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自分の好きなことや得意なこと、オススメのものなどを紹介するブログ。

【ネタバレなし】深い愛のバトンリレー! 2019年本屋大賞受賞作『そして、バトンは渡された』

「本当に幸せなのは、誰かと共に喜びを紡いでいる時じゃない。自分の知らない大きな未来へとバトンを渡す時だ。」 読みました!『そして、バトンは渡された』 いやあ、こんなに話題になっているのに読まないわけにはいかないでしょう! // リンク 感想は・・…

【天気の子】映画も観たけど小説版も読むと更に理解が深まったよっていう話

「僕たちは、大丈夫だ。」 (C)2019「天気の子」製作委員会 つい先日、小説版『天気の子』を買って読みました! といっても僕は2か月前、映画館で観てもいました。 映画を読んでの記事はこちら sho2019.hatenablog.com なので、ストーリーやセリフなどは基本…

【ネタバレなし】 小説だからこそのゾクゾクする怖さ! 『火のないところに煙は』

「突然見知らぬ異界へと連れ出されてそのままポンと置き去りにされるような感覚を覚えるのだ。その、本を閉じても読む前と同じ場所には戻ってこられないような感覚ー信じてきた世界が揺らぐ恐怖こそが実話会談を読む醍醐味だと思う。」 本屋大賞ノミネート作…

【ネタバレなし】背中を押してもらいたい全ての「人」へ 『ひと』

「先は大事。でも今も大事。先は見なければいけない。でも今も疎かにしたくない。だって僕は、生きてる。」 今話題の小野寺史宜さんの『ひと』 評判に違わずの良作でした! // リンク この『ひと』は2019年の本屋大賞2位に選ばれていますね。 僕が買っ…

【ネタバレなし】人は何を信じるのか? 縄は何を解放させるのか? 『その先の道に消える』

「無数に人間が動くこの世界で、通常の人間は自分の存在の傾向やその意味など考えないが、お前は自分の存在はこんな風であることを自覚してしまっている。だから、そう動いているだけだ。自分を観察するみたいに。」 『その先の道に消える』やっぱり面白かっ…

【ネタバレなし】歳を重ねた人にこそ読んでほしい小説 「14歳、明日の時間割」

普通にめっちゃ面白かった!!! なにがそんなに面白かったというとこれです! // リンク 「普通に」 とつけたのにも理由がありまして...。 なんとこれを書いた鈴木るりかさんは、執筆当時14歳なんです!!! そんなことを感じさせないような表現、語彙、…

【ネタバレなし】何度も読み返したくなるミステリー小説 『いけない』

かなーーーーーり!おもしろかった! 「何がそんなに面白かったの?」 その答えは、今話題になっている『いけない』という小説です! // リンク 僕は普段ミステリー小説は読まないのですが、話題になっているということもあり手に取ってみました。 評判通り…

読むのに覚悟がいる小説 芥川賞受賞作品『送り火』

読んでてめっっっっっっちゃ息苦しかった 率直な感情がそれですね(笑) ・・・なにが? っていうとこれです。 // リンク 第159回芥川賞受賞作品『送り火』という作品です! 久々に読んでて心が苦しくなりましたね...。 「じゃあこれはそんなにひどい作品なの…

自分の選択を信じ続けることの「難しさ」と「苦しさ」、そして「喜び」 芥川賞受賞作品『1R1分34分』

あなたは今、自分の意志で生きていますか? 昨今、「自分の人生を生きよう!」的なフレーズを聞くことが多いような気がします。 いえ、昔と比べると確実に多くなっているでしょう。 僕もそれには賛成だし、多くの人もそうだと思います。 ただ、そうは言って…

満たされることは本当に良いことか? 芥川賞受賞作品『ニムロッド』

あなたはこの本を知っているでしょうか? // リンク これは第160回芥川賞受賞作品の『ニムロッド』という小説です。 先日、この小説を読みました。 作品自体の面白さもさることながら、非常に考えさせられる作品だったなと感じました。 その考えさせられ…

「無意味の意味を知る」それが『無意味のススメ』を読む意味

あなたは、今幸せですか? それとも不幸でしょうか? ・・・。 まあ、どちらでもいいんですけれど。 いや! どちらも良くないんですけども 幸せであるか不幸であるかを考えるということは、幸せになるための行動を良しとして、そうでない行動を悪であると定…

【ネタバレなし】小説を普段読まない人にこそ勧める! 芥川賞受賞作『むらさきのスカートの女』

あなたは普段、小説とか読むでしょうか? 読みたいけど、途中で眠くなる...。 何がオススメか分からない...。 という人もいるでしょう。 そんな人に勧めたいのが 『むらさきのスカートの女』 という作品! // リンク この小説は2019年6月7日と最近発売…

【せかいいちのねこ】 オンリーワンとは詰まるところ「ダメな所」という話

あなたはこの絵本を知っていますか? // リンク ヒグチユウコさんの書いた『せかいいちのねこ』という絵本です。 今回はこの絵本のあらすじを説明した上で、僕が感じた事を書こうと思います。 目次 1.あらすじ 2.オンリーワンとは何か? 3.まとめ 1.あらすじ…

「生きているだけで素晴らしい」を科学的に訴える作品『生きているのはなぜだろう。』

ここに描かれているのは「優しさ」です あなたはこの作品を知っているでしょうか? // リンク この作品は、東京大学医学部の脳研究者である池谷裕二さんと、『ヴェノム』や『ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅』などを手がけたコンセプトアーティ…