って歌うといいでしょう!

 

 

 

1番Bメロ

 

よごれながらー およーぐせいーのなーかでー

 

まぁよくーぞこーこまでー だいーじにし

 

てー かかえてー これ~ましたねー

 

 

 

BメロはAメロと同じで低音パートですが、Aメロのように気づきにくい難所はなく、シンプルに最初の「よごれ」や2行目の「よくーぞ」、3行目の「これ〜」などの急にグイッと高くなる音が難しいです。

 

これらの音程は高くなる音につられて前の音も高く入ってしまいがちなので、歌い出しの音をしっかり低く入る意識でいるといいでしょう!

 

それ以外は「かかえてー」のジグザグした音程の変化幅が1.5音と比較的大きいのでしっかり揺らすこともポイントです。

 

 

 

1番サビ

 

まだーきーえーちゃーいーなーいよーちっ ちゃーなーき ぼーう

 

 なんとーかーしーんじてー しんーじてー ほ

 

しいー うーらーぎーりぃがーつーづーこう

 

 たいせつがー こわーれようとー なんとーかーいーきてー いーきてー ほ

 

しい ありえないほーぉどにー きりがないほーんと

 

にー むだがないほーぉどにー われらはとーうとい~

 

 

 

問題のサビですね!

 

まず前提の話として1行目の最後らへんの音程よりも2行目、3行目の高音の方が音程は高いです。

まあ聴いたことがある人なら分かると思いますが。

 

じゃあなぜ見た目は前者の方が高く見えるのかというと、音程バーは画面を占有しすぎないように基準の音を決めてそこからどれだけ高いのかor低いのかを表示するので、見た目上は「おい!1行目の方が2行目より高いじゃねぇか!」ということによくなります。

 

音程バーに惑わされないように、あらかじめ原曲やガイドメロディーを聴いて音程の流れぐらいは把握しておきましょう!

正確な音程は何度も歌いながら合わせていけばいいので!

 

そしてサビの最大の問題はやはり3行目の「うーらーぎーりぃがー」の高音が裏声でもかなり辛いということですよね。

 

まあでもこれはぶっちゃけかなりどうしようもないです。

 

頑張って出せるようになるか、Aメロの低音に余裕があれば可能な限りキーを下げることぐらいです。

 

「じゃあ諦めろってことかよ!」

 

という声が聴こえてくるようですが、音域が広い曲というのはどうしてもそうなりがちなのです。

 

そこで!

若干裏技というかズル技みたいな技も紹介しておきます!

 

その方法とは「曲のある一部分だけオクターブを下げる」ことです。

 

あなたは難しい曲に挑戦したはいいものの、サビが高すぎてそこだけオクターブを下げてしまったり、疲れてしまって思わずラストサビだけオクターブ下で歌ったことはありませんか?

 

それを戦略的にわざとやるというわけです。

 

例えばこの曲ならあらかじめ「サビの2行目から終わりまでだけオクターブ下で歌う」と決め込んでいるとかなり楽に歌えるハズです。

 

声域はカバーできないけどどうしても高得点を目指したい方はこういう方法もあります!

 

で、それに付随した話をすると、もしサビをオクターブ下で歌う場合は、「ほーぉど」「ほーんと」「とーうと」などの5行目からの長いバーは全てビブラートにするのがオススメです!

 

というのもこれらの音をそのまま伸ばしてしまうとロングトーンの判定になってしまうからです。

 

ロングトーンはイントロでかけた1箇所のみで留めるのがオススメなので、ここはできるだけ伸ばしたくないというわけですね。

 

「え?でも君の解説では伸ばしてるけど...」

 

と思う方もいるでしょうが、実はこのロングトーン判定は長いバーを伸ばさずに早めに区切ることでも回避できます

 

高音のビブラートは低音に比べてかけにくいので、原曲キーならそっちの方がオススメという意図で上の音程バーではそう表記しています!

 

まあ当然できる方は原曲キーでビブラートをかけてもいいので、そこら辺はお好みでって感じです!

 

そしてここからは音程を合わせづらいポイントの紹介です。

 

まず、最初の「まだーきーえー」までの階段状に高くなる音程。

 

ここは規則的に上がるのかと思いきや、「」から「だー」にかけて2音、次の「きー」にかけて1.5音、次の「えー」にかけて2音と若干ずれている上に音程の変化幅もやや大きいので思っている以上に合わせにくいです。

 

なので階段状に流れで歌うんじゃなくて、それぞれの単音を合わせるような感覚で歌うといいと思います!

 

それ以外では5、6行目のそれぞれのフレーズの歌い出しの違いに要注意です。

 

5行目の「ありえない」の「」と6行目の「むだがない」の「む」は思いっきり低く入ります。

 

ですが5行目の「きりがない」の「」は直前の「にー」と同じ音程で、6行目の「われらは」の「わ」は「ありえない」と「むだがない」の2音目と同じ音程になっています。

 

「2フレーズ目だけめっちゃ高いから裏声を使う」

 

の他にもこれらの違いに気をつけて歌ってみてください!

 

 

 

2番Aメロ

 

さーみしさのー かい~ぃはないー

 

ゆきーもいつかー はとけ~るけどー

 

とりーのむれはー あすへ~ととびーたつー

 

がー わたーしはきょうもー ちいさく なっ て

 

ます

 

 

 

1番と同じように歌えば大丈夫です!

 

 

 

2番Bメロ

 

ゆらりゆれながらー うぶーごえーがきこーえ

 

るー くりーかえーしてるー はるー だいーじにしてー

 

かたーりついてー くれ~ましたかー

 

 

 

最初の「ゆらり」を早めに入ること以外は基本的には1番と同じように歌えば大丈夫です!

 

 

 

2番サビ

 

まだーつーたーえーてーなーいよーきょうのー ぶんのだいすーき

 

 みらいでーもかわーぁらず とどけらーれます よにー

 

こーのーよーがぁおーわーるーそのひ

 

 あしーたぁのー よてーいをたてぇ

 

よう そうやっていーきてー いーきてーみ

 

よう ありえないほーぉどにー きりがないほーんとにー

 

むだがないほーぉどにー われらはとーうと

 

いー ふみしめるだーいちにー かさなるはあーいろ

 

にー ありえないほーぉどにー きりがないほーん とにー

 

 

 

4行目の「よてーいを」の音程が1番よりも高くなっていて難しくなっています。

 

また、その後の「そうやって」の音程もやや高くなっているので、そこまでは高めで歌う意識でいましょう!

 

後は後半のフレーズが2倍に増えていることが1番と違うところですが、細かいところは微妙に違うものの基本的には同じフレーズをもう一度歌えばいいだけなので改めて何か言うところはありません!

 

強いて言うならイントロで述べた「どこを裏声で歌うか」をちゃんと決めておくことですかね。

 

特に「ありえないほーぉどにー」のフレーズは地声でも歌えないことはないけど、それでもやっぱり高いぐらいの音程なのでどっちで歌うかを決めておくといいでしょう!

 

 

これは個人的に思っていることなんですけど、ミセスの曲って集中して聴いている最中に「うわっ!声高っ!凄っ!」ってなる瞬間ないですか?

 

「あーいい曲だなー」って曲に浸っている途中に、物凄い高音で「大森さん凄っ!」って現実に引き戻される感じ。

 

あの瞬間結構好きですw

 

 

 

ラストサビ

 

まだーけーしーちゃいけーなーいよーちっ ちゃーぁな き ぼーう

 

 まよーわーずーしーんじてー しんーじてー ほしい

 

くーらーやーみぃがーつーづーこう

 

 あなーたぁをー さがーしていたいー だーかーらーいーき

 

てー いーきててー ほしい ありえないほーぉどにー

 

きりがないほーん とにー めくるめくせーかいー

 

にーひざをかかえーてたりー だれしもどーこかにー

 

よわさがあーるよにー むだがないほーぉどにー われらはとーうとい~

 

いっ ぽーずつでいーからさー

 

なにーげーなーいきょうをただ あいーしてー ほしい

 

ずたずたになっ たしんもほらー

 

あすへとはなをさかーすから つなーいでー ほしいー

 

 

 

ラストサビは転調してこれまでのサビから半音高くなっています

 

「これ以上高くなんのかよ...」

という感じですがそれがミセスです。

 

特に3行目から4行目の「さがーしていたいー」までのところはこの曲の最難関候補ですね。

 

音程の変わり方自体は今までと変わりませんが、「くーらーやーみぃ」の「やー」と「さがーしていたいー」の「がー」の曲中最高音を筆頭にこれまで以上に高音の暴力で襲われます。

 

それとその後の「だーかーらー」の「だー」もこれまでより高めに歌うのでそこも注意しておきましょう!

 

そして新しく追加された後半4行は原曲ではハモリ部分ですが、一応DAMのガイドメロディー的には低音パートを取っているみたいです!

まあハモリなので高音でもいいんですけど。

 

ここは基本的には歌いやすいですが、2〜4行目の歌い出しから2音目にかけて1オクターブ高くなるところはかなり難しいので、歌い出しをしっかり低く入ることだけは意識しおきましょう!

 

それとこれは低音パート単体で見た難しさではありませんが、「とーうとい~」までの高音から急に低音に変わるため、その高低差のせいで音程をピタッと合わせるのが難しくなっている点も要注意です。

 

低音パート最初の「いっ ぽーずつ」の音程はしっかり覚えておきたいところ!

 

 

 

まとめ

 

今回はミセスの『Soranji』の解説をしました。

 

リズムは緩やか、音程の揺れはそこそこ、音域はぶっ壊れ

そんな曲です。

 

普通に歌おうとすると、まず間違いなくほとんどの方は無理だと思います。

 

なので原曲よりも裏声を多めに使ったり、最悪低音を捨ててキーをサビ用に設定するのもいいと思います。

 

それか上でも述べた通り、サビだけオクターブを下げるなどの抜け道も視野に入れてもいいでしょう。

 

とにかくめちゃくちゃ難しい曲なので焦らず一歩ずつ練習を重ねていく気持ちでいるといいと思います!

 

高得点目指して頑張ってください!

 

 

 

わからないことや質問があれば

しょう (@sho2019blog) | Twitter

までどうぞ!

 

曲のリクエストも大歓迎です!

僕もレパートリーが増えると嬉しいので!

【難易度 ★★★★☆】『ギターと孤独と蒼い惑星』を100点取ったので解説します!

 

結束バンドの『ギターと孤独と蒼い惑星』100点取りました!

 

 

アニメ『ぼっち・ざ・ろっく!』第5話の劇中歌ですね!

 

ライブに出るためのオーディションで歌われた曲で、「ざ・ぼっちちゃん」という感じの卑屈さと、それをラスサビで裏返すカッコ良さが特徴の曲です!

 

単純にカッコいいだけじゃなく、自分の弱さを叫ぶところが「これぞロックの姿だよな!」と思ったりします。

 

そんな『ギターと孤独と青い惑星』は

 

音域が広く、音程もかなり揺れる

音程の変化幅も大きめ

リズムはキャッチーで覚えやすいが、サビの速いリズムは覚えたとしても歌うのが難しい

長いバーが少ないのでビブラートがかけにくい

 

の4つで、全体的に難しい要素満載の曲となっています。

 

特に音域に関しては低音と高音がバランスよく使われているので、ちゃんと表記通りに難しいです。

 

唯一の救いはAメロとBメロのリズムが比較的ゆっくりなので、音程さえ覚えれば割と合わせやすいことぐらいですね。

 

サビはちょっと次元が違う難しさがあるので、元から完璧は目指さない方が気持ち的に楽かなと思います!w

まあ結局は熱量次第ですけども!

 

ということで今回は結束バンドの『ギターと孤独と蒼い惑星』の解説をしていきます!

少しでも参考になれば幸いです。

 

 

また、採点の基本的な解説は省いていくので、それを知りたい方はこちらをどうぞ

 

 

 

 

解説

初めに言っておきますが、あくまで点数をとるための解説です!

歌がうまくなるための解説ではありません。

ご了承ください!

 

赤字はマイクを近づける箇所、青字はビブラートをかける箇所、緑字ロングトーンをかける箇所になっています。

 

マイクを近づける箇所とビブラートをかける箇所が重なっている場合は紫字、マイクを近づける箇所とロングトーンをかける箇所が重なっている場合は茶字になっています。

 

 

1番Aメロ

 

とーつぜんふるゆうーだーち あーぁー かさー もなー いやーいやー

 

そーらーのーごーきーげーんーなんかーしーらな

 

いー きーせつのかわりめーの ふ くーはー なにー きりゃー いいーんだろー

 

はーるーとーあーきーどーこーいっ ちゃっ たーんだよぉー

 

 

 

Aメロは1行目の「だーちー あぁー かさー もなー いやー」と3行目の「ふ くーはー はにー きりゃー いいーん」のジグザグに揺れる音程が最大のポイントです。

 

曲調がアップテンポで丁寧に歌うのが難しいと思いますが、ここは音程の変化幅が1.5音と大きめなのでしっかり揺らす意識を持って歌ってください!

 

それ以外では2行目と4行目の歌い出しの音から2音目にかけて1オクターブも高くなるところが難しいです。

 

このような純粋な音程の難所は単純に合った、合わせられなかっただけじゃなくて「歌い出しはもっと低く入るのか」とか、「2音目はもう少し高めか!」など、今の自分の感覚と実際の音程の違いを確認しながら歌うと効率良く練習できるのでオススメです!

 

 

 

1番Bメロ

 

いーきもー できーないー じょうーほうのーあーつーりょ

 

くー めまーいのー らせーんだー わたーしーはーどーこーにい

 

るー こんーなにー こんーなにー いきーのーお とーが すーるーのーにー

 

へーんだねー せ かーいのーおーとがー しーなー

 

いー

 

 

 

Bメロは何といっても低音がポイントで、中でも1行目の「じょうーほう」の「じょ」の音が特に低いです。

 

そして男性はほとんどの場合オクターブ下で歌うと思うのですが、そうなった時この低音が地獄になります。

 

なのでオクターブを下げて歌う場合は同時キーも上げるのがオススメです!

実際僕もオクターブ下で歌っていたのですが、キーを5つも上げて歌っていました。

 

それでも「若干低くて歌いづらいなー」と感じることが割とあったのでもっと上げても良いぐらいかもしれません。

 

まあこの辺は個人差があるので実際に歌ってみて微調整をしてみてください!

 

 

 

1番サビ

 

たりないたりないだーれーにーもーきーづーかーれー

 

ない なぐりがきみたいなおと だせないじょうたいでさーけーんーだー

 

よー あーりーのまま なんて だーれーにーみーせー るーん

 

だー ばーかーなーわたーしはうーたうーだけー

 

ぶーちーまーけちゃーおうかー ほしーにー

 

 

 

サビは高音が特徴ですね!

 

ただ最も難しいところはその高音ではなく、2行目の揺れまくる音程です。

 

覚えていく段階で「あーここ難しそうだなー」って思いながら聴いていましたが、そのイメージ通りに、ここが曲中最難関のポイントとなります。

 

ここを歌う際に最も大切なことは「なぐりがきみたい」の「きみたい」をとにかく頑張ること。

 

「思いっきり低く入る→2.5音高くなる→1音高くなる」

 

という具合に素早く大きく音程が変わるのでかなり忙しい上に、ここが2行目の7割ぐらいを占めるので向き合う他ありません。

 

まあ逆に言うならこの音程の流れさえ覚えれば、その繰り返しで7割ぐらい合うということでもあるので、何度も練習して音程の感覚を覚えていきましょう!

 

ただ1番限定の話として「だせない」の「だ」だけ低く入らないので余裕があれば意識して歌うと◯です。

 

この2行目は完璧に合わせるのは非常に難しいので金色で通ればかなり上出来と思っていいでしょう!

 

それ以外では3行目の「るー」などを中心とした高音が、オクターブを下げない場合は普通に難しいです。

 

とはいえ音程の変化はそこまで忙しくないので声が出るかどうかが最大のポイントになります。

 

なのでパッと楽に歌いたいならキー下げるのがオススメです。

 

「原曲キーで頑張りたい!」という方は、月並みですが喉を閉めるんじゃなくて開くことと、声を頭の先から出すようなイメージで歌うと高音が出しやすくなるので試してみてください!

 

 

 

2番Aメロ

 

えーりくさぁにはり かーえーるさぎょう もなん となー くなーんだー

 

か けーたーつーめーをーすーこーしーさーわぁ

 

るー はんけいさんびゃくみーりーのーからだー でひっ しにー ないーてるー

 

おんがくにーとっ ちゃーこーこーがーちーきゅーだぁ

 

なー

 

 

 

基本的には1番と同じように歌えば大丈夫です。

 

ただ完全に一緒というわけではなくて、1行目の「えーりく」の「」と「さぎょう」の「」で低くなることと、3行目の「さんびゃく」の「」で低くなるところは変わっているので完璧に合わせたい方は意識しておきましょう!

 

 

 

2番Bメロ

 

くーきをー にぎーぃてー そーらーをーなーぐーる

 

よー なんーにもー おきーないー わたーしーはーむーりょーく

 

だー だけーどさー そのーてでー このーてーつーをーはーじーいーたーらー

 

なーにかがー かーわーぁてー みーえたー よーうー

 

なー

 

 

 

ここも先程のAメロと同じように1番と同じように歌えば大丈夫です。

 

ただこれまた先程のAメロのように少しだけ変わっていて、1行目の「にぎーぃてー」の「」が高くなっていること、それから「そーらーをー」の初めの低音がなくなっています。

 

つまり1番と比べると低音地獄が少し緩和されているということで、単純な歌いやすさだけならこっちの方が楽だと思います。

 

この1番との違いだけ意識しておいてください!

 

 

 

2番サビ

 

まぶしいまぶしいそーんーなーにーひーかーるーなー

 

よー わたしのださい かげが よりいーろこくなぁてーしーまうだー

 

ろー なんでーこんなーあつくーなっ ちゃっ てんだーとー まーん

 

ない ばーかーなーわたーしはうーたうーだけ~

 

うーるーさーいんーだぁてー しんーぞう

 

 

 

ここは1番で書いたように2行目の「よりいー」の「よ」が低くなっていること以外は同じように歌えば大丈夫です。

 

 

 

Cメロ

 

あーおいー わーくーせーいーひーとーりぼーぉ

 

ちー いっ ぱいのー おーとーをーきーいーてーきたー

 

まーわー りーつーづーけーてーいーくおーく

 

ねん いっ しゅーん でーもーいーいーかーら~ぁ~

 

きーいーてー きーけーよー

 

 

 

Cメロはリズムがゆっくりで比較的歌いやすいところです。

 

ただ、2行目の「おーとーをーきーいー」などの低音と、3行目最後の「おーく」などの高音が混ざっていて使う声域はかなり広いです。

 

その中で特にミスしやすい音程は徐々に変化していく途中の変化幅が大きい音です。

 

例えば1行目の「わーくーせーいーひーとーり」のところは段々と低くなっていきますが、その中の「せー」と「とー」は他と比べて前の音から低くなる幅が大きいです。

 

また、4行目の「でーもーいーいー」は段々高くなっていきますが、「もー」の音は最初の「でー」から2.5音高くなっていて他よりも変化の幅が大きくなっています

 

このような流れで歌いがちなところに難所が紛れているので、雑に歌わないようにしましょう!

 

 

あとこれは完全な余談ですが、内気なキャラが最後の「聴けよ」みたいな感じで内面を爆発させるのベタですけどめっちゃ好きなんですよね。

 

わかりません?

 

 

 

ラストサビ

 

わたしーわたしーわーたーしーはーこーこーにーいー

 

るー なぐりがきみたいなおと だせない じょうたいでさーけーんーだー

 

よー なんかになりたいなりたいなーにーもーのーかー でー

 

いい ばーかーなーわたーしはうーたうーだけ~

 

ぶーちーまーけちゃーおうかー ほしーにー

 

 

 

音程の変わり方は今までのサビと変わりませんが、転調して全体的に音程が半音高くなっています

 

なのでこれまでよりも気持ち高く歌いましょう!

 

また、3行目最後の「でー」と4行目の「わたーし」の「わ」が曲中最高音となっているので、キーを設定する際はここを基準に決めていけばいいですね!

 

 

 

まとめ

 

今回は結束バンドの『ギターと孤独と蒼い惑星』の解説をしました。

 

リズムは分かりやすく、そのおかげもあって歌は覚えやすいですが、なんせ速いので覚えた状態であっても結構置いていかれがちです。

 

そして音域も広いので「ザ・音程を取るのが難しい曲」という印象の曲だと感じました。

 

とはいえサビの低音以外は滅茶苦茶な難しさではないので、どこも難しすぎて歌えないなんてことはないと思います。

 

実際、サビがガタガタでもそれ以外が良ければ音程85%ぐらいは取れますし、それで総合95点点ぐらいも取れるので、そこら辺が目標ならサビはある程度捨ててもいいかもしれません!

 

今回挙げたポイントを意識して練習してみてください!

 

 

 

わからないことや質問があれば

しょう (@sho2019blog) | Twitter

までどうぞ!

 

曲のリクエストも大歓迎です!

僕もレパートリーが増えると嬉しいので!

【難易度 ★★☆☆☆】『片想い』を100点取ったので解説します!

 

GENERATIONS from EXILE TRIBE の『片想い』100点取りました!

 

 

EXILEのATSUSHIが作詞したGENERATIONSの恋愛ソングです!

 

ありがたいことにリクエストを頂きましたので練習してきました。

 

その時に感じたこの曲の印象は

 

音域はそこそこ広いが、音程はあまり揺れない

音程の変化幅は割と大きめ

微妙な長さのバーが多く、ビブラートをかけるところはちゃんと決めた方がいい

リズムはゆっくりで歌いやすい上に覚えやすい

 

の4つですね!

 

リズムや音程は取りやすいのでかなり歌いやすい曲だと感じました!

 

ただ3つ目の微妙な長さのバーが多いのが少し厄介で、短くビブラートをかけようとした結果中途半端な揺れになってしまい、安定性が減点されるということが結構起こり得ます。

 

なのでちゃんと長いバーだけビブラートを狙って、それ以外は逆にかけないように我慢するのが割と大事だったりします。

 

という具合で今回はGENERATIONSの『片想い』の解説をしていきます!

少しでも参考になれば幸いです。

 

 

また、採点の基本的な解説は省いていくので、それを知りたい方はこちらをどうぞ

 

 

 

 

解説

初めに言っておきますが、あくまで点数をとるための解説です!

歌がうまくなるための解説ではありません。

ご了承ください!

 

赤字はマイクを近づける箇所、青字はビブラートをかける箇所、緑字ロングトーンをかける箇所になっています。

 

マイクを近づける箇所とビブラートをかける箇所が重なっている場合は紫字、マイクを近づける箇所とロングトーンをかける箇所が重なっている場合は茶字になっています。

 

 

1番Aメロ

 

きみのかおがくもーぉーてぇーいるー

 

ただそれだけーでいーちーにーちがー

 

つまらなくなーぁてーしーまーあぁてー

 

しんぱーいぃーばかぁりーしてーいるーんだ~

 

 

 

Aメロは音程のポイントはほぼありません

 

強いて挙げるとすれば歌い出しの音程が3種類あって少し難しいのと、1行目の「てぇー」や3行目の「あぁ」、4行目の「いぃー」と「かぁ」などのねっとり歌うところは、しっかり音程も変えてあげる必要があることぐらいですね!

 

ではどこがポイントなのかというと、上で書いたようにビブラートをあえてかけないところです。

 

詳しく書くと1行目最後の「るー」と3行目最後の「てー」のところですね。

 

僕自身、最初はビブラートをかけていましたが、どうにも安定性が噛み合わなかったので微妙な長さのバーを全て普通に歌うと良くなりました!

 

このようにビブラートをかけようとしすぎて逆に安定性が欠けることもあるので、ビブラートの評価や秒数はちゃんと入っているのに安定性がイマイチという方は一度見直してみるといいでしょう!

 

 

 

1番Bメロ

 

すきなえいーがをーすーすーめてー

 

かんそーうをーききたーくてーかえりーみちー はなーしかーけーたーぁ~

 

それくらいーしかーかーいーわがー

 

いまはーみつーかーらーないぃー

 

こんなーじかんがーこれーから どーれーくら~い つづーくのだぁろうー

 

 

 

BメロはAメロよりも音程を取るのが難しく、個人的に曲中で一番厄介な箇所だと思います。

 

その中でも難しいのが4行目の「じかんがー」の段々とと低くなっていくところと、「これーから どーれー」のグッと高くなった後にかなり低くなるところです。

 

ここだけは他と比べて格段に難しいので丁寧に音程を合わせていきましょう!

 

そしてここも2行目最後の「ぁ〜」と4行目の「くら〜い」以外はビブラートをかけなくてOKです!

 

 

 

1番サビ

 

きみーとーめがあーったーときぃー すぐーにーめをぉそらーしてぇー

 

まどのそとー みてたよなー ふりーをーしてぇしま~

 

ゆるーされるぅことーならばぁー いまーおもいをうちあけたいぃー

 

いーまーはまだ~ かなーわぬーこいぃ~

 

 

 

サビのポイントは何と言っても1〜3行目の最初は低く入って2音目で高くなるところですね。

本当にここだけと言ってもいいぐらいです。

 

ここは音程の変化幅が4.5音〜5音とかなり広いものの、実は1音目の音程は全部同じなのでそこの感覚さえ掴めれば2音目を意識するだけで大丈夫な状態になります。

 

見た目ほど難しくないので落ち着いて歌いましょう!

 

また、サビはビブラートの注意は必要ないぐらいシンプルなので普通に歌っていれば大丈夫でしょう!

 

 

 

2番Aメロ

 

きみにあえるひのーあーさぁーぁはー

 

まるでちがーうよーあーけ~

 

めをさましてーからーずーぅぅーとぉー

 

ふくをーえらーんだぁりーしてーいるーんだ~

 

 

 

基本的には1番と同じですが、4行目の「してーいるー」の「し」の音程が低くなっていないことだけ注意してください!

 

 

 

2番Bメロ

 

ぼくのすべーてがー きーみでー

 

つつまーれてーゆぅくーことーかーらーだじゅー かんーじてーいーるぅ~

 

こんなふうーぅにーやーさーしいー

 

きーもーちでーいーれーたらぁーそれをーきみーがーどこーかで

 

みてくーれて~ いれーばーいいぃのにー

 

 

 

1番と同じように歌えばOKです!

 

 

 

2番サビ

 

きみーにかけるひとーことをぉー かんーがーえているじーかんがぁー

 

ぼくのきょうー いちにちをー うめーつーくしぃてく~

 

それーでーおわぁてしまってもぉー

 

いまーはただ そのーことがぁー うーれーしいと~ おもーえるーんだぁー

 

 

 

ここも基本的には1番と同じように歌えば大丈夫ですが、3行目の歌い出しを低く入らないことだけ意識しておきましょう!

 

 

 

Cメロ

 

つぎのーはるーがーく~ぅればぁぁー

 

べつべーつのーみちをーあるーくーこと~になるぅー

 

でもまだーきもちーをーつたーえーる~

 

ゆうーきがーないい~

 

 

 

Cメロということで初めてのメロディーですが、ここは非常にシンプルで1行目最後の「ばぁぁー」の音程が難しいことと、2行目の「こと〜」でビブラートをかけることだけ意識すれば大丈夫だと思います。

 

ビブラートに関しては「え?もうちょっとゆとりがあるところでかけた方がよくない?」と思うかもしれませんが、この長さのバーをそのまま伸ばしてしまうとロングトーンの判定になってしまうので、それを防ぐためのビブラートです。

 

それ以外にも「こと になるぅー」という感じで無理矢理早めに区切ることでもロングトーンを回避することができます

 

この早めに区切る方法は声が揺れるのを防いで、安定性が減点されにくくなるといううま味もある採点的に非常にありがたいテクニックなので、聴き心地や原曲のように歌いたいというこだわりがなければ要所要所で使ってみることをオススメします!

 

 

 

ラストサビ

 

きみーとーめがあーったーときぃー すぐーにーめをぉそらーしてぇー

 

まどのそとー みてたよなー ふりーをーしてぇしま~

 

ゆるーされるぅことーならばぁー いまーおもいをうちあけたいぃー

 

いーまーはまだ~ かなーわぬーこいぃ~

 

いーまーはまだ~ かなーわぬーこいぃ~

 

 

 

4行目に「こいぃ〜」の「」が高くなっているフレーズが追加されていること以外は1番のサビと全く同じです!

 

 

 

まとめ

 

今回はGENERATIONSの『片想い』の解説をしました。

 

最初にも書いたように、楽な要素が揃っていてかなり歌いやすい曲だと感じました。

 

とはいえ音程やリズムが取れているだけだとどう頑張っても95点ぐらいから伸び悩むと思うので、そうなったら今回挙げたように安定性やビブラートをかける箇所に気を遣ってみるといいでしょう!

 

高得点を目指して頑張ってください!

 

 

 

わからないことや質問があれば

しょう (@sho2019blog) | Twitter

までどうぞ!

 

曲のリクエストも大歓迎です!

僕もレパートリーが増えると嬉しいので!

【難易度 ★★★☆☆】『転がる岩、君に朝が降る』を100点取ったので解説します!

 

ASIAN KUNG-FU GENERATION の『転がる岩、君に朝が降る』100点取りました!

 

 

2008年にリリースされたASIAN KUNG-FU GENERATION 通称アジカンの曲ですね!

 

アジカンは僕も世代ではあったのですが、『リライト』や『ソラニン』などの超メジャー曲や、BLEACHのオープニング曲だった『アフターダーク』ぐらいしか知りませんでした。

 

ですがあるきっかけでこの曲を知りまして、「超いい曲じゃんこれ!もっと早く聴いとけば良かった!」ってなりました。

 

まああるきっかけていうのは絶賛超バズり中のアニメ『ぼっち・ざ・ろっく!』なんですけどもね!

 

評判に違わずめちゃくちゃ面白かった!

 

まあこれは本題から逸れるので詳しくは語りませんが、もし未視聴でしたら是非観ることをオススメします!

 

そんな15年経ってまた大注目されているこの『転がる岩、君に朝が降る』の特徴は

 

音域はそこそこ広く、音程も結構揺れる

グッと高くなる音が目立つが、基本的には音程の変化幅は小さい

Cメロがやたら難しい

メロディーのパターンが少なくて覚えやすい

 

の4つですね!

 

難しいところあり、でも易しいところもありで難易度としてはぼちぼちといったところ。

 

サビの高低差が目立ちますが実はそれ以外が結構難しくて、初めに言っておくとCメロがこの曲の一番のポイントとなっています。

 

また、他の曲でいうBメロがないのでかなり覚えやすいのは楽な点ですね。

 

ということで今回はアジカンの『転がる岩、君に朝が降る』の解説をしていきます!

少しでも参考になれば幸いです。

 

 

また、採点の基本的な解説は省いていくので、それを知りたい方はこちらをどうぞ

 

 

 

 

解説

初めに言っておきますが、あくまで点数をとるための解説です!

歌がうまくなるための解説ではありません。

ご了承ください!

 

赤字はマイクを近づける箇所、青字はビブラートをかける箇所、緑字ロングトーンをかける箇所になっています。

 

マイクを近づける箇所とビブラートをかける箇所が重なっている場合は紫字、マイクを近づける箇所とロングトーンをかける箇所が重なっている場合は茶字になっています。

 

 

1番Aメロ

 

でーきーれーばーせかーいをぼーくはー ぬりかーえたーい

 

せんそうをなくーすよなーだいそーれたー ことーじゃなーい

 

だーけーどーちょーっとー それーもあーるよな~

 

はいゆうやーえーいがすたーにはなーれない

 

それどーころかぁー き み の まーえでさーえもじょうずにー わらーえなーい

 

そーんーなーぼーくにー すべーはなーいよなー

 

あ~

 

 

 

Aメロは2つのポイントがあって、ひとつは6行目の「そんなぼーく」の「ぼー」の裏声ですね。

 

この音が曲中最高音で、前の「な」から3.5音も高くなっています。

しかもその次の「く」には1オクターブと更に大きく低くなっています。

 

この一連の音程はどれもミスしやすいので、他の音よりも丁寧に歌うことを意識しましょう!

 

そしてふたつめのポイントは2行目の「なくーすよなー」の「なー」の音です。

 

ここを意識して歌うことはそんなにないかなと思うのですが、実は他の似たフレーズよりも1音高くなっているのがミソです。

 

例えば1行目の「せかーいを」のところや4行目の「えーいがすたー」、5行目の「まーえでさーえ」のところなどは最初の音が高いことはありますが、途中で高くなることはありません。

 

その影響で途中を平坦に歌ってしまいがちなので気を付けてください!

 

ただ、これは意識して歌うことができればすぐに改善できるポイントなので、慣れるまではそこにも注意を向けて歌うといいでしょう!

 

 

 

1番サビ

 

なにをまちがっ たそーれさえもー わからないん

 

ろーりん ろーりん はじめからもっ てなーいの

 

にむねがーぁーいたんだーぁ~ ぼくらはきっとこーのさきもー

 

こころからまっ てろーりん ろーりん いてつくじめん

 

をこーろがるようにーはしりだしたーぁー うぉぉぉぉ~

 

 

 

サビは音程が変わるところとそうでないところがハッキリ分かれています。

 

最も特徴的なのが1行目の「そーれさえもー」の「そー」や、2行目の「なーい」の「なー」などの途中でグッと高くなる音程ですね。

 

この音はBメロの裏声よりも半音低い音で、曲中最高音ではないですがそれでも結構高いです。

 

原曲のように地声で激しく歌った方が抑揚もつきやすくていいのですが、それがキツいという方は無理せずここも裏声で通して全然OKです!

 

「前半は大丈夫だったけど後半辛くなってきたからラスサビは裏声にしよう」

 

みたいな感じで、その日の体調と相談しながら歌いやすい方を選んでもらえればと思います。

 

また、それ以外にも音程の変化幅が大きくて難しいところが2箇所あって、ひとつは2行目と4行目の「ろーりん ろーりん」のところ。

 

ここの「ろー」が思ったより低いので気をつけてください。

 

もうひとつは5行目の「はしり」のところです。

 

ここは音程の変化幅もさることながらリズムが速いので、単純な音程の合わせづらさで言ったら一番難しいと思います。

 

歌い出しの「は」に入るタイミングとしっかり音程を揺らす意識を持って歌うといいでしょう!

 

それ以外は基本的には音程の変化幅が小さくて歌いやすいですが、ひとつだけ注意点があって、それは歌い出しの音程です。

 

例えば1行目最初の「なにをまちがっ た」と最後の「わからないんだ」はどちらも半音ずつ揺れる音程ですが前者は高めから入り、後者は低めから入ります。

 

ひとつずれればその後も全部ずれていってしまうので、それぞれの歌い出しの音程だけは丁寧に合わせてください!

 

ちなみに最後の「うぉぉぉぉ~」にも音程バーがあるのでちゃんと歌っておきましょう!

 

 

 

2番Aメロ

 

わーけーもーなーいのにー なんーだかー かなーしいー

 

なーけーやしなーいからーよけーいにー すくいがなーい

 

そーんーなーよーるをー あたーためーるよにー

 

うたうーんだーぁ~ うぉぉ~

 

 

 

最後の行以外は1番の後半と同じです。

 

その最後の行は最初の「う」の低音がかなり合わせづらいので要練習です!

 

 

 

2番サビ

 

いわはころがっ てぼーくたちをー どこか

 

につれてくよーに よーに かたいじめんがわーけ

 

ていのちがーぁー めばえたーぁ~ あのおかをこえたそーのさきはー

 

ひかりかがやいたよーに よーに きみのこどく

 

もすーべてあばきだーぁーす あさだーぁ~

 

 

 

2番は1番と比べると1行目と3行目で音が高くなっていないのが特徴です。

 

ただ音程の違いに慣れてしまえばこっちの方が歌いやすいのでそこまで問題ではありません。

 

問題なのは実はそれ以外のところで、例えば最初の「いわはころがって」は最初の「い」が一番と違って低く入ります

 

それ以外にもちょこちょこ違うところがあって、2番の音程の方がやや複雑になっているので、あらかじめ上の音程バーを確認しておくといいでしょう!

 

最も分かりやすいポイントとしては「どのフレーズも低い音から入る」ことです!

 

 

 

Cメロ

 

あーかーいー あーかーいー ちいーさーなーくるーまはー

 

み~の~せてぇぇ~

 

とーおーくー むーこうのー かーどーをーまがっ てー

 

こーこーかーらーは~ みえーなくーなっ たぁ~

 

 

 

問題のCメロですね。

 

ここの問題はただひとつ!

音程の振れ幅が大きすぎる」ことです。

 

まあ言うまでもなく1行目の「あーかーいー あーかーいー ちいーさーなー」と3行目の「とーおーくー むーこうのー かーどーをー」のところですね。

 

ここは最初の低音から次の高音にかけて1オクターブも音程が変わります。

 

特に低音の方はこれまでほとんど使ってこなかった声域をピタッと合わせなければいけないので非常に難しいです。

 

本当にCメロは低音と次の高音を合わせられるかどうかだけと言っても過言ではないので、この2音の感覚を掴むことだけは頑張って練習してみてください!

 

 

 

ラストサビ

 

なにをなくしたそーれさえもー わからないん

 

ろーりん ろーりん はじめからもっ てなーいの

 

にむねがーぁーいたんだーぁ~ ぼくらはきっとこーのさきもー

 

こころからまっ てろーりん ろーりん いてつくせかい

 

をこーろがるようにーはしりだしたーぁ~ うぉぉ

 

 

 

ラストサビは最後の「うぉぉ」が短くなっていること以外は1番と全く同じ....に見せかけて最初の「なにをなくした」が低い音から入っているので地味に歌い分けが必要です。

 

それ以外は同じように歌えば大丈夫です!

 

 

 

まとめ

 

今回はアジカンの『転がる岩、君に朝が降る』の解説をしました。

 

要所要所の難しい点はあるものの同じフレーズの繰り返しが多く、慣れていけばいくほどグングン点数が伸びていく曲だと感じました!

 

今回挙げたポイントを意識して是非高得点を狙ってみてください!

 

 

 

 

わからないことや質問があれば

しょう (@sho2019blog) | Twitter

までどうぞ!

 

曲のリクエストも大歓迎です!

僕もレパートリーが増えると嬉しいので!

【難易度 ★★☆☆☆】『あなたに逢いたくて ~Missing You~』を100点取ったので解説します!

 

松田聖子 の『あなたに逢いたくて ~Missing You~』100点取りました!

 

 

松田聖子さんの代表曲のひとつで、リリースされて約30年経つのに未だに聴かれ続けている名曲です!

 

そんな『あなたに逢いたくて 〜Missing You〜』の特徴は

 

使う声域は狭く、音程の揺れも緩やか

音程の変化幅はやや大きめ

長いバーが多く、ビブラートをかけやすい

リズムのパターンが少なくて覚えやすい

 

の4つです!

 

全体的に歌いやすく、全国平均点が示す通り『高得点を狙いやすい曲』と言えるでしょう!

 

ただ、音程が急に高くなったりグッと沈むように低くなるところがあったりで音程の変化する幅は若干大きいです。

 

そしてリズムがゆっくりなので、そういう音程を丁寧に合わせていくことがこの曲を歌う上でのポイントになります。

 

という具合に今回は松田聖子さんの『あなたに逢いたくて 〜Missing You〜』の解説をしていきます!

 

少しでも参考になれば幸いです。

 

 

また、採点の基本的な解説は省いていくので、それを知りたい方はこちらをどうぞ

 

 

 

 

解説

初めに言っておきますが、あくまで点数をとるための解説です!

歌がうまくなるための解説ではありません。

ご了承ください!

 

赤字はマイクを近づける箇所、青字はビブラートをかける箇所、緑字ロングトーンをかける箇所になっています。

 

マイクを近づける箇所とビブラートをかける箇所が重なっている場合は紫字、マイクを近づける箇所とロングトーンをかける箇所が重なっている場合は茶字になっています。

 

 

1番Aメロ

 

ふたりーのへやのー とびらーをしめて~

 

おもいーでたちに~ さよなーらつげた~

 

 

 

まず始めの1番Aメロですが、正直ここが一番難しいと思います。

 

なぜなら1行目の「ふたりーの」と、2行目の「おもいーでたちに〜」の低音から高音に変わるところが難しいからです。

 

ここは高音の方に注目しがちですが、その前の低音を丁寧に歌うことがポイントです。

 

というのも高音に意識を割くあまり、直前の低音と高音の中間ぐらいの音程で歌ってしまうことがよくあるからです。

 

しかも1行目と2行目だと2行目の方がワンテンポ遅いので、そこも意識して丁寧に音程を合わせましょう。

 

これはこの曲だけじゃなくて他の曲でもよくあるポイントなので、常に意識しておくといいと思います!

 

それ以外では1行目最後の「て〜」の音程が曲中最低音になっていて、オクターブ下で歌うとかなり低いです。

 

どうしても無理な音程ではないですが、2〜4つぐらいキーを上げた方が歌いやすくなると思うので試してみてください!

 

ちなみに初っ端でロングトーンをかけていますがどこでかけても大丈夫です。

僕の場合はさっさとかけた方が気持ち的に楽なので最速でかけただけです。

 

ただできるだけ1箇所に留めておきましょう!

 

 

 

1番Bメロ

 

あれからはんとーしのー ときがながれて~

 

やっ とーわらえるのよ~

 

まいにちいそがーしくー していーるわー

 

あたらしいー じんせいをー わたしなりにあるいてる~

 

 

 

BメロはAメロに比べると急激な音程の変化はないので、全体的に合わせやすいです。

 

ただ1行目の「ときがながれて〜」の「れ」、2行目の歌い出しの「やっ」の2音は前後の音程が結構離れているので注意してください。

 

それと4行目の「あたらしいー じんせいをー」のところも、音程が1.5音と比較的変化の幅が大きい上に揺れ方が独特で難しいので、丁寧に合わせる意識で歌いましょう!

 

ここら辺だけ意識しておけばあとは特に気をつけるところはありません!

 

 

 

1番サビ

 

あなたに~ あいたくて~

 

あいたくて~ ねむれぬよーるは

 

あなたの~ ぬくもりを~

 

そのぬくーもりを~

 

おもいだしー そぉとひとーみとじてみる~

 

 

 

サビは何と言っても最後の「そぉとひとーみとじてみる〜」のところが難しいですね。

 

まず最初の「そぉと」は「ぉ」の音程も含めて3音に分かれています。

なので「そっ と」と歌わないことがポイントです。

 

そしてその後の「ひとーみ」の「とー」で音程がグッと低くなるところも注意点です。

 

この音は「そぉと」の「そ」と同じ音程なのでそこを目安にすると合わせやすくなるかもしれません。

 

それ以外では1行目の「あいたくて〜」の「」の最高音を若干抑えめで歌うことも意識しておくといいと思います!

 

というのもここは前の音から半音しか高くなっていなくて、張り切って歌うと飛び越してしまうからです。

 

実際、僕自身が何回もやらかしてたのでそうならないように気をつけてください!

 

 

 

2番Aメロ

 

あなたーのうしろ~ あるきーたかぁた~

 

ふたりーでみらい~ きずきーたかぁた~

 

 

 

1番と同じように歌えば大丈夫です!

 

 

 

2番Bメロ

 

どんなにあいしーてもー かなうことない~

 

あいもーあることなど~

 

きづきもしないーほどー あなたーだけー

 

みつめてたー あいしてたー わたしのすべてをかけて~

 

 

 

ここも1番と同じように歌えば大丈夫。

 

 

 

2番サビ

 

あなたに~ あいたくて~

 

あいたくて~ ねむれぬよーる

 

 あなたの~ ぬくもりを~

 

そのぬくーもりを~

 

おもいだしー そぉとひとーみとじてみる~

 

 

 

1番と同じです!

 

 

 

Cメロ

 

いっしょにすごしたひ~を~

 

わすれーないでね~

 

こうかーいしない~でしょー

 

ふたりあいしあーぁたこと~

 

 

 

Cメロは音程を取るだけなら最も簡単な箇所だと思います。

なので音程に関する注意点は特にありません

 

ここのポイントは1行目の「ひ〜を〜」の「ひ〜」や、3行目の「しない〜でしょー」の「い〜」などのフレーズの途中にあるビブラートです。

 

こういう途中のビブラートはバーの長さがギリギリのことが多くて、実際にこの曲でもそんなに長い方ではありません。

 

ただ、このバーをそのまま伸ばしてしまうとロングトーンの判定になってしまうので、それを防ぐためにビブラートをかけています

 

また、「ひ びを〜」や「しない でしょー」というように早めに区切ってもロングトーンにならないのでどっちでも大丈夫です!

 

 

 

ラストサビ

 

あなたに~ あいたくて~

 

あいたくて~ ねむれぬよーる

 

 あなたの~ ぬくもりを~

 

そのぬくーもりを~

 

おもいだしー そぉとひとーみとじてみる~

 

あいしてるーとつぶやいーて~

 

 

 

最後のフレーズをもう一度繰り返す以外はこれまでのサビと同じです!

 

 

 

まとめ

 

今回は松田聖子さんの『あなたに逢いたくて 〜Missing You〜』の解説をしました。

 

これぞバラード曲という曲調で、音程を丁寧に合わせられるかどうかがほぼ全てと言っても過言ではありません。

 

今回挙げた音程ミスしやすいところを重点的に練習してみてください!

 

また、この曲は長いバーが多いのでビブラートの練習にも最適です。

ビブラート評価4以上を目標に頑張ってみてください!

 

 

 

わからないことや質問があれば

しょう (@sho2019blog) | Twitter

までどうぞ!

 

曲のリクエストも大歓迎です!

僕もレパートリーが増えると嬉しいので!

【難易度 ★★★★★】『祝福』を100点取ったので解説します!

 

YOASOBI の『祝福』100点取りました!

 

 

アニメ『機動戦士ガンダム 水星の魔女』のオープニング曲として使われている曲ですよね!

 

かなりアップテンポでキレマシマシな曲調のおかげで、めちゃくちゃノレる曲となっています。

 

そんな『祝福』の特徴は

 

音域がかなり広く、音程も揺れすぎなぐらい揺れる

長いバーがほぼなく、ロングトーンやビブラートを全然かけられない

全体を通してリズムが速い

似てるけど違うリズムのパターンが多くて意外と覚えづらい

 

の4つです。

 

特徴だけを洗い出すと「YOASOBIの曲は全部こうじゃねぇか!」ってなりますねw

 

ただこの曲は他と比べても音程の揺れ方が非常に特徴的で、ほぼ毎音音程が変わる上にカクカクしていてボカロ曲に近い雰囲気があります。

 

まあayaseさんがボカロPだから当然っちゃ当然ですし、他のYOASOBIの曲もそういうところはあるのですが、この『祝福』はそれがより顕著な感じです。

 

実際に歌ってみると、こんな曲を生で歌えるikuraちゃんのヤバさが分かりますw

 

それに「ロングトーンとビブラートをほぼかけられない」というのが採点的に非常に厄介で、特にビブラートは少し無理をしてでもかけなければいけません

 

元々の曲の難しさに加えて、そういった採点的な難しさが相まって間違いなく「超難しい曲」と言えるでしょう!

 

ということで今回はそんなYOASOBIの『祝福』の解説をしていきます!

少しでも参考になれば幸いです。

 

 

また、採点の基本的な解説は省いていくので、それを知りたい方はこちらをどうぞ

 

 

 

 

解説

初めに言っておきますが、あくまで点数をとるための解説です!

歌がうまくなるための解説ではありません。

ご了承ください!

 

赤字はマイクを近づける箇所、青字はビブラートをかける箇所、緑字ロングトーンをかける箇所になっています。

 

マイクを近づける箇所とビブラートをかける箇所が重なっている場合は紫字、マイクを近づける箇所とロングトーンをかける箇所が重なっている場合は茶字になっています。

 

※『祝福』はAメロ→Bメロ→サビ→2番Aメロ...Cメロ...のようなよくある進行ではないので、出てきたメロディーを順番にAメロ→Bメロ→Cメロのように表記しています。

 

 

Aメロ

 

はるかとおくに うかぶ ほしを おもい ねむり につく きみの

 

えらぶみらいが のぞむ みちが どこへつづいて いても

 

ともにいきるから

 

 

 

曲が始まってすぐこのAメロに入りますが、1行目と2行目のカクカクした音程が最大のポイントです。

 

というか曲全体で見ても最大のポイントと言っても過言じゃなくて、個人的にはこの曲の5割ぐらいがここの音程を合わせられるかどうかにかかっていると思っています。

 

まず最初の「はるかとおくに」の音程を覚えることからスタート。

 

ポイントとしては「」でガクッと低くなって、次の「」で元の音程よりも高くなることです。

 

で、ここからが頑張るところなのですが、それぞれひとつのブロックとして分けて考えていきましょう。

 

まず「うかぶ」の音程は2音目の「」で高くなる幅が大きく、次の「」で低くなる幅も他と比べるとやや大きいです。

 

次の「ほしを」は高くなった後低くなるという音程の変わり方は、さっきの「うかぶ」と同じですが、変化幅が小さくなっています。

 

次の「おもい」は音程が階段状に高くなっていて、音程の変わり方がこれまでと全然違うので要注意です。

 

特に最後の「」の音は変化幅が大きいので難しいですね。

 

次の「ねむり」は音程こそ低くなっているものの、音程の変わり方はふたつ前の「ほしを」と全く同じです。

 

次の「につく」は1音ずつ階段状にに高くなっていきます。

 

そして最後の「きみの」は最初の「おくに」とかなり似た音程の変わり方をします。

 

こっちの方が2音目の音が半音高くなっているので気持ち高めに歌うことが大切。

 

こんな具合ですね。

 

で、ここからやることはこの音程の違いを全部丁寧に覚えることです!

 

.....というのもかなりしんどいので、軽くふわっとでもいいので全体的なイメージを持っておきましょう

 

例えば

真ん中高い(変化大) → 真ん中高い(変化小) → 階段(最後高い) → 真ん中高い(変化小) → 階段(一定) → 2音目でかなり高くなる

という感じです。

 

まずはこんなイメージを持って歌うだけでもかなり違うハズです。

 

そして歌い慣れてきたら段々と正確に歌う意識にシフトしていけば、あまりストレスなく練習できるんじゃないかなと思います!

 

2行目のカクカクした音程も1行目と同じなので、1行目が歌えるようになったら大丈夫です。

 

それ以外は割と歌いやすいので、Aメロは本当にこの音程に99%集中って感じです!

 

 

 

 

Bメロ

 

ずーぅとー むかーしーの きーおーく~

 

つれられてーきーた こーのーほ しーで きーみは

 

ねがいつづけ てた とー くでー きらーめーくーけーしー きに~

 

とーびーこーむことがーでーきー たのーならー

 

 

 

Bメロは普通の曲でいうAメロのようなところで、この曲の中では非常に歌いやすいです。

 

ただ3行目の「ねがいつづけ てた」の音程だけはかなり難しいので注意です!

 

それ以外では2行目の「こーのーほ しーで」の「ほ」や、4行目の「とーびーこーむ」の「む」などの、低くなる幅が大きい音はミスしやすいのでより丁寧に歌いましょう!

 

と、Bメロ自体のポイントはこれでぐらいなのですが、ここで問題です!

 

Bメロで最も長くビブラートをかけられるところはどこでしょう?

 

 

1行目の終わりだと思ったでしょうか?

それとも3行目の終わりでしょうか?

 

実はそのどちらでもありません!

 

 

答えは....

 

 

1行目が始まる前です!

 

...

 

 

 

 

と、茶番はここまでにしておいてw

 

 

この『祝福』は最初に書いたように長いバーがかなり少なくて、ロングトーンもビブラートもろくにかけることができません。

 

まあロングトーンは後半でひとつだけ長いバーがあるのでそこでなんとかするにしても、ビブラートは2.3回かけたぐらいだと非常に心許ないです。

 

しかも1行目の最後や3行目の最後などのギリギリかけられる程度の長さのバーしかないので、それでビブラート評価を上げようとするのはかなりキツいです。

 

ということで僕はこの曲に関しては「間奏ビブラート」という若干裏技っぽいテクニックを使うこと推奨です!

 

「なにそれ?初めて聞いた」

 

という方も多いと思うので解説すると、音程バーと歌詞ってそこを歌う少し前に表示されますよね?

 

実はもうこの段階からビブラートをかけることができるのです!

 

当然、音程バーはないのでどのような音程でかけてもかまいません。

どれだけ高い音程だろうと低い音程だろうと音程正確率に悪影響はありません。

 

なので自分の歌いやすい音程で、割と長い時間ビブラートをかけることができます!

 

そしてそこでかけたビブラートはもちろん、ビブラートの総合評価に影響します。

 

それを利用して長いバーが少ない曲、もしくは高音だったりリズムが速かったりでビブラートをかけづらい曲でも、安定してビブラートの評価を上げるテクニックを「間奏ビブラート」と言います。

 

僕自身、この「間奏ビブラート」はあまり好きじゃないのですが(間奏中も一々考えないといけないの面倒くさいですし)、この曲に関してはやらないとキツいぐらいなので、特にこだわりがなければ試してみるのをオススメします!

 

また、間奏ビブラートもやりやすいところやりにくいところがあって、Aメロの最初なんかは間奏が一切ないのでBメロの歌い出しよりもかけられる時間が少なくなっています。

 

なのでそういうところはかけない方がいいですね!

 

 

 

Aメロ.(2)

 

ひとりこどくなせかいで いのり ねがう ゆめを えがき みらい をみる

 

にげだすよりも すすむ ことを きみが えらんだのなら

 

 

 

これは最初のAメロとほぼ同じです。

最後は少し違いますがそこは歌いやすいので大丈夫でしょう!

 

 

 

サビ

 

だれかがえがいたいめ じじゃなく て だれかがえらん

 

だすて じじゃな くて ぼくたちが つくっ てくすとーり

 

けしてひとりーには させないから いつかそのーむねーにひめ た

 

やいばがくさーりーを たーちーきーるーまー

 

で ずっ と ともにたたかうよ

 

 

 

高音が特徴のサビです。

 

正直高すぎて女性の方でもキーを4つほど下げるぐらいで丁度いいんじゃないでしょうか?

男性の方はまあオクターブ下で歌えば大丈夫でしょう!

 

ただその際に気をつけないといけないところは3行目の低音です。

 

ここは一気に低音にシフトするのでかなり音程を合わせづらく、サビで最も難しいところです。

 

まず最初の「けして」の音程は前の高音から1オクターブ近く下がるので、思いっきり低く入る意識を必ず持って歌いましょう!

 

歌い出しの音を合わせられたら、その後はそこまで複雑な音程ではありません。

 

ですが「させないから」の「ない」は曲中最低音で、1オクターブ下げて歌った時の低さが半端ないので、その場合は方はキーを上げるのも手ですね!

 

それ以外では細かい部分ですが、最初の「だれかがえがい」の音程が結構難しいのと、2行目の「じゃな くて」の「く」が1音低くなるのでしっかり揺らす意識を持つことぐらいでしょうか。

 

サビは使う声域はとんでもないですが、音程を合わせる難易度は前のAメロの方が断然難しいですね!

 

 

 

Cメロ

 

きめつけられたうんめいそんなのこわしてぼく たちはあやつりにんぎょうじゃな

 

い きーみのせかいだ きーみのみらいだ どんなものがたりにでもでき

 

 

 

 

このCメロが実は意外な箇所でして、多分ほとんどの人にとってここが一番楽です。

 

というのも上の音程バーを見てもらえば分かるのですが、ほぼ音程が揺れません

なので意識するところも非常に分かりやすくてかなり楽です。

 

例えば1行目は「うんめい」の「めい」や「こわして」の「」などの、フレーズが一区切りする音が1音下がって、最後の「じゃな」の「じゃ」だけ半音上がる。

 

そして2行目も最初だけ半音ですが、それ以外のフレーズの最後は1行目と同じく1音低くなっていて、「みらい」の「み」で半音上がり、「ものがたり」の「た」からジグザグに揺れだす。

 

と、そんな風に覚えていけばここはカンペキです!

 

リズムがめちゃくちゃ速いので「ここはヤバい!」と思ってしまいがちですが、実際に歌ってみるとここは案外大丈夫なところです!

 

ちなみに原曲では高音と低音のハモリになっていますが、DAM精密採点では高音の方が音程バーに設定されているので、そっちの音程で歌いましょう!

 

 

 

Dメロ

 

にーげーるーようにかく れる ように のりこんできたこっ くぴっ とには

 

なきむしなきみは もう いない いつのまにかこんなにつーよく~

 

 

 

ここはYOASOBI名物の既存のメロディーと似てるけど音程はだいぶ違うところですね。

 

しかも似ているのがAメロなので、またそれと同じように音程の感覚を覚えていくことが最大のポイントになります。

 

ただAメロよりはブロックが少ないので覚えることも少ないです。

 

まず最初の「にーげーるーようにかく」は「にーげーるーよ」まで階段状に高くなった後、次の「」で低くなり、そしてまた階段状に高くなった後に最後の「」で1音低くなります。

 

正直かなり覚えにくいと思いますが、ここがDメロの最大の難所なので頑張りましょう!

 

で、次の「れる」は大丈夫だと思いますが、問題はその次の「ように」の音程です。

急に低くなるので、サビの低音みたいに思いっきり低く入る意識を持って歌うといいでしょう!

 

そしてそこからは階段に上がった後、また同じように低くなり、最後にさっきの「ように」と同じような音程で着地します。

 

これをAメロでも書いたように一連の流れをふわっとまとめると

 

複雑で超難しい簡単 思いっきり低くなる(2音目低い) → 階段状に上がる階段状に下がる2音目低い

 

という感じです。

 

Aメロほどカクカクしていないので、流れで掴む感じになって少し分かりにくいと思いますが、このようなイメージを持つだけでそれを意識しながら歌えるのでいい練習になるハズです!

 

で、2行目は途中まで1行目と同じですが「いつのまにかこんな」の揺れる音程は、Cメロよりも変化幅が半音大きいのでしっかり揺らす意識で歌うことが大切です!

 

 

 

 

サビ.(2)

 

こーれーは きみーのじんせ~

 

そーれーは こたーえなんてな~

 

もう じゅばく はといて さだめられた ふぃく しょーんかーらいーまー

 

とびだすんだー とびたつんだー

 

 

 

ここは4行目の「とびたすんだー とびたつんだー」の音程の感覚さえ覚えればサビと同じです。

 

リズムの緩急があるので、特に歌い出しの「とび」らへんまでの音程を合わせることを意識するといいでしょう!

 

 

 

ラストサビ

 

だれにもおいつけない す ぴーど

 

で じめんけり あげ そらをーまう のろいのろーわれ たみらいは

 

きみがそのてーでかえていくんだ にげずにすすんだこ とできっ と

 

つかめるものーがーた くーさーんーあーるーよー

 

もーっ と つよくーなれるぅー

 

このほしにうーまれ たこと このせかいでいき つーづ けーる こ と

 

そーの すーべ てーを あーい せーるー よーうにー

 

めーいっ ぱいのー しゅくふくをきみに

 

 

 

ラストサビは単調して半音高くなります

これもYOASOBI名物みたいな雰囲気がありますよね!

 

途中までの音程の変わり方はサビ.(1)と同じなので、気持ち高めに歌うことだけ意識すればOK。

 

で、最も大切なのが5行目の「ぅー」のロングトーンです。

 

恐らく小細工なしだとここしかロングトーンをかけられるところがないので、ここだけはちゃんと伸ばしてロングトーンをかけましょう!

 

さらに1秒ほど伸ばした後にビブラートに変えていけたらベターです!

まあこれはできる方だけで大丈夫。

 

後は7行目のカクカクしたAメロ味ある音程もポイントですね。

 

とはいえ難しいのは「そーの すーべ てーを」までで覚える量は少ないですし、それぞれ2音ずつなので音程の感覚も掴みやすいハズ!

 

高音が続くので体力の心配もありますが、最後まで頑張って歌い切りましょう!

 

 

 

 

まとめ

 

今回はYOASOBI の『祝福』の解説をしました。

 

とにかく音程の変わり方が異常で、それを速いリズムがさらにブーストさせている、そんな印象を受けました。

 

BメロやCメロなど歌いやすいところもありますが長いバーが少ないなど、採点的な辛さもあって超難しい曲なのは断言できます

 

上で挙げたポイントを意識しながら練習して、高得点を目指してみてください!

 

 

 

わからないことや質問があれば

しょう (@sho2019blog) | Twitter

までどうぞ!

 

曲のリクエストも大歓迎です!

僕もレパートリーが増えると嬉しいので!